JPH0738763A - 画像形成システムのデータ転送形式選択方法 - Google Patents

画像形成システムのデータ転送形式選択方法

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JPH0738763A
JPH0738763A JP5202604A JP20260493A JPH0738763A JP H0738763 A JPH0738763 A JP H0738763A JP 5202604 A JP5202604 A JP 5202604A JP 20260493 A JP20260493 A JP 20260493A JP H0738763 A JPH0738763 A JP H0738763A
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image forming
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JP5202604A
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Nobuyuki Saito
信幸 斉藤
Hiroyasu Morita
裕康 森田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成システムに保存される画像データを
取得して可視化するまでの処理時間が最短時間となるデ
ータ転送形式で画像データを可視化処理することができ
る。 【構成】 入力される原画像データまたは該原画像デー
タの符号化データを保存データ形式情報とともに記憶
し、可視装置から画像形成システムに対する画像転送要
求時に、前記可視装置が画像形成システムに記憶された
保存データ形式情報を取得し、該取得した保存データ形
式情報を解析演算し、該解析演算結果に基づいて前記記
憶された画像データの転送方式を原画像データ形式また
は符号化データ形式のいずれかを画像形成システムに指
定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置が処理した画
像データを可視化して表示する装置を接続可能な画像形
成システムのデータ転送形式選択方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成システムは、種
々の機能、例えばファクシミリ受信,画像ファイル機能
等の複数種の機能処理とディジタル複写装置機能とを組
み合せて複合画像、例えばファクシミリ受信した画像と
ディジタル複写装置のスキャナ部から入力された原稿画
像と合成して複合画像出力することができるように構成
された画像形成システムが提案されている。
【0003】また、この種の画像形成システムを構成す
る外部装置で処理された画像を事前に可視化して表示す
るコンピュータ等で構成された画像データ可視装置との
画像データ転送時にデータ形式、例えば生画像データ転
送か、それとも符号化転送化を選択できるように構成さ
れており、通常、生データサイズと符号化データサイズ
とを比較して、小さいサイズのデータ形式を選択できる
ように構成されていた。
【0004】また、この種の画像形成システムを構成す
る外部装置で処理された画像を事前に可視化して表示す
るコンピュータ等で構成された画像データ可視化装置と
の画像データ転送時にデータ形式、例えば原画像データ
転送か、それとも符号化転送かを選択できるように構成
されており、通常、可視装置は、データ転送時に画像形
成システムに記憶されている画像データの保存データ形
式情報が符号化データの場合は、画像形成システムに記
憶されている原画像データのデータサイズと符号化デー
タのサイズを比較し、小さい方のデータ形式を選択しデ
ータ転送を行い、符号化データを選択した時は、さらに
復号化を行い表示するように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、画像データを送信する側の符号化処理がハー
ドウエアにより瞬時にできていても、受信して表示する
側の復号化処理がソフトウエアにより時間が係る場合、
生データサイズと符号化データサイズとを比較して、符
号化データサイズが小さく符号化データを転送しても、
転送時間は生データより短くなるが、符号化データの復
号化時間が考慮されていないため表示までの時間は、生
データの転送より時間が却ってかかってしまう等の問題
点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、画像形成システムにに入力されて保存
される画像データを接続された可視装置で可視化する際
に、画像形成システムから転送される画像データの転送
形式を取得する保存データ形式情報の解析演算結果に基
づいて画像データ可視装置側から指定可能とすることに
より、画像形成システムに保存される画像データを取得
して可視化するまでの処理時間が最短時間となるデータ
転送形式で画像データを可視化処理することができる画
像形成システムのデータ転送形式選択方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成シ
ステムのデータ転送形式選択方法は、外部装置から入力
される原画像データまたは該原画像データの符号化デー
タを保存データ形式情報とともに記憶し、前記可視装置
から前記画像形成システムに対する画像転送要求時に、
前記可視装置が画像形成システムに記憶された保存デー
タ形式情報を取得し、該取得した保存データ形式情報を
解析演算し、該解析演算結果に基づいて前記記憶された
画像データの転送方式を原画像データ形式または符号化
データ形式のいずれかを画像形成システムに指定する。
【0008】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合に、符号化データの転送時間と可視装置における
