JPH0739140A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0739140A
JPH0739140A JP17688493A JP17688493A JPH0739140A JP H0739140 A JPH0739140 A JP H0739140A JP 17688493 A JP17688493 A JP 17688493A JP 17688493 A JP17688493 A JP 17688493A JP H0739140 A JPH0739140 A JP H0739140A
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JP
Japan
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power supply
voltage
transistor
level
regulator
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JP17688493A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Imagawa
和彦 今川
Masafumi Miura
雅史 三浦
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 DC−DC変換回路において、電源スイッチ
をオフにし直後オンに切換えた時、出力電圧が供給でき
ない不都合がなくなり、信頼性向上ができる。 【構成】 第1電源電圧V1をオフした時、コンデンサ
38による電圧V3はツェナーダイオード37により低
下せず、レギュレータ40はV1の低下を補償するため
トランジスタ41のオン、オフデューティー比を増大さ
せる。なおV1が低下しV1=V3となると両電圧は同
一レベルで出力電圧V2迄低下し、過負荷検出動作が開
始される。デューティ比の増大によりコンデンサ38の
電位が上昇し、レギュレータ40は所定の電位を越える
とトランジスタ41に制御信号を出力しオフし過負荷か
ら保護する。V3がレギュレータ40の動作電圧以下に
なるとその動作はリセットされ、トランジスタ41の強
制的オフ状態は解除される。これにより電源スイッチを
オフ後オンに切換えても出力電圧の供給が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回路に関し、更に
詳しくは、直流電源からの直流電圧に基づいて、トラン
ジスタなどのスイッチング素子のスイッチング動作によ
り、該直流電圧と異なるレベルの直流電圧を発生するD
C−DC変換回路を用いた電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】第1レベルの直流電圧を有する第1電源
電圧を、第2レベルの直流電圧を有する第2電源電圧に
変換するために、DC−DC変換器(以下、変換器)が
用いられる。この変換器は、前記第1レベルと第2レベ
ルとの比に対応するデュ−ティ−比の制御信号を出力す
る電圧安定化用集積回路素子(以下、レギュレ−タ)
と、第1レベルの直流電圧が供給され、前記制御信号に
よってオン/オフ駆動されるトランジスタなどのスイッ
チング素子と、スイッチング素子からの交流電圧を平滑
化し、前記第2レベルの直流電圧を出力する、LPF
(ロ−パスフィルタ)などから構成される平滑化回路と
を含んで構成される。
【0003】このような変換器において、前記第2電源
電圧が予め定める設計値以上となる過負荷状態となる場
合がある。従来の変換器は、この過負荷状態を検出する
ようにしており、過負荷状態となったときに、前記スイ
ッチング素子を保護するために、スイッチング素子を強
制的にオフ状態にするようにしている。このような過負
荷の検出は、下記のいずれかの方法が用いられている。
【0004】(1)変換器内部の電流あるいは変換器か
らの出力電流を測定する。
【0005】(2)前記スイッチング素子のデュ−ティ
−比を監視する。
【0006】図3は、前記(2)の過負荷検出方法を実
現する回路を備える従来技術の変換器1の回路図であ
る。変換器1は、第1電源からの第1電源電圧V1が供
給されるトランジスタ2と、トランジスタ2の出力が供
給され、第2電源電圧V2を出力する平滑化回路3とを
有している。トランジスタ2は、前記デュ−ティ−比を
有する制御信号とフリップフロップ回路4からの反転信
号とが入力されるAND回路5からの出力信号によって
オン/オフ駆動される。
【0007】フリップフロップ回路4はセット/リセッ
ト型であり、セット入力端子に比較器6からの信号が入
力される。比較器6の各入力端子に、定電流源7と一端
が接地されたコンデンサ8との接続点9からの電圧と基
