JPH0738987Y2 - ノート型コンピュータ用載置台 - Google Patents
ノート型コンピュータ用載置台Info
- Publication number
- JPH0738987Y2 JPH0738987Y2 JP1991038305U JP3830591U JPH0738987Y2 JP H0738987 Y2 JPH0738987 Y2 JP H0738987Y2 JP 1991038305 U JP1991038305 U JP 1991038305U JP 3830591 U JP3830591 U JP 3830591U JP H0738987 Y2 JPH0738987 Y2 JP H0738987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- mounting table
- keyboard
- notebook computer
- computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、コンピュータ（ワード
プロセッサを含む、以下同様）本体とキーボードとが一
体化したノート型コンピュータ用の載置台に関する。
プロセッサを含む、以下同様）本体とキーボードとが一
体化したノート型コンピュータ用の載置台に関する。
【０００２】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータ（以
下、パソコンと略称する）は、パソコン本体がノートサ
イズ（Ａ４）であることにより、専用台を必要とせず、
どこにでも置けて、置き場所を選ばず、しかも持ち運び
が容易にできることが最大の長所である。
下、パソコンと略称する）は、パソコン本体がノートサ
イズ（Ａ４）であることにより、専用台を必要とせず、
どこにでも置けて、置き場所を選ばず、しかも持ち運び
が容易にできることが最大の長所である。
【０００３】しかし、ノート型パソコンは、職場や家庭
で長時間使用していると、据え置き型のパソコンに比べ
て非常に疲れやすく、特に肩や首が痛くなってくる。こ
の原因は、据え置き型パソコンは、パソコン本体とキー
ボードが別々になっており、キーボード自体に多少の角
度がついているのに対し、ノート型パソコンはキーボー
ドが本体と一体になっているため、ノート型パソコンを
載置するテーブル面にキーボード面が並行していること
による。このことにより、ノート型パソコンの使用時に
次の２つの状態が発生する。
で長時間使用していると、据え置き型のパソコンに比べ
て非常に疲れやすく、特に肩や首が痛くなってくる。こ
の原因は、据え置き型パソコンは、パソコン本体とキー
ボードが別々になっており、キーボード自体に多少の角
度がついているのに対し、ノート型パソコンはキーボー
ドが本体と一体になっているため、ノート型パソコンを
載置するテーブル面にキーボード面が並行していること
による。このことにより、ノート型パソコンの使用時に
次の２つの状態が発生する。
【０００４】（１）多くの使用者は、キー入力すると
き、キーボードを見ながら入力するが、キーボード面が
テーブル面と並行であるため、どうしても上から覗き込
む姿勢となり、頭だけ垂れた状態になりやすい。
き、キーボードを見ながら入力するが、キーボード面が
テーブル面と並行であるため、どうしても上から覗き込
む姿勢となり、頭だけ垂れた状態になりやすい。
【０００５】（２）キーボード面に並行してキー入力す
るため、手首をテーブルから持ち上げた状態になるの
で、肩に余分な力が入る。
るため、手首をテーブルから持ち上げた状態になるの
で、肩に余分な力が入る。
【０００６】従来、パソコン用載置台としては、キーボ
ードの下部が嵌入し得る凹入孔を設けたキーボード載置
板の前後いずれかの一端をキーボード直下の支持板に枢
支し、かつ載置板と支持板との間に載置板を支持板に対
して前傾させうる傾動装置を設けてなるキーボード載置
台が知られており（実開昭６４−５２０４４号公報）、
またその第８図には、従来の載置台として、支持板の上
面後部に前後に並ぶ複数のフックを有する係合金具が立
設され、載置台の下面後部の係合金具の若干前方に正面
形がＵ字形に屈曲する係止杆の両側上端が枢着されたも
のが示されている。更に、特公昭６２−３８７４９号公
報には、三つ折りタイプのポケット計算機用ケーシング
が提案されている。
ードの下部が嵌入し得る凹入孔を設けたキーボード載置
板の前後いずれかの一端をキーボード直下の支持板に枢
支し、かつ載置板と支持板との間に載置板を支持板に対
して前傾させうる傾動装置を設けてなるキーボード載置
台が知られており（実開昭６４−５２０４４号公報）、
またその第８図には、従来の載置台として、支持板の上
面後部に前後に並ぶ複数のフックを有する係合金具が立
