JPH0738448A - 誤り訂正方式 - Google Patents
誤り訂正方式Info
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- JPH0738448A JPH0738448A JP15848093A JP15848093A JPH0738448A JP H0738448 A JPH0738448 A JP H0738448A JP 15848093 A JP15848093 A JP 15848093A JP 15848093 A JP15848093 A JP 15848093A JP H0738448 A JPH0738448 A JP H0738448A
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＢＣＨ符号を用いた誤り訂正機能を有するデ
ィジタル多値変調伝送システムにおいて、変調信号列に
よって誤り率が異なっても各列のＢＣＨ符号による誤り
訂正能力が十分発揮できる誤り訂正方式の提供。 【構成】 誤り訂正符号化機能とディジタル多値変調機
能の間で信号列を各列の時間軸方向を行とし信号列方向
を列とした行列を考えたときの行と列の入れ換えを行う
変調信号列入れ換え部２と、またディジタル多値復調機
能と誤り訂正復号化機能の間で再び信号列を入れ換えて
元に戻す復調信号列入れ換え部５とを備える。
ィジタル多値変調伝送システムにおいて、変調信号列に
よって誤り率が異なっても各列のＢＣＨ符号による誤り
訂正能力が十分発揮できる誤り訂正方式の提供。 【構成】 誤り訂正符号化機能とディジタル多値変調機
能の間で信号列を各列の時間軸方向を行とし信号列方向
を列とした行列を考えたときの行と列の入れ換えを行う
変調信号列入れ換え部２と、またディジタル多値復調機
能と誤り訂正復号化機能の間で再び信号列を入れ換えて
元に戻す復調信号列入れ換え部５とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は誤り訂正方式に関し、特
にＢＣＨ(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号を用いた誤
り訂正機能を有するディジタル多値変調伝送システムの
誤り訂正方式において、伝送路誤りが生じたときディジ
タル多値変調の変調信号列によって誤り率が異なるディ
ジタル多値変調の誤り訂正方式に関する。
にＢＣＨ(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号を用いた誤
り訂正機能を有するディジタル多値変調伝送システムの
誤り訂正方式において、伝送路誤りが生じたときディジ
タル多値変調の変調信号列によって誤り率が異なるディ
ジタル多値変調の誤り訂正方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＢＣＨ符号の誤り訂正は、特開昭６１−
２４２４２６号公報、特開昭６０−１６９２３０号公
報、特開昭６１−１０００２８号公報、特開昭６１−１
０００５９号公報などに開示されている。
２４２４２６号公報、特開昭６０−１６９２３０号公
報、特開昭６１−１０００２８号公報、特開昭６１−１
０００５９号公報などに開示されている。
【０００３】従来、ＢＣＨ符号を用いた誤り訂正機能を
有するディジタル多値変調伝送システムにおける誤り訂
正方式では、伝送路誤りが生じたときディジタル多値変
調の変調信号列によって誤り率が異なる場合においても
値送信側では多値変調するためのＮ列の送信入力信号に
対してそれぞれＢＣＨ符号を用いて誤り訂正符号化し、
そのＮ列の符号語となった信号を用いてディジタル多値
変調を行い、また受信側ではディジタル多値変調された
信号を復調し、そのＮ列の信号に対しそれぞれＢＣＨ符
号を用いた誤り訂正復号化しＮ列の信号を出力してい
た。
有するディジタル多値変調伝送システムにおける誤り訂
正方式では、伝送路誤りが生じたときディジタル多値変
調の変調信号列によって誤り率が異なる場合においても
値送信側では多値変調するためのＮ列の送信入力信号に
対してそれぞれＢＣＨ符号を用いて誤り訂正符号化し、
そのＮ列の符号語となった信号を用いてディジタル多値
変調を行い、また受信側ではディジタル多値変調された