準電圧Vthとがそれぞれ入力される。前記接続点9に
エミッタ接地形式のトランジスタ10のコレクタが接続
され、トランジスタ10のベ−スにオフ信号が供給され
る。オフ信号は、前記トランジスタ2のオン/オフに対
応してオフ/オン状態となる信号である。
【0008】前記トランジスタ2がオン/オフ駆動され
る各期間において、トランジスタ10は、オフ/オン駆
動される。従って、トランジスタ2のオン期間に、コン
デンサ8は定電流源7によって充電され、トランジスタ
2のオフ期間に、コンデンサ8の充電電荷は放電され
る。
【0009】ここで、前記過負荷状態となると、トラン
ジスタ2のオン期間が過剰に増大し、あるいはオン状態
が継続する。このとき、コンデンサ8の電位が上昇し、
前記基準電圧Vthを超えると、比較器6は過負荷検出
信号を出力する。これにより、フリップフロップ回路4
は、ロ−レベルの信号を出力し、AND回路5はオフ状
態となる。これにより、トランジスタ2は遮断され、ト
ランジスタ2の過負荷からの保護が図られる。
【0010】図4は、第2の従来例の電源回路11の回
路図である。本従来例の電源回路11は、前記レギュレ
−タを備え、第1電源電圧をレギュレ−タの耐圧よりも
高く選んでいる。従って、電源回路11に於いて、第1
電源電圧とレギュレ−タとの間に、レギュレ−タの耐圧
よりも低い第3電源電圧を出力する第3電源が設けられ
る。
【0011】電源回路11に於いて、第1電源電圧V1
と接地電位とがそれぞれ供給される電源ライン12,1
3の間にコンデンサ14が設けられる。このコンデンサ
14が前記第1電源電圧V1を出力する第1電源25を
構成する。コンデンサ14と並列に抵抗15とツェナ−
ダイ−ド16との直列回路が接続される。ツェナ−ダイ
オ−ド16と並列にコンデンサ17とレギュレ−タ19
とが接続される。これらツェナ−ダイオ−ド16とコン
デンサ17とが、第3電源電圧V3を出力する第3電源
18を構成し、レギュレ−タ19は第3電源18によっ
て駆動電力が供給される。
【0012】電源ライン12,13の間に、トランジス
タ20とダイオ−ド21との直列回路が接続され、トラ
ンジスタ20とダイオ−ド21との接続点に、電源ライ
ン26が接続され、電源ライン26にコイル22が直列
に配置される。コイル22の出力側の電源ライン26,
13間に、コンデンサ23が接続される。コイル22と
コンデンサ23とからなる回路はロ−パスフィルタであ
り、第2電源電圧V2を出力する第2電源24を構成す
る。この従来例においても、トランジスタ20のオン期
間に、コンデンサ17は充電され、トランジスタ20の
オフ期間に、コンデンサ17の充電電荷は放電される。
【0013】以下に、電源回路11に於いて、第1電源
電圧V1の入力をオフするなどして、電源回路11の動
作を停止する場合の回路の動作を説明する。まず、第1
電源25からの第1電源電圧V1のレベルが低下する。
従って、レギュレ−タ19は第1電源電圧V1の低下を
補償するために前記デュ−ティ−比を増大する。第1電
源電圧V1の低下と、第2電源電圧V2の増大によっ
て、電圧V1,V2が等しくなる。このとき、前記デュ
−ティ−比は100%である。このとき、電源回路11
は、過負荷状態の検出動作を開始する。
【0014】前記デュ−ティ−比の増大により、コンデ
ンサ17の電位が増大する。レギュレ−タ19はコンデ
ンサ17の電位が所定の電位を超えた場合、トランジス
タ20にロ−レベルの制御信号を出力し、トランジスタ
20を強制的にオフ状態とする。トランジスタ20がオ
フ状態となることによって、コンデンサ17は放電を開
始する。これにより、コンデンサ17の電位、即ち第3
電源18からの第3電源電圧V3が低下する。第3電源
電圧V3がレギュレ−タ19の動作電圧以下になると、
前記コンデンサ17がリセットされる。
【0015】これにより、トランジスタ20の過負荷か
らの保護を図ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記電源回路11にお
いて、前述した動作を停止する動作に於いて、コンデン
サ17の電位が上昇して、過負荷に対する保護動作を開
始した時点で、電源スイッチを再投入するなどして、前
記第1電源電圧V1の供給を再開すると、レギュレ−タ
19によって前記保護動作が行われているので、前記ト
ランジスタ20はオフ状態を継続し、第2電源電圧V2
が出力されないことになる。
【0017】即ち、電源回路11を用いる装置の電源ス
イッチをオフに切換え、その直後にオンに切換えても、
該装置に電源電圧が供給されないという不都合を生じ
る。従って、従来技術の電源回路11は、その動作上の
信頼性が低いという課題を有している。
【0018】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、動作上の信頼性が格段に向上された電源回路を提供
することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1レベルの
第1直流電圧を発生する第1電源手段と、該第1直流電
圧が供給され、該制御信号によって第1直流電圧を該デ
ュ−ティ−比で導通/遮断するスイッチ素子と、該スイ
ッチ素子の出力を平滑化して第2レベルの直流電圧を出
力する第2電源手段と、該スイッチ素子のオン期間に充
電され、スイッチ素子のオフ期間に充電電荷が放電され
る蓄電素子と、該第1電源手段からの該第1直流電圧が
供給され、該第1直流電圧の変化に連動する第3レベル
の第3直流電圧を出力する第3電源手段と、第1電源手
段と第3電源手段との間に設けられ、第3直流電圧の第
3レベルを該第1直流電圧の第1レベルよりも低く調整
する整流手段と、該第3直流電圧が供給され、第3直流
電圧の第3レベルに対応したデュ−ティ−比の制御信号
を出力する制御手段とを備える電源回路である。
【0020】
【作用】本発明に従えば、第1電源手段から第1レベル
の第1直流電圧が発生される。第3電源手段には、該第
1電源手段からの該第1直流電圧が供給され、第3電源
手段は、該第1直流電圧の変化に連動する第3レベルの
第3直流電圧を出力する。第1電源手段と第3電源手段
との間には整流手段が設けられ、第3直流電圧の第3レ
ベルを該第1直流電圧の第1レベルよりも低く調整す
る。制御手段には、該第3直流電圧が供給され、制御手
段は、第3直流電圧の第3レベルに対応したデュ−ティ
−比の制御信号を出力する。スイッチ素子には第1直流
電圧が供給され、該制御信号によって第1直流電圧を該
デュ−ティ−比で導通/遮断して、交流電圧を出力す
る。この交流出力は、第2電源手段によって平滑化さ
れ、第2電源手段によって、第2レベルの直流電圧が出
力される。
【0021】本発明の電源回路に於いて、第1直流電圧
が遮断された場合、まず、第1直流電圧の第1レベルが
低下し、第3直流電圧の第3レベルと同電圧になる。こ
のとき、制御手段はスイッチ素子の保護のために過負荷
の検出を開始する。整流手段によって、第3直流電圧の
第3レベルが第1直流電圧の第1レベルよりも低く調整
されているので、第1及び第3直流電圧の第1レベル及
び第3レベルは共に低下し、第2直流電圧の第2レベル
と同一レベルになる。これ以降、第1、第2及び第3直
流電圧が共に低下する。第1直流電圧が低下するので、
蓄電手段が充電され、これにより、制御手段は、前記ス
イッチ素子を強制的にオフするするが、第3直流電圧も
低下するので、制御手段はリセットされる。これによ
り、前記スイッチ素子の強制的オフ状態は解除される。
従って、第1直流電圧の遮断の直後に第1直流電圧を供
給する場合などに於いて、前記スイッチ素子の強制的オ
フ状態が解除され、第2直流電圧の出力が可能になる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電源回路31の
回路図である。本実施例の電源回路31は、出力電圧安
定化用のレギュレ−タを備え、第1電源電圧をレギュレ
−タの耐圧よりも高く選んでいる。従って、後述するよ
うに、電源回路31に於いて、第1電源電圧とレギュレ
−タとの間に、レギュレ−タの耐圧よりも低い第3電源
電圧を出力する第3電源が設けられる。
【0023】電源回路31に於いて、第1電源電圧V1
と接地電位とがそれぞれ供給される電源ライン32,3
3の間にコンデンサ34が設けられる。このコンデンサ
34が前記第1電源電圧V1を出力する第1電源35を
構成する。コンデンサ34と並列に抵抗36とツェナ−
ダイ−ド37との直列回路が接続される。抵抗36と並
列に、かつ電源ライン32にカソ−ドが接続されたダイ
オ−ド47が配置され、ツェナ−ダイオ−ド37と並列
にコンデンサ38とレギュレ−タ40とが接続される。
これらツェナ−ダイオ−ド37とコンデンサ38とが、
第3電源電圧V3を出力する第3電源39を構成し、レ
ギュレ−タ40は第3電源39によって駆動電力が供給
される。
【0024】電源ライン32,33の間に、トランジス
タ41とダイオ−ド42との直列回路が接続され、トラ
ンジスタ41とダイオ−ド42との接続点に、電源ライ
ン46が接続され、電源ライン46にコイル43が直列
に配置される。コイル43の出力側の電源ライン46,
33間に、コンデンサ44が接続される。コイル43と
コンデンサ44とからなる回路はロ−パスフィルタであ
り、第2電源電圧V2を出力する第2電源45を構成す
る。本実施例の電源回路31において、トランジスタ4
1のオン期間に、コンデンサ38は充電され、トランジ
スタ41のオフ期間に、コンデンサ38の充電電荷は放
電される。
【0025】本実施例に於いて、各電源電圧V1,V
