JPH0738634B2 - 発呼・切断信号伝送装置 - Google Patents
発呼・切断信号伝送装置Info
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- JPH0738634B2 JPH0738634B2 JP62248048A JP24804887A JPH0738634B2 JP H0738634 B2 JPH0738634 B2 JP H0738634B2 JP 62248048 A JP62248048 A JP 62248048A JP 24804887 A JP24804887 A JP 24804887A JP H0738634 B2 JPH0738634 B2 JP H0738634B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数のデータ端末装置間を相互接続するデ
ータ交換システムにおいて、発呼・切断信号の転送を行
う発呼・切断信号伝送装置に関するものである。
ータ交換システムにおいて、発呼・切断信号の転送を行
う発呼・切断信号伝送装置に関するものである。
第3図は、例えば特開昭60−113552号公報に示された従
来の発呼・切断信号伝送装置であり、図において、1は
データ端末装置、2はデータ交換機で、それぞれ線路側
回路を抜き出して図示したものであり、3はデータ端末
装置1とデータ交換機2とを接続する加入者線である。
来の発呼・切断信号伝送装置であり、図において、1は
データ端末装置、2はデータ交換機で、それぞれ線路側
回路を抜き出して図示したものであり、3はデータ端末
装置1とデータ交換機2とを接続する加入者線である。
11は送信データ入力端子、12はその一方の入力端子に送
信データ入力端子11が接続されているアンドゲート、13
はこのアンドゲート12の出力を加入者線3へ伝えるライ
ンドライバ、14はアンドゲート12の他方の入力端子に接
続されたナンドゲート、15はナンドゲート14の一方の入
力端子に接続された発呼・切断信号用のパルスジエネレ
ータ、16はナンドゲート14の他方の入力端子に接続され
た発呼・切断スイッチであり、前記データ端末装置1は
その線路側回路にこれらを含んでいる。
信データ入力端子11が接続されているアンドゲート、13
はこのアンドゲート12の出力を加入者線3へ伝えるライ
ンドライバ、14はアンドゲート12の他方の入力端子に接
続されたナンドゲート、15はナンドゲート14の一方の入
力端子に接続された発呼・切断信号用のパルスジエネレ
ータ、16はナンドゲート14の他方の入力端子に接続され
た発呼・切断スイッチであり、前記データ端末装置1は
その線路側回路にこれらを含んでいる。
また、21は加入者線3に接続されたラインレシーバ、22
はラインレシーバ21に接続された受信データ出力端子、
23はラインレシーバ21に接続され、発呼・切断信号の、
送信データの伝送速度より充分高い周波数のパルス波の
み検出する信号検知回路、24はこの信号検知回路23にリ
セツト信号を与える微分回路、25は入力端子Dに信号検
知回路23からの信号が入力され、トリガ端子Tに伝送速
度タイミングパルスが入力されるフリツプフロツプ、26
は前記ラインレシーバ21に接続されたパルス消滅監視回
路、27はパルス消滅監視回路26の出力、あるいは電源リ
セツト信号をDフリツプフロツプ25、セツト端子5へ入
力するオアゲートであり、前記データ交換機2はその線
路側回路にこれらを含んでいる。
はラインレシーバ21に接続された受信データ出力端子、
23はラインレシーバ21に接続され、発呼・切断信号の、
送信データの伝送速度より充分高い周波数のパルス波の
み検出する信号検知回路、24はこの信号検知回路23にリ
セツト信号を与える微分回路、25は入力端子Dに信号検
知回路23からの信号が入力され、トリガ端子Tに伝送速
度タイミングパルスが入力されるフリツプフロツプ、26
は前記ラインレシーバ21に接続されたパルス消滅監視回
路、27はパルス消滅監視回路26の出力、あるいは電源リ
セツト信号をDフリツプフロツプ25、セツト端子5へ入
力するオアゲートであり、前記データ交換機2はその線
路側回路にこれらを含んでいる。
第4図は発呼・切断信号の伝送装置の各信号のタイミン
グを示すタイムチヤートであり、同図(a)は伝送すべ
き送信データ、同図(b)は伝送すべき送信データのビ
ツトタイミング、同図(c)は伝送データの伝送速度に
比べて充分高い周波数のパルス波による発呼・切断信
号、同図(d)は発呼・切断信号と送信データとが合成