信号を復調し、そのＮ列の信号に対しそれぞれＢＣＨ符
号を用いた誤り訂正復号化しＮ列の信号を出力してい
た。
【０００４】１６ＱＡＭ（直交振幅変調）変調方式に適
用した場合の従来例を図３に示して説明する。図３では
送信側において多値変調するための４列の送信入力信号
Ｄ１０１〜Ｄ１０４に対してＢＣＨ符号誤り訂正符号化
部１０１でそれぞれ誤り訂正符号化し、その４列の符号
語となった変調信号Ｄ１１１〜Ｄ１１４を用いて１６Ｑ
ＡＭ変調部１０２で１６ＱＡＭ変調を行いＩＦ（中間周
波）信号Ｄ１２０として出力する。また受信側では１６
ＱＡＭ変調されたＩＦ信号Ｄ１２０を１６ＱＡＭ復調部
１０３で復調し、その４列の復調信号Ｄ１３１〜Ｄ１３
４に対しＢＣＨ符号誤り訂正復号化部１０４でそれぞれ
誤り訂正復号化し４列の誤り訂正復号化信号Ｄ１４１〜
Ｄ１４４を出力していた。
用した場合の従来例を図３に示して説明する。図３では
送信側において多値変調するための４列の送信入力信号
Ｄ１０１〜Ｄ１０４に対してＢＣＨ符号誤り訂正符号化
部１０１でそれぞれ誤り訂正符号化し、その４列の符号
語となった変調信号Ｄ１１１〜Ｄ１１４を用いて１６Ｑ
ＡＭ変調部１０２で１６ＱＡＭ変調を行いＩＦ（中間周
波）信号Ｄ１２０として出力する。また受信側では１６
ＱＡＭ変調されたＩＦ信号Ｄ１２０を１６ＱＡＭ復調部
１０３で復調し、その４列の復調信号Ｄ１３１〜Ｄ１３
４に対しＢＣＨ符号誤り訂正復号化部１０４でそれぞれ
誤り訂正復号化し４列の誤り訂正復号化信号Ｄ１４１〜
Ｄ１４４を出力していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来の誤り訂正方
式では伝送路誤りが生じたときディジタル多値変調の変
調信号列によって誤り率が異なるディジタル多値伝送変
調方式の伝送システムにおいて、各列の誤り訂正能力が
等しい場合、誤り率が最大の列によって誤り訂正の効果
が決定されてしまうため、誤り率が小さい列では誤り訂
正能力が十分発揮できないという欠点が有った。
式では伝送路誤りが生じたときディジタル多値変調の変
調信号列によって誤り率が異なるディジタル多値伝送変
調方式の伝送システムにおいて、各列の誤り訂正能力が
等しい場合、誤り率が最大の列によって誤り訂正の効果
が決定されてしまうため、誤り率が小さい列では誤り訂
正能力が十分発揮できないという欠点が有った。
【０００６】たとえば図２に示すシンボル配置を有する
１６ＱＡＭ変調方式では、象限間配置を決定する２信号
列と象限内配置を決定する２信号列ではシンボル間の最
小距離による誤りが生じた場合、象限内配置を決定する
２信号列の方が象限間配置を決定する２信号列より２倍
の確率で誤る。したがって、象限間配置を決定する２信
号列に対する誤り訂正機能が誤訂正をしない能力の限界
となる誤り率において、象限内配置を決定する２信号列
に対する誤り訂正機能は誤訂正をしてしまうというアン
バランスが生じるため、いずれの変調信号列でも誤り率
が等しい場合に比べ小さい誤り率で誤訂正が発生してし
まうため誤り訂正能力が十分発揮できなかった。
１６ＱＡＭ変調方式では、象限間配置を決定する２信号
列と象限内配置を決定する２信号列ではシンボル間の最
小距離による誤りが生じた場合、象限内配置を決定する
２信号列の方が象限間配置を決定する２信号列より２倍
の確率で誤る。したがって、象限間配置を決定する２信
号列に対する誤り訂正機能が誤訂正をしない能力の限界
となる誤り率において、象限内配置を決定する２信号列
に対する誤り訂正機能は誤訂正をしてしまうというアン
バランスが生じるため、いずれの変調信号列でも誤り率
が等しい場合に比べ小さい誤り率で誤訂正が発生してし
まうため誤り訂正能力が十分発揮できなかった。
【０００７】本発明の課題は、このように伝送路誤りが
生じたとき変調信号列によって誤り率が異なるディジタ
ル多値変調方式において各列の誤り訂正能力が同時に最
大限発揮できる誤り訂正方式を提供することにある。
生じたとき変調信号列によって誤り率が異なるディジタ
ル多値変調方式において各列の誤り訂正能力が同時に最
大限発揮できる誤り訂正方式を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ＢＣＨ
