JPH0739779B2 - クレセント錠のロック装置 - Google Patents
クレセント錠のロック装置Info
- Publication number
- JPH0739779B2 JPH0739779B2 JP6737192A JP6737192A JPH0739779B2 JP H0739779 B2 JPH0739779 B2 JP H0739779B2 JP 6737192 A JP6737192 A JP 6737192A JP 6737192 A JP6737192 A JP 6737192A JP H0739779 B2 JPH0739779 B2 JP H0739779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- crescent
- lever
- lock body
- lock pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、クレセント錠のロック装置に関する。
本発明は、クレセント錠のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、引戸式のアルミサッシ等には、
クレセント錠が設けられている。このクレセント錠は、
引戸の閉塞時に互いに重合する縦方向のサッシバーの一
方に掛止金具を突設し、他方にクレセントレバーを回動
自在に枢着して構成されていて、このクレセントレバー
のつまみを上下いずれかの方向に回動操作してクレセン
トレバーの係合部を掛止金具に掛止させることにより、
引戸式のアルミサッシ等をロックできるようになってい
る。
クレセント錠が設けられている。このクレセント錠は、
引戸の閉塞時に互いに重合する縦方向のサッシバーの一
方に掛止金具を突設し、他方にクレセントレバーを回動
自在に枢着して構成されていて、このクレセントレバー
のつまみを上下いずれかの方向に回動操作してクレセン
トレバーの係合部を掛止金具に掛止させることにより、
引戸式のアルミサッシ等をロックできるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のクレ
セント錠では、クレセントレバーを解除方向に操作すれ
ば簡単にロック解除を行えるため、屋外から不正に侵入
しようとする者は、クレセント錠近傍のガラスを局部的
に開口してクレセントレバーをロック解除することで屋
内に容易に侵入することができるという問題があった。
セント錠では、クレセントレバーを解除方向に操作すれ
ば簡単にロック解除を行えるため、屋外から不正に侵入
しようとする者は、クレセント錠近傍のガラスを局部的
に開口してクレセントレバーをロック解除することで屋
内に容易に侵入することができるという問題があった。
【0004】一方、かかる不都合を回避すべく、クレセ
ントレバーの回動部にキー式やダイヤル式の施錠手段を
設けたものも市販されているが、このようにクレセント
錠自体に二重ロック機構を設ける手段では、既設のサッ
シにこれを取付ける場合には、従来のクレセント錠と取
替えるための特別の工事を要し、しかも機種の相異等の
ためその取替えができないときはサッシごと取替えなけ
ればならず、施工コスト及び材料コストが高くつくとい
う問題がある。
ントレバーの回動部にキー式やダイヤル式の施錠手段を
設けたものも市販されているが、このようにクレセント
錠自体に二重ロック機構を設ける手段では、既設のサッ
シにこれを取付ける場合には、従来のクレセント錠と取
替えるための特別の工事を要し、しかも機種の相異等の
ためその取替えができないときはサッシごと取替えなけ
ればならず、施工コスト及び材料コストが高くつくとい
う問題がある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、既設の
クレセント錠に対して極めて簡単に取付けることができ
るクレセント錠のロック装置を提供することを目的とす
る。
クレセント錠に対して極めて簡単に取付けることができ
るクレセント錠のロック装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明が講じた技術的手段は、ロック装置は、ロック状
態にあるクレセントレバー8 のつまみ11に該つまみ11の
突出側から外嵌して係合するロック体15と、前記クレセ
ントレバー8 とこのレバー8 が掛止される掛止金具7 間
