JPH0739839Y2 - 無菌充填装置 - Google Patents
無菌充填装置Info
- Publication number
- JPH0739839Y2 JPH0739839Y2 JP1989089983U JP8998389U JPH0739839Y2 JP H0739839 Y2 JPH0739839 Y2 JP H0739839Y2 JP 1989089983 U JP1989089983 U JP 1989089983U JP 8998389 U JP8998389 U JP 8998389U JP H0739839 Y2 JPH0739839 Y2 JP H0739839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- filling
- barrier mechanism
- steam barrier
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、液体を無菌充填する無菌充填装置の改良に関
する。
する。
〈従来技術〉 液体を充填包装する充填装置において、無菌充填するた
めの装置は、例えば、第1図に示すように上部にホッパ
ー30、間に三方バルブ40を介して下方に往復移動するピ
ストン31を備えた計量部35と該計量部35から送られた充
填物を充填するシリンダ43と該シリンダ43内を往復する
ピストン42を備えた充填部44とからなる充填装置であ
る。
めの装置は、例えば、第1図に示すように上部にホッパ
ー30、間に三方バルブ40を介して下方に往復移動するピ
ストン31を備えた計量部35と該計量部35から送られた充
填物を充填するシリンダ43と該シリンダ43内を往復する
ピストン42を備えた充填部44とからなる充填装置であ
る。
また、計量部35は、三方バルブ40の下方に位置し、ピス
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分にスチー
ムバリヤ機構38および該スチームバリア機構の両側にO
リング39を有し、かつ側方にはエアフィルター32を介し
て外気と連通する構造となっている。しかも前記エアフ
ィルターの外側にはドレンが設けられている。
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分にスチー
ムバリヤ機構38および該スチームバリア機構の両側にO
リング39を有し、かつ側方にはエアフィルター32を介し
て外気と連通する構造となっている。しかも前記エアフ
ィルターの外側にはドレンが設けられている。
さらに、充填部44は、三方バルブ40と連結管47で連結さ
れ、シリンダ43の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダ43内のピストン42は、上方に摺動部分
を有し、この摺動部分にスチームバリヤ機構48および該
スチームバリヤ機構48を有する構造であるが一般的であ
る。
れ、シリンダ43の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダ43内のピストン42は、上方に摺動部分
を有し、この摺動部分にスチームバリヤ機構48および該
スチームバリヤ機構48を有する構造であるが一般的であ
る。
このスチームバリヤ機構38,48は、第4図に示すように
ピストン31,42のシャフトの周囲に空間13を有する上記
入口14および蒸気出口15を有する外筒16と該外筒16の両
側に密封部17,17を備えた構成となっている。
ピストン31,42のシャフトの周囲に空間13を有する上記
入口14および蒸気出口15を有する外筒16と該外筒16の両
側に密封部17,17を備えた構成となっている。
そして、前記密封部17は、第5図に示すようにシャフト
に接触するように断面がV字状のVパッキン20をケース
18内に収納し、Vパッキン20の形状に合致したオスアダ
プタ19A,メスアダプタ19bとにより挟み、パッキン押え2
1により固定した構造とし、液体の作動圧力により、シ
ャフトの摺動面からの蒸気の洩れを防止していた。
に接触するように断面がV字状のVパッキン20をケース
18内に収納し、Vパッキン20の形状に合致したオスアダ
プタ19A,メスアダプタ19bとにより挟み、パッキン押え2
1により固定した構造とし、液体の作動圧力により、シ
ャフトの摺動面からの蒸気の洩れを防止していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記第5図に示したVパッキンを用いた密封部の構成で
あるとスチームバリヤ機構に用いるスチームの熱により
Vパッキンの外径が縮む現象が発生し、蒸気がパッキン
が縮んだことにより生じた隙間から洩れてしまう問題が
発生した。
あるとスチームバリヤ機構に用いるスチームの熱により
Vパッキンの外径が縮む現象が発生し、蒸気がパッキン
が縮んだことにより生じた隙間から洩れてしまう問題が
発生した。
このパッキンの縮んだことによる隙間は、パッキン押え
の締め具合を強くしても防止することができず、早期の
解決が望まれていた。
の締め具合を強くしても防止することができず、早期の
解決が望まれていた。
本考案の目的は、スチームバリヤ機構に設けられた密封
部を改良することにより、スチームバリヤ機構に用いる
スチームにより、蒸気が洩れるのを防止可能とした無菌
