JPH073934A - 壁構築用の植木ブロック - Google Patents

壁構築用の植木ブロック

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JPH073934A
JPH073934A JP5196649A JP19664993A JPH073934A JP H073934 A JPH073934 A JP H073934A JP 5196649 A JP5196649 A JP 5196649A JP 19664993 A JP19664993 A JP 19664993A JP H073934 A JPH073934 A JP H073934A
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Takuo Mori
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 所定の位置にあるブロックの内部に土を収容
して植木ブロックを構成する壁において、構造を簡単と
し、植木や土の入替えを容易としたブロックを提供する
こと。 【構成】 ブロックを箱体13と窓を有する蓋体14と
に分け、これらを互いに固着すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、塀を構築する壁や、ビ
ルの壁を構築するためのブロックに関し、更に詳しくは
該ブロックの内部に土を収容し、該土に植物を植生させ
て壁の外観を美麗にした植木ブロックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製の壁構築用のブロックは
外観が無味乾燥であるため、これを改善すべくブロック
に草木を植生して外観を美麗にするようにしたコンクリ
ート製の壁構築用植木ブロックが公知となっている。
(特公平4ー68420号公報参照)
【0003】これを図13で説明すると、壁1は多数の
ブロック2を組み立てて構成されている。ブロック2の
内、一部のブロックは植木ブロック2Aとなっており、
該植木ブロック2Aは内部に土の収容空間が形成されて
おり、かつ植木ブロック2Aの前面に内外を連通する窓
3が形成されている。草木4は収容空間に収容された土
に植生され、窓4から枝、葉、花が外部に露出して植え
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知のコンクリート製の植木ブロック2Aには以下のよう
な問題点があった。先ず、コンクリートによって前記公
知の植木ブロック2Aを成型加工するには手間が掛かり
過ぎ、コスト高となってしまうおそれがある。その上、
コンクリートは重量が重く、この点においても作業に手
間取るものとなる。又、コンクリートからなる植木ブロ
ック2Aに収容空間や窓3を形成すると植木ブロック2
A自体の強度が低下し、壁1全体の強度低下をもたらす
おそれがある。更に、土や草木4を取り替える場合、窓
3を介して取り替えを行うこととなり、手間が掛かって
しまう。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記欠点を改善
し、加工が簡単であり、かつ強度の低下も少なく、かつ
土屋植物の取替えが容易な植木ブロックを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は壁構築用の立方体形状のブロックにおい
て、該ブロックを一面が開放し、内部に植物や土を収容
する収容室を設けた箱体と、該箱体の開放面を覆う蓋体
とから構成し、該蓋体に収容室と外側とを連通する窓を
設け、壁構築後に土と植物を植生してなることを特徴と
するものである。又、本発明の他の特徴とするところ
は、壁構築用のブロックにおいて、該ブロックを前面と
背面とが開放し、内部に植物や土を収容する収容室を形
成した筒状となった箱体と、該箱体の開放面を覆う2枚
の蓋体とから構成し、該蓋体の一方あるいは両方に収容
室と外側とを連通する窓を設け、壁構築後に土と植物を
植生してなる壁構築用の植木ブロックにある。更に又、
本発明の特徴とするところは、壁構築用のブロックにお
いて、該ブロックを上面が開放し、内部に植物や土を収
容する収容室を形成した箱体となっており、該ブロック
を構築された壁の最上段に設けてなる壁構築用の植木ブ
ロックにある。
【0007】
【実施例】次に、本発明の幾つかの実施例を図1ないし
図3に基いて説明する。立方体形状のブロック11を多
数積んで、図1に示すような壁12を構築する。この壁
12は、塀として使用する場合や、建築物の外壁体とし
て使用する場合など、種々の使用形態がある。
【0008】ブロック11の内、所定の位置のブロック
は1面が開放した箱体13と該開放面を覆う蓋体14と
からなる植木ブロック11Aとなっている。箱体13の
内部には土や草木を収容する収容室15が形成されてお
り、蓋体14には収容室15と外部とを連通する窓16
が形成されている。又、箱体13の底面には排水のため
