JPH0738645A - アナログ電話信号測定装置 - Google Patents

アナログ電話信号測定装置

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JPH0738645A
JPH0738645A JP6174667A JP17466794A JPH0738645A JP H0738645 A JPH0738645 A JP H0738645A JP 6174667 A JP6174667 A JP 6174667A JP 17466794 A JP17466794 A JP 17466794A JP H0738645 A JPH0738645 A JP H0738645A
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JP
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signal
mask condition
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Application number
JP6174667A
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English (en)
Inventor
Breda Lodewijk M Van
ブレダ ロデウイック マリア バン
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Koninklijke PTT Nederland NV
Original Assignee
Koninklijke PTT Nederland NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/36Statistical metering, e.g. recording occasions when traffic exceeds capacity of trunks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/2272Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リアルタイムでアナログ電話トラヒックを分
析する装置を提供する。 【構成】 装置は種々の状態となることができ、各状態
において特性についてテストできるプロセッサを備え
る。第1状態40はストレス状態、第2状態41は呼出
し状態、第3状態42はダイヤル状態、第4状態43は
トーク状態にそれぞれ相当する。第1状態から呼出し信
号50の検出に応答して第2状態に飛び越し、そこで受
話者オフ・フック信号52の検出に応答して第4状態に
飛び越す一方、呼出し信号51に応答してシステムは第
2状態に留まる。第1状態から話し中信号53の検出に
応答して第3状態に飛び越し、そこからビル・パルス信
号55の検出に応答して第4状態に飛び越す一方、ダイ
ヤルパルス信号54に応答して、システムは第3状態に
留まる。第2状態からシステムは不在呼出し信号58に
応答して、第1状態に戻り、第3及び第4状態からそれ
ぞれ受話者オフ・フック信号57,56の検出に応答し
て第1状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者線路にリンクで
き、加入者線路に存在するアナログ電圧をディジタルサ
ンプルに変換するコンバータと、コンバータにリンクさ
れ、多数のディジタルサンプルを記憶するメモリと、メ
モリにリンクされるプロセッサとを備える、アナログ電
話信号を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の装置はEP0200038B
1に開示されている。ここに記載される装置は、コンバ
ータによってアナログ電圧を、メモリに記憶されること
になるディジタルサンプルに変換することによって、デ
ィジタル電話システムの線路に存在するアナログ信号を
測定する。プロセッサは、各新サンプルについて、これ
がもっとも大きい以前に記憶されたサンプルよりも大き
いかどうかチェックし、この場合、以前に記憶されたサ
ンプルは新しい大きいサンプルと交換され、または、こ
れがもっとも小さい以前に記憶されたサンプルよりも小
