JPH07389U - 柱上安全帯のd環支持装置 - Google Patents

柱上安全帯のd環支持装置

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JPH07389U
JPH07389U JP4139192U JP4139192U JPH07389U JP H07389 U JPH07389 U JP H07389U JP 4139192 U JP4139192 U JP 4139192U JP 4139192 U JP4139192 U JP 4139192U JP H07389 U JPH07389 U JP H07389U
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和司 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柱上安全帯のD環と本胴綱フックの連結
を確実・容易にするとともに十分な確認が出来るように
改良し、高所作業者の墜落事故を防止する。 【構成】 本考案の装置は、(1)D環支持アー
ム、(2)D環、(3)D環支持アーム取付部、(4)
D環固定具で構成されており、棒または線状からなるD
環支持アーム(1)は、その先端にD環(2)を有し、
その付根部はD環支持アーム取付部(3)を介するか二
股構造の場合は直接、柱上安全帯の胴当てベルトに取付
けられる。柱上安全帯を体に着用し、本考案の装置を使
用する時には、D環支持アーム(1)は体の胴体部側面
に対し接線方向に伸びており、D環(2)はその先端に
ある。また、使用しない時にはD環(2)はD環固定具
(4)に固定されており、D環支持アーム(1)はベル
トに沿った形で収納されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は柱上安全帯のD環と本胴綱のフックを体の胴体部斜め前方で 取付けることにより連結行為および正しく連結されていることの確認を容 易かつ確実にするための柱上安全帯のD環支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、柱上安全帯のD環は体の胴体部側面に当たる位置に、安全帯のベ ルトと密着した形で取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
D環が体の胴体部側面で、安全帯のベルトと密着した形で取付けられて いると、見えにくいため本胴綱のフックがかけにくいのみならず、外締め ベルトに取付けた工具用サックの外締めベルト取付用開口部などへ誤まっ て装着される可能性がある。
【0004】 また、D環と本胴綱のフックが正しく連結されていることを確認する際 、D環が安全帯ベルトに密着された形となっているため、上着の裾などで 隠れてみえにくかったり、首がまわりにくい人などには十分な確認が難し いなどの不安全要素があった。
【0005】 本考案は、この欠点を除き、柱上安全帯のD環と本胴綱フックの連結不 十分による高所作業者の墜落事故を防止し、人命を守るために考案したも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のD環支持装置においては、D環を 安全帯胴当てベルトに密着して取り付けるのではなく、体の胴体部斜め前 で本胴綱のフック(5)と連結出来るようにするため、D環(2)を安全 帯ベルト側面から数十センチメートル離せるようD環支持アーム(1)を 取付けたものである。
【0007】 この支持アームは本胴綱不使用時はD環固定具(4)へ密着した形で収 納させておき、使用時はそれ自体の弾性または、アーム付根部に備えたバ ネの力等でD環(2)が所定の取付位置付近までくるようにするか手でそ れを行うようにする。
【0008】 D環支持アーム(1)の安全帯ベルトへの取付部(3)は、バネの力等 によりD環(2)が所定の位置付近までくるとその位置で半固定となるよ うにする。
【0009】 また、第2図に示すようにD環(2)は安全帯ベルトを離れるとD環支 持アーム(1)の先端部に備えたバネの力等によりD環支持アーム(1) の先端でアームに対してほぼ直角に向くようにし、本胴綱のフック(5) をかけ易いようにしてもよい。
【0010】 本考案はこれらの手段の全て、または一部の組合せにより課題解決を行 うものである。
【0011】
【作用】
本考案の柱上安全帯を使用する際には、D環(2)をD環固定具(4) から取り離すと即座にD環(2)が体の胴体部斜め前の所定位置にD環支 持アーム(1)と直角の状態で半固定される。
【0012】 この状態で本胴綱フック(5)をD環(2)に掛ければD環(2)は、 D環支持アーム(1)と一直線になる。
【0013】 本考案の柱上安全帯を使用しない時にはD環(2)はD環固定具(4) に固定できる。
【0014】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案による柱上安全帯の全体図であるが、図1において、従来 の柱上安全帯と異なる部分は(1)D環支持アーム、(2)D環、(3) D環支持アーム取付部、(4)D環固定具でありこの部分が本考案の請求 範囲でもある。従来の柱上安全帯は、(2)のD環が本考案(3)のD環 支持アーム取付部の位置に設置されていたが、本考案では(1)のD環支 持アームの先端に取付けて、柱上安全帯使用時には体の胴部斜め前の部分 にくるようになっている。
【0015】 D環固定具(4)とD環(2)は磁石、フック、マジックテープなど、 なんらかの手段により固定、切り離しが自由に出来るようになっている。
【0016】 D環支持アーム(1)は十分な強度を有する鋼線などにより製作されて おり、D環(2)がD環固定具(4)から離された際アーム部分の復元力 またはD環支持アーム取付部のバネの力などにより体の胴体部側面にたい し接線方向に半固定となるようにする。