符号を用いた誤り訂正機能を有するディジタル多値変調
伝送システムの誤り訂正方式において、送信側では多値
変調するためのＮ列の入力信号に対してそれぞれＢＣＨ
符号を用いて誤り訂正符号化しＮ列の符号語となった信
号を出力する第１の手段と、この第１の手段が出力する
Ｎ列の信号に対し時間軸方向を行として信号列方向を列
とした行列の行と列の入れ換えをＮ行単位に行い再びＮ
列の信号として出力する第２の手段と、前記第１の手段
において少なくとも１列は異なるＩＤ信号を挿入する第
３の手段と、前記第２の手段が出力するＮ列の信号を用
いてディジタル多値変調を行う第４の手段とを備え、受
信側では前記第４の手段によりディジタル多値変調され
た信号を復調しＮ列の信号を出力する第５の手段と、こ
の第５の手段の出力に対して前記第２の手段により入れ
換えられた行と列を前記第３の手段により挿入されたＩ
Ｄ信号を基に前記第１の手段の出力と同じ順番に並ぶよ
うに入れ換えＮ列の信号を出力する第６の手段と、この
第６の手段の出力をそれぞれＢＤＨ符号を用いた誤り訂
正復号化しＮ列の信号を出力する第７の手段とを備える
ことを特徴とする誤り訂正方式が得られる。
符号を用いた誤り訂正機能を有するディジタル多値変調
伝送システムの誤り訂正方式において、送信側では多値
変調するためのＮ列の入力信号に対してそれぞれＢＣＨ
符号を用いて誤り訂正符号化しＮ列の符号語となった信
号を出力する第１の手段と、この第１の手段が出力する
Ｎ列の信号に対し時間軸方向を行として信号列方向を列
とした行列の行と列の入れ換えをＮ行単位に行い再びＮ
列の信号として出力する第２の手段と、前記第１の手段
において少なくとも１列は異なるＩＤ信号を挿入する第
３の手段と、前記第２の手段が出力するＮ列の信号を用
いてディジタル多値変調を行う第４の手段とを備え、受
信側では前記第４の手段によりディジタル多値変調され
た信号を復調しＮ列の信号を出力する第５の手段と、こ
の第５の手段の出力に対して前記第２の手段により入れ
換えられた行と列を前記第３の手段により挿入されたＩ
Ｄ信号を基に前記第１の手段の出力と同じ順番に並ぶよ
うに入れ換えＮ列の信号を出力する第６の手段と、この
第６の手段の出力をそれぞれＢＤＨ符号を用いた誤り訂
正復号化しＮ列の信号を出力する第７の手段とを備える
ことを特徴とする誤り訂正方式が得られる。
【０００９】更に本発明によれば、前記第３の手段はＮ
列のいずれか１列に対してのみ前記第１の手段による誤
り訂正符号化のとき符号語にならないよう冗長ビットの
少なくとも１ビットを反転して出力し、前記第６の手段
は復号化を行ったとき符号語による同期がとれない列を
基に前記第１の手段の出力と同じ順番に並ぶよう入れ換
え、また前記第３の手段で反転したビットを元に戻して
Ｎ列の信号として前記第７の手段に出力することを特徴
とする誤り訂正方式が得られる。
列のいずれか１列に対してのみ前記第１の手段による誤
り訂正符号化のとき符号語にならないよう冗長ビットの
少なくとも１ビットを反転して出力し、前記第６の手段
は復号化を行ったとき符号語による同期がとれない列を
基に前記第１の手段の出力と同じ順番に並ぶよう入れ換
え、また前記第３の手段で反転したビットを元に戻して
Ｎ列の信号として前記第７の手段に出力することを特徴
とする誤り訂正方式が得られる。
【００１０】
【実施例】以下に本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【００１１】図１は本発明の誤り訂正方式を適用した一
実施例であり、ＢＣＨ符号を用いた誤り訂正機能を有す
るディジタル多値変調伝送システムの誤り訂正機能と変
調機能の送信部および受信部について示したものであ
る。
実施例であり、ＢＣＨ符号を用いた誤り訂正機能を有す
るディジタル多値変調伝送システムの誤り訂正機能と変
調機能の送信部および受信部について示したものであ
る。
【００１２】図１の実施例は１６ＱＡＭ変調方式に適用
した場合を示しており、送信側では入力信号Ｄ１１〜Ｄ
１４とＩＤ（識別）信号ＩＤ１〜ＩＤ４を入力して誤り
訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２４を出力するＢＣＨ符号誤