の空隙E内に前記つまみ11の反突出側から挿通されかつ
同つまみ11の突出側へは貫くことができないロックピン
16とを備え、前記ロック体15内に、前記ロックピン16を
受け入れる挿通孔20と、該挿通孔20に挿入された前記ロ
ックピン16を係脱自在に固定するロック機構21とを設け
た点にある。
本発明が講じた技術的手段は、ロック装置は、ロック状
態にあるクレセントレバー8 のつまみ11に該つまみ11の
突出側から外嵌して係合するロック体15と、前記クレセ
ントレバー8 とこのレバー8 が掛止される掛止金具7 間
の空隙E内に前記つまみ11の反突出側から挿通されかつ
同つまみ11の突出側へは貫くことができないロックピン
16とを備え、前記ロック体15内に、前記ロックピン16を
受け入れる挿通孔20と、該挿通孔20に挿入された前記ロ
ックピン16を係脱自在に固定するロック機構21とを設け
た点にある。
【0007】
【作用】例えば図1(a) に示す如く、クレセント錠4 の
ロック状態において、ロック体15はクレセントレバー8
のつまみ11に外嵌して装着され、ロックピン16はそのつ
まみ11の反突出方向側から空隙E内に挿入されると共
に、ロック体15の挿通孔20に挿通される。
ロック状態において、ロック体15はクレセントレバー8
のつまみ11に外嵌して装着され、ロックピン16はそのつ
まみ11の反突出方向側から空隙E内に挿入されると共
に、ロック体15の挿通孔20に挿通される。
【0008】この場合において、ロックピン16は前記つ
まみ11の突出側へは貫けないようになっているため、ロ
ック機構21を介してこのロックピン16をロック体15に対
して固定すると、ロックピン16の下端部がクレセント錠
4 の掛止金具7 に掛止され、クレセントレバー8 の解除
方向への回動が規制される。
まみ11の突出側へは貫けないようになっているため、ロ
ック機構21を介してこのロックピン16をロック体15に対
して固定すると、ロックピン16の下端部がクレセント錠
4 の掛止金具7 に掛止され、クレセントレバー8 の解除
方向への回動が規制される。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例につ
いて詳述する。図1及び図2において、1 は引戸式のア
ルミサッシで、方形のサッシ枠2 内に窓ガラス3 を張着
してなり、図外の窓枠内に横方向スライド自在に嵌め込
まれている。
いて詳述する。図1及び図2において、1 は引戸式のア
ルミサッシで、方形のサッシ枠2 内に窓ガラス3 を張着
してなり、図外の窓枠内に横方向スライド自在に嵌め込
まれている。
【0010】4 はクレセント錠であり、上記アルミサッ
シ1 の閉塞時に互いに重合する縦方向のサッシバー5,6
に取付けられている。このクレセント錠4 は、屋外側
(図2の上側)のサッシバー5 の枠内側立側面に突設し
たフック状の掛止金具7 と、屋内側のサッシバー6 に枢
着されたクレセントレバー8 とを備え、このクレセント
レバー8 は、掛止金具7 に係合する湾曲した係合爪9 を
外周部に有する回動基部10と、該回動基部10から径外方
向に突出するつまみ11とから一体に形成されていいる。
シ1 の閉塞時に互いに重合する縦方向のサッシバー5,6
に取付けられている。このクレセント錠4 は、屋外側
(図2の上側)のサッシバー5 の枠内側立側面に突設し
たフック状の掛止金具7 と、屋内側のサッシバー6 に枢
着されたクレセントレバー8 とを備え、このクレセント
レバー8 は、掛止金具7 に係合する湾曲した係合爪9 を
外周部に有する回動基部10と、該回動基部10から径外方
向に突出するつまみ11とから一体に形成されていいる。
【0011】12は基台であり、屋内側のサッシバー6 の
枠外側立側面にねじ12a 止めされていて、この基台12に
回動基部10の中央を横ピン13で連結することにより、ク
レセントレバー8 がサッシバー6 に対して上下方向回動
自在に枢着されている。14は本実施例に係るロック装置
を示し、このロック装置14は、ほぼ直方体状の金属塊よ
り形成したロック体15と、鋼製丸棒材をU字状に屈曲形
成したロックピン16とを備え、ロックピン16は、互いに
平行な一対の軸部17を有すると共に、この軸部17の中央
から先端にかけてラッチ18を有している。
枠外側立側面にねじ12a 止めされていて、この基台12に
