JP2592611Y2 - バッグへの時計の組み込み構造 - Google Patents

バッグへの時計の組み込み構造

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JP2592611Y2
JP2592611Y2 JP1993074650U JP7465093U JP2592611Y2 JP 2592611 Y2 JP2592611 Y2 JP 2592611Y2 JP 1993074650 U JP1993074650 U JP 1993074650U JP 7465093 U JP7465093 U JP 7465093U JP 2592611 Y2 JP2592611 Y2 JP 2592611Y2
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JP
Japan
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timepiece
bag
case
rotating shaft
hole
Prior art date
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JP1993074650U
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JPH0739565U (ja
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文雄 後藤
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Namba Press Works Co Ltd
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Namba Press Works Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ハンドバッグなどの
バッグに時計を組み込むための構造に関し、より詳しく
は組み込んだ時計を表裏反転できるようにする構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近時計を持たない人が多くなってお
り、とくに若い女性では腕に時計をはめないでハンドバ
ッグに入れて、装飾用のブレスレットやリングをはめて
おしゃれを楽しむようになっいる。しかし時計をハンド
バッグに入れたままでは、時間を知るのに極めて不便で
ある。
【0003】そこでとくに女性が必携するハンドバッグ
に時計を組み込むことが考えられるが、組み込む時計は
いきおい小型となり、しかもファション性を損なわない
ように、これをハンドバッグの蓋に取付けるのは極めて
困難である。さらに時計を自在に反転させる技術は、未
だ開発されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案が解決しよう
とする課題は、バッグに時計を組み込み、さらに時計を
自在に反転できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の特徴は、以下
のとおりである。即ち、時計のケ−スの外周から、少な
くとも対向する面が平面である非円柱の回転軸を、時計
の中心軸を挟んで対向して突設し、バッグに貫設された
取付穴へ嵌挿されて、蓋を挟着固定する表取付具と裏取
付具との一方に設けた支持穴へ回転軸を枢支させて、回
転軸の平面を支持穴の平面へ押圧するOリングを両取付
具の間に配置する。そして、両取付具には、反転するケ
−スが通過するケ−ス穴を設ける。
【0006】
【作用】回転軸の平面は、Oリングによって面接触で支
持穴の平面へ押圧されているため、時計は外力に対して
安定である。又時計を回動させるときには、Oリングは
弾性変形して回転軸の回動を許すが、回転軸を常に支持
穴側へ押圧しているため、ケ−スが取付具から外れなる
ことなく反転できる。
【0007】
【実施例】ハンドバッグの実施例について説明すると、
まず図6及び図7に於いて、1はハンドバッグの本体、
2は蓋であって2aはその表材、2bはその裏材であ
る。3aは本体1側に取付けられた一対の止め具のうち
の一方の雌止め具、3bは蓋2の裏面から突出する他方
の雄止め具である。なお止め具3a、3bは実施例のも
のに限られず、公知のものを任意に選択できる。11は
蓋2に組み込まれた時計で、12は表取付具、13は裏
取付具である。
【0008】図1ないし図5でこの考案の詳細を示す。
14は鉄などの磁性体のケ−スで、その外周の中央部に
は時計11の中心軸aを挟んで対向して回転軸15が、
ケ−ス14と一体に突設されている。この回転軸15は
少なくとも対向する面が平面の非円柱で、実施例では横
断面が長方形に形成され、コ−ナ−は面取りがされてい
る。そしてこの回転軸15は、時計11の中心軸aと直
交する長さ、即ち幅を、中心軸aと平行する長さ、即ち
厚みの2倍以上に形成するのが好ましい。なおケ−ス1
4を非磁性体とし、これに磁性体の回転軸15を固定す
ることもできる。
【0009】16は表取付具12に設けられた前ケ−ス
穴で、ケ−ス14を嵌め込むとともに、ケ−ス14を回
転軸15を軸として反転させたとき、ケ−ス14が通過
できる大きさに形成されている。17は肉厚部で、表取
付具12の裏面に前ケ−ス穴16の外周縁をリング状に
取り巻いて形成されている。
【0010】18は支持穴であって、肉厚部17の裏面
に、時計の中心軸aを挟んで対向して凹設されている。
支持穴18は、回転軸15を枢支するものであり、回転
軸15の横断面形状に対応して横断面がコ字状に形成さ
れており、回転軸15を嵌め込んだとき、回転軸15の
平面とこの支持穴18の平面とが面接触で当接するよう
になっている。
【0011】なお、19はナットで、表取付具12と一
体にその裏面から後ろ側へ突設されている。
【0012】20は裏取付具13に設けられた後ろケ−
ス穴で、前ケ−ス穴16と同様に、ケ−ス14を嵌め込
むとともに、ケ−ス14を回転軸15を軸として180
°回動させたとき、ケ−ス14が通過できる大きさに形
成されている。21はネジ取付穴である。
【0013】22はOリングであって、その材質とし
て、天然ゴム、又はスチレン、ブタジエン、クロロプレ
ン、エチレン、プロピレンなどの合成ゴム、一般的には
クロロプレンやウレタンゴムに、着磁粉を混入した、い
わゆるゴム磁石が採用されている。さらにこのOリング
22は、硬さR40〜90、圧縮方向に対し15〜65
%オ−バ−サイズのもので、硬さR50〜70のものが
好ましい。
【0014】なお、ケ−ス14に非磁性体を、Oリング
22を磁力のないゴムを用いてもよいが、回転軸15を
強固に固定し、又反転時に時計11が脱落しないように
するためには、実施例のように磁力を利用するのがよ
い。但しOリング22の磁力は、時計11がその磁力に
よって機能を害しない程度とする。
【0015】図4はバッグの本体1に時計11を組み込
む状態を示す。蓋2に設けた取付穴へ、その表2aから
表取付具12を嵌め込み、次に表取付具12へケ−ス1
4を嵌め込んで、支持穴18へ回転軸15を嵌め込む。
さらにOリング22をケ−ス14の裏へ取付けたのち、
裏取付具13をOリング22に押し当て、皿頭ネジ23
をナット19に螺着する。表取付具12と裏取付具13
との間で、Oリング22の弾性反発力を利用して回転軸
15を支持穴18へ押圧するので、時計11は両取付1
2、13に固定される。なお表取付具12の外周は、図
3のように縫い糸でとじておく。図中24は縫目であ
る。
【0016】時計を表裏反転したいときには、回転軸1
5と直角方向の時計11の一端を指で強く押して局部荷
重を加えると、Oリング22が弾性変形して回転軸15
が回動し、回転軸15の裏側になっていた平面が、支持
穴18の内側面に当接して時計11が反転を停止する。
この反転作動では、回転軸15のコ−ナ−が面取りをさ
れているため、反転作動が円滑であり、又Oリング22
の形状効果とあわせ、Oリング22が過度に破損した
り、むしり取られることがない。
【0018】図8の実施例は、表取付具12の下部を一
体に延出して延出部25を形成し、これに本体1側の雌
止め具3aに係止開放する、蓋2側の雄止め具3bを取
付けたものである。延出部25は、蓋2の表材2aと裏
材2bとの間に差し込まれる。両止め具3a、3bは、
ともに磁化したものを用いるとよい。
【0019】なお、時計11はバッグの本体1側に組み
込むこともできる。さらに時計11には蓋付きのものも
利用でき、表裏取付具12、13もファッション性のあ
る外観を選択できる。とくに裏取付具は取替自在である
ため、立体的に模様付けしたメッキ、有色ガラス、セラ
ミック、七宝焼などの色々なデザインしたものを任意に
選択し、好みに応じて表取付具のデザインと調和させる
ことができる。
【0020】
【考案の効果】必要に応じ、時計がワンタッチで自由自
在に反転できるので、バッグの利用価値が高くなり、非
常に便利である。
【0021】又時計は反転自在であり、取付のガラスを
保護するため反転させたとき、裏取付具が表に現れるた
め、裏取付具と表取付具との対比で優れたデザイン性を
発揮できる。
【0022】さらにネジで裏取付具を取り外すと、時計
を簡単に取り出せるので、時計の交換、修理に自由に対
応できる。
【0023】実施例のように表取付具に止め具を取付け
ると、止め具の機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5のA−A線断面図で、要部の断面を示す。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】表取付具の背面図である。
【図4】時計をバッグの蓋に組み込む状態の側面図であ
る。
【図5】バッグの蓋に時計を組み込んだ平面図である。
【図6】バッグの蓋を閉じた状態の斜視図である。
【図7】バッグの蓋を開いた状態の斜視図である。
【図8】他の実施例に於ける表取付具の側面図である。
【符号の説明】
2 蓋 11 時計 12 表取付具 13 裏取付具 14 ケ−ス 15 回転軸 16 前ケ−ス穴 18 支持穴 20 後ろケ−ス穴 22 Oリング

