JPH0739566U - バッグへの時計の着脱構造 - Google Patents

バッグへの時計の着脱構造

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JPH0739566U
JPH0739566U JP7465193U JP7465193U JPH0739566U JP H0739566 U JPH0739566 U JP H0739566U JP 7465193 U JP7465193 U JP 7465193U JP 7465193 U JP7465193 U JP 7465193U JP H0739566 U JPH0739566 U JP H0739566U
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JP
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case
ring
timepiece
locking groove
bag
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JP7465193U
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文雄 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッグに組み込んだ時計を着脱できるように
する。 【構成】 時計11のケ−ス14外周に凹設したリング
溝16に、Oリング17を嵌着し、ケ−ス14を着脱自
在に嵌め込んだ前ケ−ス穴18に前係止溝20を凹設し
た前取付具12と、Oリング17を取付けたケ−ス14
が通過できる後ケ−ス穴22に、前係止溝20と対向し
て後係止溝23を凹設した後取付具13でバッグの蓋2
を挟着固定する。Oリング17を前後係止溝20、23
で挟着固定して、時計11を蓋2に取付け、時計11を
押すと、Oリング17の弾性変形によりケ−ス14が両
係止溝20、23から外れ、時計11を蓋2から取り出
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ハンドバッグなどバッグに時計を着脱自在に組み込むための構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近時計を持たない人が多くなっており、とくに若い女性では腕に時計をはめ ないでハンドバッグに入れて、装飾用のブレスレットやリングをはめておしゃれ を楽しむようになっいる。しかし時計をハンドバッグに入れたままでは、時間を 知るのに極めて不便である。
【0003】 そこでとくに女性が必携するハンドバッグに時計を組み込むことが考えられる が、組み込む時計はいきおい小型となり、しかもファション性を損なわないよう に、これをハンドバッグの蓋に取付けるのは極めて困難である。しかも時計をバ ッグに着脱自在に組み込む技術は、未だ開発されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案が解決しようとする課題は、バッグに時計を組み込み、さらに時計を 自在に着脱できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の特徴は、以下のとおりである。 即ち、時計のケ−ス外周に凹設したリング溝に、Oリングを延伸した状態で嵌 着し、ケ−スを着脱自在に嵌め込んだ前ケ−ス穴に前係止溝を凹設した前取付具 と、Oリングを取付けたケ−スが通過できる後ケ−ス穴に、前係止溝と対向して 後係止溝を凹設した取付具とで、バッグの蓋を挟着固定するとともに、Oリング を前係止溝と後係止溝とで挟着させる。
【0006】
【作用】
前取付具の前ケ−ス穴へケ−スを嵌め込んだのち、前取付具と後取付具とで蓋 を挟着して固定すると、Oリングはリング溝、前係止溝,後係止溝で囲まれるの と、圧縮状態になっているためのOリングの反発力とによって、強固に固定され 、従って時計のケ−スも両取付具に強固に固定される。
【0007】 時計を取り外すときには、表取付具側から時計の一端を指で強く押さえて局部 荷重をかけると、Oリングは弾性変形して、後取付具の後ケ−ス穴から抜け出す 。
【0008】
【実施例】
ハンドバッグの実施例について説明すると、まず図5及び図6に於いて、1は ハンドバッグの本体、2は蓋であって、2aはその表材、2bはその裏材である 。3aは本体1側に取付けられた一対の止め具のうちの一方の雌止め具、3bは 蓋2の裏面から突出する他方の雄止め具である。両止め具3a、3bは磁石体を 用いるとよい。なお止め具3a、3bは実施例のものに限られず、公知のものを 任意に選択できる。11は蓋2に組み込まれた時計で、12は表取付具、13は 裏取付具である。
【0009】 図1ないし図4でこの考案の詳細を示す。 14は鉄などの磁性体のケ−スで、その外周の中央部にはリング状に段部15 が突設されており、段部15の外周には、半円状のリング溝16が凹設されてい る。
【0010】 17はOリングで、前記リング溝16に8〜20%延伸した状態で嵌着されて いる。このOリング17は、天然ゴム、又はスチレン、ブタジエン、クロロプレ ン、エチレン、プロピレンなどの合成ゴム、一般的にはクロロプレンやウレタン ゴムに、着磁粉を混入した、いわゆるゴム磁石が採用されている。さらにこのO リング17は、硬さR40〜90、圧縮方向に対し15〜65%オ−バ−サイズ のもので、硬さR50〜70のものが好ましい。
【0011】 このOリング17を磁力のないゴムを用いてもよいが、ケ−ス12を強固に固 定して脱落しないようにするためには、実施例のように磁力を利用するのがよい 。なおOリング17の磁力は、時計11の機能を損なわない程度とする。