回動基部10の中央を横ピン13で連結することにより、ク
レセントレバー8 がサッシバー6 に対して上下方向回動
自在に枢着されている。14は本実施例に係るロック装置
を示し、このロック装置14は、ほぼ直方体状の金属塊よ
り形成したロック体15と、鋼製丸棒材をU字状に屈曲形
成したロックピン16とを備え、ロックピン16は、互いに
平行な一対の軸部17を有すると共に、この軸部17の中央
から先端にかけてラッチ18を有している。
【0012】ロック体15には、図3に示すように、前記
クレセントレバー8 のつまみ11が挿通しうる断面長方形
状の収容孔19と、前記ロックピン16の軸部17が挿通しう
る一対の挿通孔20とが上下方向に貫通して形成されてい
て、その収容孔19はロック体15の前後方向(図5の左右
方向)ほぼ中央に配置され、かつ挿通孔20はロック体15
の前側に横に並べて配置されている。
クレセントレバー8 のつまみ11が挿通しうる断面長方形
状の収容孔19と、前記ロックピン16の軸部17が挿通しう
る一対の挿通孔20とが上下方向に貫通して形成されてい
て、その収容孔19はロック体15の前後方向(図5の左右
方向)ほぼ中央に配置され、かつ挿通孔20はロック体15
の前側に横に並べて配置されている。
【0013】このロック体15は、その挿通孔20に挿通さ
れたロックピン16を係脱自在に固定するロック機構21を
内有するほぼ直方体状の基体22と、基体22の下面を施蓋
する方形板状の蓋体23とから主構成されている。基体22
の下面側には、同下面側の大部分を浅くえぐって形成さ
れかつ前面側において前記挿通孔20に連通する第一凹部
24が設けられ、この第一凹部24の後隅部には、前部にお
いて前記収容孔19と連通する第二凹部25が形成されてい
る。なお、26は後述する錠本体30が充填される丸孔で、
収容孔19の後方において基体22上面から第二凹部25へ貫
通して設けられている。また、27は蓋体23を基体22下面
に取付けるための止めねじである。
れたロックピン16を係脱自在に固定するロック機構21を
内有するほぼ直方体状の基体22と、基体22の下面を施蓋
する方形板状の蓋体23とから主構成されている。基体22
の下面側には、同下面側の大部分を浅くえぐって形成さ
れかつ前面側において前記挿通孔20に連通する第一凹部
24が設けられ、この第一凹部24の後隅部には、前部にお
いて前記収容孔19と連通する第二凹部25が形成されてい
る。なお、26は後述する錠本体30が充填される丸孔で、
収容孔19の後方において基体22上面から第二凹部25へ貫
通して設けられている。また、27は蓋体23を基体22下面
に取付けるための止めねじである。
【0014】前記ロック機構21は、平面視ほぼJ字状を
呈する係止部材28と、係止部材28を常時前側(図5の右
側)に付勢する圧縮ばね29と、その係止部材28を後方に
スライドさせてロック解除するための円柱状の錠本体30
とを備えている。係止部材28は、ロックピン16のラッチ
18に係合する刃部31を一側面に有する係止バー32と、こ
の係止バー32の他側面から直交状に突設した中間バー33
と、中間バー33の後端から係止バー32に平行に突設した
解除バー34とから一体に形成されていて、係止バー32の
刃部31が前記挿通孔20側に向くように第一凹部24内に前
後方向スライド自在に収納されている。また、中間バー
33は、係止バー32の長手方向右側(図5の下側)へずれ
た位置より突設されていて、これにより、当該係止部材
28を第一凹部24内に収容した状態において、解除バー34
のみが第二凹部25側へ突出して配置されるようになって
いる。
呈する係止部材28と、係止部材28を常時前側(図5の右
側)に付勢する圧縮ばね29と、その係止部材28を後方に
スライドさせてロック解除するための円柱状の錠本体30
とを備えている。係止部材28は、ロックピン16のラッチ
18に係合する刃部31を一側面に有する係止バー32と、こ
の係止バー32の他側面から直交状に突設した中間バー33
と、中間バー33の後端から係止バー32に平行に突設した
解除バー34とから一体に形成されていて、係止バー32の
刃部31が前記挿通孔20側に向くように第一凹部24内に前
後方向スライド自在に収納されている。また、中間バー
33は、係止バー32の長手方向右側(図5の下側)へずれ