復号化時間との合算時間および原画像データの転送時間
とを算出して比較し、該比較結果小なる時間に対応する
原画像データ形式または符号化データ形式のいずれかの
データ転送方式を画像形成システムに指定する。
【0009】さらに、画像形成システムより取得した符
号化された画像データサイズと既に転送された符号化デ
ータ転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して符号化データの転送時間を導出する。
【0010】また、画像形成システムより取得した符号
化された画像のデータサイズと既に転送された符号化デ
ータの復号化時における単位時間の復号化データ量とか
ら演算して復号化時間を導出する。
【0011】さらに、画像形成システムより取得した原
画像データのデータサイズと既に転送された原画像デー
タの転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して原画像データの転送時間を導出する。
【0012】また、初回のデータ転送形式は、符号化デ
ータ形式を指定して単位時間当たりの符号化データの転
送量と単位時間当たりの復号化データ量とを導出する。
【0013】さらに、画像形成システムから取得した画
像データの保存データ形式情報が原画像データと解析さ
れた場合は、優先して原画像データ形式を指定する。
【0014】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合は、ユーザにより選択指示された原画像データ形
式または符号化データ形式のいずれかのデータ転送方式
を画像形成システムに指定する。
【0015】
【作用】本発明においては、外部装置から入力される原
画像データまたは該原画像データの符号化データを保存
データ形式情報とともに記憶し、前記可視装置から前記
画像形成システムに対する画像転送要求時に、前記可視
装置が画像形成システムに記憶された保存データ形式情
報を取得し、該取得した保存データ形式情報を解析演算
し、該解析演算結果に基づいて前記記憶された画像デー
タの転送方式を原画像データ形式または符号化データ形
式のいずれかを画像形成システムに指定するので、画像
形成システムに保存される画像データを取得して可視化
するまでの処理時間が最短時間となるデータ転送形式で
画像データを可視化処理することが可能となる。
【0016】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合に、符号化データの転送時間と可視装置における
復号化時間との合算時間および原画像データの転送時間
とを算出して比較し、該比較結果短い時間に対応する原
画像データ形式または符号化データ形式のいずれかのデ
ータ転送方式を画像形成システムに指定するので、常に
最短処理時間となるデータ転送方式を指定することが可
能となる。
【0017】さらに、画像形成システムより取得した符
号化された画像データサイズと既に転送された符号化デ
ータ転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して符号化データの転送時間を導出するので、正確な符
号化データ転送時間を導出することが可能となる。
【0018】また、画像形成システムより取得した符号
化された画像のデータサイズと既に転送された符号化デ
ータの復号化時における単位時間の復号化データ量とか
ら演算して復号化時間を導出するので、正確な復号化転
送時間を導出することが可能となる。
【0019】さらに、画像形成システムより取得した原
画像データのデータサイズと既に転送された原画像デー
タの転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して原画像データの転送時間を導出する。
【0020】また、初回のデータ転送形式は、符号化デ
ータ形式を指定して単位時間当たりの符号化データの転
送量と単位時間当たりの復号化データ量とを導出するの
で、単位時間当たりのデータ転送量と復号化データ量を
算出することができ、動作する環境毎に考慮しなければ
ならないデータ転送形式の選択条件の初期値設定が不要
となる。
【0021】さらに、画像形成システムから取得した画
像データの保存データ形式情報が原画像データと解析さ
れた場合は、優先して原画像データ形式を指定するの
で、画像形成システムから転送される原画像データをそ
のまま可視装置で可視化することが可能となる。
【0022】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合は、ユーザにより選択指示された原画像データ形
式または符号化データ形式のいずれかのデータ転送方式
を画像形成システムに指定するので、単位時間当たりの
データ転送量または復号化データ量が誤って算出されて
も、適切なデータ転送形式選択条件で画像データ転送を
行うことが可能となる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成シス
テムの構成を説明するブロック図である。
【0024】図において、1は原稿を画像データに変換
する画像入力装置(リーダ部)、2は複数種類の記録紙
カセットを有し、プリント命令により画像データを記録
紙上に可視像として出力する画像出力装置(プリンタ
部)、3は前記リーダ部1と電気的に接続された外部装
置であり、各種の機能を有する。すなわち、外部装置3
には、ファクシミリ部4,ファイル部5,該ファイル部
5と接続されている外部記憶装置6,コンピュータおよ
びLANと接続するためのコンピュータインタフェース
部7,コンピュータからの情報を可視像とするためのフ
ォーマッタ部9,前記リーダ部1からの情報を蓄積した
り、コンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積
するためのイメージメモリ部9および上記各機能処理を
制御するコア部10等を備えている。11はコンピュー