設され、載置台の下面後部の係合金具の若干前方に正面
形がＵ字形に屈曲する係止杆の両側上端が枢着されたも
のが示されている。更に、特公昭６２−３８７４９号公
報には、三つ折りタイプのポケット計算機用ケーシング
が提案されている。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
６４−５２０４４号公報のキーボード載置台は、テーブ
ルに収納して用いられるもので、ノート型パソコンと共
に持ち運べるようなものではない。また、特公昭６２−
３８７４９号公報の提案は、ポケット計算機用ケーシン
グであって、これをノート型パソコン載置台として用い
るには小さすぎ、またこれをノート型パソコンを収納し
得る大きさに形成した場合、かなり大きなものになって
取り扱い上不便であり、しかもコスト的に高価なものに
なる。このように従来はノート型パソコンとともに持ち
運びができ、しかも取り扱いが簡易である上、構成が簡
単で安価に製作し得、しかも上述したようなノート型パ
ソコン使用時の疲労を軽減し得る簡便な載置台はなく、
市販もされていないのが現状である。
６４−５２０４４号公報のキーボード載置台は、テーブ
ルに収納して用いられるもので、ノート型パソコンと共
に持ち運べるようなものではない。また、特公昭６２−
３８７４９号公報の提案は、ポケット計算機用ケーシン
グであって、これをノート型パソコン載置台として用い
るには小さすぎ、またこれをノート型パソコンを収納し
得る大きさに形成した場合、かなり大きなものになって
取り扱い上不便であり、しかもコスト的に高価なものに
なる。このように従来はノート型パソコンとともに持ち
運びができ、しかも取り扱いが簡易である上、構成が簡
単で安価に製作し得、しかも上述したようなノート型パ
ソコン使用時の疲労を軽減し得る簡便な載置台はなく、
市販もされていないのが現状である。
【０００８】本考案は上記事情に鑑みなされたもので、
持ち運びが容易で取り扱い易く、しかも構成も簡単で安
価に作成し得、ノート型パソコンのキーボードを所望の
角度に簡単に傾斜調節して使用でき、このためノート型
パソコン使用者の疲労軽減を計ることができるノート型
コンピュータ用の載置台を提供することを目的とする。
持ち運びが容易で取り扱い易く、しかも構成も簡単で安
価に作成し得、ノート型パソコンのキーボードを所望の
角度に簡単に傾斜調節して使用でき、このためノート型
パソコン使用者の疲労軽減を計ることができるノート型
コンピュータ用の載置台を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、下板体の一端部と上板体の一端部とを互いに
折り曲げ可能に連結すると共に、下板体の他端側表面に
幅方向に沿って複数個の角度調整溝を互いに所定間隔離
間して形成し、かつ上板体の他端部に角度調整板の一端
部を内側に折り曲げ可能に連結したことを特徴とするノ
ート型コンピュータ用載置台を提供する。
するため、下板体の一端部と上板体の一端部とを互いに
折り曲げ可能に連結すると共に、下板体の他端側表面に
幅方向に沿って複数個の角度調整溝を互いに所定間隔離
間して形成し、かつ上板体の他端部に角度調整板の一端
部を内側に折り曲げ可能に連結したことを特徴とするノ
ート型コンピュータ用載置台を提供する。
【００１０】
【作用】本考案の載置台は、下板体が土台となり、上板
体がノート型パソコンを置く板となるもので、これを使
用する場合は、角度調整板を上板体に対し内側に折曲
し、角度調整板の先端縁部を角度調整溝のいずれかに挿
入する。これによって、上板体は下板体に対し所定角度
傾斜した状態に保持される。このため、この傾斜した上
板体にノート型パソコンを載置することにより、そのキ
ーボード面が下板体が置かれるテーブル面に対し傾斜す
るので、キーボードが見易くなり、上から覗き込まなく
てもよいし、また自然な姿勢で手首がテーブルに置き易
くなるので疲れにくくなる。しかも、ノート型パソコン
の後部が持ち上がった状態になるので、ノート型パソコ
ンの一側後部にフロッピーディスク出入口がある場合、
フロッピーディスクの出し入れが容易になると共に、ノ
ート型パソコン背面にプリンタのケーブルを接続するな
どの操作も容易になる。
体がノート型パソコンを置く板となるもので、これを使
用する場合は、角度調整板を上板体に対し内側に折曲
し、角度調整板の先端縁部を角度調整溝のいずれかに挿
入する。これによって、上板体は下板体に対し所定角度
傾斜した状態に保持される。このため、この傾斜した上
板体にノート型パソコンを載置することにより、そのキ
ーボード面が下板体が置かれるテーブル面に対し傾斜す
るので、キーボードが見易くなり、上から覗き込まなく
てもよいし、また自然な姿勢で手首がテーブルに置き易
くなるので疲れにくくなる。しかも、ノート型パソコン