【0012】 18は表取付具12に設けられた前ケ−ス穴で、ケ−ス14を着脱自在に嵌め 込むものである。19は前ケ−ス穴18に凹設した段部溝であって、前記段部1 5を嵌め込んで、前ケ−ス穴18に嵌め込んだケ−ス14の抜け止めを防止する 。20は円弧状の前係止溝で、前ケ−ス穴18の後ろ側に、段部溝19と連続し て凹設されている。21は左右一対のナットで、前取付具12と一体に後方へ突 設されている。
【0013】 22は後取付具に設けられた後ケ−ス穴で、Oリング17を取付けたケ−ス1 4が通過できる大きさを有している。23は円弧状の後係止溝であって、後ケ− ス穴22の前側に前係止溝20と対向して凹設されている。24はネジ取付穴で ある。
【0014】 なお図示実施例では、前取付具12を上方へ延伸して止め具取付部12を形成 し、この止め具取付12′に雄止め具3bを突設している。
【0015】 図2ないし図4は、バッグの蓋2に時計11を組み込む状態を示す。 実施例の場合、蓋2の裏材2bを下方へ舌状に延出して延出部2b′を形成し ておく。そして表材2aと裏材2bとの間に、表取付具12の止め具取付部12 ′を差込む。そして延出部2b′に設けた取付穴へ、表取付具12を嵌め込み、 次に表取付具12へケ−ス14を嵌め込む。最後に皿頭ネジ25をネジ取付穴を 通してナット21に螺着する。なお表取付材12が脱落しないよう適宜止め具取 付部12′の周辺を縫着しておく。
【0016】 Oリング17は、上半分を両取付具12、13で挟着された状態となって強固 に固定されが、無理なく時計11を取り外せるように、段部15と後ケ−ス穴2 2との間隔は、実施例ではOリング17の断面円直径の1/4〜3/1が望まし い。しかしこの間隔はOリング17によって適宜選択できる。又表裏の取付具1 2、13を磁性体とすれば、ケ−ス14をより強固に固定できる。
【0017】 実施例では、裏材2bの延出部2b′に時計を組み込む例を示したが、延出部 2b′を設けずに表裏材2a、2bに取付けることもできる。又止め具取付部1 2′を設けずに、蓋2に直接雄止め具3bを取付けることも任意である。
【0018】 なお、時計11には蓋付きのもとのも利用でき、表裏取付具12、13もファ ッション性のある外観を選択できる。とくに時計を表裏逆にして取付けることが でき、又裏取付具は取替自在であるため、立体的に模様付けしたメッキ、有色ガ ラス、セラミック、七宝焼などの色々なデザインしたものを任意に選択し、好み に応じて表取付具のデザインと調和させることができる。
【0019】
【考案の効果】
時計をバッグに組み込んだため、デザイン的にも優れてバッグの利用価値が高 まるとともに便利である。又必要に応じ、時計がワンタッチで自由自在に着脱で きるので、時計の交換、修理に対応できる。さらに、実施例のように表取付具に 止め具を取付けると、止め具の機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線断面図で、要部の断面を示す。
【図2】蓋へ時計の組み込んだ状態の平面図である。
【図3】蓋へ時計の組み込んだ状態の側面図である。
【図4】時計をバッグの蓋に組み込む状態の側面図であ
る。
【図5】バッグの蓋を閉じた状態の斜視図である。
【図6】バッグの蓋を開いた状態の斜視図である。
【符号の説明】
2 蓋 11 時計 12 表取付具 13 裏取付具 14 ケ−ス 16 リング溝 17 Oリング 18 前ケ−ス穴 20 前係止溝 22 後係止溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計のケ−ス外周に凹設したリング溝
    に、Oリングを延伸した状態で嵌着し、ケ−スを着脱自
    在に嵌め込んだ前ケ−ス穴に前係止溝を凹設した前取付
    具と、Oリングを取付けたケ−スが通過できる後ケ−ス
    穴に、前係止溝と対向して後係止溝を凹設した取付具と
    で、バッグの蓋を挟着固定するとともに、Oリングを前
    係止溝と後係止溝とで挟着させてなるバッグへの時計の
    着脱構造。
  2. 【請求項2】 ケ−スは磁性体で形成され、Oリングは
    ゴム磁石で形成されているとともに、硬さR40〜90
    で圧縮方向に対し15〜65%オ−バ−サイズに形成さ
    れている請求項1のバッグへの時計の取付構造。
  3. 【請求項3】 Oリングは、ケ−スの外周に突設した段
    部の外周に凹設されたリング溝に嵌着されており、前取
    付具は、段部を係止する段部溝が前ケ−ス穴に凹設され
    ている請求項1又は2のバッグへの時計の着脱構造。
  4. 【請求項4】 前取付具には、バッグの本体に取付けた
    一方の止め具に係止開放される、他方の係止具が取付け
    られている請求項1ないし3のバッグへの時計の着脱構
    造。
JP1993074651U 1993-12-28 1993-12-28 バッグへの時計の着脱構造 Expired - Lifetime JP2592612Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH0739566U true JPH0739566U (ja) 1995-07-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188849U (ja) * 1984-05-24 1985-12-14 トヨタ自動車株式会社 ピストン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188849U (ja) * 1984-05-24 1985-12-14 トヨタ自動車株式会社 ピストン
JPH0143481Y2 (ja) * 1984-05-24 1989-12-18

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