さいかどうかチェックし、この場合、以前に記憶された
サンプルは新しい小さいサンプルと交換される。従っ
て、一定時間間隔後、最大と最小が得られ、これらは、
特定の時間間隔中に得られるすべてのサンプルの実際の
最大と最小であり、そこから、数式にもとづき、新しい
値が引き出される。この周知の装置は、原則として、障
害を見つけるように構成されていること、および原則と
してアナログ電話トラヒックのリアルタイム測定に適し
ないという欠点がある。特定の時間間隔中実際の最大・
最小の決定が、(呼出パルス、ダイヤルパルス、かなり
の許容差のあるビルパルス、一般に、一見して同じにみ
えるが異なる前および(または)後の記録を有するパル
スを含み)きわめて複雑なアナログ電話トラヒックを分
析・解釈するには完全に不適当である。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的の1つは、リアルタイムで
アナログ電話トラヒックを分析・解釈できる、前記形式
の装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による装置は、プロセッサが、各状態におい
て、少なくとも1つのマスク条件を発生する状態と、多
数の記憶ディジタルサンプルの少なくとも一部がこのマ
スク条件を満足するかどうかチェックする状態との、少
なくとも2つの状態になりうるように構成されることを
特徴とする。
【0005】プロセッサが少なくとも2つの状態になり
うる結果、互いに同じにみえ、各々異なる以前および
(または)以後の記録を有する2つのパルスを別に解釈
でき、以前および以後の記録によりプロセッサがどんな
状態であるかを決定する。各状態において、少なくとも
1つのマスク条件の発生と、記憶されたディジタルサン
プル数の少なくとも一部がこのマスク条件を満足するか
どうかのチェックとにより、ディジタルサンプルのテス
トに影響するある限度内の許容差の可能性なしで、ある
性質のディジタルサンプルの部分をテストするオプショ
ンを与える。どこかに唯一独特な許容差または許容差の
独特な組合わせを有するディジタルサンプルの各部分に
対する別のマスクの発生により、リアルタイム分析と解
釈が不可能になる。本発明への識見を表す上記のことに
よって、前述の問題は都合よく解決される。
【0006】本発明はもう1つの識見にもとづいてお
り、すなわち、ディジタルサンプルはシフトレジスタの
長さを掛けたクロックパルスのサイクルに等しいほとん
どの時間に得られるので、たとえば、シフトレジスタに
記憶されるディジタルサンプルのリアルタイム分析と解
釈が早急に行うこと、および、以前および(または)以
後の記録は、プロセスにおいて、シフトレジスタに記憶
されるディジタルサンプルから引き出されることはない
が、プロセッサの有する状態はディジタルサンプルの分
析と解釈に含まれることである。
【0007】シフトレジスタの長さのかなりの増大また
は、一定時間中におけるかなり多数のディジタルサンプ
ルの一定位置記憶は問題の解決に寄与するが、これは、
同時に、所要プロセッサ容量の不適格的増大となりま
た、所要メモリを不利益的に大きくすることになる。さ
らにまた、この場合、リアルタイム分析と解釈が交信で
きなくる。
【0008】本発明による装置の第1実施例は、プロセ
ッサが、第1形式のマスク条件の場合、一方の意味で比
較結果に応答してプロセッサの有する状態を変え、他の
意味で比較結果に応答してプロセッサの有する同じ状態
を維持し、そして第2形式のマスク条件の場合、一方の
意味で比較結果に応答してプロセッサの有する同じ状態
を維持するように構成されることを特徴とする。
【0009】一定の意味での比較結果があるマスク条件
を満足する記憶されたディジタルサンプル数の一部に相
当し、さらに、他方の意味での比較結果があるマスク条
件を満足しない記憶されたディジタルサンプルの一部に
相当すれば、プロセッサは、他方の意味での比較結果の
場合(すなわち、マスク条件が満足されなければ)、一
般に同じ状態に留まり;一方の意味での比較結果の場合
(すなわち、マスク条件が満足されれば)、プロセッサ
は、マスク条件の形式により、同じ状態または変化状態
に留まる。
【0010】明らかに、プロセッサは、一方の意味での
比較結果と他方の意味での比較結果の2つの場合に、比
較結果に左右される値を補助変数に割り当てる。たとえ
ば、第3分析/解釈後に第3ダイヤルパルスが自記さ
