JPH0739458Y2 - トランスファフィーダのロック装置 - Google Patents
トランスファフィーダのロック装置Info
- Publication number
- JPH0739458Y2 JPH0739458Y2 JP1988148013U JP14801388U JPH0739458Y2 JP H0739458 Y2 JPH0739458 Y2 JP H0739458Y2 JP 1988148013 U JP1988148013 U JP 1988148013U JP 14801388 U JP14801388 U JP 14801388U JP H0739458 Y2 JPH0739458 Y2 JP H0739458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive rod
- transfer
- lock cylinder
- lift
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はトランスファプレスに装備されたトランスフ
ァフィーダのロック装置に関する。
ァフィーダのロック装置に関する。
従来トランスファプレスに装備されたトランスファフィ
ーダは2次元、3次元に動作する一対のトランスファバ
ーを有していて、これらトランスファバーの対向位置に
設けられたフィンガによりワークをクランプしてワーク
の搬送を行うように構成されている。
ーダは2次元、3次元に動作する一対のトランスファバ
ーを有していて、これらトランスファバーの対向位置に
設けられたフィンガによりワークをクランプしてワーク
の搬送を行うように構成されている。
また上記トランスファバーはトランスファプレスの動力
取出し装置より取出された動力により回転されるカムに
よりフィード方向、リフト方向及びクランプ方向へと駆
動されるようになっており、動力取出し装置には動力の
入切を制御するクラッチやブレーキが設けられている。
取出し装置より取出された動力により回転されるカムに
よりフィード方向、リフト方向及びクランプ方向へと駆
動されるようになっており、動力取出し装置には動力の
入切を制御するクラッチやブレーキが設けられている。
上記従来のトランスファフィーダでは、フィーダ内の駆
動部などを整備したり、修理する場合、動力取出し装置
のクラッチが連結されているときにはプレス本体側のブ
レーキによりフィーダ側の動きを、また動力取出し装置
のクラッチが解放されているときには動力取出し装置の
ブレーキによりフィーダの動きを停止して、作業員がフ
ィーダ内へ入り、整備や修理などを行っていた。
動部などを整備したり、修理する場合、動力取出し装置
のクラッチが連結されているときにはプレス本体側のブ
レーキによりフィーダ側の動きを、また動力取出し装置
のクラッチが解放されているときには動力取出し装置の
ブレーキによりフィーダの動きを停止して、作業員がフ
ィーダ内へ入り、整備や修理などを行っていた。
しかし、プレス本体のブレーキや動力取出し装置のブレ
ーキは摩擦板を使用しているため、トランスファバーの
動力などにより摩擦板が滑ってトランスファバーなどが
不用意に動き出すことがあり、整備や修理などの作業が
安全にできない不具合があった。
ーキは摩擦板を使用しているため、トランスファバーの
動力などにより摩擦板が滑ってトランスファバーなどが
不用意に動き出すことがあり、整備や修理などの作業が
安全にできない不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、トランスファバーなどが不用意に動き出すことのな
いトランスファフィーダのロック装置を提供しようとす
るものである。
で、トランスファバーなどが不用意に動き出すことのな
いトランスファフィーダのロック装置を提供しようとす
るものである。
この考案は上記目的を達成するために、2次元、3次元
方向に駆動される一対のトランスファバーを有するトラ
ンスファフィーダにおいて、上記トランスファバーを2
次元、3次元方向へ駆動するフィードキャリヤやクラン
プ駆動杆及びリフト駆動杆の近傍に設けられた固定部材
にロックシリンダ及び係止部の一方を設置し、また上記
フィードキャリヤやクランプ駆動杆及びリフト駆動杆に
ロックシリンダ及び係止部の他方を設置すると共に、上
記係止部をロックシリンダのピストン杆先端が係脱自在
に嵌合する凹状に形成したもので、ロックシリンダのピ
ストン杆先端を係止部に嵌合してトランスファバーの動
きを機械的にロックすることにより、トランスファバー
が自重によって不用意に動き出すのを確実に防止するこ
とができる。
方向に駆動される一対のトランスファバーを有するトラ
ンスファフィーダにおいて、上記トランスファバーを2
次元、3次元方向へ駆動するフィードキャリヤやクラン
プ駆動杆及びリフト駆動杆の近傍に設けられた固定部材
にロックシリンダ及び係止部の一方を設置し、また上記