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計のケ−スの外周から、少なくとも対
    向する面が平面である非円柱の回転軸を、時計の中心軸
    を挟んで対向して突設し、バッグに貫設された取付穴へ
    嵌挿されて、蓋を挟着固定する表取付具と裏取付具との
    一方に設けた支持穴へ回転軸を枢支させて、回転軸の平
    面を支持穴の平面へ押圧するOリングを両取付具の間に
    配置するとともに、両取付具には、反転するケ−スが通
    過するケ−ス穴を設けてなるバッグへの時計の組み込み
    構造。
  2. 【請求項2】 回転軸は、時計の中心軸と直交する長さ
    が、中心軸と平行する長さ2倍以上の四角柱状に形成さ
    れている請求項1のバッグへの時計の組み込み構造。
  3. 【請求項3】 少なくとも回転軸は磁性体で形成され、
    Oリングはゴム磁石で形成されているとともに、硬さR
    40〜90で圧縮方向に対し15〜65%オ−バ−サイ
    ズに形成されている請求項1又は2のバッグへの時計の
    組み込み構造。
  4. 【請求項4】 表取付具は延出部を有しており、延出部
    にはバッグの本体側に取付けられている一方の止め具に
    係止開放される、他方の止め具が設けられている請求項
    1ないし3のバッグへの時計の組み込み構造。
JP1993074650U 1993-12-28 1993-12-28 バッグへの時計の組み込み構造 Expired - Lifetime JP2592611Y2 (ja)

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JPH0739565U JPH0739565U (ja) 1995-07-18
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