JPH0739773Y2 - フィルム包装器 - Google Patents

フィルム包装器

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Publication number
JPH0739773Y2
JPH0739773Y2 JP1988168534U JP16853488U JPH0739773Y2 JP H0739773 Y2 JPH0739773 Y2 JP H0739773Y2 JP 1988168534 U JP1988168534 U JP 1988168534U JP 16853488 U JP16853488 U JP 16853488U JP H0739773 Y2 JPH0739773 Y2 JP H0739773Y2
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JP
Japan
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film
heater plate
film roll
plate
roll
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988168534U
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English (en)
Other versions
JPH0287712U (ja
Inventor
一裕 石田
Original Assignee
エーアールシー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、長尺のロールフィルムを所望位置で切断して
包装を行うフィルム包装器に関し、殊に食品等の包装の
ためのフィルム包装器に関するものである。
[従来の技術] カッタ刃を中心に前後に熱板と包装台とを配備したフィ
ルム包装器は周知である。(実公昭56−28890号公報参
照) [考案が解決しようとする課題] 包装用フィルムは殆ど合成樹脂製であり、加熱により柔
軟性、伸縮性を増すものであるが、近時食料品に直接接
触することを考慮して開発された無公害フィルムは、一
般のフィルムに比し伸縮性において劣るため、包装作業
及び接着作業において手間を要し、資材上も作業上もコ
スト高となるという問題点があり、より一層のコスト低
下が望まれるところであった。
本考案は従来の技術のこのような問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、フィルムへの効率の
よい加熱加温によってその柔軟性、伸縮性を増大し、作
業性を一段と向上したフィルム包装器を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案のフィルム包装器
は、カッタ刃を中心に前後に熱板と包装台とを配置し、
前記熱板の後方に該熱板に対し隔壁によって遮蔽された
収容室を設け、該収容室に一対のローラによって回動自
在に支持されたフィルムロールを収容すると共に、前記
収容室内であって、前記フィルムロールの下方にヒータ
板を設け、さらに前記収容室内に室内温度を検知するサ
ーモスタットを設けることにより、前記収容室内の室内
温度を検知して前記ヒータ板の温度調整を行うようにし
たのである。
[作用] 本考案では、ロールフィルムの外周任意個所に位置して
収容室内にヒータ板を設けることによってロールフィル
ムを外周から加熱すると同時に収容室内も余熱によって
加温し、これらの温度をサーモスタットによって調整す
るものであり、常に収容室内の温度を一定に保持すると
共に、ロールフィルムは外周任意個所のヒータ板によっ
て加温されるもので、従来のような収容室全体の温度上
昇によってフィルムへの加熱を行うようにしたものに比
較して本考案ははるかに作業能率を向上し、殊にフィル
ムの伸縮効率を高めて小さい面積のフィルムで大きな包
装を行い得るようにしたものである。
[実施例] 実施の一例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、1はケースで、その上部中
心位置付近にカッタ刃2を有し、該カッタ刃2を境とし
て前方に熱板3、後方に包装台4を夫々配置し、隔壁5
によってケース1内にフィルムロール6収容用の収容室
7を設けてある。
8は熱板3の内側に設けた保温室であり、9は熱板3へ
の給電を制御するコントローラで、手動によって行い、
該熱板3の表面を包装したフィルム重合部の接着に適す
る温度に保持するようにしてある。
そして、前記収容室7には、フィルムロール6を載置す
る一対のローラ10,10を回動自在に対向軸設し、且つ該
フィルムロール6の下方に位置して収容室7にはヒータ
板11が設置してあって下方からフィルムロール6を加熱
するものである。
12,12′はフィルムロール6から引き出したフィルム
6′を挟んで導出口13へ導出する案内ローラであり、13
は収容室7の隔壁5に設けたサーモスタットで前記ヒー
タ板11によって加温された室内温度を検知して該ヒータ
板11を所望の温度に保持するようにしてある。
又、前記カッタ刃2はヒータによって加熱される発熱で
あり、加熱によりフィルムを切断するものである。
以上の構成から成る本考案包装器においては、装置への
供電によってフィルムロール6下方のヒータ板11が発熱
すると同時に熱板3も発熱して温度を高めるもので、フ