フィードキャリヤやクランプ駆動杆及びリフト駆動杆に
ロックシリンダ及び係止部の他方を設置すると共に、上
記係止部をロックシリンダのピストン杆先端が係脱自在
に嵌合する凹状に形成したもので、ロックシリンダのピ
ストン杆先端を係止部に嵌合してトランスファバーの動
きを機械的にロックすることにより、トランスファバー
が自重によって不用意に動き出すのを確実に防止するこ
とができる。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1はトランスファプレスの本体で、出入り自
在なムービングボルスタ2を有しており、このムービン
グボルスタ2の上方にトランスファフィーダ3のトラン
スファバー4が設けられている。上記トランスファバー
4は図示しないワークの搬送方向に互に平行するように
並設されていて、上記プレス本体1に取付けられた動力
取出し装置5により取出された動力によりカム軸6が回
転されるようになっている。
在なムービングボルスタ2を有しており、このムービン
グボルスタ2の上方にトランスファフィーダ3のトラン
スファバー4が設けられている。上記トランスファバー
4は図示しないワークの搬送方向に互に平行するように
並設されていて、上記プレス本体1に取付けられた動力
取出し装置5により取出された動力によりカム軸6が回
転されるようになっている。
上記カム軸6にはフィードカム6a、クランプカム6b及び
リフトカム6cが設けられていて、フィードカム6aにより
フィードキャリヤ7が、クランプカム6bによりクランプ
駆動杆8が、そしてリフトカム6cによりリフト駆動杆9
がそれぞれ駆動されて、これらフィードキャリヤ7、ク
ランプ駆動杆8及びリフト駆動杆9により上記トランス
ファバー4がフィード、リターン方向、クランプ、アン
クランプ方向及びリフト、ダウン方向に駆動できるよう
になっている。
リフトカム6cが設けられていて、フィードカム6aにより
フィードキャリヤ7が、クランプカム6bによりクランプ
駆動杆8が、そしてリフトカム6cによりリフト駆動杆9
がそれぞれ駆動されて、これらフィードキャリヤ7、ク
ランプ駆動杆8及びリフト駆動杆9により上記トランス
ファバー4がフィード、リターン方向、クランプ、アン
クランプ方向及びリフト、ダウン方向に駆動できるよう
になっている。
そして上記フィードキャリヤ7と、クランプ駆動杆8及
びリフト駆動杆9の近傍にこの考案のロック装置10が設
けられている。
びリフト駆動杆9の近傍にこの考案のロック装置10が設
けられている。
フィードキャリヤ7に設けられたロック装置10はフィー
ドキャリヤ7の両側にロックシリンダ11が設けられてい
て、ロックシリンダ11より突設されたピストン杆11aの
先端部がプレス本体1のアプライト1a側に設けられた係
止板12の凹状係止部12aを係止するようになっている。
ドキャリヤ7の両側にロックシリンダ11が設けられてい
て、ロックシリンダ11より突設されたピストン杆11aの
先端部がプレス本体1のアプライト1a側に設けられた係
止板12の凹状係止部12aを係止するようになっている。
またクランプ駆動杆8及びリフト駆動杆9の近傍に設置
されたロック装置10は、クランプ駆動杆8及びリフト駆
動杆9の長手方向に沿って複数箇所に亘って設けられた
凹溝状の係止部8a,9aにピストン杆11bの先端が嵌入でき
るようにロックシリンダ11が設けられている。
されたロック装置10は、クランプ駆動杆8及びリフト駆
動杆9の長手方向に沿って複数箇所に亘って設けられた
凹溝状の係止部8a,9aにピストン杆11bの先端が嵌入でき
るようにロックシリンダ11が設けられている。
上記ロックシリンダ11はブラケット10aによりプレス本
体1のベッドなどに取付けられていて、第3図及び第4
図に示すように、内部がピストン11aにより圧力室111と
ばね室112に区割され、圧力室111側には油圧源13より電
磁弁14を介して油圧が供給できるようになっていると共
に、ばね室112内にはピストン11aをロック方向へ付勢す
る圧縮ばね11dが収容されている。
体1のベッドなどに取付けられていて、第3図及び第4
図に示すように、内部がピストン11aにより圧力室111と
ばね室112に区割され、圧力室111側には油圧源13より電
磁弁14を介して油圧が供給できるようになっていると共
に、ばね室112内にはピストン11aをロック方向へ付勢す
る圧縮ばね11dが収容されている。
そしてピストン11aよりばね室112側へ突設された作動杆
11cはロックシリンダ11の外方へ突出されていて、先端
部にドッグ15が設けられ、このドッグ15を近接スイッチ
よりなるロック検出器16は検出するようになっている。
11cはロックシリンダ11の外方へ突出されていて、先端
部にドッグ15が設けられ、このドッグ15を近接スイッチ
よりなるロック検出器16は検出するようになっている。
次に作用を説明すると、トランスファフィーダ3の整備
や修理を行うに当って、まずトランスファフィーダ3を