タシステムで、本発明の画像データ可視化装置(詳細は
図10参照)として機能する。
【0025】図2は、図1に示したリーダ部1およびプ
リンタ部2の構成を説明する断面図である。以下、構成
および動作について説明する。
【0026】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、
スキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキャナ・ユ
ニット104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光
は、ミラー105,106,107,レンズ108を介
してCCDイメージ・センサ109(以下、CCDと称
する)に入力する。
【0027】CCD109に照射された原稿の反射光
は、ここで光電変換される。変換された電気信号は、画
像処理部110において、各種の画像処理が施され、外
部切り換え回路は、リーダ部1からの信号をプリンタ部
2または外部装置3へ切り換えるセレクタである。ま
た、リーダ部1からの信号と、外部装置3からの信号の
いずれかを選択し、プリンタ部2に接続する機能も備え
ている。
【0028】画像処理部110の外部切り換え回路に
て、プリンタ部2へ出力された電気信号は、露光制御部
201にて変調された光信号に変換されて感光体202
を照射する。照射光によって感光体202上に作られた
潜像は、現像器203によって現像される。上記潜像の
先端とタイミングを合わせて転写紙積載部204または
転写紙積載部205より転写紙が搬送され、転写部20
6において、上記現像された像が転写される。転写され
た像は定着部207にて転写紙に定着された後、排紙部
208より装置外部に排出される。排紙部208から出
力された転写紙は、ソータ220のソート機能が作動し
ているときは、各ビンに排紙される。
【0029】一方、ソータ220のソータ機能が作動し
ていないときは、ソータ202の最上位のビンに排出さ
れる。
【0030】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方向について説明する。
【0031】定着部207で定着された出力用紙を、一
度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転し
て搬送方向切り換え部材209を介して再給紙用被転写
紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、
上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが転
写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給紙
されるので、結局、同一出力紙の表面,裏面に2枚の原
稿画像を出力することができる。
【0032】図1に示す様に、外部装置3はリーダ部1
とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部10で信
号の制御や、各機能の制御を行う。外部装置3内には、
ファクシミリ送受信を行うファクシミリ部4,各種原稿
情報を電気信号に変換し、光磁気ディスクに保存するフ
ァイル部5,コンピュータからのコード情報をイメージ
情報に展開するフォーマッタ部8,LANおよびコンピ
ュータとのインタフェースを行うコンピュータ・インタ
フェース部7,リーダ部1からの情報を蓄積したり、コ
ンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積するた
めのイメージメモリ部9および上記各機能を制御するコ
ア部10からなる。
【0033】図3は、図1に示したリーダ部1に配設さ
れる操作パネルの一例を示す平面図である。
【0034】図において、301は表示部であり、動作
状態・メッセージを表示する。また、表示部301の表
面はタッチパネルになっていて、表面を触れることによ
り選択キーとして機能する。302はテンキーであり、
数字を入力するキーである。303はスタートキーであ
り、このキーを押下することにより動作を開始する。
【0035】以下、図4〜図9に示すフローチャートを
参照しながら本発明に係る画像形成システムにおける各
機能処理動作について説明する。
【0036】図4〜図9は本発明に係る画像形成システ
ムにおける各機能処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、各図の(1)……はステップを示す。
【0037】まず、電源投入後、図4の初期設定が行わ
れる(1)。操作パネルの表示部301に動作モード選
択キーが表示され、選択キーの上のパネルが触れられる
ことにより、モードが選択される。選択されたモードが
コピーモードかどうかを判定され(2)、コピーモード
の時は、図5のステップ(1)に移行する。
【0038】一方、ステップ(2)の判定でコピーモー
ドが選択されていないと判定された場合は、ファクシミ
リ送信モードが選択されているかどうかを判定し
(3)、ファクシミリ送信モードの時は、図6に示すス
テップ(1)に移行する。
【0039】一方、ステップ(3)の判定でファクシミ
リ送信モードが選択されていないと判定された場合は、
ファイルモードが選択されているかどうかを判定し
(4)、ファイルモードの時は、図7に示すステップ
(1)に移行する。
【0040】一方、ステップ(4)の判定でファイルモ
ードが選択されていないと判定された場合には、コンピ
ュータ・インタフェース部7からの入力モードが選択さ
れているかどうかを判定し(5)、入力モードが選択さ
れている場合には、図8に示すステップ(1)に移行す
る。
【0041】一方、入力モードが選択されていないと判
定された場合には、ファクシミリ受信モードが選択され
ているかどうかを判定し(6)、ファクシミリ受信モー