の通口17が形成されている。この実施例では箱体13
と蓋体14とはねじ18によって相互に固着されている
が、一方を他方に単に嵌め合わすだけの構造とすること
もできる。箱体13の強度を向上させるため、箱体13
の内面及びあるいは外面には凹凸条からなる多数の補強
リブ19を形成し、耐荷重性を向上させている。
【0009】蓋体14に形成されている窓16の形状と
しては図3に示すように、種々のデザインが考えられ
る。即ち、図3の(A)は上方が丸くなった半円弧形状
の窓16であり、(B)は水平な下辺をもつ山形の三角
形状の窓16であり、(C)は菱形の窓16であり、
(E)は中央に仕切りを有する長方形の窓16であり、
(F)は上方が丸くなった円弧状の窓16であり、
(G)はハート状の窓16である。これらの窓16の形
状は、設計に当ってデザインとして周囲環境にマッチン
グしたものを採用するものである。
【0010】本発明は上記実施例の他、次のような構造
のものとすることもできる。図4は本発明の他の実施例
を示す断面図であり、この実施例では窓16の上縁16
Aと下縁16Bの位置関係が次のようになっている。即
ち、窓16の下縁16Bが上縁16Aよりも前方に突出
して形成されており、これによって雨水が上縁16Aか
ら窓16を通して箱体13の内部に滴下し、内部に収容
されている土に水分を供給するようにしたものである。
【0011】又、窓16の下縁16Bの端部が下方に折
れ曲がって形成され、上縁16Aの端部が上方に折れ曲
がって形成されている。この構成によると、草木が風に
よって揺れたとしても、草木の枝葉が上縁16Aや下縁
16Bの突端で切断されることがない。
【0012】又、図5は蓋体14の前面を箱体13側に
凹んで形成し、もって草木が前方に突出し過ぎることの
ないように工夫したものである。
【0013】更に、図6及び図7は本発明の更に他の実
施例を示す図であり、この実施例では蓋体21の前面に
傾斜面22を形成し、この傾斜面に草や木の枝が沿って
垂下するようにしたものである。
【0014】又、図8は本発明の他の実施例を示す断面
図であり、この実施例では箱体31の背面にも窓32が
形成されているものであり、これによって通気を促すと
同時に、草木がブロックの前面と背面とから露見可能と
なるものである。
【0015】図9は本発明の更に他の実施例を示す断面
図であり、この実施例では箱体41が前面と背面とが開
放した方形の筒状となっており、蓋体42が箱体41の
前面と背面とから取り付けられるものである。
【0016】図10は本発明の排水のための通口の他の
実施例を示す断面図であり、通口51が上方に突出した
筒状(円形あるいは方形等、断面形状は問わない)とな
っており、この突出高さHによって箱体52の底面に水
の溜りを構成し、草木の育成に必要な水分を確保するも
のである。
【0017】図11及び図12は本発明の他の実施例を
示すものであり、この実施例では植木ブロック61が上
面が開放した箱体となっており、このブロック61を構
築された壁62の最上段に部分的に設置するものであ
る。
【0018】以上の実施例において、本発明のブロック
11Aを構成する材料としてステンレススチール、強化
プラスチック、その他耐食性の金属、合金が採用され
る。又、廃棄された合成趣旨の再生物を加工して得られ
た再生合成樹脂で構成すると、環境保護の面で一層効果
的なものとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、以下のような効果を奏
する。先ず、本発明の植木ブロックは金属やプラスチッ
クの箱体と蓋体で構成されているので成型加工が簡便で
あり、軽量かつ低コストである。又、補強リブを設ける
構造とすることにより、軽量かつ強度も十分に得られる
ものとなる。更に、蓋体を外すことにより、簡単に土や
草木の取替えが可能となる。筒状に突出する排水のため
の通口を設けたものでは、底部に水の溜りができ、水分
の補給が十分となって草木の育成に支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る壁の正面図で
ある。
【図2】図2は、図1の植木ブロックの斜視図である。
【図3】図3は、図2の植木ブロックに形成された窓の
形状を示す図である。
【図4】図4は、本発明の植木ブロックの他の実施例を
示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の植木ブロックの更に他の実施
例を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の他の実施例に係る植木ブロッ
クの正面図である。
【図7】図7は、図6の植木ブロックのAーA断面図で
ある。
【図8】図8は、本発明の他の実施例になる窓の構造を
有する植木ブロックの断面図である。
【図9】図9は、本発明の植木ブロックの更に他の実施
例を示す断面図である。
【図10】図10は、本発明の植木ブロックに適用され
る排水のための通口の他の実施例を示す断面図である。