れ、2つの以前および(または)解釈後に第1と第2の
ダイヤルパルスが自記されれば、全部のダイヤルパルス
は加入者がダイヤルする数の判定基準であるため更新し
ておかねばならないから、第3分析後、値3を補助変数
に割り当てる必要がある。
【0011】本発明による装置の第3実施例は、プロセ
ッサが、前後に記憶されたディジタルサンプル間の変化
を検出し、また検出変化に応答して変化信号を発生する
ように構成されることを特徴とする。
【0012】これは、プロセッサは変化信号に応答して
検出された変化後のみにマスク条件の発生を開始する結
果、プロセッサ容量のさらに能率的用法となるので、記
憶されたディジタルサンプル数の1部が1つ以上のマス
ク条件を満足するかどうかのチェックは連続的(不要
に)とはならない。
【0013】変化の検出は、たとえば、記憶されたディ
ジタルサンプル数内にある2つの連続ディジタルサンプ
ルの相互比較によって、行われる。また、2つの大きい
組のディジタルサンプルを相互に比較できることも明ら
かである。
【0014】本発明による装置の第3実施例は、プロセ
ッサが、時間間隔信号を開始し、時間間隔信号により越
えた時間域に応答して行き過ぎ量信号を発生するように
構成されることを特徴とする。
【0015】時間間隔信号が時間域をこえた後行き過ぎ
量信号に応答して、プロセッサをリセット状態またはレ
スト状態に復帰させると、無関係のサンプルの分析に際
し特定の状態でプロセッサが不必要に長時間を費やさな
いようにし、現れる信号の異常を検出できる。
【0016】“時間間隔”、“行き過ぎ量信号”および
“域信号”なる語は、この文脈では、できるかぎり広い
意味に理解すべきである。その実行は、ソフトウエアに
より完全に、ハードウエアにより完全に、またはそれら
混合により行われる。また、上向き計数で、限界の行き
過ぎを検出できる一方、下向き計数により、0値の到達
が検出できる。
【0017】本発明による装置の第4実施例は、マスク
条件が記憶ディジタルサンプル数内の周期性に関係する
ことを特徴とする。
【0018】記憶ディジタルサンプルの一部の周期性を
チェックすることによって、これらディジタルサンプル
が、たとえば、呼出し信号から始まるのかどうか見出す
ことができる。
【0019】本発明による第5実施例は、マスク条件が
多数の記憶ディジタルサンプルに関係することを特徴と
する。
【0020】記憶ディジタルサンプルについて、ここで
特定数が関係があるかどうかをチェックすることによっ
て、これらディジタルサンプルが、たとえば、受話器オ
フ・フック信号または話し中信号から始まるのかどうか
を見出すことができる。
【0021】本発明による装置の第6実施例は、マスク
条件が記憶ディジタルサンプル数内に位置する少数の記
憶ディジタルサンプルの長さに関係することを特徴とす
る。
【0022】記憶ディジタルサンプルの一部内に位置す
る少数の記憶ディジタルサンプルの長さをチェックする
ことにより、これらディジタルサンプルがダイヤルパル
ス信号から始まるかどうかを見出すことができる。
【0023】なお、本発明による装置は電話信号を測定
するように構成されているが、たとえば、テレックスや
ヒデオ信号の測定にも適していることは明らかである。
ここで“電話信号”なる語は結果的に、できるだけ広い
意味で解釈され、従って、一般に、本発明による装置に
よって分析・解釈されるデータを含む信号に係る。
【0024】引用例 EP 0 200 038 B1 オランダ出願番号9301094(優先権書類)すべて
引用例はこの出願に組み入れられる。
【0025】
【実施例】本発明について、図面に示す特定の実施例を
参照して詳細に説明する。本発明による装置におけるプ
ロセッサの作動モードの(図1に示す)流れ図におい
て、囲みわくの意味はつぎのとおりである。 囲みわく 意味 1 検出変化が検出されたか。 はい:4へ進む いいえ:2へ進む 2 過ぎた時間のことか。 はい:4へ進む いいえ:3へ進む 3 分析してない(まだ)。 1へ戻る 4 分析している。 5 プロセッサは第1状態か。 はい:6へ進む いいえ:15へ進む 6 第1マスク条件発生 7 多数のサンプルは第1マスク条件を満たしているか。 はい:8へ進む いいえ:11へ進む 8 第2状態へ移転。 9 信号の終り待ち。 10 開始時間モニタ。 1へ戻る