された、加入者線3への送信信号、同図(e)は発呼/
切断の状態遷移をそれぞれ示している。
グを示すタイムチヤートであり、同図(a)は伝送すべ
き送信データ、同図(b)は伝送すべき送信データのビ
ツトタイミング、同図(c)は伝送データの伝送速度に
比べて充分高い周波数のパルス波による発呼・切断信
号、同図(d)は発呼・切断信号と送信データとが合成
された、加入者線3への送信信号、同図(e)は発呼/
切断の状態遷移をそれぞれ示している。
次に動作について説明する。
まず、第4図に(a)で示すデータ端末装置1の送信デ
ータは、同図(b)のビツトタイミングで入力端子11を
経由し、アンドゲート12に入力される。ここで、アンド
ゲート12のもう一方の入力端子には、ナンドゲート14よ
り第4図に(c)で示す発呼・切断信号が入力されてお
り、発呼状態の間は発呼・切断スイツチ16の作用で“1"
に固定されている。従つて、アンドゲート12に入力され
た送信データはそのままの形式でラインドライバ13を介
して加入者線3に出力される。データ交換機2では、送
信されてきたデータがラインレシーバ21で受信され、受
信データ出力端子22に出力される。
ータは、同図(b)のビツトタイミングで入力端子11を
経由し、アンドゲート12に入力される。ここで、アンド
ゲート12のもう一方の入力端子には、ナンドゲート14よ
り第4図に(c)で示す発呼・切断信号が入力されてお
り、発呼状態の間は発呼・切断スイツチ16の作用で“1"
に固定されている。従つて、アンドゲート12に入力され
た送信データはそのままの形式でラインドライバ13を介
して加入者線3に出力される。データ交換機2では、送
信されてきたデータがラインレシーバ21で受信され、受
信データ出力端子22に出力される。
次に発呼・切断の動作について説明を行う。発呼・切断
の信号検出は、発呼時に、送信データの伝送速度より充
分高い周波数のパルス波を停止し、切断時に前記パルス
波送出という方法をとつており、これは発呼・切断スイ
ツチ16の切り替えによつて制御される。すなわちナンド
ゲート14の出力は、発呼・切断スイツチ16が発呼側(ア
ース“0")に倒れている状態では、常時“1"状態に保持
されるが、スイツチ16が切断側(+5V“1")に倒れる
と、送信データの伝送速度より充分高い周波数のパルス
波を発生している発呼・切断信号用のパルスジエネレー
タ15の出力が反転して現われる。この様子は第4図
(c)に示されている。送信データと発呼・切断信号と
はアンドゲート12に入力されて合成され、データ端末装
置1のラインドライバ13より、第4図に(d)で示され
る送信信号として加入者線3へ送出される。この加入者
線3へ送出された信号はデータ交換機2のラインレシー
バ21に入力され、ラインレシーバ21は、その出力を、受
信データ出力端子22に供給するとともに信号検知回路23
及びパルス消滅監視回路26にも供給する。
の信号検出は、発呼時に、送信データの伝送速度より充
分高い周波数のパルス波を停止し、切断時に前記パルス
波送出という方法をとつており、これは発呼・切断スイ
ツチ16の切り替えによつて制御される。すなわちナンド
ゲート14の出力は、発呼・切断スイツチ16が発呼側(ア
ース“0")に倒れている状態では、常時“1"状態に保持
されるが、スイツチ16が切断側(+5V“1")に倒れる
と、送信データの伝送速度より充分高い周波数のパルス
波を発生している発呼・切断信号用のパルスジエネレー
タ15の出力が反転して現われる。この様子は第4図
(c)に示されている。送信データと発呼・切断信号と
はアンドゲート12に入力されて合成され、データ端末装
置1のラインドライバ13より、第4図に(d)で示され
る送信信号として加入者線3へ送出される。この加入者
線3へ送出された信号はデータ交換機2のラインレシー
バ21に入力され、ラインレシーバ21は、その出力を、受
信データ出力端子22に供給するとともに信号検知回路23
及びパルス消滅監視回路26にも供給する。
このようにしてラインレシーバ21で受信された信号から
の発呼・切断信号の抽出は、以下のようにして行なわれ
ている。すなわち信号検知回路23は微分回路24経由で入
力される伝送速度タイミングにより1ビツト区間ごとに
リセツトされており、1ビツト区間ごとの前記ラインレ
シーバで受信された信号の周波数の計数を行なつてい
る。信号検知回路23の出力は、データ信号に比べ十分高
い繰返し周波数のパルス波による発呼・切断信号を検知
した時のみ“1"(切断検出)となり、発呼(発呼・切断