ドが選択されている場合には、図9に示すステップ
(1)に移行する。
【0042】一方、ステップ(6)の判定でファクシミ
リ受信モードが選択されていない場合には、ステップ
(2)に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0043】また、図4に示されたステップ(2)の判
定でコピーモードが選択されていた場合には、図5に示
すフローを開始し、まず、コピー動作の初期化設定が行
われ(1)、操作パネルより入力されるキーを読み込み
コピー条件を設定し(2)、スタートキー303の入力
を待つ(3)。次いで、スタートキー303が押下され
ると、リーダ部1で原稿を読み取り(4)、プリンタ部
2で印刷(上述した印刷処理)を行う(5)。そして、
印刷を終了すると、初期設定のため、図4に示したステ
ップ(1)に戻る。
【0044】さらに、図4に示したステップ(3)の判
定でファクシミリ送信モードが選択されていた場合に
は、図6に示すフローを開始し、まず、ファクシミリ送
信の初期設定が行われ(1)、操作パネルより入力され
るキーを読み込みファクシミリ送信条件を設定し
(2)、スタートキー303の入力を待機する(3)。
【0045】スタートキーが押下されると、リーダ部1
より原稿を読み取り(4)、画像データをファクシミリ
部4に送る。ファクシミリ部4は設定された様式と決め
られたプロトコルに従ってファクシミリ送信を行い
(5)、送信終了後、図4に示したステップ(1)に戻
る。
【0046】また、図4に示したステップ(4)の判定
でファイルモードが選択されていた場合には、図7に示
すフローを開始し、まず、ファイル操作の初期化設定が
行われる(1)。操作パネルにファイル記録かそれとも
ファイル検索かのモード選択を表示し、操作者からのキ
ー入力を待機する(2)。次いで、記録キーが選択され
た場合には、記録条件設定を行い(3)、リーダ部1よ
り原稿を読み込み(4)、ファイル部5にデータを送
り、ファイル部5の外部記憶装置6に記録する(5)。
【0047】一方、ステップ(2)でファイル検索キー
が選択された場合には、検索条件設定が行われ(6)、
外部記憶装置6よりファイルの検索が行われ(7)、結
果が出力される。そして、ファイル記録またはファイル
検索終了後、初期設定のため、図4に示したステップ
(1)に戻る。
【0048】さらに、図4に示したステップ(5)の判
定で外部からコマンドデータが入力された場合には、図
8に示すフローを開始し、まず、コマンドをコンピュー
タ・インタフェース部7で受理し(1)、コア部10を
経由してデータをフォーマッタ部8に送り解釈して文字
等意味のある情報に変換する(2)。次に、情報を出力
するが、プリンタ部2が動作中かどうかを確認し
(3)、プリンタ部2が動作中でない場合にデータを印
刷する(4)。そして、図4に示したステップ(1)に
戻る。
【0049】プリンタ部2が動作中の場合には、イメー
ジメモリ部9に記憶し(5)、ステップ(3)に戻り、
プリンタ部2が動作中でないときに記憶されたデータを
読み出してプリンタ部2で印刷する(3),(4)。そ
して、データ出力後、図4に示したステップ(1)に戻
る。
【0050】また、図4に示したステップ(6)の判定
でファクシミリ受信と判定された場合には、図9に示す
フローを開始し、まず、ファクシミリ受信がファクシミ
リ部4で行われ(1)、プリンタ部2が動作中かどうか
を判定し(2)、動作中でなければ、プリンタ部2にデ
ータが送られ、印刷される(3)。
【0051】一方、ステップ(2)の判定でプリンタ部
2が動作中であると判定された場合には、ファクシミリ
部4のハードディスク(HD)に記憶され(4)、プリ
ンタ部2が動作中でない時にプリンタ部2よりプリント
アウトされる(2),(3)。そして、プリント終了
後、初期設定のため図4に示したステップ(1)に戻
る。
【0052】以上のモードを操作パネルの選択キーで選
択するか、ファクシミリ部4にて受信するか、コンピュ
ータ・インタフェース部7にて外部からのコマンドを検
出することにより動作を行う。
【0053】なお、これらの動さは同時に組み合せて動
作できるもの、また、同時に独立して動作できる者もあ
り、優先順位の設定等コア部10にて制御する。
【0054】図10は、図1に示したコンピュータシス
テム11の詳細構成の一例を示すブロック図である。
【0055】図において、1001は画像読み込み要求
を発生する操作部、1002は各種データを記憶する記
憶部、1003は符号化データの復号化処理や全体制御
を行う中央処理部、1004は画像データや操作部10
01より入力されたデータを表示する表示部、1005
は画像データを形成する画像形成システムで、図1に示
した外部装置3,リーダ部1,プリンタ部2を含んでい
る。
【0056】1006は前記画像形成システム1005
の画像データ形成部と電気的に接続された画像データ可
視装置で、操作部1001,記憶部1002,中央処理
部1003,表示部1004等から構成されている。
【0057】以下、図1に示したファクシミリ部4の画
像データを転送する場合を例として説明する。
【0058】中央処理部1003よりコンピュータイン
タフェース部7に対してファクシミリ部4に保存されて
いる原画像データまたは該原画像データの符号化データ
の保存データ形式情報取得要求を出力する。これを受け
て、コンピュータインタフェース部7は、この保存デー
タ形式情報取得要求をコア部10に送る。コア部10
は、この保存データ形式情報取得要求をファクシミリ部
4に送出する。ファクシミリ部4は、保存データ形式情
報をコア部10に返送する。コア部10は、保存データ
形式情報をコンピュータインタフェース部7に返送す
る。これを受けて、コンピュータインタフェース部7
は、保存データ形式情報を中央処理部1003に返送す
る。
【0059】次いで、中央処理部1003は保存データ
形式情報を解析演算し、その結果に基づき画像転送パラ
