JPH0138114Y2 - - Google Patents

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JPH0138114Y2
JPH0138114Y2 JP1984064918U JP6491884U JPH0138114Y2 JP H0138114 Y2 JPH0138114 Y2 JP H0138114Y2 JP 1984064918 U JP1984064918 U JP 1984064918U JP 6491884 U JP6491884 U JP 6491884U JP H0138114 Y2 JPH0138114 Y2 JP H0138114Y2
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core
winder
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arm
drum
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JP1984064918U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、製紙工場等で用いられているウエ
ブ巻取装置に附設される、コアの供給装置に関す
るものである。
〔従来技術〕
ウエブ巻取装置では、一対のワインダドラム間
の谷間にコアを供給して、それにウエブを接着
し、ワインダドラムを回転させて、コアにウエブ
を巻付けるが、上記位置へのコアの供給作業を人
手によることなく行えるように機械化したもので
あつて、コアの特定の位置に接着材が適用された
ものを、所定の姿勢に保つて供給できるようにし
たものとしては、例えば特公昭54−38263号、特
公昭58−27185号等にその例がある。
ところで、コアへの接着の適用は、コアを所定
の姿勢に保つた上でなければこれを行えない。ま
た、接着剤の附着したコアは、それを一対のワイ
ンダドラム間の谷間に供給する以前においては、
それをワインダドラムに転接させることはできな
い。
そこで、特公昭54−38263号公報に開示された
ウエブ巻付装置では、ワインダドラムの回転中心
を外した位置に支点を置いたアームを設けて、こ
のアームの自由端により接着材がついたコアを保
持し、アームを回転させることで、ワインダドラ
ムから離れた位置から、一対のワインダドラムい
接する谷間へと、供給することを提案しており、
そこでは、アームの基部に鎖車を固定しておき、
それをチエーンを介して回転させることで、アー
ムを回動させることを提案している。
また、特公昭58−27185号公報に開示されてい
るウエブ巻取装置では、ワインダドラムの回転中
心を支点としたシヤフト持込みアームのみでは、
ワインダドラムから遠く離れた位置で接着材を適
用されたコアに、所定の姿勢を与えてそれをワイ
ンダドラムの谷間へと供給できないところより、
前段に、シヤフト受が取付けられた無端チエンか
らなるコアの移送装置を併用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記特公昭54−38263号に開示されているコア
の供給機構は、アームの支点がワインダドラムの
支点位置を外れているが、このような位置に支点
を設けることは、ワインダドラムの軸が強大であ
るから、スペース的に困難がある他、コアが必要
以上に大きな弧を画いて供給されることになる。
また、アームを、チエンを介して駆動しなければ
ならない。
この考案の目的は、ワインダドラムの回転中心
を支点としてアームを回転させ、しかもワインダ
ドラムから離れた位置にあるコアを、大きな弧を
画くことなく移動させ、またチエンを用いない
で、ワインダドラム間の谷間へとコアを供給でき
る、コア供給装置を提供することにある。
また、上記特公昭58−27185号公報に開示され
ているコアの供給機構は、アームの支点がワイン
ダドラムの回転中心に位置されていても、アーム
によるコアの供給機構だけでは足りず、その前段
に、チエンを使つたコアの供給機構を必要として
いる。
この考案の目的は、ワインダドラムの回転中心
を支点とするアームを用いながら、他の供給機構
を必要とすることなく、ワインダドラムから離れ
た位置にあるコアを、ワインダドラムに接する位
置まで供給給せしめうる、コア供給装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決したこの考案の要旨とすると
ころは、前後一対のワインダドラム間の谷間にコ
アを供給してワインダドラムを回転させると、こ
の一対のワインダドラム上でコアにウエブが巻取
られるようになつているウエブ巻取装置におい
て、後側のワインダドラムの両側位に配して、該
ワインダドラムの回転中心を支点として回動自在
に支承された一対のスイングアームと、該ワイン
ダドラムの回転中心にその中心を一致せしめて回
転不能に支持された一対の外歯固定歯車とを設
け、上記各固定歯車に夫々噛み合う回転歯車を上
記各スイングアームの自由端に支承せしめて設
け、上記各回転歯車に夫々アームを固着して、一
対の該アームの自由端間にコアのクランプ装置を
架設すると共に、前記一対のスイングアームにそ
れらを回動させる駆動装置を連結してあること、