信号停止)及びデータ伝送時は“0"となる。Dフリツプ
フロツプ25は、データ端末装置1の発呼・切断状態を記
憶するメモリであり、トリガ端子Tには伝送速度タイミ
ングパルスが入力されて、1ビツト周期で信号検知回路
23の出力により発呼/切断状態を記憶している。また、
このDフリツプフロツプ25のセツト端子Sには、オアゲ
ート7を経由して電源リセツト及びパルス消滅監視回路
26の出力が供給されており、これによつて、電源投入
時、ならびに受信データに長時間変化がない場合に、D
フリツプフロツプ25を「切断」側に初期化している。な
お、特開昭60−121850号公報にも同様の構成が示されて
いる。
の発呼・切断信号の抽出は、以下のようにして行なわれ
ている。すなわち信号検知回路23は微分回路24経由で入
力される伝送速度タイミングにより1ビツト区間ごとに
リセツトされており、1ビツト区間ごとの前記ラインレ
シーバで受信された信号の周波数の計数を行なつてい
る。信号検知回路23の出力は、データ信号に比べ十分高
い繰返し周波数のパルス波による発呼・切断信号を検知
した時のみ“1"(切断検出)となり、発呼(発呼・切断
信号停止)及びデータ伝送時は“0"となる。Dフリツプ
フロツプ25は、データ端末装置1の発呼・切断状態を記
憶するメモリであり、トリガ端子Tには伝送速度タイミ
ングパルスが入力されて、1ビツト周期で信号検知回路
23の出力により発呼/切断状態を記憶している。また、
このDフリツプフロツプ25のセツト端子Sには、オアゲ
ート7を経由して電源リセツト及びパルス消滅監視回路
26の出力が供給されており、これによつて、電源投入
時、ならびに受信データに長時間変化がない場合に、D
フリツプフロツプ25を「切断」側に初期化している。な
お、特開昭60−121850号公報にも同様の構成が示されて
いる。
従来の発呼・切断信号伝送装置は以上のように構成され
ているので、発呼・切断信号送出及び検出については特
に問題はないが、転送中のデータに、多数の“1"又は
“0"信号の連続が発生した場合、同期がはずれやすくな
り、これによるデータ誤りが発生するという問題点があ
つた。
ているので、発呼・切断信号送出及び検出については特
に問題はないが、転送中のデータに、多数の“1"又は
“0"信号の連続が発生した場合、同期がはずれやすくな
り、これによるデータ誤りが発生するという問題点があ
つた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、転送中のデータに同一信号が多数連続する
ような場合でも、同期はずれを防止できる発呼・切断信
号伝送装置を得ることを目的とする。
れたもので、転送中のデータに同一信号が多数連続する
ような場合でも、同期はずれを防止できる発呼・切断信
号伝送装置を得ることを目的とする。
この発明に係る発呼・切断信号伝送装置は、送信データ
をスクランブルするスクランブラ回路と、発呼・切断ス
イツチの出力を遅延させて、スクランブラ回路の出力と
発呼・切断信号の送信を一時禁止する遅延回路をデータ
送信側に配置し、前記スクランブルされたデータをデイ
スクランブルするデイスクランブラ回路と、スクランブ
ルされたデータからタイミング信号を抽出するタイミン
グ抽出回路をデータ受信側に配置したものである。
をスクランブルするスクランブラ回路と、発呼・切断ス
イツチの出力を遅延させて、スクランブラ回路の出力と
発呼・切断信号の送信を一時禁止する遅延回路をデータ
送信側に配置し、前記スクランブルされたデータをデイ
スクランブルするデイスクランブラ回路と、スクランブ
ルされたデータからタイミング信号を抽出するタイミン
グ抽出回路をデータ受信側に配置したものである。
〔作用〕 この発明における発呼・切断信号伝送装置は、スクラン
ブラ回路によつて送信データにタイミング情報を重畳
し、デイスクランブラ回路によつてこれをデイスクラン
ブルして受信情報を得ることにより、タイミングの同期
はずれによるデータ誤りを防止するとともに、遅延回路
でスクランブラ回路の出力および発呼・切断信号の送出
を一時禁止することにより、データ受信側に発呼を識別
させる。
ブラ回路によつて送信データにタイミング情報を重畳
し、デイスクランブラ回路によつてこれをデイスクラン
ブルして受信情報を得ることにより、タイミングの同期
はずれによるデータ誤りを防止するとともに、遅延回路
でスクランブラ回路の出力および発呼・切断信号の送出
を一時禁止することにより、データ受信側に発呼を識別