メータをセットし、コンピュータインタフェース部7に
送出する。これを受けて、コンピュータインタフェース
部7は、この画像転送パラメータをコア部10に送出す
る。コア部10は、この画像転送パラメータををファク
シミリ部4に送出する。これに応じて、ファクシミリ部
4は、画像転送パラメータセット完了ステータスをコア
部10に返送する。
【0060】これに応じて、コア部10は、画像転送パ
ラメータセット完了ステータスをコンピュータインタフ
ェース部7に返送する。コンピュータインタフェース部
7は、画像転送パラメータセット完了ステータスを中央
処理装置1003に返送する。
【0061】次いで、中央処理部1003は、画像転送
パラメータセット完了ステータスを確認したら、画像転
送要求をコンピュータインタフェース部7に送出する。
これを受けて、コンピュータインタフェース部7は、こ
の画像転送要求をコア部10に送出する。これを受け
て、コア部10は、この画像転送要求をファクシミリ部
4に送出する。
【0062】次いで、ファクシミリ部4は、画像転送パ
ラメータで指定されたデータ形式で画像データをコア部
10に返送する。これを受けて、コア部10は、画像デ
ータをコンピュータインタフェース部7に返送する。次
いで、コンピュータインタフェース部7は、画像データ
を中央処理部1003に返送する。これを受けて、中央
処理部1003は転送データが符号化データの場合は、
復号化処理を行い表示部1004に表示する。なお、原
画像データの時はそのまま表示する。
【0063】このように構成された画像形成システムの
データ転送形式選択方法においては、後述する図13,
図14に示すフローチャートに従って以下のようにデー
タ転送形式の指定を実行する。
【0064】まず、外部装置から入力される原画像デー
タまたは該原画像データの符号化データを保存データ形
式情報とともに記憶し、前記可視装置1006から前記
画像形成システムに対する画像転送要求時に、前記可視
装置が画像形成システム1005に記憶された保存デー
タ形式情報を取得し、該取得した保存データ形式情報を
解析演算し、該解析演算結果に基づいて前記記憶された
画像データの転送方式を原画像データ形式または符号化
データ形式のいずれかを画像形成システムに指定するの
で、画像形成システム1005に保存される画像データ
を取得して可視化するまでの処理時間が最短時間となる
データ転送形式で画像データを可視化処理することが可
能となる。
【0065】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合に、符号化データの転送時間と可視装置における
復号化時間との合算時間および原画像データの転送時間
とを算出して比較し、該比較結果短い時間に対応する原
画像データ形式または符号化データ形式のいずれかのデ
ータ転送方式を画像形成システムに指定するので、常に
最短処理時間となるデータ転送方式を指定することが可
能となる。
【0066】さらに、画像形成システムより取得した符
号化された画像データサイズと既に転送された符号化デ
ータ転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して符号化データの転送時間を導出するので、正確な符
号化データ転送時間を導出することが可能となる。
【0067】また、画像形成システムより取得した符号
化された画像のデータサイズと既に転送された符号化デ
ータの復号化時における単位時間の復号化データ量とか
ら演算して復号化転送時間を導出するので、正確な復号
化時間を導出することが可能となる。
【0068】さらに、画像形成システムより取得した原
画像データのデータサイズと既に転送された原画像デー
タの転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して原画像データの転送時間を導出する。
【0069】また、初回のデータ転送形式は、符号化デ
ータ形式を指定して単位時間当たりの符号化データの転
送量と単位時間当たりの復号化データ量とを導出するの
で、単位時間当たりのデータ転送量と復号化データ量を
算出することができ、動作する環境毎に考慮しなければ
ならないデータ転送形式の選択条件の初期値設定が不要
となる。
【0070】さらに、画像形成システムから取得した画
像データの保存データ形式情報が原画像データと解析さ
れた場合は、優先して原画像データ形式を指定するの
で、画像形成システムから転送される原画像データをそ
のまま可視装置で可視化することが可能となる。
【0071】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合は、ユーザにより選択指示された原画像データ形
式または符号化データ形式のいずれかのデータ転送方式
を画像形成システムに指定するので、単位時間当たりの
データ転送量または符号化データ量が誤って算出されて
も、適切なデータ転送形式選択条件で画像データ転送を
行うことが可能となる。
【0072】図11は、図10に示した画像形成システ
ム1005に記憶されている画像データ情報の一例を示
す図である。
【0073】この図に示すように、画像形成システム1
005に記憶されている画像データ情報は、データ形式
1101,画像データの主走査画素数1102,副走査
画素数1103,データサイズ1104,主走査解像度
1105,副走査解像度1106等から構成されてい
る。
【0074】図12は、図10に示した画像形成システ
ム1005と中央処理部1003が画像転送を行う時に
指定する画像転送パラメータの一例を示す図である。
【0075】図において、1201は転送データの形式
を指定する転送データ形式指定データである。
【0076】以下、図13,図14に示すフローチャー
トを参照紙ながら本発明に係る画像形成システムのデー
タ形式選択方法について説明する。
【0077】図13は本発明に係る画像形成システムの
第1のデータ形式選択方法を説明するフローチャートで