の後部が持ち上がった状態になるので、ノート型パソコ
ンの一側後部にフロッピーディスク出入口がある場合、
フロッピーディスクの出し入れが容易になると共に、ノ
ート型パソコン背面にプリンタのケーブルを接続するな
どの操作も容易になる。
【００１１】この場合、上記角度調整板先端部を挿入す
る角度調整溝を選択することにより、上板体の角度を調
節することができ、この調節は上板体にノート型パソコ
ンを載置したままでも簡単に行なうことができるので、
傾斜角度調整が容易にかつ任意に行なわれる。
る角度調整溝を選択することにより、上板体の角度を調
節することができ、この調節は上板体にノート型パソコ
ンを載置したままでも簡単に行なうことができるので、
傾斜角度調整が容易にかつ任意に行なわれる。
【００１２】また、上板体は、ノート型パソコンを支持
できる大きさであればよく、従って、ノート型パソコン
の裏面より狭くあるいは短く形成することもできるの
で、このようにノート型パソコンより小さく形成した場
合には、ノート型パソコン裏面からの放熱効果も期待で
きる。
できる大きさであればよく、従って、ノート型パソコン
の裏面より狭くあるいは短く形成することもできるの
で、このようにノート型パソコンより小さく形成した場
合には、ノート型パソコン裏面からの放熱効果も期待で
きる。
【００１３】次に、本考案の載置台を使用しない場合
は、角度調整板を上板体に対して伸ばし、この上板体を
折り畳んで下板体に重ねることにより、この載置台は一
枚の板状となるので、保管に場所を取らず、また携帯も
容易で、ノート型パソコンと共に簡単に持ち運んで、任
意の場所で使用することができる。なお、付帯的な効果
として、上記のように一枚の板状に折り畳んだ場合、マ
ウスパッドとしての利用が可能である。
は、角度調整板を上板体に対して伸ばし、この上板体を
折り畳んで下板体に重ねることにより、この載置台は一
枚の板状となるので、保管に場所を取らず、また携帯も
容易で、ノート型パソコンと共に簡単に持ち運んで、任
意の場所で使用することができる。なお、付帯的な効果
として、上記のように一枚の板状に折り畳んだ場合、マ
ウスパッドとしての利用が可能である。
【００１４】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。図中１はノート型パソコンが載置される上
板体、２は土台となる下板体、３は角度調整板で、上板
体１の一端部と下板体２の一端部とは互いに折り曲げ可
能に連結されていると共に、上板体１の他端部には角度
調整板３の一端部が内側に折り曲げ可能に連結されてい
る。また、下板体２の他端側表面には互いに所定間隔離
間する複数個（図１では５個）の角度調整溝４が幅方向
に沿って形成されている。
て説明する。図中１はノート型パソコンが載置される上
板体、２は土台となる下板体、３は角度調整板で、上板
体１の一端部と下板体２の一端部とは互いに折り曲げ可
能に連結されていると共に、上板体１の他端部には角度
調整板３の一端部が内側に折り曲げ可能に連結されてい
る。また、下板体２の他端側表面には互いに所定間隔離
間する複数個（図１では５個）の角度調整溝４が幅方向
に沿って形成されている。
【００１５】このノート型パソコン用の載置台は、図１
に示したように、上記角度調整板３の先端縁部を角度調
整溝４に挿入、係止することにより使用するもので、こ
れによって上板体１は下板体２に対し所定角度傾斜し、
上板体１にノート型パソコンを載置した場合、そのキー
ボードがテーブル面に対し所定角度傾斜することにな
る。この場合、傾斜角度の調整は、角度調整板３の先端
縁を挿入すべき角度調整溝４を代えることによって容易
に行なうことができる。従って、ノート型パソコンのキ
ーボードがテーブル面に対して傾斜するので、キーボー
ド操作が容易になり、キーボード操作に伴う疲労が軽減
すると共に、ノート型パソコンの後部が持ち上がった状
態となるため、ノート型パソコン側部に置けるフロッピ
ーディスクの出し入れ、背面におけるケーブル類の接続
が容易になる。また、上記載置台を使用しない場合は、
角度調整板３の先端縁部を溝４からはずし、上板体１に
対し伸ばすと共に、上板体１を下板体２に折り畳んで重
ね合わせた状態とすることにより、一枚の板状となるの
で、保管、形態が容易となり、ノート型パソコンと共に
持ち運ぶことができるものである。
に示したように、上記角度調整板３の先端縁部を角度調
整溝４に挿入、係止することにより使用するもので、こ
れによって上板体１は下板体２に対し所定角度傾斜し、
上板体１にノート型パソコンを載置した場合、そのキー
ボードがテーブル面に対し所定角度傾斜することにな
る。この場合、傾斜角度の調整は、角度調整板３の先端
縁を挿入すべき角度調整溝４を代えることによって容易