させる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1はデータ端末装置、2はデータ交換機、
3は加入者線、11は送信データ入力端子、12はアンドゲ
ート、13はラインドライバ、14はナンドゲート、15はパ
ルスジエネレータ、16は発呼・切断スイツチ、21はライ
ンレシーバ、22は受信データ出力端子、23は信号検知回
路、24は微分回路、25はDフリツプフロツプ、26はパル
ス消滅監視回路、27はオアゲートであり、第3図に同一
符号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分で
あるため詳細な説明は省略する。また、17は前記データ
端末装置1の送信データ入力端子11とアンドゲート12と
の間に配置され、送信データにタイミング情報を重畳す
るためのスクランブラ回路、18は前記発呼・切断スイツ
チ16に接続されてその出力を遅延させ、前記ナンドゲー
ト14およびスクランブラ回路17の出力とともに前記アン
ドゲート12に入力する遅延回路であり、28はデータ交換
機2のラインレシーバ21と受信データ出力端子22との間
に配置され、スクランブルされたデータをデイスクラン
ブルして受信データを抽出するデイスクランブラ回路、
29はラインレシーバ21に接続されてスクランブルされた
データからタイミング信号を抽出するタイミング抽出回
路である。
図において、1はデータ端末装置、2はデータ交換機、
3は加入者線、11は送信データ入力端子、12はアンドゲ
ート、13はラインドライバ、14はナンドゲート、15はパ
ルスジエネレータ、16は発呼・切断スイツチ、21はライ
ンレシーバ、22は受信データ出力端子、23は信号検知回
路、24は微分回路、25はDフリツプフロツプ、26はパル
ス消滅監視回路、27はオアゲートであり、第3図に同一
符号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分で
あるため詳細な説明は省略する。また、17は前記データ
端末装置1の送信データ入力端子11とアンドゲート12と
の間に配置され、送信データにタイミング情報を重畳す
るためのスクランブラ回路、18は前記発呼・切断スイツ
チ16に接続されてその出力を遅延させ、前記ナンドゲー
ト14およびスクランブラ回路17の出力とともに前記アン
ドゲート12に入力する遅延回路であり、28はデータ交換
機2のラインレシーバ21と受信データ出力端子22との間
に配置され、スクランブルされたデータをデイスクラン
ブルして受信データを抽出するデイスクランブラ回路、
29はラインレシーバ21に接続されてスクランブルされた
データからタイミング信号を抽出するタイミング抽出回
路である。
第2図はこのような発呼・切断信号伝送装置の各信号の
タイミングを示すタイムチヤートであり、同図(a)は
送信データ、同図(b)は送信データのビツトタイミン
グ、同図(c)は発呼・切断信号、同図(d)は加入者
線3に送信される信号、同図(e)は発呼/切断の状態
遷移、同図(f)はスクランブルされた送信データ、同
図(g)は遅延回路18の出力信号、同図(h)はデイス
クランブルされた受信データ、同図(i)は受信データ
より抽出されたビツトタイミング、(j)は発呼・切断
スイツチ16の動作をそれぞれ示しており、εの期間はア
ンドゲート入力に対する遅延回路18の出力が“0"に保持
されるため、データ端末装置1の出力も“0"となる。
タイミングを示すタイムチヤートであり、同図(a)は
送信データ、同図(b)は送信データのビツトタイミン
グ、同図(c)は発呼・切断信号、同図(d)は加入者
線3に送信される信号、同図(e)は発呼/切断の状態
遷移、同図(f)はスクランブルされた送信データ、同
図(g)は遅延回路18の出力信号、同図(h)はデイス
クランブルされた受信データ、同図(i)は受信データ
より抽出されたビツトタイミング、(j)は発呼・切断
スイツチ16の動作をそれぞれ示しており、εの期間はア
ンドゲート入力に対する遅延回路18の出力が“0"に保持
されるため、データ端末装置1の出力も“0"となる。
次に動作について説明する。
まず、第2図に(a)で示すデータ端末装置1の送信デ
ータ、同図(b)のビツトタイミングで入力端子11を経
由しスクランブラ回路17に入力され第2図にfで示すス
クランブルされた送信データに変換される。このスクラ
ンブルされた送信データは、同図に(a)で示す送信デ
ータのように“1"又は“0"の信号が多数連続するデータ
であつてもビツトタイミングにより反転しており、これ