を特徴としなるウエブ巻取装置におけるコア供給
装置にある。
〔作用〕
この考案のコア供給装置は、上記のような構成
であるから、スイングアームの駆動装置によつ
て、一対のスイングアームを、ワインダドラムの
回転中心を支点として回動させると、スイングア
ームの自由端によつてその軸を支承されている回
転歯車が、ワインダドラムと同心の固定歯車に噛
み合つて、その回りを転動するから、この回転歯
車にその基端部を固定されている一対のアーム
は、回転移動するスイングアームの自由端を支点
として、更に同一方向に回転せしめられることに
なる。このため、一対のアーム自由端間に架設さ
れているコアのクランプ装置は、後側のワインダ
ドラムから遠く離れた位置でコアをクランプした
上、ワインダドラムの回転中心を支点として移動
するスイングアームの自由端を回転中心とする、
アームの回転によつて、一対のワインダドラム間
の谷間の所定の位置までコアを運ぶ。
〔実施例〕
実施例を、第1,2図について説明すると、機
枠1の上には、一対のワインダドラム2,3が回
転自在に軸架されている。4,5はその回転軸で
ある。この一対のワインダドラム2,3の上で
は、公知のウエブ巻取り装置同様の慣用技術によ
つて、ウエブが、コア6に巻取られるようになつ
ている。後側のワインダドラム3の両側位に配し
て、その回転軸5に、一対の中空軸7を遊嵌して
ある。該中空軸7は、回転軸5の両側の軸受8の
側面にそのフランジ部分7aを固定されて、回動
不能である。上記各中空軸7には、夫々スイング
アーム10の基端部を回転自在に遊嵌支持せしめ
ると共に、夫々外歯固定歯車11をキー12止め
して回転不能に嵌着してあり、各固定歯車11に
は、夫々回転歯車13を噛み合わせてある。
各回転歯車13を夫々回転自在に支承している
各支軸14は、上記スイングアーム10の自由端
に止着されており、各回転歯車13の側面には、
夫々アーム15の基端部を固着してあつて、一対
のアーム15の自由端間に、コアのクランプ装置
16が架設されている。
コアのクランプ装置16は、上面にV字溝を有
するインジエクタレール17と、インジエクタレ
ール17の前面に取付けられたガイドプレート1
8と、インジエクタレール17の後面に枢支19
されたレバー20と、レバー20の上部に取付け
られたクランププレート21と、レバー20に連
結した流体シリンダ22等でもつて構成されてい
て、この実施例のクランプ装置16は、流体シリ
ンダ21を縮小すると、クランププレート21を
開いてインジエクタレール17上にコア6を受け
入れることができ、流体シリンダ22を伸長する
とクランププレート21とガイドプレート18間
でコア6をクランプできるようになつている。
なお、25は、前記スイングアーム10にピン
26連結した、スイングアーム駆動用の流体シリ
ンダ(図示せず)のピストンロツドである。
〔実施例の作用〕
図示した実施例のコア供給装置は、コアのクラ
ンプ装置16によつてコア6をクランプした、第
2図に実線図示の状態において、ピストンロツド
25を縮小すると、スイングアーム10が中空軸
8を支点として第2図上時計方向に回転する。回
転歯車13の歯数と固定歯車11歯数を一致させ
てある図示の例では、スイングアーム10が90゜
回転すると、アーム15は、支軸14を支点とし
てスイングアーム10に対して90゜回転する。す
なわち、アーム15は、この間に、支軸14を支
点として関節運動し、コア6をクランプ装置16
上に供給された実線図示の状態では、ワインダド
ラム3から遠く離れた位置にあつたコア6をし
て、ワインダドラム5に接近した、一対のワイン
ダドラム2,3間の谷間に供給することができる
(第2図実線)。この位置でクランプ装置16の流
体シリンダ22を縮小すると、コア6はクランプ
装置16から解放される。
〔考案の効果〕
この考案にしたがつたコア供給装置を構成して
いる、スイングアームは、ワインダドラムの回転
軸を支点として回動されるようにつているので、
その支点を設けることは、ワインダドラムの回転
軸が如何に太くても極めて容易である。
クランプ装置が、スイングアームに対して関節
運動するアームの自由端に架設されているので、
コアは、ワインダドラムから遠く離れた位置から
でも、大きな弧を画くことなく、所定の位置へと
供給されることになる。
また、スイングアーム10の回転中心5にその
中心を一致せしめた外歯固定歯車11が、機枠1
に回転不能に支持されており、この固定歯車11
に噛み合う回転歯車13が、スイングアーム10
の自由端に支承されており、この回転歯車13に
その基端部を固着されたアーム15の自由端に、
クランプ装置16が固定されていて、スイングア
ーム10をコアの供給位置に向けて所定角度α回
転させると、アーム15が、スイングアーム10
上で、更に所定角度β(βはαに比例する)コア
の供給位置の方向に向かつて回転せしめられるよ
うになつているので、ワインダドラム3の回転中
心5にその基端部を枢支されたスイングアーム1
0を、その待機位置から180゜回転させなくても、
コアのクランプ装置16を180゜回転させて、供給
位置に移動されたクランプ装置16にクランプさ
れているコア6をして、一対のワインダドラム
2,3に限りなく近づけることができ、固定歯車
11に噛み合う回転歯車13でもつて、アーム1