【0017】 図2は本考案による柱上安全帯を人体に装着した状態での、本胴綱フッ ク(5)をD環(2)に連結する前の横断面図を示したものであるが、こ の状態では、(1)D環支持アームは胴体部側面から体の前方へほぼ真っ すぐに伸びている。
【0018】 D環(2)がD環支持アーム(1)と接合している部分の軸の断面は、 楕円状にするなど復元力を持たせればこの部分のバネの力等により(1) と(2)は本胴綱(6)を使用する時にはほぼ直角になる。
【0019】 D環支持アーム取付部(3)は本実施例では外締めベルト(13)が通 せるような構造とし、D環支持アーム(1)と接合している部分の軸の断 面は楕円状にするなど復元力を持たせれば、この部分のバネの力等により 本胴綱(6)を使用する時にはD環支持アーム(1)は体の胴部側面にた いし接線方向に半固定となる。なお、D環支持アーム(1)自体の復元力 によりこれを行う場合は、D環支持アーム取付部(3)を省略し、D環支 持アーム(1)の端を二股にするなどして、胴当てベルトに直接取り付け ても良い。
【0020】
【考案の効果】
この考案は以上説明したような構成としているため、次に記載する効果 を奏する。
【0021】 D環(2)に本胴綱のフック(5)を連結して使用する時には、体の胴 体部斜め前の所定位置にD環(2)が突出しており見え易いので、連結作 業が容易に出来る。
【0022】 D環(2)と本胴綱のフック(5)を連結する作業をする上で最適位置 でもあるため、連結作業が迅速、かつ確実に出来る。
【0023】 D環(2)が工具用サックなどと離れた位置にあるため、間違って工具 用サックの外締めベルト取付用開口部などに本胴綱のフック(5)を掛け るような危険はない。
【0024】 D環(2)が見え易い位置にあるため、連結の状態を確認する場合にお いても間違うことがない。
【0025】 なお、上記のように構成された柱上安全帯のD環支持装置を用いると、 柱上安全帯を着用し、柱上高所に昇り降りする時または、D環を使用する 必要のない時にはD環(2)およびD環支持アーム(1)は安全帯のベル トに沿った形で収納されており行動の障害となることはない。
【0026】 上述したように、D環と本胴綱のフックを連結して、柱上安全帯を使用 する場合の連結の不適切、不確実により生じる高所作業者の墜落事故の減 少と作業効率の向上に大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体図である。
【図2】本考案の装置全体を人体に装着し、本胴綱を掛
ける前の装置の状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1・・・D環支持アーム 2・・・D環 3・・・D環支持アーム取付部 4・・・D環固定具 5・・・本胴綱フック 6・・・本胴綱 7・・・補助胴綱フック 8・・・補助胴綱 9・・・工具用サック 10・・・補助D環 11・・・8字環 12・・・胴当てベ
ルト 13・・・外締めベルト 14・・・尻当てベ
ルト 15・・・伸縮調節器 16・・・バックル 17・・・人体 18・・・衣服

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱上安全帯のD環と本胴綱のフックを体
    の胴体部斜め前方で連結するために用いるD環支持装置
JP1992041391U 1992-05-01 1992-05-01 柱上安全帯のd環支持装置 Expired - Lifetime JP2600771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992041391U JP2600771Y2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 柱上安全帯のd環支持装置

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JPH07389U true JPH07389U (ja) 1995-01-06
JP2600771Y2 JP2600771Y2 (ja) 1999-10-25

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ID=12607079

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JP1992041391U Expired - Lifetime JP2600771Y2 (ja) 1992-05-01 1992-05-01 柱上安全帯のd環支持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461050Y1 (ko) * 2012-02-13 2012-06-22 (주)메가이엔지 추락방지용 안전장치
KR20160149415A (ko) * 2015-06-18 2016-12-28 서윤영 고소작업용 안전벨트

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461050Y1 (ko) * 2012-02-13 2012-06-22 (주)메가이엔지 추락방지용 안전장치
KR20160149415A (ko) * 2015-06-18 2016-12-28 서윤영 고소작업용 안전벨트

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JP2600771Y2 (ja) 1999-10-25

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