充填装置を提供することである。
部を改良することにより、スチームバリヤ機構に用いる
スチームにより、蒸気が洩れるのを防止可能とした無菌
充填装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、少なくとも内容物を貯留するホッパー,該ホ
ッパーの下方に定量押出しするピストンを備えた計量
部、該計量部から送られた内容物を充填する充填部を有
し、かつ前記各部の作動する部分にスチームバリヤ機構
を設けた充填装置において、前記スチームバリヤ機構は
両側に設けた密封部が断面形状がV字状のVパッキンを
ケース内にVパッキンの形状に合致したメスアダプタと
摺動側は、Vパッキンの形状に合致し、反対側はVパッ
キンと線接触する断面形状の角部を有する形状としたオ
スアダプタで挟み、収納し、パッキン押えにより固定し
た構造としたことを特徴とする無菌充填装置である。
ッパーの下方に定量押出しするピストンを備えた計量
部、該計量部から送られた内容物を充填する充填部を有
し、かつ前記各部の作動する部分にスチームバリヤ機構
を設けた充填装置において、前記スチームバリヤ機構は
両側に設けた密封部が断面形状がV字状のVパッキンを
ケース内にVパッキンの形状に合致したメスアダプタと
摺動側は、Vパッキンの形状に合致し、反対側はVパッ
キンと線接触する断面形状の角部を有する形状としたオ
スアダプタで挟み、収納し、パッキン押えにより固定し
た構造としたことを特徴とする無菌充填装置である。
〈作用〉 外気の侵入を防止するため、スチームバリヤ機構にスチ
ームを導入しながら充填すると、スチームの熱により密
封部のVパッキンは縮み始めるが、オスアダプタに設け
られている角部との線接触により、Vパッキンは押えら
れ、一定以上は縮むのを防止し、隙間が生じるのを防止
することができる。
ームを導入しながら充填すると、スチームの熱により密
封部のVパッキンは縮み始めるが、オスアダプタに設け
られている角部との線接触により、Vパッキンは押えら
れ、一定以上は縮むのを防止し、隙間が生じるのを防止
することができる。
〈実施例〉 本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の充填装置の一実施例を示す説明図
で、上部にホッパー30、間に三方バルブ40を介して下方
に往復移動するピストン31を備えた計量部35と該計量部
35から送られた充填物を充填するシリンダ43と該シリン
ダ43内を往復するピストン42を備えた充填部44とからな
る充填装置である。
で、上部にホッパー30、間に三方バルブ40を介して下方
に往復移動するピストン31を備えた計量部35と該計量部
35から送られた充填物を充填するシリンダ43と該シリン
ダ43内を往復するピストン42を備えた充填部44とからな
る充填装置である。
また、計量部35は、三方バルブ40の下方に位置し、ピス
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分にスチー
ムバリヤ機構38および該スチームバリヤ機構の両側にO
リング39を有し、かつ側方にはエアフィルター32を介し
て外気と連通する構造となっている。しかも前記エアフ
ィルターの外側にはドレンが設けられている。
トン31の下方が摺動する構造で、この摺動部分にスチー
ムバリヤ機構38および該スチームバリヤ機構の両側にO
リング39を有し、かつ側方にはエアフィルター32を介し
て外気と連通する構造となっている。しかも前記エアフ
ィルターの外側にはドレンが設けられている。
さらに、充填部44は、三方バルブ40と連結管47で連結さ
れ、シリング43の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダ43内のピストン42は、上方に摺動部分
を有し、この摺動部分にスチームバリヤ機構48および該
スチームバリヤ機構48の両側にはOリング49を有する。
また、シリンダ43の側方には、前記計量部35と同様エア
フィルターを介して外気と連通した構造である。
れ、シリング43の先端は、無菌チャンバー50内に位置
し、かつシリンダ43内のピストン42は、上方に摺動部分
を有し、この摺動部分にスチームバリヤ機構48および該
スチームバリヤ機構48の両側にはOリング49を有する。
また、シリンダ43の側方には、前記計量部35と同様エア
フィルターを介して外気と連通した構造である。
前記第1図のスチームバリヤ機構38,48は、第2図、お
よび第3図に示すようにピストンのシャフトの周囲に空
間50を有する蒸気入口51a及び蒸気出口51bを有する外筒
52と該外筒52の両側に密封部53,53を備え、前記密封部5
3は、断面形状がV字状のVパッキン54をケース55内に
Vパッキンの形状に合致したメスアダプタ56、反対側
は、角部57を有する形状のオスアダプタ58で挟み、収納
し、パッキン押え59により固定した構造とした。
よび第3図に示すようにピストンのシャフトの周囲に空
間50を有する蒸気入口51a及び蒸気出口51bを有する外筒
52と該外筒52の両側に密封部53,53を備え、前記密封部5
3は、断面形状がV字状のVパッキン54をケース55内に
Vパッキンの形状に合致したメスアダプタ56、反対側
は、角部57を有する形状のオスアダプタ58で挟み、収納
し、パッキン押え59により固定した構造とした。