5を大きい角度回転させることができるから、小
さい角度しか回転しないスイングアーム10に連
結された駆動装置でもつて、スイングアームとア
ームの双方を容易に制御してこれらを夫々所要角
度回転させることができる。
したがつて、このコアのクランプ装置は、ワイ
ンダドラムの円周面から遠く離れた位置では、通
常その上に供給されたコアの上面に適用されてい
る接着材の位置を、コアが一対のワインダドラム
間の谷間に供給されたときにおいては、該接着材
が両ワインダドラムに転接しないようになして、
それを正しく下に向けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコア供給装置の一実施
例を示した一部切欠平面図、第2図は同一部切欠
縦断側面(断面は第1図の−線に沿う)であ
る。 2,3……ワインダドラム、5……回転軸、6
……コア、10……スイングアーム、11……固
定歯車、13……回転歯車、15……アーム、1
6……コアのクランプ装置、25……ピストンロ
ツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後一対のワインダドラム間の谷間にコアを供
    給してワインダドラムを回転させると、この一対
    のワインダドラム上でコアにウエブが巻取られる
    ようになつているウエブ巻取装置において、後側
    のワインダドラムの両側位に配して、該ワインダ
    ドラムの回転中心を支点として回動自在に支承さ
    れた一対のスイングアームと、該ワインダドラム
    の回転中心にその中心を一致せしめて回転不能に
    支持された一対の外歯固定歯車とを設け、上記各
    固定歯車に夫々噛み合う回転歯車を上記各スイン
    グアームの自由端に支承せしめて設け、上記各回
    転歯車に夫々アームを固着して、一対の該アーム
    の自由端間にコアのクランプ装置を架設すると共
    に、前記一対のスイングアームにそれらを回動さ
    せる駆動装置を連結してあること、を特徴としな
    るウエブ巻取装置におけるコア供給装置。
JP6491884U 1984-05-01 1984-05-01 ウエブ巻取装置におけるコア供給装置 Granted JPS60177144U (ja)

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JP6491884U JPS60177144U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ウエブ巻取装置におけるコア供給装置

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JP6491884U JPS60177144U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ウエブ巻取装置におけるコア供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS60177144U JPS60177144U (ja) 1985-11-25
JPH0138114Y2 true JPH0138114Y2 (ja) 1989-11-15

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ID=30596443

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JP6491884U Granted JPS60177144U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 ウエブ巻取装置におけるコア供給装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4826095A (en) * 1988-01-13 1989-05-02 Beloit Corporation Extended rotation core loading arm

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145955A (en) * 1979-04-25 1980-11-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Web winder
JPS5623153A (en) * 1979-07-27 1981-03-04 Voith Gmbh J M Two throw drum type winder
JPS57102455A (en) * 1980-12-15 1982-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Shaftless core bringing device

Patent Citations (3)

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JPS60177144U (ja) 1985-11-25

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