JPH0739664Y2 - クランプ板の開閉装置 - Google Patents

クランプ板の開閉装置

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JPH0739664Y2
JPH0739664Y2 JP2182090U JP2182090U JPH0739664Y2 JP H0739664 Y2 JPH0739664 Y2 JP H0739664Y2 JP 2182090 U JP2182090 U JP 2182090U JP 2182090 U JP2182090 U JP 2182090U JP H0739664 Y2 JPH0739664 Y2 JP H0739664Y2
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clamp
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勝郎 本江
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、孔版印刷装置の印刷用版胴に設けられたクラ
ンプ板の開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
印刷用版胴(以下、版胴と呼ぶ。)を備えた従来の輪転
式の孔版印刷装置において、製版済みの孔版原紙を該版
胴の外周面に巻装する際には、その一端が該版胴の外周
面に固定されるようになっていた。即ち第4図に示すよ
うに、従来の一般的な孔版印刷装置によれば、版胴100
の外周面には版胴100の中心軸線と平行な回転軸101を有
するクランプ板102が回動自在に設けられており、版胴1
00の外周面に取付けられたステージ部103と該クランプ
板102との間で孔版原紙Sの一端部を挟持固定するよう
になっていた。
版胴100へ孔版原紙Sを巻装して固定する際、又は版胴1
00から孔版原紙Sを剥ぎ取る際には、前記クランプ板10
2を回動操作する必要がある。このようなクランプ板102
の開閉操作を行うため、従来は第4図に示すように前記
回転軸101の端部に従動歯車104を設け、出力軸に駆動歯
車105を備えた駆動モータ106を版胴100の外方上部に設
けていた。そして、版胴100の回転が停止してクランプ
板102が所定位置にきたところで、前記駆動モータ106を
クランプ板102の回転軸101に対して直交する方向に移動
させ、駆動歯車105と従動歯車104を噛合させて回転力を
伝達し、クランンプ板102の開閉を行なうようにしてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
版胴に設けられたクランプ板の従来の開閉機構によれ
ば、駆動モータ106の出力軸とクランプ板102の回転軸10
1との回転の伝達を伝達損失の大きい歯車で行っている
為、駆動モータ106には大きなトルクが要求され、駆動
モータ106の出力軸にかかる負担が大きいという問題が
あった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るクランプ板の開閉装置は、印刷用版胴の外
周面に回転軸を中心として回動自在となるように設けら
れたクランプ板を回動操作し、前記外周面に巻装された
孔版原紙の端部を係止するクランプ板の開閉装置におい
て、前記印刷用版胴の停止位置において、前記クランプ
板の回転軸と同軸線上に回転駆動軸を有する駆動手段
と、前記駆動手段の回転駆動軸と前記クランプ板の回転
軸を軸線を一致させて着脱自在に連動連結する回転力伝
達部材と、前記回転駆動軸と前記回転軸を前記回転力伝
達部材を介して連結させるべく前記駆動手段を前記クラ
ンプ板の方向へ移動させる移動手段とを具備することを
特徴としている。
〔作用〕
印刷用版胴が停止してクランプ板が開閉操作される所定
の位置にくると、移動手段が駆動手段を前記クランプ板
の方向へ移動させる。即ち駆動手段は、その回転駆動軸
の軸心とクランプ板の回転軸の軸心とを一致させた状態
で、これら両軸と平行に前記回転軸に向けて移動してい
く。そして、駆動手段の回転駆動軸とクランプ板の回転
軸は、軸線を一致させた状態で回転力伝達部材を介して
連動連結される。ここで前記駆動手段を駆動すれば、そ
の回転駆動力は、回転駆動軸に軸心を一致させて直結さ
れた回転軸に伝えられ、これによって前記クランプ板が
開閉される。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図によって説明する。
第1図において、1は孔版印刷装置に設けられる印刷用
版胴(版胴1)である。詳細は図示しないが、本実施例
の版胴1は、一対の円盤形の支持部材間にインキ透過性
を有する円筒状の周壁を設けた基本構造を有しており、
自身の中心軸線の回りを回転駆動されるようになってい
る。
この版胴1の内部にはインキ供給手段が設けられてお
り、その外部には孔版原紙が巻装されると共に、該孔版
原紙の一端を挟持固定するクランプ板2が設けられてい
る。
前記版胴1の外周面には、版胴1の中心軸線と平行な回
転軸3が設けられており、前記クランプ板2はこの回転
軸3を介して該版胴1に回動自在に取付けられている。
このクランプ板2は、版胴1が所定の停止位置にある
時、版胴1の回転方向について進み側と遅れ側の二つの
位置の間で開閉操作され、遅れ側の位置で孔版原紙の始
端部を挟持するようになっている。
前記版胴1の側方には、図示しない案内手段に案内され
て版胴1の中心軸線と平行に移動できるように取付け板
4が設けられている。この取付け板4には前記移動方向
に沿ってラック5が形成されている。また該取付け板4
の側方には移動手段としての水平移動用モータ6が設け
られており、その駆動軸に取付けられたピニオン7が前
記ラック5に噛合っている。
この取付け板4の版胴1側には、先端がテーパ加工され
た位置補正シャフト8が設けられている。そして版胴1
の一方の支持部材の特定位置には、この位置補正シャフ
ト8に対応する補正孔9が設けられている。即ち、版胴
1を所定の停止位置に設定した後、位置補正シャフト8
を補正孔9に挿入することによって、版胴1の停止位置