2,V3は、下式を満足するように、それぞれのレベル
が選ばれている。
【0026】V1>V3≧V2 以下に、電源回路31に於いて、第1電源電圧V1の入
力をオフするなどして、電源回路31の動作を停止する
場合の回路の動作を説明する。まず、第1電源35から
の第1電源電圧V1のレベルが低下する。このとき、第
3電源電圧V3は、ダイオ−ド48の整流作用により、
同一レベルを保持する。レギュレ−タ40は第1電源電
圧V1の低下を補償するために前記デュ−ティ−比を増
大する。第1電源電圧V1の低下により、第1電源電圧
V1が、第3電源電圧V3と同レベルになる。これ以
降、第1電源電圧V1が低下すると、ダイオ−ド48の
整流作用により、第1電源電圧V1と第3電源電圧V3
とは、同一レベルで低下し、第2電源電圧V2と同レベ
ルになる。この時点で、過負荷の検出動作が開始され
る。これ以降、各電源電圧V1,V2,V3は同一レベ
ルで低下する。
【0027】前記デュ−ティ−比の増大により、コンデ
ンサ38の電位が上昇する。レギュレ−タ40はコンデ
ンサ38の電位が所定の電位を超えた場合、トランジス
タ41にロ−レベルの制御信号を出力し、トランジスタ
41を強制的にオフ状態とする。これにより、トランジ
スタ44の過負荷からの保護を図ることができる。
【0028】このとき、前述したように、第3電源45
からの第3電源電圧V3は、第1電源電圧V1のレベル
低下に伴ってレベルが低下する。第3電源電圧V3がレ
ギュレ−タ41の動作電圧以下になると、レギュレ−タ
41の動作がリセットされる。これにより、トランジス
タ41の強制的オフ状態が解除される。従って、第1電
源電圧V1の遮断の直後に第1電源電圧V1を供給する
場合などに於いて、トランジスタ41の強制的オフ状態
が解除され、第2電源電圧V2の出力が可能になる。従
って、電源回路31を用いる装置の電源スイッチをオフ
に切換え、その直後にオンに切換えても、該装置に電源
電圧が供給されないという従来技術に於ける不都合を解
消することができ、電源回路31の動作上の信頼性を向
上することができる。
【0029】図2は、本発明の他の実施例であって、図
1に示した電源回路31を含む電源装置70の回路図で
ある。前記電源回路31の構成と対応する部分には、同
一の参照符号を付す。本実施例の電源装置70は、スイ
ッチング電源回路として説明されるが、本発明は、その
他、一般の電源回路にも実施可能であり、その種類を限
定するものではない。以下に、本実施例の構成を説明す
る。
【0030】交流電源48からの交流電源電圧は、電源
スイッチSWを介して、トランス49に供給され、この
交流電源電圧は、トランス49を介して変圧され、ダイ
オ−ドブリッジ回路50に入力される。ダイオ−ドブリ
ッジ回路50の一対の出力端には、それぞれ電源ライン
32,33が接続される。電源ライン32,33の間に
は、例として電解コンデンサなどからなる平滑用のコン
デンサ34が接続される。コンデンサ34の両端にそれ
ぞれ接続された電源ライン32,33に、第1電源電圧
V1及び接地電位が出力される。
【0031】前記電源ライン32,33の間に、前記図
1の抵抗36とツェナ−ダイ−ド37との直列回路と等
価な作用を有する集積回路素子から構成される第3電源
39が接続される。第3電源39の出力端と電源ライン
33との間には、コイル51とコンデンサ52との直列
回路が接続され、これらの接続点から、前記第3電源電
圧V3が出力され、抵抗67を介してトランジスタ56
のベ−スに入力される。前記第3電源電圧V3は、集積
回路素子として構成されるレギュレ−タ40に駆動電圧
として供給される。
【0032】レギュレ−タ40は、第3電源電圧V3が
供給される定電流源53と、定電流源53がコレクタに
接続され、エミッタが電源ライン33に接続されたトラ
ンジスタ54とを備える。トランジスタ53のコレクタ
は、コンデンサ38を介して電源ライン33に接続され
る。レギュレ−タ40は、前記電源ライン32にダイオ
−ド60を介して直列に接続されたトランジスタ41の
スイッチング動作を制御する制御信号を出力するトラン
ジスタ55を有している。トランジスタ55のエミッタ
は接地され、コレクタは抵抗57を介してトランジスタ
56のエミッタに接続される。
【0033】トランジスタ56のコレクタは、トランジ
スタ58,59の各ベースに共通に接続される。トラン
ジスタ58のコレクタは電源ライン32に接続され、エ
ミッタは、トランジスタ59のエミッタに接続される。
トランジスタ59のエミッタは、前記トランジスタ41
のベ−スに接続され、コレクタはトランジスタ41のコ
レクタに接続される。前記トランジスタ41のエミッタ
には該エミッタにカソ−ドが接続され、アノ−ドが前記
第3電源電圧V3に接続されたダイオ−ド47が接続さ