に行なうことができる。従って、ノート型パソコンのキ
ーボードがテーブル面に対して傾斜するので、キーボー
ド操作が容易になり、キーボード操作に伴う疲労が軽減
すると共に、ノート型パソコンの後部が持ち上がった状
態となるため、ノート型パソコン側部に置けるフロッピ
ーディスクの出し入れ、背面におけるケーブル類の接続
が容易になる。また、上記載置台を使用しない場合は、
角度調整板３の先端縁部を溝４からはずし、上板体１に
対し伸ばすと共に、上板体１を下板体２に折り畳んで重
ね合わせた状態とすることにより、一枚の板状となるの
で、保管、形態が容易となり、ノート型パソコンと共に
持ち運ぶことができるものである。
【００１６】
【考案の効果】本考案の載置台は、ノート型パソコンの
キーボードを所望の角度に簡単に傾斜調節して使用で
き、このためノート型パソコン使用者の疲労軽減を計る
ことができると共に、未使用時には、一枚の板状に折り
畳むことができるので保管、携帯に便利であり、しかも
その構成も下板体、上板体、角度調整板を用意し、下板
体に溝を形成するだけであるので簡単であり、安価に作
成し得るものである。
キーボードを所望の角度に簡単に傾斜調節して使用で
き、このためノート型パソコン使用者の疲労軽減を計る
ことができると共に、未使用時には、一枚の板状に折り
畳むことができるので保管、携帯に便利であり、しかも
その構成も下板体、上板体、角度調整板を用意し、下板
体に溝を形成するだけであるので簡単であり、安価に作
成し得るものである。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
１ 上板体 ２ 下板体 ３ 角度調整板 ４ 角度調整溝
Claims (1)
- 【請求項１】 下板体の一端部と上板体の一端部とを互
いに折り曲げ可能に連結すると共に、下板体の他端側表
面に幅方向に沿って複数個の角度調整溝を互いに所定間
隔離間して形成し、かつ上板体の他端部に角度調整板の
一端部を内側に折り曲げ可能に連結したことを特徴とす
るノート型コンピュータ用載置台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991038305U JPH0738987Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ノート型コンピュータ用載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991038305U JPH0738987Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ノート型コンピュータ用載置台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625916U JPH0625916U (ja) | 1994-04-08 |
| JPH0738987Y2 true JPH0738987Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=12521592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991038305U Expired - Fee Related JPH0738987Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | ノート型コンピュータ用載置台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738987Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3524554A1 (de) * | 1985-07-10 | 1987-01-22 | Mannesmann Ag | Verfahren und vorrichtung zum manipulieren von auswechselbaren strangfuehrungssegmenten in bogenstranggiessanlagen fuer metall, insbesondere fuer stahl |
| JPH0521137Y2 (ja) * | 1987-09-25 | 1993-05-31 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP1991038305U patent/JPH0738987Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0625916U (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |