JPH0738914Y2 - ランプホルダ固定構造 - Google Patents

ランプホルダ固定構造

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JPH0738914Y2
JPH0738914Y2 JP10056888U JP10056888U JPH0738914Y2 JP H0738914 Y2 JPH0738914 Y2 JP H0738914Y2 JP 10056888 U JP10056888 U JP 10056888U JP 10056888 U JP10056888 U JP 10056888U JP H0738914 Y2 JPH0738914 Y2 JP H0738914Y2
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lamp holder
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JP10056888U
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晴一 高橋
良次 菊地
政孝 西山
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旭光学工業株式会社
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば画像処理装置に於いて原稿を照明する
螢光ランプが設置されるランプホルダを本体に固定する
ためのランプホルダ固定構造に関する。
(従来の技術) 従来、電子写真法を利用して複写を行う所謂電子複写機
や、原稿面を走査して画像を電気信号として読取る画像
読取り装置所謂イメージスキャナ等の画像処理装置で
は、原稿面を照射する螢光ランプ、該螢光ランプにより
照射された原稿面の光学画像を結像させるレンズ、及び
イメージスキャナに於いては受光素子等の構成部品を所
定の位置関係に配置して走査ヘッドを構成し、該走査ヘ
ッドを一方向に移動して原稿面を走査するよう構成され
ている。
走査ヘッドは、螢光ランプを原稿側(上側)が開放され
た断面略コ字状の板金製ランプホルダ内に設置し、この
ランプホルダを、ミラー,集光レンズ,CCD等の内設され
た走査ヘッド本体の上部に固定して一体として構成され
ている。
(従来技術の課題) ところで、従来では、前記ランプホルダを本体に固定す
るに際して、ランプホルダ底壁の複数箇所に固定螺子用
の貫通孔を設ける一方、本体上端面に前記貫通孔に挿通
された前記固定用螺子が螺合する雌螺子を設け、本体上
端面にランプホルダを載置した状態で前記固定用螺子を
締付けることにより、ランプホルダを本体に固定するよ
うにしていた。
このため、ランプホルダを本体に固定するには螺子締め
作業が必要であり、また、螺子締め作業を行うにはラン
プホルダに螢光ランプ等が保持されていると螺子締め作
業の障害となってしまうため、ランプホルダを本体に固
定してから螢光ランプを組付ける必要があるなど工程上
の制約も受けることになっていた。
(考案の効果) 本考案は上記の如き事情に鑑み、螺子を使用せずに、し
かも、ランプホルダにランプを設置した状態で固定作業
を行い得る簡便な構成のランプホルダ固定構造を提供す
ること、を目的とする。
(課題を解決する為の手段) 上記目的達成の為、本考案に係るランプホルダ固定構造
は、本体の端面に沿ったランプホルダのスライドを案内
するレール部を本体のランプホルダ設置部の前後端面に
設けると共にランプホルダにレール部に嵌挿するスライ
ダ部を設け、レール部とスライダ部とに、スライダ部及
びレール部の少なくとも一方がランプホルダを本体に押
圧付勢する復帰力を生じる方向に弾性変形することによ
ってスライド方向に乗り越え可能な係止部を形成し、ラ
ンプホルダが本体に対して所定固定位置の時、係止部の
一方が乗り越え状態となると共に他方は乗り越え前の弾
性変形状態であるよう構成したものである。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第7図及び第8図は本考案に係るランプホルダ固定構造
が適用されるイメージスキャナの走査ヘッド21を示すも
のである。
図に於いて、走査ヘッド21は、ダイキャスト製のフレー
ム22にCCDやミラー33〜38等を配置した本体23と、該本
体23に対して本考案に係る固定構造で固定される板金製
のランプホルダ24にランプ25等を配置した光源部26とか
ら構成されており、本体23は主走査方向と直角な副走査
方向に移動可能に支持されている。
イメージスキャナ本体には、走査ヘッド21の移動方向即
ち副走査方向と平行に案内軸(図示省略)が設置されて
おり、本体23の副走査方向に平行な一端側に貫通形成し
た一対の軸受27に前記案内軸を挿通することにより、走
査ヘッド21は案内軸に沿って移動案内されて副走査方向
に移動する。尚、図示しない本体23の副走査方向に平行