【図11】図11は、本発明の他の実施例になる植木ブ
ロックを説明するための壁の正面図である。
【図12】図12は、図11の壁に使用される植木ブロ
ックの一例を示す斜視図である。
【図13】図13は、従来公知のコンクリート製の植木
ブロックからなる壁を示す正面図である。
【符号の説明】 11 ブロック 11A:植木ブロック 12 壁 13 箱体 14 蓋体 15 収容空間 16 窓 16A 上縁 16B 下縁 17 通口 18 ねじ 19 補強リブ 21 蓋体 22 傾斜面 31 箱体 32 窓 41 箱体 42 蓋体 51 通口 52 箱体 61 植木ブロック 62 壁

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁構築用のブロックにおいて、該ブロッ
    クを一面が開放し、内部に植物や土を収容する収容室を
    設けた箱体と、該箱体の開放面を覆う蓋体とから構成
    し、該蓋体に収容室と外側とを連通する窓を設け、壁構
    築後に土と植物を植生してなることを特徴とする壁構築
    用の植木ブロック。
  2. 【請求項2】窓の上縁よりも下縁を前方に突出させてな
    ることを特徴とする請求項1記載の壁構築用の植木ブロ
    ック。
  3. 【請求項3】窓の上縁の端部を上方に折り上げてなり、
    下縁の端部を下方に折り下げてなることを特徴とする請
    求項2記載の壁構築用の植木ブロック。
  4. 【請求項4】蓋体の前面を箱体側に凹ませてなることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3記載の壁構築用の植
    木ブロック。
  5. 【請求項5】蓋体の前面を箱体側に凹ませ、窓の下方に
    傾斜面を形成してなることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4記載の壁構築用の植木ブロック。
  6. 【請求項6】箱体に凹凸条からなる補強リブを形成して
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載の壁
    構築用の植木ブロック。
  7. 【請求項7】壁構築用のブロックにおいて、該ブロック
    を前面と背面とが開放し、内部に植物や土を収容する収
    容室を形成した筒状となった箱体と、該箱体の開放面を
    覆う2枚の蓋体とから構成し、該蓋体の一方あるいは両
    方に収容室と外側とを連通する窓を設け、壁構築後に土
    と植物を植生してなることを特徴とする壁構築用の植木
    ブロック。
  8. 【請求項8】窓の上縁よりも下縁を前方に突出させてな
    ることを特徴とする請求項7記載の壁構築用の植木ブロ
    ック。
  9. 【請求項9】窓の上縁の端部を上方に折り上げてなり、
    下縁の端部を下方に折り下げてなることを特徴とする請
    求項8記載の壁構築用の植木ブロック。
  10. 【請求項10】蓋体の前面を箱体側に凹ませてなること
    を特徴とする請求項7ないし請求項9記載の壁構築用の
    植木ブロック。
  11. 【請求項11】蓋体の前面を箱体側に凹ませ、窓の下方
    に傾斜面を形成してなることを特徴とする請求項7ない
    し請求項10記載の壁構築用の植木ブロック。
  12. 【請求項12】壁構築用のブロックにおいて、該ブロッ
    クを上面が開放し、内部に植物や土を収容する収容室を
    形成した箱体となっており、該ブロックを構築された壁
    の最上段に設けてなることを特徴とする壁構築用の植木
    ブロック。
  13. 【請求項13】箱体の底面に排水のための通口を設け、
    該通口が上方に突出する筒状となっていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項12記載の壁構築用の植木ブ
    ロック。
  14. 【請求項14】耐食性の金属からなることを特徴とする
    請求項1ないし請求項13記載の壁構築用の植木ブロッ
    ク。
  15. 【請求項15】合成樹脂からなることを特徴とする請求
    項1ないし請求項14記載の壁構築用の植木ブロック。 【0001】
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502055A (ja) * 1973-05-08 1975-01-10
JPS5032058A (ja) * 1973-06-08 1975-03-28
JPS5186613U (ja) * 1974-12-30 1976-07-12
JPS5639296U (ja) * 1979-09-05 1981-04-13
JPS59167117U (ja) * 1983-09-21 1984-11-09 岩下 喜文 ブロック型物入れ

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