【0026】 11 第2マスク条件発生。 12 多数のサンプルは第2マスク条件を満たしているか。 はい:13へ進む いいえ:14へ進む 13 第3状態へ移転。 1へ戻る 14 第1状態のまま。 1へ戻る 15 プロセッサは第2状態か。 はい:16へ進む いいえ:24へ進む 16 第3マスク条件発生。 17 多数のサンプルは第3マスク条件を満たしているか。 はい:18へ進む いいえ:21へ進む 18 第2状態のまま。 19 信号の終り待ち。 20 リセットタイム・モニタ 1へ戻る
【0027】 21 第4マスク条件発生。 22 停止時間モニタ 23 第4状態へ移転。 1へ戻る 24 プロセッサは第3状態か。 はい:25へ進む いいえ:32へ進む(図1に示されない) 25 第5マスク条件発生。 26 多数のサンプルは第5マスク条件を満たしているか。 はい:27へ進む いいえ:29へ進む 27 第3状態のまま。 28 信号の終り待ち。 1へ戻る 29 第6マスク条件発生。 30 第4状態へ移転。 31 信号の終り待ち。 1へ戻る
【0028】プロセッサは、図1に示す流れ図に従って
つぎのように働く。たとえば、サンプルの差を定めるこ
とによって、前後記憶されたサンプル間に変化が生じた
かどうかの通常のチェックを行った(囲いわく1、以下
同じ)、変化が生ずれば、分析を行う(4)、変化が
(未だ)生じなければ、たとえば、時間モニタのため開
始した時間信号にたいし、一定限度をこえたかどうかを
チェックすることによって、越えた時間の問題かどうか
のチェックが行われる(2)、そうでなければ、まだ分
析は行わない(3)、事実そうであれば、分析を行う
(4)。
【0029】分析の目的で、まず、プロセッサは第1状
態(いわゆるレスト状態)かどうかチェックが行われる
(5)、これは、たとえば、プロセッサメモリ内の状態
パラメーターを調べることにより行われる。プロセッサ
が第1状態であれば、第1マスク条件が発生する
(6)、これについては以下で詳述する。プロセッサ
は、一定数のサンプルが第1マスク条件を満たしている
かどうかをチェックする(7)。満たしていれば、プロ
セッサは、たとえば、状態パラメーターの値を増大する
ことにより、第2状態へ飛び越す(8)。プロセッサは
さらに分析される信号の終りを待つ(9)、そして時間
モニタが開始される(10)ことにより、前後に記憶さ
れたサンプル間の変化についてチェックが再び行われる
(1)。一定数のサンプルが第1マスク条件を満たさな
ければ、第2マスク条件が発生する(1)。これについ
ては以下で詳述する。プロセッサは、一定数のサンプル
がこの第2マスク条件を満たしたかどうかチェックする
(12)。満たしていれば、プロセッサは、状態パラメ
ーターの値をさらに増大することにより、第3状態へ飛
び越える(13)。その後、前後に記憶されたサンプル
間の変化についてチェックがが行われる(1)。一定数
のサンプルが第2マスク条件を満たしていなければ、プ
ロセッサは第1状態に留まり、その上で、前後に記憶さ
れた変化についてチェツクが行われる(1)。
【0030】プロセッサが第1状態でなければ、プロセ
ッサが第2状態かどうかのチェックが行われる(1
5)。これは、たとえば、プロセッサメモリ内の状態パ
ラメーターの値を調べることにより行われる。プロセッ
サが第2状態であれば、第3マスク状態が発生する(1
6)。これについては以下で詳述する。プロセッサは、
一定数のサンプルがこの第3マスク条件を満たしている
かどうかをチェックする(17)。満たしていれば、プ
ロセッサは第2状態に留まる(18)。プロセッサはさ
らに分析される信号の終りを待ち(19)、時間モニタ
がリセットされてから(20)、前後に記憶されたサン
プル間の変化についてのチェックが行われる(1)。一
定数のサンプルが第3マスク条件を満たしていなけれ
ば、第4マスク条件が発生する(21)。これについて
は以下で詳述する。さらに、プロセッサは時間モニタを
停止し(22)、プロセッサは、たとえば、状態パラメ
ーターの値をさらに増大することによって第4状態へ飛
び越す。その後、前後に記憶されたサンプル間の変化に
ついてのチェックが行われる(1)。
【0031】プロセッサが第2状態(15)になけれ
ば、プロセッサが第3状態かどうかチェックが行われる
(24)。これは、たとえば、プロセッサメモリ内の状
態パラメーターの値を調べることによって行われる。プ
ロセッサが第3状態であれば、第5マスク条件が発生す
る(25)。これについては以下で詳述する。プロセッ
