JPH0739341Y2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JPH0739341Y2
JPH0739341Y2 JP1991026194U JP2619491U JPH0739341Y2 JP H0739341 Y2 JPH0739341 Y2 JP H0739341Y2 JP 1991026194 U JP1991026194 U JP 1991026194U JP 2619491 U JP2619491 U JP 2619491U JP H0739341 Y2 JPH0739341 Y2 JP H0739341Y2
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JP
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current
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detection transformer
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秀文 中込
満男 高木
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、NiCd電池の充電等
に好適なチョッパ方式の定電流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチョッパ方式の定電流回路は図
に示すように、直流電源端子1、2と、出力端子3、4
と、FET等のスイッチング素子5と、平滑回路6と、
PWM(パルス幅変調)制御回路7と、電流検出トラン
ス(カレントトランス)8と、電流検出回路9とから成
る。スイッチング素子5は電源端子1と出力端子3との
間に直列に接続されている。平滑回路6は、スイッチン
グ素子5と出力端子との間に直列に接続されたリアクト
ル(チョークコイル)10と、このリアクトル10の出
力端子とグランドラインとの間に接続されたコンデンサ
11と、リアクトル10の入力端子とグランドラインと
の間に接続されたフライホィールダイオード12とから
成る。PWM制御回路7は出力端子3、4間に接続され
た負荷13に一定電流を供給するためのPWMパルスを
形成してスイッチング素子5の制御端子(ゲート)に供
給する。このPWM制御回路7は誤差増幅器と三角波発
生回路と比較器とを有する周知の回路であり、誤差増幅
器で電流検出電圧と基準電圧との差に対応する出力を求
め、これと三角波とを比較器で比較してPWMパルスを
発生する。電流検出トランス8の1次巻線8aは電源端
子1とスイッチング素子5との間に直列に接続され、2
次巻線8bは整流平滑回路9に接続されている。電流検
出回路9は電流検出トランス8の出力に対応した電圧即
ち電流検出信号を形成し、これをPWM制御回路7に与
える。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】電流検出器として図
に示すように電流検出トランス8を使用すると、電流検
出抵抗を使用する場合に比べて電力損失を小さくするこ
とができる。しかし、スイッチング素子5のデューティ
ー比(以下DT比と言う)が50%よりも大きくなる
と、電流検出トランス8の磁気的リセットが不可能にな
り、電流検出トランス8が飽和し、電流検出電圧の低下
が生じ、更にDT比を高める動作が生じ、負荷13がN
iCd電池の場合には過充電状態になる。
【0004】そこで、本考案の目的は電流検出トランス
を使用するにも拘らずスイッチング素子のDT比を大き
変えることができる定電流回路を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の定電流回路は、直流電源端子と出力端子との
間に接続されたスイッチング素子と、前記スイッチング
素子で断続された直流を平滑するためのリアクトルとコ
ンデンサとフライホィールダイオードとから成る平滑回
路と、前記フライホィールダイオードに直列に接続され
第1の電流検出トランスと、前記直流電源端子と前記
平滑回路との間に接続された第2の電流検出トランス
、前記第1及び第2の電流検出トランスの出力に基づ
いて前記出力端子を通って流れる電流が一定になるよう
に前記スイッチング素子をオン・オフ制御する制御回路
とを備えている。
【0006】前記制御回路は前記スイッチング素子のデ
ューティー比が50%又はこの近傍値以下の範囲におい
ては前記第2の電流検出トランスの出力に基づいて定電
流制御し、デューティー比が50%又はこの近傍値を越
えた範囲においては前記フライホィールダイオードに直
列に接続された前記第1の電流検出トランスの出力に基
づいて定電流制御するように構成されている
【0007】
【作用】本考案におけるスイッチング素子はFET又は
バイポーラトランジスタ等から成り、直流電圧をオン・
オフする。フライホィールダイオードに直列に接続され
第1の電流検出トランスは、スイッチング素子のオフ
期間にフライホィールダイオードを通って流れる電流を
検出する。この第1の電流検出トランスはデューティー
比が50%又はこの近傍値を越えた範囲の電流を検出す
る時に使用する。 第2の電流検出トランスはスイッチン
グ素子のデューティー比が50%又はこの近傍以下の範
囲の電流を検出する時に使用する
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例に係わるNiCd電池
の充電用定電流回路を説明する。但し、図1において、
と共通する部分には同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0009】図1では第1の電流検出トランス8の1次