た位置より突設されていて、これにより、当該係止部材
28を第一凹部24内に収容した状態において、解除バー34
のみが第二凹部25側へ突出して配置されるようになって
いる。
【0015】また、前記圧縮ばね29は、係止部材28の収
容状態において、第一凹部24の右後隅に形成した段部35
と係止バー32の右隅部との間に内装され、これにより、
当該係止部材28は常時挿通孔20側、即ち基体22の前側へ
付勢されている。なお、ロックピン16のラッチ18と係止
部材28の刃部31は、それぞれロックピン16の上方移動の
みを許容する片刃状に形成されていて、係止部材28がロ
ック状態にあるとき、即ち同係止部材28が挿通孔20側に
付勢された状態において、ロックピン16をロック体15に
近づく方向へ挿入することはできるが逆に離れる方向へ
ロックピン16を貫くことはできないようになっている。
容状態において、第一凹部24の右後隅に形成した段部35
と係止バー32の右隅部との間に内装され、これにより、
当該係止部材28は常時挿通孔20側、即ち基体22の前側へ
付勢されている。なお、ロックピン16のラッチ18と係止
部材28の刃部31は、それぞれロックピン16の上方移動の
みを許容する片刃状に形成されていて、係止部材28がロ
ック状態にあるとき、即ち同係止部材28が挿通孔20側に
付勢された状態において、ロックピン16をロック体15に
近づく方向へ挿入することはできるが逆に離れる方向へ
ロックピン16を貫くことはできないようになっている。
【0016】前記錠本体30は、上面側に鍵穴36を有する
円柱状を呈し、前記丸孔26内に回転自在に充填されてい
て、止め輪37によって抜け止めがなされている。この錠
本体30の下面には、蓋体23の近傍まで延びた解除ピン38
が偏心して突設されていて、錠本体30の周側面には、突
片39が出退自在に設けられている。この突片39は、丸孔
26の内面に設けた係合溝40に嵌合し、その突出時には錠
本体30の基体22に対する相対回動を規制すると共に、錠
本体30の鍵穴38に合鍵41を挿入すると同錠本体30内に収
容され、錠本体30の回動が許容される。
円柱状を呈し、前記丸孔26内に回転自在に充填されてい
て、止め輪37によって抜け止めがなされている。この錠
本体30の下面には、蓋体23の近傍まで延びた解除ピン38
が偏心して突設されていて、錠本体30の周側面には、突
片39が出退自在に設けられている。この突片39は、丸孔
26の内面に設けた係合溝40に嵌合し、その突出時には錠
本体30の基体22に対する相対回動を規制すると共に、錠
本体30の鍵穴38に合鍵41を挿入すると同錠本体30内に収
容され、錠本体30の回動が許容される。
【0017】従って、図5に示す如く、錠本体30の回動
が規制されているときは、係止部材28が圧縮ばね29によ
って挿通孔20側(同図右側)へ付勢されていて、係止部
材28の刃部31がロックピン16のラッチ18に係合してロッ
クピン16の抜け止めがなされている。一方、この状態か
ら錠本体30に合鍵41を挿通して図5矢印方向へこれを回
転させると、図6に示す如く、錠本体30の解除ピン38が
解除レバー34との接当を介して圧縮ばね29に抗して係止
部材28を後方へスライドさせ、これにより、刃部31とラ
ッチ18間の係合が解除されてロックピン16を挿通孔20か
ら抜き出せるようになっている。
が規制されているときは、係止部材28が圧縮ばね29によ
って挿通孔20側(同図右側)へ付勢されていて、係止部
材28の刃部31がロックピン16のラッチ18に係合してロッ
クピン16の抜け止めがなされている。一方、この状態か
ら錠本体30に合鍵41を挿通して図5矢印方向へこれを回
転させると、図6に示す如く、錠本体30の解除ピン38が
解除レバー34との接当を介して圧縮ばね29に抗して係止
部材28を後方へスライドさせ、これにより、刃部31とラ
ッチ18間の係合が解除されてロックピン16を挿通孔20か
ら抜き出せるようになっている。
【0018】次に、上記ロック装置14を用いてクレセン
ト錠4 をロックする場合の作業手順を説明する。先ず、
図1(a) に示すように、ロック状態にあるクレセントレ
バー8 のつまみ11をロック体15の収容孔19に挿入するよ
うにして、同つまみ11にロック体15を上方から外嵌させ
て装着する。
ト錠4 をロックする場合の作業手順を説明する。先ず、
図1(a) に示すように、ロック状態にあるクレセントレ
