JPH0739552B2 - 高彩度顔料 - Google Patents

高彩度顔料

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JPH0739552B2
JPH0739552B2 JP13432186A JP13432186A JPH0739552B2 JP H0739552 B2 JPH0739552 B2 JP H0739552B2 JP 13432186 A JP13432186 A JP 13432186A JP 13432186 A JP13432186 A JP 13432186A JP H0739552 B2 JPH0739552 B2 JP H0739552B2
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JP
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water
pigment
soluble
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nylon powder
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利明 土子
浩一 新本
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Kose Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末
を、染料で染色させることによって得られた高彩度顔料
に関する。更に詳しくは、彩度が高く、透明感があり、
染着性のない、化粧料等に有用な高彩度顔料に関する。
[従来の技術] 一般に、化粧料等に有用な彩度の高い顔料として、ター
ル色素であって、色素の構造自体に可溶性基をもたず、
水、油又は溶媒に不溶な有機顔料が広く用いられてい
る。
また、有機顔料より彩度の高いものとして、タール色素
のうち、水、油又は溶媒に易溶な染料を硫酸アルミニウ
ム、硫酸バリウム等の沈殿剤で水不溶性にし、アルミナ
に吸着させたレーキ顔料も一般に用いられている。
タール色素で、水に可溶な水溶性染料、油に可溶な油溶
性染料も用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、有機顔料は、透明感があり、彩度の高い
顔料としてメーキャップ化粧料等に広く使用されている
ものの、透明感、彩度をさらに要求されるメーキャップ
化粧料を得るためには、その機能において十分な顔料と
は言えなかった。
レーキ顔料は、一般に、完全にはレーキ化されておら
ず、未反応の染料が残っており、レーキ顔料が皮膚等に
付着すると、未反応の染料が皮膚に染着してしまうとい
う欠点があった。
また、水溶性染料及び油溶性染料は、顔料と異なり、皮
膚等に付着すると染着する。特に油溶性染料は化粧品等
への応用の場合、皮膚等に付着すると異なった色に発色
するため外観色とかなり差がみられるという欠点があっ
た。また、彩度は低く、色幅も限られていた。
従って、彩度が高く、透明感があり、皮膚等へ染着しな
い顔料が切望されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、前記諸点に鑑み、さらに鋭意研究を重ね
た結果、水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末を
染料で染色させることにより、高彩度顔料が得られるこ
とを見い出し、この知見をもって本発明を完成させたの
である。
以下、本発明についてさらに詳述する。
本発明に係る水溶性コラーゲンは、コラーゲンのうちで
も若い動物の皮膚に含まれる中性塩溶液や希酸溶液で溶
け出す水溶液のコラーゲン、または、酵素で不溶性コラ
ーゲンを切断し水溶性にしたコラーゲンである。コラー
ゲンとは、哺乳類・鳥類等セキ椎動物の皮膚・角膜・腱
および血管の結合組織を構成している繊維状蛋白質であ
り、真皮のような皮膚の芯部分では、乾燥分として90〜
95%も含まれている。水溶性コラーゲンの分子量は、1
0,000〜900,000のものが使用しうる。
次に、本発明に係るナイロン粉末は、6−ナイロン、6,
6−ナイロン、12−ナイロン等のナイロン粉末である。
粒径は、1〜200ミクロンのものが使用でき、好ましく
は1〜50ミクロンのものである。
また、本発明に係る染料は、赤色104号、赤色106号、赤
色201号、黄色4号、黄色202号、黄色203号、黄色403
号、橙色205号、橙色207号、緑色3号、緑色201号、緑
色204号、青色1号、青色205号、褐色201号等の水溶性
染料、並びに赤色215号、赤色218号、赤色223号、橙色2
06号、黄色201号、緑色202号、紫色201号、青色403号等
の油溶性染料が好ましいものとして例示される。
本発明に係る水溶性コラーゲンをナイロン粉末に被覆す
る方法は、1〜20%の水溶性コラーゲン水溶液に、ナイ
ロン粉末を添加混合する。ここで、水溶性コラーゲンと
ナイロン粉末の比率は、1:99〜20:80が好ましい。十分
に混合されたら、37℃以下の温度で乾燥されるのが好ま
しい。乾燥方法として、風乾、噴霧式乾燥、真空凍結乾
燥等があげられる。ここで、ナイロン粉末が、海綿の様
な表面をもっている多孔質ナイロン粉末である場合に
は、コラーゲンを吸着しやすく、また、コラーゲンを離
脱することもなく、特に好ましい。
また、水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末の染
料による染色は、0.01〜50%の染料の水または低級アル
コール溶液中に染料の0.2〜100倍量の水溶性コラーゲン
を被覆したナイロン粉末を添加し、5〜10分撹拌した
御、過し、水洗後70℃以下で乾燥させることによって
行なわれる。ここで、低級アルコールは、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等が望ましい。また、水
溶性コラーゲンは、ポリペプタイドであり、染料により
化学的に染色しうるので、本発明の高彩度顔料を提供で
きる。
本発明の高彩度顔料は、彩度が高く、透明度があり、皮
膚等への染着が少ない新規な顔料であり、化粧料等に極
めて有効に利用できる。また、水溶性コラーゲンにて被
覆したナイロン粉末を利用しているので、化粧料に用い
る場合、水溶性コラーゲンの作用による皮膚への付着
性、しっとりした感触を与えることが可能である。メー