巻線8aがフライホィールダイオード12に直列に接続
されている、その他は図と同一に構成されている。電
流検出トランス8の2次巻線8bに接続された第1の
流検出回路9は、スイッチ24を介してPWM制御回路
7に接続されている。第1の電流検出回路9からは、
イッチング素子5のオフ期間にフライホィールダイオー
ド12に流れる電流の波高値(ピーク)に対応する電圧
が得られる。
【0010】図1の回路において、スイッチング素子5
をPWM制御回路7のPWMパルスに基づいてオン・オ
フ制御すると、電源端子1、2間に接続された直流電源
から供給される直流電圧が断続される。スイッチング素
子5のオン期間T1にはスイッチング素子5及びリアク
トル10を通って電流I1が図2に示すように流れる。
スイッチング素子5のオフ期間T2にはスイッチング素
子5を流れる電流I1は零になり、これに代ってリアク
トル10の蓄積エネルギーの放出によってリアクトル1
0とコンデンサ11及び負荷13と電流検出トランス8
とフライホィールダイオード12の閉回路に図2に示す
ように電流I2が流れる。電流I2のピーク値は電流I
1のピーク値と同一である。従って、フライホィールダ
イオード12を流れる電流I2のピーク値はスイッチン
グ素子5を流れる電流I1の大きさ及び負荷13に流れ
る電流の大きさを示す情報を含んでいる。即ち、電流I
2のピーク値は負荷電流に比例している。電流検出回路
9は図2に示すフライホィール電流I2のピーク値又は
この近傍値に対応した電圧を出力する。これにより、電
流検出回路9からPWM制御回路7に負荷電流を示す電
流検出信号を与えることができる。
【0011】図の定電流回路は、更に第2の電流検出
トランス20と、第2の電流検出回路23と、2つのス
イッチ24、25と、DT比検出回路26を有する。
2の電流検出トランス20は従来と同様にスイッチング
素子5に直列に接続された1次巻線21を有する。この
第2の電流検出トランス20の2次巻線22は電流検出
回路23とスイッチ25を介してPWM制御回路7に接
続されている。第1の電流検出トランス8に接続された
第1の電流検出回路9はスイッチ24を介してPWM制
御回路7に接続されている。
【0012】DT比検出回路26はPWM制御回路7に
おけるPWMパルスのDT比が50%以下か50%を越
えたかを検出し、50%以下の時にはスイッチ25をオ
ンにし、50%を越えた時にはスイッチ24をオンにす
る。これにより、DT比が50%以下の範囲及び50%
を越えた範囲の両方において電流検出トランスの磁気飽
和を伴わない電流検出が可能になる。
【0013】
【変形例】本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
【0014】図1のリアクトル10をフライホィールダ
イオード12の位置に接続し、逆にフライホィールダイ
オード12をリアクトル10の位置に接続して極性反転
型に構成することができる。
【0015】電源端子1とスイッチング素子5との間に
リアクトルの1次巻線を設け、このリアクトルのエネル
ギーを放出するための2次巻線をフライホィールダイオ
ード12に直列に接続することができる。
【0016】電流検出トランス8の出力のピーク値によ
って負荷電流を検出する代りに、平均値によって負荷電
流を検出することができる。
【0017】
【考案の効果】上述から明らかなように、本考案によれ
ばスイッチング素子のDT比が高い領域と低い領域との
両方の電流を電流検出トランスで検出することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の定電流回路を示す回路図であ
る。
【図2】図1の電流I1、I2を示す波形図である。
【図3】従来の定電流回路を示す回路図である。
【符号の説明】
5 スイッチング素子 8 電流検出トランス 10 リアクトル 11 コンデンサ 12 フライホィールダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源端子と出力端子との間に接続さ
    れたスイッチング素子と、 前記スイッチング素子で断続された直流を平滑するため
    のリアクトルとコンデンサとフライホィールダイオード
    とから成る平滑回路と、 前記フライホィールダイオードに直列に接続された第1
    電流検出トランスと、前記直流電源端子と前記平滑回路との間に接続された第
    2の電流検出トランスと、 前記第1及び第2の電流検出トランスの出力に基づいて
    前記出力端子を通って流れる電流が一定になるように前
    記スイッチング素子をオン・オフ制御する制御回路と、を有し、前記制御回路は前記スイッチング素子のデュー
    ティー比が50%又はこの近傍値以下の範囲においては
    前記第2の電流検出トランスの出力に基づいて定電流制
    御し、デューティー比が50%又はこの近傍値を越えた
    範囲においては前記フライホィールダイオードに直列に
    接続された前記第1の電流検出トランスの出力に基づい
    て定電流制御するように構成されていることを 特徴とす
    る定電流回路。
JP1991026194U 1991-03-26 1991-03-26 定電流回路 Expired - Lifetime JPH0739341Y2 (ja)

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JPH04114784U JPH04114784U (ja) 1992-10-09
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