ィルムロール6は前述のヒータ板11の上方間近に位置す
るものであるから、ヒータ板11によって直接加熱に近い
状態で加熱されるため、フィルム6′は確実に加温され
た状態で導出口13より導出されるため、その柔軟性と伸
縮性を向上する結果、包装台4上の包装作業においてフ
ィルム6′を縦横に伸長させ、フィルム面積を15〜20%
も引き延ばして包装することが可能である。
かくして包装後は、そのままカッタ刃2を越えて熱板3
上に持ち来たして所要個所を押しつければ、熱によって
フィルム相互が確実に接着されるが、この移動によって
フィルム6′が案内ローラ12を押し下げると同時に逆に
カッタ刃2を仰動させ、その熱により自動的にフィルム
を切断するものである。
尚、本実施例ではヒータ板11をフィルムロール6の下方
に設けたのであるが、この他に該ヒータ板11の上方又は
左右両側或いはそのいずれか一側等任意の位置に単一個
又は複数個設けることは勿論可能である。
[考案の効果] 以上述べたように本考案のフィルム包装器は、フィルム
ロール6を収容した収容室7内にヒータ板11を設けたこ
とにより、該フィルムロール6は、その下方に設けたヒ
ータ板11による直接的な放熱のみならず、収容室7全体
の温度上昇によって予め加熱されるものであるから、加
熱効率が著しく向上し、フィルムロール6の引出し速度
に拘らず、安定した温度で包装作業に供給することがで
きる。
また、この収容室7は、熱板3に対し隔壁5によって遮
蔽されると共に、収容室7内に設けられたサーモスタッ
ト13により、該収容室7内の室内温度が調整されるか
ら、フィルムロール6の加熱温度が必要以上に昇温され
ることなく、安定した加熱温度のフィルムロール6を供
給することができる。
よって、本考案のフィルム包装器によれば、所望の安定
した加熱を迅速且つ確実にフィルムに伝達してその柔軟
性、伸縮性を増大することが可能となり、小さな面積の
フィルムによって、その面積に比し大型の包装を安定し
て行うことが可能となるため、従来と同面積のフィルム
でもって遥かに大きな包装を行うことができる等、実用
上の利益は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案包装器の一実施例を示す斜視図、第2図
は同包装器の縦断側面図である。 2…カッタ刃、3…熱板 4…包装台、6…フィルムロール 7…収容室、10…ローラ 11…ヒータ板、12,12′…案内ローラ 13…サーモスタット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッタ刃2を中心に前後に熱板3と包装台
    4とを配置し、前記熱板3の後方に該熱板3に対し隔壁
    5によって遮蔽された収容室7を設け、該収容室7に一
    対のローラ10、10によって回動自在に支持されたフィル
    ムロール6を収容すると共に、前記収容室7内であっ
    て、前記フィルムロール6の下方にヒータ板11を設け、
    さらに前記収容室7内に室内温度を検知するサーモスタ
    ット13を設けることにより、前記収容室7内の室内温度
    を検知して前記ヒータ板11の温度調整を行うようにした
    ことを特徴とするフィルム包装器。
  2. 【請求項2】前記ヒータ板11は、フィルムロール6の左
    右又はそのいずれか一方に設けた請求項1記載のフィル
    ム包装器。
  3. 【請求項3】前記ヒータ板11は、フィルムロール6の上
    方に設けた請求項1記載のフィルム包装器。
JP1988168534U 1988-12-26 1988-12-26 フィルム包装器 Expired - Lifetime JPH0739773Y2 (ja)

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JP1988168534U JPH0739773Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 フィルム包装器

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JP1988168534U JPH0739773Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 フィルム包装器

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Publication Number Publication Date
JPH0287712U JPH0287712U (ja) 1990-07-11
JPH0739773Y2 true JPH0739773Y2 (ja) 1995-09-13

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ID=31457796

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930388U (ja) * 1972-06-20 1974-03-15
JPS5442852U (ja) * 1977-08-31 1979-03-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0287712U (ja) 1990-07-11

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