ある。なお、(1)〜(17)は各ステップを示す。ま
た、本実施例は、以前の符号化データの転送時間と復号
化時間の合計時間と、生データの転送時間を比較し、小
さい方のデータ形式を指定して転送を行う場合の手順に
対応する。
【0078】まず、初期フラグをONし(1)、操作部
1001より画像データ読み込み要求が発生するまで待
機する(2)。次いで、読み込み要求が発生したら、画
像データ形成システムに保存されている画像データ情報
を取得する(3)。次いで、初期フラグがON状態かど
うかを判定し(4)、初期フラグがONの時は、初期フ
ラグをOFFし(5)、転送データ形式1201に符号
化を指定して画像形成システム1005よりデータを受
信し(6)、受信した符号化データの復号化を行う
(7)。
【0079】その後、ステップ(3)で取得した画像デ
ータ情報内のデータサイズ1104と復号化時間から、
単位時間あたりに復号化できるデータ量を計算し
(8)、さらにデータサイズ1104とデータ転送時間
から単位時間当たりのデータ転送量を計算する(9)。
【0080】次いで、画像を表示部1004に表示し
(10)、再度操作部1001より画像データ読み込み
要求が発生するまで待機する(2)。
【0081】一方、ステップ(4)の初期フラグがOF
Fと判定された場合には、ステップ(3)で取得した画
像データ情報内のデータ形式1101が符号化データか
生データかどうかを判定し(11)、符号化データと判
定された場合には、ステップ(9)で計算した単位時間
当たりのデータ転送量とステップ(3)で取得した画像
データ情報内のデータサイズ1104から、符号化デー
タを転送するのに必要な時間を計算し(12)、ステッ
プ(8)で計算した単位時間当たりの復号化データ量と
データサイズ1104から、符号化データを復号化する
に必要な時間を計算し(13)、ステップ(3)で取得
した画像データ情報内の主走査画素数1102と副走査
画素数1103から生データのデータサイズを計算し
(14)、ステップ(9)で計算した単位時間あたりの
データ転送量とステップ(14)で計算した生データの
データサイズから生データを転送するのに必要な時間を
計算する(15)。
【0082】次いで、ステップ(12)で計算した符号
化データ転送時間と、ステップ(13)で計算した符号
化データ復号化時間の合計値と、ステップ(15)で計
算した生データ転送時間を比較し(16)、生データで
の転送時間が大きければ転送データ形式1201に符号
化を指定したデータ転送ステップ(6)に戻る。
【0083】一方、ステップ(16)の判定で生データ
での転送時間が等しいまたは小さい時は転送データ形式
1201に生データを指定して画像形成システム100
5よりデータを受信し(17)、単位時間当たりのデー
タ転送量の計算のため、ステップ(9)に戻る。
【0084】一方、ステップ(11)の判定で符号化デ
ータでない時は、転送データ形式1201に生データを
指定したデータ転送するためステップ(17)に進む。
【0085】図14は本発明に係る画像形成システムの
第2のデータ形式選択方法を説明するフローチャートで
ある。なお、(21)〜(23)は本実施例の各ステッ
プを示す。また、本実施例は、符号化データサイズと利
用者が設定した、しきい値データサイズを比較し、符号
化データサイズが小さければ符号化データ転送を選択
し、等しい又は大きければ生データ転送を選択する場合
の手順に対応する。さらに、説明上、図13に示した処
理同様のステップには同一のステップ番号を付してあ
る。
【0086】まず、符号化データサイズが生データの何
パーセントより小さい時、符号化データ転送するかのし
きい値を利用者が操作部1001よりセットし(2
1)、操作部1001より画像データ読み込み要求が発
生するまで待機する(2)。読み込み要求が発生した
ら、画像形成システム1005に保存されている画像デ
ータ情報を取得する(3)。次いで、取得した画像デー
タ情報内のデータ形式1101が符号化データか生デー
タ化を判定する(11)。
【0087】この判定で符号化データと判定された場合
は、取得した画像データ情報内の主走査画素数1102
と副走査画素数1103から生データのデータサイズを
計算し(14)、ステップ(21)でセットしたしきい
値からしきい値サイズを計算する(22)。そして、画
像データ情報内のデータサイズ1104とステップ(2
2)で計算したしきい値サイズとを比較し(23)、符
号化データサイズが小さければ転送データ形式1201
に符号化を指定して画像形成システム1005よりデー
タを受信し(6)、受信した符号化データの復号化を行
う(7)。
【0088】その後、画像を表示部1004に表示し
(10)、再度操作部1001より画像データ読み込み
要求が発生するまで待機する(2)。
【0089】一方、ステップ(23)の比較で、符号化
データサイズが等しい又は大きい場合は、転送データ形
式1201に生データを指定して画像形成システム10
05よりデータを受信し(17)、画像表示を行うため
ステップ(10)に進む。
【0090】なお、上記実施例では、図13に示したよ
うに、単位時間当たりのデータ転送量と、単位時間当た
りの符号化データの復号化データ量に前回の計算結果を
使用する場合について説明したが、今までの平均値を使
用する構成としても、同様の効果がある。
【0091】また、上記実施例では、図13に示したよ
うに、受信データのサイズにデータサイズ1104を使
用する場合について説明したが、データ受信の時にカウ
ンタを設けて、その結果を使用する構成としても、同様
の効果がある。
【0092】さらに、上記実施例では、図14に示した
ように、しきい値を生データに対するパーセントでセッ
トする場合について説明したが、定型サイズの画像デー
タの場合は、サイズと解像度毎に生データより何バイト
小さいかをしきい値とするように構成しても、同様の効
果がある。