停止したら、電磁弁14を連通ポジション14aからドレン
ポジション14bへ切換えて、ロックシリンダ11の圧力室1
11へ供給されていた油圧をドレンする。これによって、
いままで油圧により退入状態にあったピストン杆11bが
係止板12やクランプ駆動杆8、リフト駆動杆9側へ突出
されて、各ピストン杆11bの先端がそれぞれ係止部12a,8
a,9aへと進入し、フィードキャリヤ7やクランプ駆動杆
8、リフト駆動杆9をロックする。
や修理を行うに当って、まずトランスファフィーダ3を
停止したら、電磁弁14を連通ポジション14aからドレン
ポジション14bへ切換えて、ロックシリンダ11の圧力室1
11へ供給されていた油圧をドレンする。これによって、
いままで油圧により退入状態にあったピストン杆11bが
係止板12やクランプ駆動杆8、リフト駆動杆9側へ突出
されて、各ピストン杆11bの先端がそれぞれ係止部12a,8
a,9aへと進入し、フィードキャリヤ7やクランプ駆動杆
8、リフト駆動杆9をロックする。
これによってトランスファバー4のフィード、リターン
方向、クランプ、アンクランプ方向及びリフト、ダウン
方向の移動が係止されるため、作業中トランスファバー
4の自重などによって、トランスファバー4などが急に
動き出すことを確実に防止することができるようにな
る。
方向、クランプ、アンクランプ方向及びリフト、ダウン
方向の移動が係止されるため、作業中トランスファバー
4の自重などによって、トランスファバー4などが急に
動き出すことを確実に防止することができるようにな
る。
この考案は以上詳述したように、トランスファバーをフ
ィード、リフト及びクランプ方向へ動作させる駆動機構
の近傍にこれらを機械的にロックするロック装置を設け
たことから、トランスファフィーダ内へ作業者が入って
整備や修理などを行っていても、トランスファバーの自
重などによってトランスファバーや駆動部が不用意に動
き出すことがなく、作業が安全に行えるようになる。
ィード、リフト及びクランプ方向へ動作させる駆動機構
の近傍にこれらを機械的にロックするロック装置を設け
たことから、トランスファフィーダ内へ作業者が入って
整備や修理などを行っていても、トランスファバーの自
重などによってトランスファバーや駆動部が不用意に動
き出すことがなく、作業が安全に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例示し、第1図は全体的な概略
平面図、第2図は駆動系の系統図、第3図はロックシリ
ンダ付近の平面図、第4図は同断面図である。
平面図、第2図は駆動系の系統図、第3図はロックシリ
ンダ付近の平面図、第4図は同断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】2次元、3次元方向に駆動される一対のト
ランスファバー4を有するトランスファフィーダにおい
て、上記トランスファバー4を2次元、3次元方向へ駆
動するフィードキャリヤ7やクランプ駆動杆8及びリフ
ト駆動杆9の近傍に設けられた固定部材に、ロックシリ
ンダ11及び係止部8a,9a,12aの一方を設置し、また上記
フィードキャリヤ7やクランプ駆動杆8及びリフト駆動
杆9にロックシリンダ11及び係止部8a,9a,12aの他方を
設置すると共に、上記係止部8a,9a,12aをロックシリン
ダ11のピストン杆11b先端が係脱自在に嵌合する凹状に
形成してなるトランスファフィーダのロック装置。 - 【請求項2】上記ロックシリンダ11を付勢手段によりロ
ックし、油圧によりロックを解除するように動作させて
なる請求項1記載のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148013U JPH0739458Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | トランスファフィーダのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148013U JPH0739458Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | トランスファフィーダのロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270826U JPH0270826U (ja) | 1990-05-30 |