サは一定数のサンプルがこの第5マスク条件を満たして
いるかどうかをチェックする(26)。満たしていれ
ば、プロセッサは第3状態に留まる(27)。プロセッ
サはさらに、分析される信号の終りを待ってから(2
8)、前後に記憶されるサンプル間の変化についてチェ
ックが行われる(1)。一定数のサンプルが第5マスク
条件を満たしていなければ、第6マスク条件が発生す
る。これについては以下で詳述する。さらに、プロセッ
サは、たとえば、状態パラメーターの値をさらに増大す
ることにより、第4状態へ飛び越す(30)。その後、
プロセッサは分析される信号の終りを待ち(31)、そ
の後、前後に記憶されたサンプル間の変化についてチェ
ックが行われる(1)。
【0032】本発明による装置におけるプロセッサの
(図2に示す)状態線図において、第1状態40はトレ
ス状態に相当し、第2状態41は呼出し状態に相当し、
第3状態43はダイヤル状態に相当し、第4状態43は
トーク状態に相当する。第1状態40から、呼出し信号
50の検出に応答して、第2状態41に飛び越す。第2
状態41から、受話者オフ・フック信号52の検出に応
答して第4状態43に飛び越す一方、呼出し信号51に
応答してシステムは第2状態41に留まる。第1状態4
0から、話し中信号53の検出に応答して、第3状態4
2に飛び越す。第3状態42から、ビル・パルス信号5
5の検出に応答して、第4状態43に飛び越す一方、ダ
イヤルパルス信号54に応答してシステムは第3状態4
2に留まる。第2状態41からシステムは、不在呼出し
信号58に応答して、第1状態40に戻り、第3状態4
2と第4状態43からシステムは、夫々受話者オフ・フ
ック信号57,56の検出に応答して第1状態40に戻
る。
【0033】図3はメモリに記憶される多数のディジタ
ルサンプルを示す。図3aは24のサンプルを備えるメ
モリ70の断面を示し、その内12のサンプルが示さ
れ、初めの8つのサンプルは例えばA型バイトで、残り
の4つのサンプルは例えばB型バイトである(通常の条
件では、この形式のメモリは約40バイトを含み,各々
約5msecの持続時間を有するので合計約200ms
ecとなる)。この場合、1サンプルは1バイトに相当
するが、1サンプルが1バイトの一部に相当することも
できる。各バイトは8ビットに相当し、3ビットは直流
電圧値を示す一方、5ビットは特定トーンに相当する。
8ビットから成るこのようなバイトは、当業者にとって
周知の方法で、(第1基準レベルと比較する)aワイヤ
にリンクされる第1コンパレータを介し、(第2基準レ
ベルと比較する)bワイヤにリンクされる第2コンパレ
ータを介し、両ワイヤにリンクされる第3コンパレータ
を介し、所謂TDK認識チップを介し、さらに1つのプ
ログラムマブルロジック(プログラムマブル・アレイ・
ロジク・PAL)にすべてリンクされる所謂12/16
kHzビルパルス認識チップを介して、電話信号から引
き出される。このロジックは、コンパレータ、TDK認
識チップおよび12/16チップから発する信号に応答
して、8ビットから成りその後サンプルされる出力信号
を発生する。シリアルバイトのこのサンプル化出力信号
は(例えば、シフトレジスタ等)メモリ70に記憶され
る。サンプルの解釈はプロセッサがある状態や、特に次
のような、それらが試験される相対瞬間に左右される。
【0034】第1状態(レスト状態)のとき、第1マス
ク条件が満たされなければ、プロセッサは第2マスク条
件(図2の11)を発生する。この第2マスク条件の簡
単化変形は例えばつぎのとおりである。 I 第1バイトは形式Aか。 いいえ:Iへ進む はい :IIへ進む。 II つぎのバイトは形式Bか。 いいえ:IIへ進む。 はい :第2状態へ進む。
【0035】プロセッサが、図3aに示す記憶内容を有
する第2マスク条件を発生すれば、A型である第1バイ
ト(A)がなるべく早く設定される。この目的のため、
たとえば、A型のバイトを発生しこれを、たとえば、ア
グリーメントの場合、値0の差を決めることにより、記
憶バイトと比較する。つぎにB型でないつぎの7つのバ
イトが設定される(この目的のため、プロセッサは、こ
れをたとえば、B型バイトを発生し、たとえば非アグリ
ーメントの場合、値0でない差を決めることにより記憶
バイトと比較する)。一方、第9バイト(B)について
実際にB型が設定される。それに応じて、プロセッサは