【0093】また、上記実施例では、表示部に画像デー
タを表示する場合について説明したが、印刷部を用いて
記録紙上に画像データを出力するように構成しても、同
様の効果がある。
【0094】以上図13,図14に基づいて説明したよ
うに、本実施例のデータ転送形式の選択方法は、第1回
目のデータ転送は、符号化データで転送を行い、復号化
処理を行い、表示するステップと、この転送と復号化処
理により単位時間当たりのデータ転送量と、単位時間当
たりの復号化データ量を算出するステップと、第2回目
以降のデータ転送は、画像形成システムから取得した画
像データ情報により、画像が符号化して保存してある場
合は、画像データのサイズと単位時間のデータ転送量よ
り、符号化データの転送時間を算出し、画像データのサ
イズと単位時間あたりの復号化データ量より、復号化時
間を算出し、両者の合計時間を算出するステップと、画
像データに含まれる主副の画素数より生データ(原画像
データ)のサイズを算出し、単位時間のデータ転送量よ
り、生データの転送時間を算出するステップと、符号化
データ転送時間と復号化時間との合計時間と、生データ
の転送時間とを比較し、短い方のデータ転送形式を指定
して転送を行い、復号化して表示するステップと、画像
形成システムから取得した画像データ情報により、画像
が生データで保存してある場合は、生データモードで転
送し、表示するステップと、利用者が符号データで転送
するか、生データで転送するかのしきい値を設定した場
合には、そのしきい値によりデータ形式を選択して転送
を行い、符号化データの時は復号処理を行い表示するス
テップとを備えて、画像形成システムから可視装置にお
ける画像データ転送から可視化までの時間を短縮するこ
とが可能となる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部装置から入力される原画像データまたは該原画像デ
ータの符号化データを保存データ形式情報とともに記憶
し、前記可視装置から前記画像形成システムに対する画
像転送要求時に、前記可視装置が画像形成システムに記
憶された保存データ形式情報を取得し、該取得した保存
データ形式情報を解析演算し、該解析演算結果に基づい
て前記記憶された画像データの転送方式を原画像データ
形式または符号化データ形式のいずれかを画像形成シス
テムに指定するので、画像形成システムに保存される画
像データを取得して可視化するまでの処理時間が最短時
間となるデータ転送形式で画像データを可視化処理する
ことができる。
【0096】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合に、符号化データの転送時間と可視装置における
復号化時間との合算時間および原画像データの転送時間
とを算出して比較し、該比較結果短い時間に対応する原
画像データ形式または符号化データ形式のいずれかのデ
ータ転送方式を画像形成システムに指定するので、常に
最短処理時間となるデータ転送方式を指定することがで
きる。
【0097】さらに、画像形成システムより取得した符
号化された画像データサイズと既に転送された符号化デ
ータ転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して符号化データの転送時間を導出するので、正確な符
号化データ転送時間を導出することができる。
【0098】また、画像形成システムより取得した符号
化された画像のデータサイズと既に転送された符号化デ
ータの復号化時における単位時間の復号化データ量とか
ら演算して復号化時間を導出するので、正確な復号化転
送時間を導出することができる。
【0099】さらに、画像形成システムより取得した原
画像データのデータサイズと既に転送された原画像デー
タの転送時における単位時間のデータ転送量とから演算
して原画像データの転送時間を導出するので、正確な原
画像データの転送時間を導出することができる。
【0100】また、初回のデータ転送形式は、符号化デ
ータ形式を指定して単位時間当たりの符号化データの転
送量と単位時間当たりの復号化データ量とを導出するの
で、単位時間当たりのデータ転送量と復号化データ量を
算出することができ、動作する環境毎に考慮しなければ
ならないデータ転送形式の選択条件の初期値設定が不要
となる。
【0101】さらに、画像形成システムから取得した画
像データの保存データ形式情報が原画像データと解析さ
れた場合は、優先して原画像データ形式を指定するの
で、画像形成システムから転送される原画像データをそ
のまま可視装置で可視化することができる。
【0102】また、画像形成システムから取得した画像
データの保存データ形式情報が符号化データと解析され
た場合は、ユーザにより選択指示された原画像データ形
式または符号化データ形式のいずれかのデータ転送方式
を画像形成システムに指定するので、単位時間当たりの
データ転送量または符号化データ量が誤って算出されて
も、適切なデータ転送形式選択条件で画像データ転送を
行うことができる等の幾多の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成システムの構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部およびプリンタ部の構成
を説明する断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部に配設される操作パネル
の一例を示す平面図である。
【図4】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成システムにおける各機能
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図1に示したコンピュータシステムの詳細構
成の一例を示すブロック図である。
【図11】図10に示した画像形成システムに記憶され
ている画像データ情報の一例を示す図である。