JPH0739458Y2 true JPH0739458Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31418941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988148013U Expired - Lifetime JPH0739458Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | トランスファフィーダのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739458Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838624A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-07 | Yamada Dobby Co Ltd | トランスフア−フイ−ド装置におけるクラツチ装置 |
JPS58173037A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-11 | Aida Eng Ltd | トランスフアのクランプユニットの駆動安全装置 |
JPS6340615A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-22 | Kawasaki Steel Corp | 熱間圧延のストリツプ巻取設備におけるサイドガイド制御方法 |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP1988148013U patent/JPH0739458Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0270826U (ja) | 1990-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6510795B1 (en) | Accessory for a printing unit | |
EP0289614B1 (en) | Apparatus for setting the revolving zone of revolving drum of industrial robot | |
US4718339A (en) | Press with chucking plates for sets of tools | |
US5347914A (en) | Traverse apparatus | |
JPS5855138A (ja) | トランスフア−フイ−ド装置 | |
JPH0739458Y2 (ja) | トランスファフィーダのロック装置 | |
US5913932A (en) | Transfer press | |
US5531005A (en) | Device for fixed positioning of a pallet on a work table | |
ITRE20000111A1 (it) | Dispositivo di supporto e bloccaggio dell'utensile nelle pressepiegatrici di lamiera | |
US11897736B2 (en) | Hydraulic actuator for a locking device of a telescopic boom, locking device, telescopic boom, mobile crane, and method for adjusting a telescopic boom | |
US4523889A (en) | Apparatus for automatically delivering workpiece | |
US2246494A (en) | Means for assembling elements by riveting | |
US2908405A (en) | Mechanism for the operation of the transfer table of a press | |
DE2225677A1 (de) | Zylinderdruck- oder stanzmaschine | |
US5842386A (en) | Locking device for transfer feeder | |
KR960008686B1 (ko) | 트랜스퍼 피더의 로크장치 | |
JP2708187B2 (ja) | 印刷機の安全装置 | |
US4586364A (en) | Quick-change transfer head | |
JP2005522349A (ja) | 輪転印刷機の印刷機構用のインキング装置 | |
US4649805A (en) | Vehicle brake application apparatus | |
EP0837990A1 (en) | Braking device of linear moving operating devices | |
KR960007806Y1 (ko) | 중장비용 조향시스템 | |
JPH0346248Y2 (ja) | ||
JPH0228330U (ja) | ||
JPS6323420Y2 (ja) |