れる。トランジスタ41のコレクタと電源ライン33と
の間にダイオ−ド42が接続される。ダイオ−ド42の
トランジスタ41側のカソ−ドには、コイル43を直列
に介在する電源ライン46が接続される。電源ライン4
6,33の間にコンデンサ44が接続される。
【0034】コイル43とコンデンサ44との接続点と
レギュレ−タ40の接地端子との間に抵抗62が直列に
接続され、抵抗62のレギュレ−タ40側の端子と電源
ライン33との間には、抵抗61が接続される。
【0035】本実施例の電源装置70に於いて、前記電
源スイッチSWをオフとした直後にオンとするスイッチ
ング動作を行うことにより、図1に示す電源回路31に
関して説明した回路動作と同様な回路動作が実行され
る。従って、本実施例においても、前記実施例で述べた
効果と同様な効果を達成することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に従えば、電源回路に於いて、第
1直流電圧が遮断された場合、まず、第1直流電圧の第
1レベルが低下し、第3直流電圧の第3レベルと同電圧
になる。このとき、制御手段はスイッチ素子の保護のた
めに過負荷の検出を開始する。整流手段によって、第3
直流電圧の第3レベルが第1直流電圧の第1レベルより
も低く調整されているので、第1及び第3直流電圧の第
1レベル及び第3レベルは共に低下し、第2直流電圧の
第2レベルと同一レベルになる。これ以降、第1、第2
及び第3直流電圧が共に低下する。第1直流電圧が低下
するので、蓄電手段が充電され、これにより、制御手段
は、前記スイッチ素子を強制的にオフするするが、第3
直流電圧も低下するので、制御手段はリセットされる。
これにより、前記スイッチ素子の強制的オフ状態は解除
される。従って、第1直流電圧の遮断の直後に第1直流
電圧を供給する場合などに於いて、前記スイッチ素子の
強制的オフ状態が解除され、第2直流電圧の出力が可能
になる。これにより、動作上の信頼性が格段に向上され
た電源回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源回路11の電気的構成
を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の電源装置70の回路図で
ある。
【図3】第1の従来例の電源回路1の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】第2の従来技術の電源回路21の回路図であ
る。
【符号の説明】
31 電源回路 35 第1電源 39 第3電源 40 レギュレ−タ 41 トランジスタ 45 第2電源 47 ダイオ−ド V1 第1電源電圧 V2 第2電源電圧 V3 第3電源電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1レベルの第1直流電圧を発生する第1
    電源手段と、 該第1直流電圧が供給され、該制御信号によって第1直
    流電圧を該デューティー比で導通/遮断するスイッチ素
    子と、 該スイッチ素子の出力を平滑化して第2レベルの直流電
    圧を出力する第2電源手段と、 該スイッチ素子のオン期間に充電され、スイッチ素子の
    オフ期間に充電電荷が放電される蓄電素子と、 該第1電源手段からの該第1直流電圧が供給され、該第
    1直流電圧の変化に連動する第3レベルの第3直流電圧
    を出力する第3電源手段と、 第1電源手段と第3電源手段との間に設けられ、第3直
    流電圧の第3レベルを該第1直流電圧の第1レベルより
    も低く調整する整流手段と、 該第3直流電圧が供給され、第3直流電圧の第3レベル
    に対応したデューティー比の制御信号を出力する制御手
    段とを備える電源回路。
JP17688493A 1993-07-16 1993-07-16 電源回路 Pending JPH0739140A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161179A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Seiko Instruments Inc スイッチングレギュレータ制御回路及びスイッチングレギュレータ

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JP2012161179A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Seiko Instruments Inc スイッチングレギュレータ制御回路及びスイッチングレギュレータ

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