【図12】図10に示した画像形成システムと中央処理
部が画像転送を行う時に指定する画像転送パラメータの
一例を示す図である。
【図13】本発明に係る画像形成システムの第1のデー
タ形式選択方法を説明するフローチャートである。
【図14】本発明に係る画像形成システムの第2のデー
タ形式選択方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1005 画像形成システム 1003 中央処理部 1004 表示部 1006 画像データ可視装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを可視化する可視装置を接続
    可能な画像形成システムのデータ転送形式選択方法にお
    いて、外部装置から入力される原画像データまたは該原
    画像データの符号化データを保存データ形式情報ととも
    に記憶し、前記可視装置から前記画像形成システムに対
    する画像転送要求時に、前記可視装置が画像形成システ
    ムに記憶された保存データ形式情報を取得し、該取得し
    た保存データ形式情報を解析演算し、該解析演算結果に
    基づいて前記記憶された画像データの転送方式を原画像
    データ形式または符号化データ形式のいずれかを画像形
    成システムに指定することを特徴とする画像形成システ
    ムのデータ転送形式選択方法。
  2. 【請求項2】 画像形成システムから取得した画像デー
    タの保存データ形式情報が符号化データと解析された場
    合に、符号化データの転送時間と可視装置における復号
    化時間との合算時間および原画像データの転送時間とを
    算出して比較し、該比較結果短い時間に対応する原画像
    データ形式または符号化データ形式のいずれかのデータ
    転送方式を画像形成システムに指定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成システムのデータ転送形式選
    択方法。
  3. 【請求項3】 画像形成システムより取得した符号化さ
    れた画像データサイズと既に転送された符号化データ転
    送時における単位時間のデータ転送量とから演算して符
    号化データの転送時間を導出することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成システムのデータ転送形式選択方
    法。
  4. 【請求項4】 画像形成システムより取得した符号化さ
    れた画像のデータサイズと既に転送された符号化データ
    の復号化時における単位時間の復号化データ量とから演
    算して復号化時間を導出することを特徴とする請求項2
    記載の画像形成システムのデータ転送形式選択方法。
  5. 【請求項5】 画像形成システムより取得した原画像デ
    ータのデータサイズと既に転送された原画像データの転
    送時における単位時間のデータ転送量とから演算して原
    画像データの転送時間を導出することを特徴とする請求
    項2記載の画像形成システムのデータ転送形式選択方
    法。
  6. 【請求項6】 初回のデータ転送形式は、符号化データ
    形式を指定して単位時間当たりの符号化データの転送量
    と単位時間当たりの復号化データ量とを導出することを
    特徴とする請求項3記載の画像形成システムのデータ転
    送形式選択方法。
  7. 【請求項7】 画像形成システムから取得した画像デー
    タの保存データ形式情報が原画像データと解析された場
    合は、優先して原画像データ形式を指定することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成システムのデータ転送形
    式選択方法。
  8. 【請求項8】 画像形成システムから取得した画像デー
    タの保存データ形式情報が符号化データと解析された場
    合は、ユーザにより選択指示された原画像データ形式ま
    たは符号化データ形式のいずれかのデータ転送方式を画
    像形成システムに指定することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成システムのデータ転送形式選択方法。
JP5202604A 1993-07-23 1993-07-23 画像形成システムのデータ転送形式選択方法 Pending JPH0738763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234603A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Sharp Corp 画像形成システム、携帯端末装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像形成方法
JP2020127156A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 送信装置、送信方法、送信プログラム及び転送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008234603A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Sharp Corp 画像形成システム、携帯端末装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像形成方法
JP2020127156A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 送信装置、送信方法、送信プログラム及び転送システム

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