によつてデータ変換機におけるビツトタイミングを抽出
しやすくしている。
ータ、同図(b)のビツトタイミングで入力端子11を経
由しスクランブラ回路17に入力され第2図にfで示すス
クランブルされた送信データに変換される。このスクラ
ンブルされた送信データは、同図に(a)で示す送信デ
ータのように“1"又は“0"の信号が多数連続するデータ
であつてもビツトタイミングにより反転しており、これ
によつてデータ変換機におけるビツトタイミングを抽出
しやすくしている。
このスクランブルされた送信データは、次にアンドゲー
ト12に入力される。ここで、アンドゲートの他の2入力
の一方には、ナンドゲート14より第2図に(c)で示す
発呼・切断信号が入力されており、発呼状態の間、発呼
・切断スイツチ16の作用により“1"固定となつている。
また、もう一方には、第2図に(g)で示す遅延回路18
によつて1ビツトタイミング遅延された発呼・切断スイ
ツチ16の信号が入力されている。
ト12に入力される。ここで、アンドゲートの他の2入力
の一方には、ナンドゲート14より第2図に(c)で示す
発呼・切断信号が入力されており、発呼状態の間、発呼
・切断スイツチ16の作用により“1"固定となつている。
また、もう一方には、第2図に(g)で示す遅延回路18
によつて1ビツトタイミング遅延された発呼・切断スイ
ツチ16の信号が入力されている。
この遅延回路18は、第2図に示すように、発呼・切断ス
イツチ16の動作を1ビツトタイミングの間遅らせるとと
もに、反転出力させるという信号処理を行っており、発
呼時に1ビットタイミングだけ、前記発呼・切断信号お
よびスクランブルされた送信データが通らないようにし
てアンドゲート12の出力を“0"に固定し、データ交換機
2に発呼を通知するためのものである。従つて、スクラ
ンブラ回路17出力信号は、この発呼時を除き、そのまま
の形式でラインドライバ13を介して加入者線3に出力さ
れる。データ交換機2では、送信されてきたデータがラ
インレシーバ21で受信され、受信データは、元のデータ
にもどすためにデイスクランブラ回路28に入力され、同
時にタイミング抽出回路29にも入力される。受信データ
は、デイスクランブラ回路28によりデイスクランブルさ
れて元のデータにもどされ、受信データ出力端子22に出
力される。またデイスクランブルされる前の受信データ
は、タイミング情報(データの変化点)を含んでおり、
タイミング抽出回路29によりビツトタイミングが安定に
抽出できる。この動作によりデータ端末装置1をデータ
交換機2間の同期が確実に獲得でき、“0"あるいは“1"
信号が長く連続しても同期はずれによるビツト誤りがな
くなる。
イツチ16の動作を1ビツトタイミングの間遅らせるとと
もに、反転出力させるという信号処理を行っており、発
呼時に1ビットタイミングだけ、前記発呼・切断信号お
よびスクランブルされた送信データが通らないようにし
てアンドゲート12の出力を“0"に固定し、データ交換機
2に発呼を通知するためのものである。従つて、スクラ
ンブラ回路17出力信号は、この発呼時を除き、そのまま
の形式でラインドライバ13を介して加入者線3に出力さ
れる。データ交換機2では、送信されてきたデータがラ
インレシーバ21で受信され、受信データは、元のデータ
にもどすためにデイスクランブラ回路28に入力され、同
時にタイミング抽出回路29にも入力される。受信データ
は、デイスクランブラ回路28によりデイスクランブルさ
れて元のデータにもどされ、受信データ出力端子22に出
力される。またデイスクランブルされる前の受信データ
は、タイミング情報(データの変化点)を含んでおり、
タイミング抽出回路29によりビツトタイミングが安定に
抽出できる。この動作によりデータ端末装置1をデータ
交換機2間の同期が確実に獲得でき、“0"あるいは“1"
信号が長く連続しても同期はずれによるビツト誤りがな
くなる。
また発呼・切断の動作について、、従来の場合と同様な
ので説明を省略する。
ので説明を省略する。
なお、上記実施例では、発呼・切断信号がデータ端末装
置側からデータ交換機側に送出される場合について説明
したが、逆にデータ交換機側からデータ端末装置側に切
断信号が送出される場合についても適用できることは、
明らかである。
置側からデータ交換機側に送出される場合について説明
したが、逆にデータ交換機側からデータ端末装置側に切
断信号が送出される場合についても適用できることは、
明らかである。
以上のように、この発明によればデータ送信側にスクラ
