JPH0738667B2 - 自動データ通信システムの端末装置 - Google Patents

自動データ通信システムの端末装置

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JPH0738667B2
JPH0738667B2 JP1011687A JP1168789A JPH0738667B2 JP H0738667 B2 JPH0738667 B2 JP H0738667B2 JP 1011687 A JP1011687 A JP 1011687A JP 1168789 A JP1168789 A JP 1168789A JP H0738667 B2 JPH0738667 B2 JP H0738667B2
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正之 竹本
祐治 土肥
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ノーリンギング通信サービスを利用して、情
報伝送を行なう簡易な端末装置に関するものであり、特
に、パソコン通信において電子メールの着信があつたこ
とを受信者に知らせるものである。
<従来技術> 従来のパソコン通信において、加入者Aから加入者Bへ
センターを通じて電子メールを送信する場合、加入者A
はセンターの加入者Bのメールボツクスへ電子メールを
送信する。加入者Bは時々自分のメールボツクスを調べ
ることにより加入者Aからのメールが来ていることを知
り、ダウンロードによりメールの内容を確認する。
この場合、加入者Bにとつては自ら時々センターにアク
セスし、自分のメールボツクスを調べなければ加入者A
からメールが届いていることを知ることはできない。
また、センターにとつても、メールをいつまでも保存し
ておくことは大変であるため、一定期間後に消去される
のが通常である。
<発明が解決しようとする課題> 上述の場合、加入者Bは加入者Aからのメールを読むこ
となく、メールが消去される場合が生じる。
この点が現在のパソコン通信における電子メールの最大
の欠点であり、業務用への使用に問題があつた。
また加入者Bは、電話回線に通信機器を接続し直接メー
ル受信を行う方式もあるが、通信機器にいつまでも電源
を入れておいて受信状態にしておく必要がある。さら
に、従来の方法では、呼出信号が一般通話の着信とメー
ル着信とが同一で区別できないため、不在モードへの切
替またはメール専用の電話回線を必要とするなど問題が
多い。
また、使用者に情報を伝送するためには、一般加入者電
話回線しか方法がなく、この一般加入者電話回線には電
話、留守番電話機、FAXなど自動受信の機器が接続され
ているため、電子メール着信を知らせるための新たな機
器を接続することは困難であつた。
そこで、本発明は、従来の回線に接続されている機器に
影響を与えることはなく、加入者が電子メールの内容を
消去される前にその着信を知らせることができる端末装
置を提供しようとするものである。
<課題を解決するための手段> 本発明による課題解決手段は、第1,2図の如く、端末側
交換局13に設置されたノーリンギングトランク14を利用
して宅内電話機16を鳴動させることなくデータ通信を行
なう端末装置において、ノーリンギングトランク14から
送信されるPB信号からなるノーリンギング呼出信号の種
類を判別する判別手段24と、ノーリンギング呼出信号の
種類に応じて使用者にその着信を知らせる着信表示手段
36,37と、前記判別手段24の判別結果に基づき着信表示
手段36,37に表示信号を出力する表示制御手段25と、表
示確認後に表示を消去するリセツトスイツチ38とが設け
られたものである。
<作 用> 上記課題解決手段において、加入者Aから加入者Bへセ
ンターを通じて電子メールを送信する場合、加入者Aは
センターの加入者Bのメールボツクスへ電子メールを送
信する。
そして、センター側の端末装置11から加入者Bを呼出し
た時、極性反転の後、ノーリンギングトランク14からノ
ーリンギング呼出信号21を送信する。
加入者B側の端末装置15では、判別手段24により、ノー
リンギング呼出信号21のうち、どの種類の信号が送信さ
れてきたか認知し、その判別手段24の受信した信号の種
類により、制御手段25より表示信号を出力し、表示手段
36,37の各れかを点灯する。これによりノーリンギング
呼出信号21を受信したことを使用者に知らせる。
使用者は表示手段36,37のLEDが点灯しているか確認した
後、リセツトスイツチ38を押してLEDを消灯する。そし
て、受信した内容に従つて予め決められた手順にてセン
ター側へアクセスし、情報を入手することができる。
このように、ノーリンギング通信方式を利用しているた
め、専用の電話回線は不要で、電話機のベルを鳴らさず