が補正されるように構成されている。
前記取付け板4には駆動手段としてのクランプ開閉モー
タ10が取付けられている。版胴1が所定の停止位置にあ
る時、該クランプ開閉モータ10の回転駆動軸11は、前記
クランプ板2の回転軸3と軸心が一致するようになって
いる。
前記クランプ板2の回転軸3の一端部には、一方の回転
力伝達部材であるアーム部材12が固設されている。前記
クランプ開閉モータ10の回転駆動軸11には、他方の回転
力伝達部材として、両周縁部に開口した係合溝13を有す
る円盤部材14が固設されている。そして版胴1が所定の
停止位置にある時、前記クランプ開閉モータ10を前記水
平移動用モータ6によってクランプ板2側に移動させれ
ば、前記回転駆動軸11と前記回転軸3は、アーム部材12
及び円盤部材14を介して軸心を一致させた状態で連動連
結されるようになっている。この時、クランプ板2が開
位置又は閉位置のいずれにあっても、アーム部材12と円
盤部材14は嵌合することができる。
次に、以上の構成における作用を説明する。
版胴1が停止位置に設定され、図示しない制御手段がク
ランプ板2の開閉動作を指示すると、水平移動用モータ
6が回転して取付け板4を移動させ、クランプ開閉モー
タ10及び位置補正シャフト8をクランプ板2の方へ移動
させる。この時、クランプ開閉モータ10の回転駆動軸11
とクランプ板2の回転軸3は、軸心がほぼ一致した状態
にある。
位置補正シャフト8の先端はテーパ状になっているの
で、版胴1の停止位置に多少のずれがあっても、位置補
正シャフト8は版胴1の補正孔9に入ることができ、版
胴1の停止位置を補正することができる。
そして上記位置補正シャフト8による版胴1の位置補正
に続いて、前記回転駆動軸11と回転軸3は、アーム部材
12及び円盤部材14を介して軸線を一致させた状態で確実
に直結され、ここで前記水平移動用モータ6は停止す
る。
次に、図示しない検知手段によってクランプ板2の位置
が開又は閉のいずれであるが検知され、この検知結果に
基づいて前記クランプ開閉モータ10が所定の方向に回転
駆動される。該クランプ開閉モータ10の回転駆動力は、
回転駆動軸11に軸心を一致させて直結された回転軸3に
伝えられ、これによって前記クランプ板2が開閉され
る。そして該クランプ板2が所望の位置に設定されたと
ころでクランプ開閉モータ10の駆動が停止する。
その後、水平移動用モータ6を逆転させ、クランプ開閉
モータ10を所定位置まで戻して停止させる。
以上説明した一実施例によれば、クランプ板2とクラン
プ開閉モータ10の連結に先立ち、テーパ付きの位置補正
シャフト8によって版胴1の停止位置を確実に決めてい
る。従って、上記駆動系の連結は確実に行われる。ま
た、クランプ板2の回転軸3とクランプ開閉モータ10の
回転駆動軸11は同軸線上で直結されるので、駆動力の伝
達損失が少く、クランプ開閉モータ10は比較的トルクの
小さいモータでも十分まにあう。
上記の実施例において、位置補正シャフト8の太さとテ
ーパの角度を調整すれば、版胴1の停止位置の補正範囲
を変更することができる。また、クランプ開閉モータ10
の移動手段としては、前述した水平移動用モータのほ
か、ソレノイドを利用することもできる。
次に、本考案の第2実施例を第2図によって説明する。
この実施例においては、移動手段としての水平移動用モ
ータ6の駆動軸にカム20が偏心して設けられ、取付け板
21の側面に設けられた係合部22にこのカム20が係合して
いて、カム2の回転に従って取付け板21が矢印の方向に
沿って移動するようになっている。他の構成及び作用効
果は第1実施例と同じであり、第1図と同一の符号を付
して説明を省略する。
次に、本考案の第3実施例を第3図によって説明する。
この実施例は、本考案における回転力伝達部材の他の構
成例を示したものである。即ち、前記クランプ開閉モー
タ10の回転駆動軸11の先端に、両端が突出するようにピ
ン30を貫通して設け、クランプ板2の回転軸3には、前
記回転駆動軸11及び前記ピン30が係合する凹部31を備え
た係合部材32を設けたものである。このようなピン30及
び係合部材32からなる回転力伝達部材によっても、クラ
ンプ板2とクランプ開閉モータ10を同軸上で直結するこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案に係るクランプ板の開閉装置によれば、駆動手段
を移動させることにより、回転力伝達部材を介して該駆
動手段の回転駆動軸をクランプ板の回転軸に同軸上で直
結できるようにしたので、駆動手段のトルク損失が少く
なり、前記回転駆動軸に加わる負担が減少するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第2図は同
じく第2実施例を示す斜視図、第3図は同じく第3実施
例を示す斜視図、第4図は従来のクランプ板の開閉装置
を示す斜視図である。 1……孔版印刷用版胴(版胴)、2……クランプ板、3
……回転軸、6……移動手段としての水平移動用モー
タ、10……駆動手段としてのクランプ開閉モータ、11…
…回転駆動軸、12……一方の回転力伝達部材としてのア
ーム部材、14……他方の回転力伝達部材としての円盤部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用版胴の外周面に回転軸を中心として
    回動自在となるように設けられたクランプ板を回動操作
    し、前記外周面に巻装された孔版原紙の端部を係止する
    クランプ板の開閉装置において、 前記印刷用版胴の停止位置において、前記クランプ板の
    回転軸と同軸線上に回転駆動軸を有する駆動手段と、 前記駆動手段の回転駆動軸と前記クランプ板の回転軸を
    軸線を一致させて着脱自在に連動連結する回転力伝達部
    材と、 前記回転駆動軸と前記回転軸を前記回転力伝達部材を介
    して連結させるべく前記駆動手段を前記クランプ板の方
    向へ移動させる移動手段とを具備することを特徴とする
    クランプ板の開閉装置。
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