バー8 のつまみ11をロック体15の収容孔19に挿入するよ
うにして、同つまみ11にロック体15を上方から外嵌させ
て装着する。
【0019】次に、ロックピン16を、その一方の軸部17
がクレセントレバー8 の回動基部10と掛止金具7 間の空
隙E内を通過するように当該クレセント錠4 の下方から
上方に向って突出させ、両軸部17をロック体15の挿通孔
20内に挿通する。その後、ロックピン16をロック体15に
向かって押しつけると、図1(b) に示す如く、ロック体
15の下面が基台12に接当し、かつロックピン16の湾曲部
が掛止金具7 に係止した状態でロックピン16がロック体
15に対して抜け止めされ、これにより、当該クレセント
レバー8 を下方へ回動することができない状態、即ちク
レセント錠4 のロック状態が得られる。
がクレセントレバー8 の回動基部10と掛止金具7 間の空
隙E内を通過するように当該クレセント錠4 の下方から
上方に向って突出させ、両軸部17をロック体15の挿通孔
20内に挿通する。その後、ロックピン16をロック体15に
向かって押しつけると、図1(b) に示す如く、ロック体
15の下面が基台12に接当し、かつロックピン16の湾曲部
が掛止金具7 に係止した状態でロックピン16がロック体
15に対して抜け止めされ、これにより、当該クレセント
レバー8 を下方へ回動することができない状態、即ちク
レセント錠4 のロック状態が得られる。
【0020】なお、この場合において、ロック体15は基
台12を取付けるためのねじ12aを外方から被覆するの
で、そのねじ12a を回動してクレセント錠4 を基台12ご
と取りはずすこともできないことになる。そして、クレ
セント錠4 をロック解除するときは、前記錠本体30に合
鍵41を差し込んでロックピン16の抜け止めを解除し、同
ロックピン16をロック体15より抜き出せばよい。
台12を取付けるためのねじ12aを外方から被覆するの
で、そのねじ12a を回動してクレセント錠4 を基台12ご
と取りはずすこともできないことになる。そして、クレ
セント錠4 をロック解除するときは、前記錠本体30に合
鍵41を差し込んでロックピン16の抜け止めを解除し、同
ロックピン16をロック体15より抜き出せばよい。
【0021】なお、クレセントレバー8 のつまみ11が下
向きのときにロック状態であるようなクレセント錠4 に
ついては、ロック体15を下方からかつロックピン16を上
方から装着すればよい。以上本発明の一実施例を説明し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば錠
本体30には、合鍵式のみならずダイヤル錠式のものを採
用することができ、また、ロック体15を硬質樹脂で構成
すれば装置の軽量化を図ることができる。
向きのときにロック状態であるようなクレセント錠4 に
ついては、ロック体15を下方からかつロックピン16を上
方から装着すればよい。以上本発明の一実施例を説明し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば錠
本体30には、合鍵式のみならずダイヤル錠式のものを採
用することができ、また、ロック体15を硬質樹脂で構成
すれば装置の軽量化を図ることができる。
【0022】また、ロックピン16の形状は、要はクレセ
ントレバー8 と掛止金具7 間の空隙E内に挿通でき、し
かもクレセントレバー8 のつまみ11の突出側へは貫けな
い形状であればよく、一つの軸部17のみを有するJ字状
やL字状に形成することもできる。
ントレバー8 と掛止金具7 間の空隙E内に挿通でき、し
かもクレセントレバー8 のつまみ11の突出側へは貫けな
い形状であればよく、一つの軸部17のみを有するJ字状
やL字状に形成することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クレセントレバー8 のつまみ11にロック体15を装着し、
かつクレセントレバー8 と掛止金具7 間の空隙Eにロッ
クピン16を挿入した状態でそのロックピン16をロック体
15に固定することにより、クレセントレバー8 の回動を
規制しうるようにしたので、既設のクレセント錠4 に対
しても何らの工事を要することなく極めて簡便に取付け
ることができ、ひいては防犯機能の向上と施工コスト及