に情報を使用者に知らせることができ、特に電子メール
の着信を使用者に知らせることができる。
さらに、本システムでは、着信があつたことのみを知ら
せるため、従来のシステムに影響を与えることはなく、
また、パソコン通信において、メールボツクス内の電子
メールが消去されて受信できないということがなくな
る。
<実 施 例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本発明に係る自動データ通信システムの端末装置
の機能ブロツク図、第2図は自動データ通信システムの
全体構成を示す図、第3図は端末装置の構成を示す回路
図、第4図は端末装置の回線信号を示す波形図である。
まず、自動データ通信システムの全体構成を第2図に基
いて説明すると、第2図中、11はセンター側端末装置、
12,13は交換局、14はノーリンギングトランク、15は受
信用端末装置、16は加入者Bの家庭に設置された宅内電
話機を示す。
このノーリンギングトランク14を利用したノーリンギン
グ通信方式は、端末装置15を収容する端末側交換局13に
ノーリンギング呼出信号発生手段を有したノーリンギン
グトランク14を設置し、センター側端末装置11から一度
ノーリンギングトランク14を呼び出し保持し、次にノー
リンギングトランク14が、端末側装置15を接続された電
話回線を選択して電話回線の極性を反転し、16Hz呼出し
信号以外の宅内電話機16のベルには不感応である、ある
交流信号を検出して端末側装置15を呼び出すようにした
ものである。
本例では、ノーリンギング呼出信号21は、センター用端
末装置11により制御することにより2080Hzまたはプッシ
ュボタン信号(以下PB信号という)の[0]〜[9]と
している。
通信を行う場合は、受信側端末装置15より応答信号を送
信することにより、受信端末装置15とセンター側端末装
置11の間で通信を行うことができる。なお、本発明にお
いては、ここで通信を行うのが目的ではなく、ノーリン
ギング呼出信号21そのものに意味をもたせた情報の伝送
を行うため、応答信号を送信してもしなくてもよい。
次に、端末装置15の具体的構成を第3図に基いて説明す
る。本例では、ノーリンギング呼出信号21としてPB信号
[3][6][9]を用いた場合について述べる。図
中、31は回線の極性が反転したとき、信号線34を通じて
マイクロプロセツサ33に極性の反転を知らせるノーリン
ギング呼出信号受信手段としての局線回路である。
マイクロプロセツサ33の出力側には、ノーリンギング呼
出信号の種類に応じて使用者にその着信を知らせる着信
表示手段としての発光ダイオード(以下LEDという)36,
37が接続されている。
そして、マイクロプロセツサ33は、ノーリンギングトラ
ンク14からのノーリンギング呼出信号21の種類を判別す
る判別手段24と、判別手段24の判別結果に基づきLED36,
37に表示信号を出力する表示制御手段25とを備えてい
る。
なお、図中、38はリセツトスイツチである。
上記構成において、加入者Aから加入者Bへセンターを
通じて電子メールを送信する場合、加入者Aはセンター
の加入者Bのメールボツクスへ電子メールを送信する。
そして、センター側の端末装置11から加入者Bを呼出し
た時、極性反転の後、ノーリンギングトランク14からノ
ーリンギング呼出信号21を送信する。
回路の極性が反転した時、局線回路31は、信号線34を通
じてマイクロプロセツサ33へ極性反転を知らせる。
マイクロプロセツサ33は一定時間Tの間、ノーリンギン
グ呼出信号21としてのPB信号の受信状態に入る。ローパ
スフイルタ32を通った信号には低群の3種類の周波数が
含まれている。マイクロプロセツサ33は、この低群の周
波数をカウントすることにより、PB信号[3][6]ま
たは[9]のどの信号が送信されてきたか判別手段24に
より認知する。
その判別手段24の受信した信号の種類により、制御手段
25より表示信号を出力し、LED36〜37の各れかを点灯す
る。これによりノーリンギング呼出信号21を受信したこ
とを使用者に知らせる。
使用者は、どのLED36〜37が点灯しているかに従つて、
予め決められた手順にてセンター側へアクセスし、情報
を入手することができる。
LED36〜37の点灯を確認した後は、リセツトスイツチ38
を押してLED36〜37を消灯する。
また、局線回路31が極性の反転を検知しても一定の時間
Tの間にノーリンギング呼出信号21を受信しなかった場
合は、局線回路31は高インピーダンスになり、通常の通
話に影響を与えない。
ここで、ノーリンギング呼出信号21としてPB信号の
[3][6][9]を用いた場合、受信したノーリンギ
ング呼出信号21の低群の周波数を測定することにより3
種類の情報を伝送することができる。