ンブラ回路と、発呼・切断スイツチの出力を遅延させる
遅延回路を配し、データ送信側にデイスクランブラ回路
と、タイミング抽出回路を配して構成したので、発呼・
切断信号の送出、検出のための回路を複雑なものとする
ことなく、転送中のデータに“0"あるいは“1"が多数連
続しているような場合でも同期はずれによるデータ誤り
の発生を防止できる効果がある。
ンブラ回路と、発呼・切断スイツチの出力を遅延させる
遅延回路を配し、データ送信側にデイスクランブラ回路
と、タイミング抽出回路を配して構成したので、発呼・
切断信号の送出、検出のための回路を複雑なものとする
ことなく、転送中のデータに“0"あるいは“1"が多数連
続しているような場合でも同期はずれによるデータ誤り
の発生を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例による発呼・切断信号伝送
装置を示すブロツク図、第2図はその各信号のタイミン
グを示すタイムチヤート、第3図は従来の発呼・切断信
号伝送装置を示すブロツク図、第4図はその各信号のタ
イミングを示すタイミングチヤートである。 1はデータ端末装置、2はデータ交換機、16は発呼・切
断スイツチ、17はスクランブラ回路、8は遅延回路、28
はデイスクランブラ回路、29はタイミング抽出回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
装置を示すブロツク図、第2図はその各信号のタイミン
グを示すタイムチヤート、第3図は従来の発呼・切断信
号伝送装置を示すブロツク図、第4図はその各信号のタ
イミングを示すタイミングチヤートである。 1はデータ端末装置、2はデータ交換機、16は発呼・切
断スイツチ、17はスクランブラ回路、8は遅延回路、28
はデイスクランブラ回路、29はタイミング抽出回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】データ端末装置とデータ交換機の間で伝送
されるデータの伝送速度より充分高い周波数のパルス波
の送出/停止を、発呼・切断スイッチで制御し、前記パ
ルス波の有無による発呼・切断信号を生成して伝送する
発呼・切断信号伝送装置において、前記データの送信側
に、前記データをスクランブルしてタイミング情報を重
畳するスクランブラ回路と、前記発呼・切断スイッチに
接続されてその出力を1ビットタイミング遅延させる信
号処理を行い、前記スクランブラ回路の出力および前記
発呼・切断信号の送信を一時禁止する遅延回路を配置す
るとともに、前記データの受信側に、前記スクランブル
されたデータをデイスクランブルして受信データを得る
デイスクランブラ回路と、前記スクランブルされたデー
タからタイミング信号を抽出するタイミング抽出回路を
配置したことを特徴とする発呼・切断信号伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248048A JPH0738634B2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 発呼・切断信号伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248048A JPH0738634B2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 発呼・切断信号伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0191555A JPH0191555A (ja) | 1989-04-11 |
JPH0738634B2 true JPH0738634B2 (ja) | 1995-04-26 |
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ID=17172418
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JPH0738634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-10-02 JP JP62248048A patent/JPH0738634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0191555A (ja) | 1989-04-11 |
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