り訂正符号化部１と、誤り訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２
４を入力し変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４を出力する変調信号
列入れ換え部２と、変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４を入力しＩ
Ｆ信号Ｄ４０を出力する１６ＱＡＭ変調部３で構成され
ている。また、受信側ではＩＦ信号Ｄ４０を入力し復調
信号Ｄ５１〜Ｄ５４を出力する１６ＱＡＭ復調部４と、
復調信号Ｄ５１〜Ｄ５４を入力し列復元信号Ｄ６１〜Ｄ
６４を出力する復調信号列入れ換え部５と、列復元信号
Ｄ６１〜Ｄ６４を入力し誤り訂正復号化信号Ｄ７１〜Ｄ
７４を出力するＢＣＨ符号誤り訂正復号化部６で構成さ
れている。
した場合を示しており、送信側では入力信号Ｄ１１〜Ｄ
１４とＩＤ（識別）信号ＩＤ１〜ＩＤ４を入力して誤り
訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２４を出力するＢＣＨ符号誤
り訂正符号化部１と、誤り訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２
４を入力し変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４を出力する変調信号
列入れ換え部２と、変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４を入力しＩ
Ｆ信号Ｄ４０を出力する１６ＱＡＭ変調部３で構成され
ている。また、受信側ではＩＦ信号Ｄ４０を入力し復調
信号Ｄ５１〜Ｄ５４を出力する１６ＱＡＭ復調部４と、
復調信号Ｄ５１〜Ｄ５４を入力し列復元信号Ｄ６１〜Ｄ
６４を出力する復調信号列入れ換え部５と、列復元信号
Ｄ６１〜Ｄ６４を入力し誤り訂正復号化信号Ｄ７１〜Ｄ
７４を出力するＢＣＨ符号誤り訂正復号化部６で構成さ
れている。
【００１３】以下に詳細な機能と動作を説明する。
【００１４】送信側において図２に示すようなシンボル
配置を有する１６ＱＡＭの多値変調方式を行うため４列
の送信入力信号Ｄ１１〜Ｄ１４を用いる。ＢＣＨ符号誤
り訂正符号化部１ではそれぞれの列に対して異なったＩ
Ｄ信号ＩＤ１〜ＩＤ４を付加ビットして挿入したうえで
各列独立に誤り訂正符号化を行い誤り訂正符号化信号Ｄ
２１〜Ｄ２４として出力する。変調信号列入れ換え部２
では誤り訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２４の各列の時間軸
方向を行とし信号列方向を列とした行列を考えたときの
行と列の入れ換えを４行単位に行うことにより誤り訂正
符号化された符号語のブロックは変調信号Ｄ３１〜Ｄ３
４の４列に拡散される。１６ＱＡＭ変調部３では変調信
号Ｄ３１〜Ｄ３４を用いて１６ＱＡＭ変調を行いＩＦ信
号Ｄ４０として出力する。
配置を有する１６ＱＡＭの多値変調方式を行うため４列
の送信入力信号Ｄ１１〜Ｄ１４を用いる。ＢＣＨ符号誤
り訂正符号化部１ではそれぞれの列に対して異なったＩ
Ｄ信号ＩＤ１〜ＩＤ４を付加ビットして挿入したうえで
各列独立に誤り訂正符号化を行い誤り訂正符号化信号Ｄ
２１〜Ｄ２４として出力する。変調信号列入れ換え部２
では誤り訂正符号化信号Ｄ２１〜Ｄ２４の各列の時間軸
方向を行とし信号列方向を列とした行列を考えたときの
行と列の入れ換えを４行単位に行うことにより誤り訂正
符号化された符号語のブロックは変調信号Ｄ３１〜Ｄ３
４の４列に拡散される。１６ＱＡＭ変調部３では変調信
号Ｄ３１〜Ｄ３４を用いて１６ＱＡＭ変調を行いＩＦ信
号Ｄ４０として出力する。
【００１５】また受信側では１６ＱＡＭ変調されたＩＦ
信号Ｄ４０を１６ＱＡＭ復調部４で復調し復調信号Ｄ５
１〜Ｄ５４を出力する。ここで復調信号Ｄ５１〜Ｄ５４
は伝送路において誤りが生じた場合、Ｄ５１，Ｄ５２を
象限間信号、Ｄ５３，Ｄ５４を象限内信号とすると、前
記発明が解決しようとする課題の項で説明したようにＤ
５１，Ｄ５２の各列の誤り率よりＤ５３，Ｄ５４の各列
の誤り率の方が約２倍大きい。この４列の復調信号Ｄ５
１〜Ｄ５４は変調信号列入れ換え部２で列入れ換えが行