第2状態(呼出し状態、図2の囲いわく8)に移転す
る。
【0036】図3bは12のバイトからなるメモリ70
区分を示し、はじめの3つのC型バイト、つぎの5つと
D型バイト、つぎに3つのC型バイト、および1つのD
型バイトである。
【0037】第1状態(レスト状態)または第2状態
(呼出し状態)のとき、プロセッサは第1(図2の6)
または第3マスク条件(図2の16)を発生する。これ
らは互いに等しく、簡単化変形は、たとえば、つぎの通
りである。
【0038】 III 第1バイトはC型か。 いいえ:Vへ進む。 はい :増補計数状態でIVへ進む。 IV つぎのバイトはC型か。 はい :増補計数状態でIVへ進む。 いいえ:Vへ進む。 V つぎのバイトはD型か。 はい :増補計数状態でVへ進む。 いいえ:IVへ進む。 VI 計数状態は値8か。 はい :第3状態へ進む。 いいえ:計数状態は値0となり、IIIへ進む。
【0039】プロセッサが図3bに示す記憶内容を有す
る第1または第3マスク条件を発生すれば、なるべく早
くC型である第1バイト(C)が設定される。この目的
のため、プロセッサは、たとえば、C型とD型の両バイ
トを発生し、これら両バイトを、たとえば、アグリーメ
ントの場合値0であり、非アグリーメントの場合値0で
ない差を決めることにより、記憶バイトと比較する。つ
ぎに、同じくC型であるつぎの2つのバイトCが設定さ
れ、D型であるつぎの5つのバイトが設定され、一方第
9バイト(C)については、再びC型が設定される。C
型とD型の合計8つのバイトがみられると、つぎにプロ
セッサは第1状態から第2状態(図2の囲いわく8の呼
出し状態)へ移転し、またはプロセッサは第2状態(図
2の囲いわく18)に留まる。この理由は、呼出し信号
(25Hz)は、C型とD型の8つのバイトに相当する
周期40msecを有し、3つのCと5つのDの分配ま
たは4つのCと4つのDの分配では、呼出し信号がある
と決定されるからである。
【0040】図3cは24のバイト、E型のはじめの6
つのバイト、F型のつぎの8つのバイト、およびつぎに
E型の10のバイトからなるメモリ70を示す。第3状
態(ダイヤル状態)のとき、プロセッサは第5マスク条
件を発生する。簡単化変形はたとえばつぎの通りであ
る。
【0041】 VII 第1バイトはE型であるか。 はい :増補E計数状態でVIIIに進む。 いいえ:VIIへ進む。 VIII つぎのバイトはE型か。 はい :増補E計数状態でVIIIに進む。 いいえ:IXへ進む。 IX つぎのバイトはF型か。 はい :増補F計数状態でIXへ進む。 いいえ:Xへ進む。 X 7≦F計数状態は≦9か。 はい :増補ダイヤルパルス計数状態でVIIへ進む。 いいえ:XIへ進む。 XI E計数状態は≧20か。 はい :ダイヤルパルス計数を数字として記憶し、すべ
ての計数状態は値0となり、VIIへ進む。 いいえ:EとFの計数状態のみが値0となり、VIIへ
進む。
【0042】プロセッサが図3cに示す記憶内容を有す
る第5マスク条件を発生すれば、なるべく早くE型の第
1バイト(E)が設定される。この目的のため、プロセ
ッサは、たとえば、E型とF型の両バイトを発生し、こ
れら両バイトを、たとえばアグリーメントの場合値0
で、非アグリーメントの場合値0でない差を決めること
により、記憶バイトと比較する。つぎに、同様にE型で
あるつぎの5つのバイト(E)が設定されて、F型であ
るつぎの8つのバイトが設定され、第15バイト(E)
について、再び、E型等が設定される。合計で7つ、8
つまたは9つのF型バイトが設定されていると、ダイヤ
ルパルス計数状態は、ダイヤルパルスの持続時間は少な
くとも35msecとせいぜい45msecであるか
ら、増補される。ついで、加入者がダイヤルした数字を
表す、ダイヤルパルスの全数が設定される。同じシリー
スのダイヤルパルスに属する2つのダイヤルパルス間の
最大持続時間は約100msecであるから、20以上
のE型バイトの場合、ダイヤルパルス・シリースは終了
したものと推定される。
【0043】第2状態(呼出し状態)のとき、プロセッ
サは、たとえば第2マスク条件にほぼ相当する第4マス
ク条件(図2の21)を発生してから、プロセッサは第
4状態(トーク状態、図2の23)へ自動的に移転す
る。
【0044】第3状態のとき(ダイヤル状態)、プロセ
ッサは、たとえば2倍高い周波数、従って2倍短い周期
時間は別として、第1と第3マスク条件に相当する第6