キャップ化粧料に用いた場合、良好な吸湿性のため、化
粧もちにもすぐれたものになる。
[実施例] 以下、本発明について、実施例を挙げてさらに説明す
る。これらは本発明を何ら限定するものでない。
まず、水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末の製
造方法を参考例[1]に示す。
参考例[1] 水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末の製造 1) 粒度10〜20ミクロンのナイロン粉末100gと、水溶
性コラーゲン2%水溶液100gを擂潰機に投入し、1時間
混合する。
2) 上記混合物を乾燥剤として塩化カルシウムを用
い、室温30mmHgの減圧下で乾燥する。
3) 上記乾燥物をアトマイザーに投入し、1mmのスク
リーンで粉砕し、10〜20ミクロンの水溶性コラーゲンに
被覆したナイロン粉末を得る。
以下、参考例[1]に示した水溶性コラーゲンにて被覆
したナイロン粉末を用いた高彩度顔料の実施例を示す。
ここで、水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末と
して、例えば、共栄化学工業(株)製カプラー1310−C
をも利用することができる。
実施例[1] 赤色218号の高彩度顔料 1) エチルアルコール200gを秤量し、この中に赤色21
8号を2g加え混合分散する。
2) 水浴中で50℃に加温し、赤色218号を均一溶解す
る。
3) 水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末10g
を加え5分間スターラー分散する。
4) 上記分散液を過する。
5) 上記過物を精製水を用いて液が無色透明にな
るまで水洗過を行なう。
6) 50℃にて乾燥器で一昼夜乾燥する。
7) 乾燥物を粉砕し、再度一昼夜乾燥して、本発明品
である赤色218号の高彩度顔料を得る。
実施例[2] 赤色104号の高彩度顔料 1) 水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉末を擂
潰機で3時間分散する。
2) エチルアルコールを200g秤量し、この中に赤色10
4号を8g加え混合分散する。
3) 水浴中で45℃に加温し、赤色104号を均一溶解す
る。
4) 3)に1)を10g加え5分間スターラー分散す
る。
5) 上記分散液を過する。
6) 上記過物を精製水を用いて液が無色透明にな
るまで水洗過を行なう。
7) 50℃にて乾燥器で一昼夜乾燥する。
8) 乾燥物を粉砕し、再度一昼夜乾燥して、本発明品
である赤色104号の高彩度顔料を得る。
本発明の高彩度顔料の染着性のなさを確認するために、
下記の試験方法で染着性の試験を行なった。
(試験方法) 表−1に示す色剤40部をヒマシ油60部で練った物を試料
とする。試料を前腕屈側部に塗布し、5分後に試料をコ
ットンで拭き取り、染着性の強さを判定し、判定1とし
た。次に水にぬらしたコットンで拭き取り、染着性の強
さを判定し、判定2とした。さらに、石鹸で洗い流し、
染着性の強さを判定し、判定3とした。
ここで判定の基準を下記に示す。
4:非常に強く染着する。
3:やや強く染着する。
2:弱く染着する。
1:染着しない。
10名のパネルを用いて判定し、その平均値を表−1に示
した。
表−1より明らかな如く、本発明の高彩度顔料は、他の
レーキ顔料や染料等と比較して、皮膚や衣服に付着して
も殆ど染着することはない。また、オイル、ワックス中
でも、油溶性染料を直接溶解したときにみられる様なブ
リード性もないものであった。
次に、本発明の高彩度顔料の彩度の高さを確認するため
に、下記の測定方法で色調を測定した。
(測定方法) 表−2に示す色剤40部をヒマシ油60部で練った物を試料
とする。試料を8ミリのドクターブレードで白色展色紙
上に塗布し、自然乾燥をし、日本電色色差計〈DICOM ND
−504DE〉で測定し、表−2で示した。
ここで、Lは明度を表わし、a及びbはそれぞれ色の方
向を表わしており、aは赤−緑方向、bは黄−青方向を
表わしている。θは彩度を表わし、 で求まり、値が大きくなる程、彩度は増すものである。
表−2より明らかな如く、本発明の高彩度顔料は、他の
レーキ顔料や染料等と比較して、かなり高彩度の採明な
色となっている。また、染料、有機顔料、レーキ顔料と
比べ、より透明な色調をも示していた。
[発明の効果] 本発明の高彩度顔料は、水溶性コラーゲンにて被覆した
ナイロン粉末を染料で染色することによって得られ、彩
度が高く、透明感があり、皮膚等への染着性がない新規
な顔料である。
さらに、ナイロン粉末に被覆された水溶性コラーゲンに
より、肌に対するしっとりとした感触、付着性及び化粧
もちが良いなどのすぐれた効果を有するものである。そ
のため、保湿性を要求されるメーキャップ化粧料に配合
すれば、別途に水溶性コラーゲンの様な保湿剤を配合す
る必要はなく、化粧料等に有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性コラーゲンにて被覆したナイロン粉
    末を、染料で染色させたことを特徴とする高彩度顔料。
JP13432186A 1986-06-10 1986-06-10 高彩度顔料 Expired - Lifetime JPH0739552B2 (ja)

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JP13432186A JPH0739552B2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10 高彩度顔料

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JP13432186A JPH0739552B2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10 高彩度顔料

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US20140357730A1 (en) * 2006-01-18 2014-12-04 INVISTA North America S.à r.l. Non-textile polymer compositions and methods

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