な他端側には、イメージスキャナ本体に固定したレール
上に支持されて回動するローラが取付られている。
光源部26には主走査方向に沿って螢光ランプ25が支持さ
れており、この螢光ランプ25からの照明光が原稿32に照
射され、原稿32から反射光が本体23内に導かれるように
してある。
本体23には、光路を所定長さとする為の複数ミラー33〜
38が内蔵されており、これらのミラー33〜38によって反
射を繰り返した原稿32からの反射光が集光レンズ40に入
射される。そして、基板28上に主走査方向に沿って設け
られたCCDの受光面に前記集光レンズ40からの像が結像
し、CCDが原稿の像を電気信号に変換して読取るもので
ある。
前記走査ヘッド21の内部は第8図に示すよう構成されて
おり、光源部26に於いて、長手方向を主走査方向とする
ランプホルダ24の内空間の副走査方向一隅に、光源とし
ての螢光ランプ25を主走査方向に沿って支持してある。
ここで、第1図乃至第6図に従って本考案に係るランプ
ホルダ固定構造の一実施例を説明する。
ランプ25が固定されるランプホルダ24は、原稿32側を開
放端とする断面略コ字状に形成されており、ランプ用ソ
ケット部を有したり螢光ランプ25が走査幅よりも長い等
の理由から、その長さが走査ヘッド21の本体23の幅より
も長く、両端が本体23の両側に突出する。
ここで、本体23の両側からランプホルダ24の延設方向に
沿って突出するように、樹脂製のレール部材40をそれぞ
れ本体23に螺子止めによって固定してある。
前記レール部材40は、第3図及び第4図に示すように、
ランプホルダ24の軸方向と平行な中空の角柱状に形成さ
れたものであり、ランプホルダ24側(上面側)には、延
設方向に沿って両端が開放されるスリット41を形成して
ある。また、前記スリット41を挟む上面の内壁面には断
面が半円形の柱状突起部42をスリット41の延設方向と直
行する方向にそれぞれ一体に突出形成してある。更に、
レール部材40の基端部には固定螺子43用の貫通孔(図示
省略)が形成されたフランジ部44が設けられ、該フラン
ジ部44を本体23に密着させて前記固定螺子43により固定
される。
一方、ランプホルダ24の本体23両側から突出する部分の
下面に、前記レール部材40の中空部45に嵌挿されてレー
ル部材40によってランプホルダ24の長手方向に移動案内
される樹脂製スライダ部材46を、前記レール部材40と位
置合わせしてそれぞれ固定してある。
前記スライダ部材46は、第5図及び第6図に示すよう
に、ランプホルダ24の下面に固定されるものであり、ラ
ンプホルダ24軸方向に直行する断面で逆T字状となるよ
うに形成されている。即ち、スライダ部材46は、ランプ
ホルダ24の底壁に直行しランプホルダ24の延設方向に平
行な基端部47と、ランプホルダ24の底壁に平行で前記基
端部47の先端に中央部分が連結されるスライダ部48とか
ら構成されており、前記スライダ部48ランプホルダ24側
の壁面(上面)には、前記基端部47を挟んで両側に半円
形の柱状突起部49を基端部47に直行させて一体に突出形
成してある。
尚、前記レール部材40の中空部45は本体23の端面から少
なくとも前記スライダ部材46の長さよりも離れた位置か
ら形成されている。これにより、本体23をスライドさせ
て本体23とレール部材40の中空部45との間にスライダ部
材46を位置させると、ランプホルダ24を第1図で下向き
に移動させることができるようになっており、スライダ
部材46を本体23側からレール部材40を嵌挿させることが
できるよう構成されている。
かかる構成において、ランプホルダ24を本体23に固定す
るには、スライダ部材46の一方が一方のレール部材40の
中空部45と本体23との間に位置させると共に、他方のス
ライダ部材46が他方のレール部材40の反本体23側に位置
するようにして、ランプホルダ24を本体23の上に載置す
る。
この状態から両スライダ部材46をレール部材40に嵌挿さ
せるべくランプホルダ24を軸方向にスライドさせる。即
ち、スライダ部材46の基端部47をレール部材40のスリッ
ト41に嵌挿させると共に、スライダ部材46のスライダ部
48をレール部材40の中空部45に嵌挿させるようにする。
そして、レール部材46によるスライダ部材46の案内方向
にランプホルダ24をスライド移動させるが、一方側のレ
ール部材40の突起部42とスライダ部材46の突起部49が途
中で衝突することにより、ランプホルダ24のスライドが
規制される。
ここで、更にスライド力を加えると、レーザ部材40及び
スライダ部材46が弾性変形することによってスライダ部
材46の突起部49がレール部材40の突起部42の本体23側に
乗り越えることができ、乗り越えることによって弾性変
形が復帰される(第1図左側)。このとき、多方のスラ
イダ部材46の突起部49(第1図右側)は、一方の突起部
49がレール部材40側の突起部42を乗り越えるまでは突起
部42と離れているが、一方が乗り換えると突起部42に対