そして、ケース55とVパッキン54の間からの蒸気のもれ
を防止するためオスアダプタ58にOリング60を装着す
る。
を防止するためオスアダプタ58にOリング60を装着す
る。
また、Vパッキン54は、1つだけでなく、密封性をさら
に良好にとするため複数個設けてもよい。
に良好にとするため複数個設けてもよい。
〈考案の結果〉 本発明の充填装置は、前記のスチームバリヤ機構を有す
るので、外気の侵入を防止するため導入したスチームの
熱により、Vパッキンが縮んでも、オスアダプタの角部
との線接触によりVパッキンが確実に固定され、Vパッ
キンの縮みが防止され、摺動面との間に隙間が生じるこ
とがないので、蒸気が洩れることがなく、より確実に無
菌充填が可能となった。
るので、外気の侵入を防止するため導入したスチームの
熱により、Vパッキンが縮んでも、オスアダプタの角部
との線接触によりVパッキンが確実に固定され、Vパッ
キンの縮みが防止され、摺動面との間に隙間が生じるこ
とがないので、蒸気が洩れることがなく、より確実に無
菌充填が可能となった。
第1図は、無菌充填装置の一例を示す説明図、第2図
は、本考案で用いるスチームバリヤ機構の断面説明図、
第3図は、第2図の円形部の部分を示す説明図、第4図
は、従来のスチームバリヤ機構の断面説明図、第5図
は、第4図のスチームバリヤ機構の密封部の説明図であ
る。 30……ホッパー、31,42……ピストン 35……計量部、44……充填部 38,48……スチームバリヤ機構 53……密封部、54……Vパッキン 55……ケース、56……メスアダプタ 57……角部、58……オスアダプタ 59……パッキン押え
は、本考案で用いるスチームバリヤ機構の断面説明図、
第3図は、第2図の円形部の部分を示す説明図、第4図
は、従来のスチームバリヤ機構の断面説明図、第5図
は、第4図のスチームバリヤ機構の密封部の説明図であ
る。 30……ホッパー、31,42……ピストン 35……計量部、44……充填部 38,48……スチームバリヤ機構 53……密封部、54……Vパッキン 55……ケース、56……メスアダプタ 57……角部、58……オスアダプタ 59……パッキン押え
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも内容物を貯留するホッパー、該
ホッパーの下方に定量押出しするピストンを備えた計量
部、該計量部から送られた内容物を充填する充填部を有
し、かつ前記各部の作動する部分にスチームバリヤ機構
を設けた充填装置において、前記スチームバリヤ機構は
両側に設けた密封部が、断面形状がV字状のVパッキン
をケース内に、Vパッキンの形状に合致したメスアダプ
タと摺動側は、Vパッキンの形状に合致し、反対側は、
Vパッキンと線接触する断面形状の角部を有する形状と
したオスアダプタで挟み、収納し、パッキン押えにより
固定した構造としたことを特徴とする無菌充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989089983U JPH0739839Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 無菌充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989089983U JPH0739839Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 無菌充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329500U JPH0329500U (ja) | 1991-03-25 |
JPH0739839Y2 true JPH0739839Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31639531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989089983U Expired - Lifetime JPH0739839Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 無菌充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739839Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3405351C2 (de) * | 1984-02-15 | 1986-06-12 | Bran & Lübbe GmbH, 2000 Norderstedt | Hochdruckdichtung |
JPS6264785A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-23 | シ−ケ−デイ株式会社 | 充填装置 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1989089983U patent/JPH0739839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329500U (ja) | 1991-03-25 |
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