マスク条件(図2の29)を発生してから、プロセッサ
は第4状態(トーク状態、図2の30)へ自動的に移転
する。
【0045】第1、第3、第6マスク条件は多数の記憶
サンプル内の周期性に関係する一方、第5マスク条件に
より多数の記憶サンプル内にある少数の記憶サンプルの
長さに関係する。第2と第4マスク条件は多数の記憶サ
ンプル内の移転のみに関係する。しかし、実際には、妨
害パルスに関して、各移転に反応できるが、それに代
え、最少数のサンプルのみから成る移転に反応できるに
すぎない。この場合、最後に述べた2つのマスク条件が
多数の記憶サンプルの長さに関係する。
【0046】最後に、なお、実際にはプロセッサはほと
んど待たないのは明らかであるが(図1の9、19、2
8、31に示される)、待つ代わりに、他のこと、例え
ば、他の線路の分析が続くことがよくある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置におけるプロセッサの作動態
様の流れ線図を示す。
【図2】本発明の装置にプロセッサの状態線図を示す。
【図3】メモリに記憶される多数のディジタルサンプル
を示し、そのサンプルについて、本発明による装置にお
けるプロセッサは、これらサンプルがマスク条件を満た
しているかどうかチェックする。
【符号の説明】
40 第1状態 41 第2状態 42 第3状態 43 第4状態 50,51 呼出し信号 52 受話者オフ・フック信号 53 話し中信号 54 ダイヤルパルス信号 55 ビル・パルス信号 56,57 受話者オフ・フック信号 70 メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線路にリンクでき、加入者線路に
    存在するアナログ電圧をディジタルサンプルに変換する
    コンバータと、コンバータにリンクされ、多数のディジ
    タルサンプルを記憶するメモリと、メモリにリンクされ
    るプロセッサとを備えるアナログ電話信号測定装置にお
    いて、プロセッサは、各状態において、少なくとも1つ
    のマスク条件を発生する状態と、多数の記憶ディジタル
    サンプルの少なくとも一部がこのマスク条件を満足する
    かどうかチェックする状態との、少なくとも2つの状態
    になりうるように構成されることを特徴とするアナログ
    電話信号測定装置。
  2. 【請求項2】 プロセッサが、第1形式のマスク条件の
    場合、一方の意味で比較結果に応答してプロセッサの有
    する状態を変え、他の意味で比較結果に応答してプロセ
    ッサの有する同じ状態を維持し、そして第2の形式のマ
    スク条件の場合、一方の意味で比較結果に応答してプロ
    セッサの有する同じ状態を維持するように構成される請
    求項第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】 プロセッサが、前および後に記憶された
    ディジタルサンプル間の変化を検出し、検出変化に応答
    して変化信号を発生するように構成される、請求項第2
    項記載の装置。
  4. 【請求項4】 プロセッサが、時間間隔信号を開始し、
    時間間隔信号により越えた時間域に応答して行き過ぎ量
    信号を発生するように構成される請求項第1項または第
    2項記載の装置。
  5. 【請求項5】 マスク条件が記憶ディジタルサンプル数
    内の周期性に関係する請求項第3項または第4項記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 マスク条件は多数の記憶ディジタルサン
    プルに関係する請求項第3項または第4項記載の装置。
  7. 【請求項7】 マスク条件が、記憶ディジタルサンプル
    数内に位置する少数の記憶ディジタルサンプルの長さに
    関係する請求項第3項または第4項記載の装置。
JP6174667A 1993-06-23 1994-06-23 アナログ電話信号測定装置 Pending JPH0738645A (ja)

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NL9301094 1993-06-23

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