して本体23側から僅かに乗り上げた状態(レール部材40
及びスライダ部材46が弾性変形した状態)となるよう
に、突起部42及び突起部49の位置が設定されている。
従って、突起部42に対して僅かに乗り上げている突起部
49(第1図の右側)によって他方(第1図の左側)の突
起部49を固定側である突起部42に押圧する弾性付勢力が
働き、第1図に示す状態では、ランプホルダ24を右方向
にスライドさせるためには右側の突起部49が固定側であ
る突起部42を乗り越えるスライド力を必要とし、また、
ランプホルダ24を左方向にスライドさせるためには左側
の突起部49が固定側である突起部42を乗り越えるスライ
ド力を必要とすると共に、レール部材40及びスライダ部
材46の弾性変形の復帰力でランプホルダ24を本体23に押
圧付勢することになり、結果、ランプホルダ24は本体23
に対してガタなく固定される。
尚、第1図に示すような状態から、ランプホルダ24を左
方向にスライドさせると、右側の突起部49が固定側の突
起部42を乗り越えた状態となり、代わりに左側の突起部
49が固定側の突起部42に僅かに乗り上げた状態となる。
このように、ランプホルダ24を本体23に固定するには、
まず、本体23に対してランプホルダ24を所定固定位置か
ら軸方向(スライド方向)に僅かにずれた位置に載置し
た後、ランプホルダ24に固定したスライド部材46が本体
23側のレール部材40に嵌挿されるようにランプホルダ24
をスライドさせる。このスライド途中で突起部42,49相
互が衝突するので、スライド力を高めて突起部49が固定
側の突起部42を乗り越えるようにする。その結果、ラン
プホルダ24側の突起部49が本体23側の突起部42によって
外側から挟まれるようになって、ランプホルダ24のスラ
イド移動が規制されて本体23に固定されるものである。
従って、本実施例におけるランプホルダ固定構造による
と、ランプホルダ24を本体23に固定するに際して螺子を
使用することがなく、しかも、ランプホルダ24の外側で
本体23側との係合がおこなれるためにランプホルダ24に
対してランプ25を設置しているか否かに関係なく固定作
業を行うことができる。
尚、本実施例では、ランプホルダ24側の突起49(係止
部)が本体23側の突起部42(係止部)を弾性変形して乗
り越えることによりランプホルダ24が本体23に固定され
るよう構成したが、係止部を突起部と凹陥部とによって
構成し、所定固定位置で凹陥部に対して弾性復帰により
突起部が嵌合するよう構成してランプホルダ24を固定す
るようにしても良い。
(考案の効果) 本考案に係るランプホルダ固定構造によると、ランプホ
ルダを本体に固定するに際して螺子を必要とせず、ラン
プホルダを本体に対してスライドさせるように移動させ
ることで固定が行えるため、ランプホルダの本体に対す
る固定作業が簡便化され、作業効率を向上させ得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るランプホルダ固定構造の実施例を
示す縦断面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は同
上実施例におけるレール部材(レール部)を示す正面
図、第4図は第3図の側面断面図、第5図は同上実施例
におけるスライダ部材(スライダ部)を示す側面図、第
6図は第5図の正面図、第7図は本考案を適用した走査
ヘッドの全体斜視図、第8図は第7図示の走査ヘッド内
部構造を示す断面図である。 23……本体 24……ランプホルダ 40……レール部材(レール部) 42,49……突起部(係止部) 45……中空部 46……スライダ部材(スライダ部) 49……突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプを保持するランプホルダを本体端面
    に固定するランプホルダの固定構造であって、前記本体
    の端面に沿った前記ランプホルダのスライドを案内する
    レール部を前記本体の前記ランプホルダ設置部の前後端
    面に設けると共に前記ランプホルダに前記レール部に嵌
    挿するスライダ部を設け、前記レール部とスライダ部と
    に、前記スライダ部及び前記レール部の少なくとも一方
    が前記ランプホルダを前記本体に押圧付勢する復帰力を
    生じる方向に弾性変形することによって前記スライド方
    向に乗り越え可能な係止部を形成し、前記ランプホルダ
    が前記本体に対して所定固定位置の時、前記係止部の一
    方が乗り越え状態となると共に他方は乗り越え前の弾性
    変形状態であるよう構成したこと、を特徴とするランプ
    ホルダ固定構造。
JP10056888U 1988-07-28 1988-07-28 ランプホルダ固定構造 Expired - Lifetime JPH0738914Y2 (ja)

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