われた変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４と等価な信号なので、復
調信号列入れ換え部５において元に戻す変換が必要とな
る。したがって復調信号列入れ換え部５において再び各
列の時間軸方向を行とし信号列方向を列とした行列を考
えたときの行と列の入れ換えを４行単位に行うが、この
とき列入れ換えの始まりの行が分からないと完全に元の
信号には戻らない。そこで復調信号列入れ換え部５では
誤り訂正の符号同期を確立したうえでＢＣＨ符号誤り訂
正符号化部１で挿入したＩＤ信号ＩＤ１〜ＩＤ４を検出
することにより送信側で列入れ換えされた始まりの行か
ら再び列入れ換えを行って元の信号列に戻す。この列入
れ換えにより伝送路において誤りが生じた場合において
も列復元信号Ｄ６１〜Ｄ６４の各列の誤り率はほぼ同じ
となり次に行う誤り訂正復号にが最も効率良く行われ
る。最後に列が復元された列復元信号Ｄ６１〜Ｄ６４に
対してＢＣＨ符号誤り訂正復号化部６でそれぞれ誤り訂
正復号化し４列の誤り訂正復号化信号Ｄ７１〜Ｄ７４を
出力する。
信号Ｄ４０を１６ＱＡＭ復調部４で復調し復調信号Ｄ５
１〜Ｄ５４を出力する。ここで復調信号Ｄ５１〜Ｄ５４
は伝送路において誤りが生じた場合、Ｄ５１，Ｄ５２を
象限間信号、Ｄ５３，Ｄ５４を象限内信号とすると、前
記発明が解決しようとする課題の項で説明したようにＤ
５１，Ｄ５２の各列の誤り率よりＤ５３，Ｄ５４の各列
の誤り率の方が約２倍大きい。この４列の復調信号Ｄ５
１〜Ｄ５４は変調信号列入れ換え部２で列入れ換えが行
われた変調信号Ｄ３１〜Ｄ３４と等価な信号なので、復
調信号列入れ換え部５において元に戻す変換が必要とな
る。したがって復調信号列入れ換え部５において再び各
列の時間軸方向を行とし信号列方向を列とした行列を考
えたときの行と列の入れ換えを４行単位に行うが、この
とき列入れ換えの始まりの行が分からないと完全に元の
信号には戻らない。そこで復調信号列入れ換え部５では
誤り訂正の符号同期を確立したうえでＢＣＨ符号誤り訂
正符号化部１で挿入したＩＤ信号ＩＤ１〜ＩＤ４を検出
することにより送信側で列入れ換えされた始まりの行か
ら再び列入れ換えを行って元の信号列に戻す。この列入
れ換えにより伝送路において誤りが生じた場合において
も列復元信号Ｄ６１〜Ｄ６４の各列の誤り率はほぼ同じ
となり次に行う誤り訂正復号にが最も効率良く行われ
る。最後に列が復元された列復元信号Ｄ６１〜Ｄ６４に
対してＢＣＨ符号誤り訂正復号化部６でそれぞれ誤り訂
正復号化し４列の誤り訂正復号化信号Ｄ７１〜Ｄ７４を
出力する。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は誤り訂正符
号化部とディジタル多値変調部の間で各信号列の時間軸
方向を行とし信号列方向を列とした行列を考えたときの
行と列の入れ換えを行い、またディジタル多値復調部と
誤り訂正復号化部の間で再び信号列を入れ換えて元に戻
す機能を備えることにより、伝送路誤りが生じた場合、
各変調信号列によって誤り率が異なるディジタル多値変
調方式においても、誤り率が最大の列よって誤り訂正効
果が決定され誤り率が小さい列では誤り訂正能力が十分
発揮できないという欠点をなくし、各列の誤り訂正能力
が同時に最大限発揮できるディジタル多値変調伝送シス
テムの誤り訂正方式を提供することができる効果があ
る。
号化部とディジタル多値変調部の間で各信号列の時間軸
方向を行とし信号列方向を列とした行列を考えたときの
行と列の入れ換えを行い、またディジタル多値復調部と
誤り訂正復号化部の間で再び信号列を入れ換えて元に戻
す機能を備えることにより、伝送路誤りが生じた場合、
各変調信号列によって誤り率が異なるディジタル多値変
調方式においても、誤り率が最大の列よって誤り訂正効
果が決定され誤り率が小さい列では誤り訂正能力が十分
発揮できないという欠点をなくし、各列の誤り訂正能力
が同時に最大限発揮できるディジタル多値変調伝送シス
テムの誤り訂正方式を提供することができる効果があ
る。
【図１】本発明の実施例に適用される誤り訂正方式のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】ディジタル多値変調の変調信号列によって誤り
率が異なるディジタル多値変調方式を説明するシンボル