び材料コストの低減化とを同時に図ることができる。
クレセントレバー8 のつまみ11にロック体15を装着し、
かつクレセントレバー8 と掛止金具7 間の空隙Eにロッ
クピン16を挿入した状態でそのロックピン16をロック体
15に固定することにより、クレセントレバー8 の回動を
規制しうるようにしたので、既設のクレセント錠4 に対
しても何らの工事を要することなく極めて簡便に取付け
ることができ、ひいては防犯機能の向上と施工コスト及
び材料コストの低減化とを同時に図ることができる。
【図1】(a) はクレセント錠のロック装置の側面図、
(b) は同正面図である。
(b) は同正面図である。
【図2】図1(b) のA−A線断面図である。
【図3】クレセント錠のロック装置の斜視図である。
【図4】ロック体の分解斜視図である。
【図5】ロック機構の作用説明図である。
【図6】同作用説明図である。
【図7】図3のB−B線断面図である。
4 クレセント錠 7 掛止金具 8 クレセントレバー 11 つまみ 14 ロック装置 15 ロック体 16 ロックピン 20 挿通孔 21 ロック機構 E 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 ロック状態にあるクレセントレバー(8)
のつまみ(11)に該つまみ(11)の突出側から外嵌して係合
するロック体(15)と、前記クレセントレバー(8) とこの
レバー(8) が掛止される掛止金具(7) 間の空隙(E)内
に前記つまみ(11)の反突出側から挿通されかつ同つまみ
(11)の突出側へは貫くことができないロックピン(16)と
を備え、前記ロック体(15)内に、前記ロックピン(16)を
受け入れる挿通孔(20)と、該挿通孔(20)に挿入された前
記ロックピン(16)を係脱自在に固定するロック機構(21)
とを設けたことを特徴とするクレセント錠のロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6737192A JPH0739779B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | クレセント錠のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6737192A JPH0739779B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | クレセント錠のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05272267A JPH05272267A (ja) | 1993-10-19 |
JPH0739779B2 true JPH0739779B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=13343093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6737192A Expired - Lifetime JPH0739779B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | クレセント錠のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739779B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512409Y2 (ja) * | 1992-11-02 | 1996-10-02 | 有限会社鈴商トレーディング | レバ―式錠 |
JP2007016443A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Itsuki Taguchi | サッシ用クレセント操作阻止装置 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP6737192A patent/JPH0739779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05272267A (ja) | 1993-10-19 |
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