この場合は、高群の1477Hzを除去すればよく、ローパス
フイルタ32の回路が簡単になる。
また、PB信号として[1][2][3]を用いた場合
は、高群の周波数をカウントすることにより3種類の情
報を伝送することができる。この場合は、低群の一番低
い周波数697Hzを除去するハイパスフイルタを設計すれ
ばよく、回路が簡単になる。
このように、本実施例では、ノーリンギング通信方式を
利用しているため、専用の電話回線は不要で、電話機の
ベルを鳴らさずに最大10種類の情報を使用者に知らせる
ことができ、特に電子メールの着信を使用者に知らせる
ことができる。
また、フイルタ32により、ノーリンギング呼出信号の高
群または低群のみを検出することができ、簡単な回路に
より信号を伝送することができる。
さらに、本システムでは、着信があつたことのみを知ら
せるため、従来のシステムに影響を与えることはなく、
また、パソコン通信において、メールボツクス内の電子
メールが消去されて受信できないということがなくな
る。また、パソコンは常時待機する必要がない。
また、受信端末装置はノーリンギング通信方式に準じて
作られるため、通話に影響を与えることはなく、また不
在モードへの切替操作は不要である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、本発明は、ホームオートメーシヨンの制御など
ノーリンギング呼出信号そのものに意味を持たせた通信
に応用できることは勿論である。
<発明の効果> 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、次のよ
うな効果を有する。
すなわち、PB信号をノーリンギング呼出信号に用いたノ
ーリンギング通信方式を利用しているので、専用の電話
回線は不要で、電話機のベルを鳴らさずに最大10種類の
情報を使用者に知らせることができる。
また、着信があれば表示されるので、使用者は時々自分
のメールボツクスを調べる操作をしなくとも、電子メー
ルの着信があつたことを知ることができる。しかも、表
示はリセツトスイツチを操作しなければ消去されないの
で、一旦着信されるとそれを確認するまで消えることは
なく、確認し忘れをなくすことができる。そのため、メ
ールボツクス内の情報を知る前に消去されて電子メール
を受信できないということを防止できる。
また、本発明では、電子メールの着信があつたことのみ
知らせ、電子メールは、使用者が暗証番号を用いてセン
ターへアクセスして受信するため、従来のシステムに影
響を与えることはなく、また、通信用のパソコンは常時
待機する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動データ通信システムの端末装
置の機能ブロツク図、第2図は自動データ通信システム
の全体構成を示す図、第3図は端末装置の構成を示す回
路図、第4図は端末装置の回線信号を示す波形図であ
る。 11:センター側端末装置、12,13:交換局、14:ノーリンギ
ングトランク、15:受信端末装置、16:電話機、24:判別
手段、25:表示制御手段、31:受信手段(局線回路)、3
2:ローパスフイルタ、33:マイクロプロセツサ、36,37:
着信表示手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末側交換局に設置されたノーリンギング
    トランクを利用して宅内電話機を鳴動させることなくデ
    ータ通信を行なう端末装置において、ノーリンギングト
    ランクから送信されるPB信号からなるノーリンギング呼
    出信号の種類を判別する判別手段と、ノーリンギング呼
    出信号の種類に応じて使用者にその着信を知らせる着信
    表示手段と、前記判別手段の判別結果に基づき着信表示
    手段に表示信号を出力する表示制御手段と、表示確認後
    に表示を消去するリセツトスイツチとが設けられたこと
    を特徴とする自動データ通信システムの端末装置。
JP1011687A 1989-01-19 1989-01-19 自動データ通信システムの端末装置 Expired - Lifetime JPH0738667B2 (ja)

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JPH02192256A JPH02192256A (ja) 1990-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61274564A (ja) * 1985-05-30 1986-12-04 Nec Corp 端末選択通信方式

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