配置図である。
率が異なるディジタル多値変調方式を説明するシンボル
配置図である。
【図３】従来の誤り訂正方式を説明するブロック図であ
る。
る。
１ ＢＣＨ符号誤り訂正符号化部 ２ 変調信号列入れ換え部 ３ １６ＱＡＭ変調部 ４ １６ＱＡＭ復調部 ５ 復調信号列入れ換え部 ６ ＢＣＨ符号誤り訂正復号化部 Ｄ１１〜Ｄ１４ 送信入力信号 Ｄ２１〜Ｄ２４ 誤り訂正符号化信号 Ｄ３１〜Ｄ３４ 変調信号 Ｄ４０ ＩＦ信号 Ｄ５１〜Ｄ５４ 復調信号 Ｄ６１〜Ｄ６４ 列復元信号 Ｄ７１〜Ｄ７４ 誤り訂正復号化信号 ＩＤ１〜ＩＤ４ ＩＤ信号 １０１ ＢＣＨ符号誤り訂正符号化部 １０２ １６ＱＡＭ変調部 １０３ １６ＱＡＭ復調部 １０４ ＢＣＨ符号誤り訂正復号化部 Ｄ１０１〜Ｄ１０４ 送信入力信号 Ｄ１１１〜Ｄ１１４ 変調信号 Ｄ１２０ ＩＦ信号 Ｄ１３１〜Ｄ１３４ 復調信号 Ｄ１４１〜Ｄ１４４ 誤り訂正復号化信号
Claims (2)
- 【請求項１】 ＢＣＨ符号を用いた誤り訂正機能を有す
るディジタル多値変調伝送システムの誤り訂正方式にお
いて、 送信側では多値変調するためのＮ列の入力信号に対して
それぞれＢＣＨ符号を用いて誤り訂正符号化しＮ列の符
号語となった信号を出力する第１の手段と、この第１の
手段が出力するＮ列の信号に対し時間軸方向を行として
信号列方向を列とした行列の行と列の入れ換えをＮ行単
位に行い再びＮ列の信号として出力する第２の手段と、
前記第１の手段において少なくとも１列は異なるＩＤ信
号を挿入する第３の手段と、前記第２の手段が出力する
Ｎ列の信号を用いてディジタル多値変調を行う第４の手
段とを備え、 受信側では前記第４の手段によりディジタル多値変調さ
れた信号を復調しＮ列の信号を出力する第５の手段と、
この第５の手段の出力に対して前記第２の手段により入
れ換えられた行と列を前記第３の手段により挿入された
ＩＤ信号を基に前記第１の手段の出力と同じ順番に並ぶ
ように入れ換えＮ列の信号を出力する第６の手段と、こ
の第６の手段の出力をそれぞれＢＤＨ符号を用いた誤り
訂正復号化しＮ列の信号を出力する第７の手段とを備え
ることを特徴とする誤り訂正方式。 - 【請求項２】 前記第３の手段はＮ列のいずれか１列に
対してのみ前記第１の手段による誤り訂正符号化のとき
符号語にならないよう冗長ビットの少なくとも１ビット
を反転して出力し、前記第６の手段は復号化を行ったと
き符号語による同期がとれない列を基に前記第１の手段
の出力と同じ順番に並ぶよう入れ換え、また前記第３の
手段で反転したビットを元に戻してＮ列の信号として前
記第７の手段に出力することを特徴とする請求項１記載
の誤り訂正方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15848093A JPH0738448A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 誤り訂正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15848093A JPH0738448A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 誤り訂正方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738448A true JPH0738448A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=15672666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15848093A Pending JPH0738448A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 誤り訂正方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738448A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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