JPH0738391A - ディジタル周波数逓倍回路 - Google Patents

ディジタル周波数逓倍回路

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Publication number
JPH0738391A
JPH0738391A JP20100293A JP20100293A JPH0738391A JP H0738391 A JPH0738391 A JP H0738391A JP 20100293 A JP20100293 A JP 20100293A JP 20100293 A JP20100293 A JP 20100293A JP H0738391 A JPH0738391 A JP H0738391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reference clock
clock signal
circuit
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP20100293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Kojima
政信 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0738391A publication Critical patent/JPH0738391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準クロック信号の2倍の周波数をもちかつ
デューティ比50%の信号を簡単に生成する。 【構成】 ハイブリッド2は入力端子1を介して入力さ
れた基準クロック信号から互いに90°位相が異なる2
つの信号を生成し、それら2つの信号を排他的論理和回
路3に出力する。排他的論理和回路3はハイブリッド2
からの互いに90°位相が異なる2つの信号の排他的論
理和をとり、基準クロック信号の2倍の周波数をもつ信
号を生成して出力端子4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル周波数逓倍回
路に関し、特に基準クロック信号に同期して信号処理を
行う同期式ディジタル回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の同期式ディジタル回路に
おいては、ある一定の周波数をもつ基準クロック信号が
与えられ、基準クロック信号の周波数よりも高い周波数
にて基準信号に同期した信号処理を行う必要がある場合
がある。
【0003】この場合、図4及び図5に示すように、ま
ず入力端子1に入力した基準クロック信号を2方向に分
岐させ、一方の信号を遅延回路5で位相を遅らせる。こ
の位相を遅らせた信号と、基準クロック信号と同位相の
他方の信号との排他的論理和を排他的論理和回路3でと
ることで、基準クロック信号の2倍の周波数の信号が出
力端子4から出力される。
【0004】その出力端子4からの出力信号を用いて、
基準クロック信号の周波数よりも高い周波数にて基準信
号に同期した信号処理を行っている。尚、遅延回路5と
しては抵抗とコンデンサとによってローパスフィルタを
形成し、その時定数を利用して信号を遅らせるものと、
ゲートを多段接続し、それらゲートの伝搬遅延時間を利
用して信号を遅らせるものとがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同期式
ディジタル回路では、遅延回路を用いて基準クロック信
号の周波数よりも高い周波数の信号を生成している。こ
の方式の場合、出力信号として基準クロック信号の2倍
の周波数をもつ信号は容易に生成することができるが、
基準クロック信号の2倍の周波数をもち、デューティ比
50%の信号を得るためには遅延回路による遅延量を入
力信号の周期の1/4、つまり90°の位相遅れとなる
ように制御する必要がある。
【0006】抵抗とコンデンサとを用いて遅延回路を構
成するものや、ゲートの伝搬遅延時間を利用したもので
は遅延量を正確に制御するために、論理回路の閾値を含
めた回路定数の詳細設計や調整が必要になる。
【0007】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、基準クロック信号の2倍の周波数をもちかつデュー
ティ比50%の信号を簡単に生成することができるディ
ジタル周波数逓倍回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
周波数逓倍回路は、基準クロック信号を基に互いに90
°位相が異なる2つの信号を生成するハイブリッド回路
と、前記ハイブリッド回路で生成された前記2つの信号
の論理演算を行って前記基準クロック信号の2倍の周波
数を持つ信号を発生する論理演算手段とを備えている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ハイブリッド2は入力端子
1を介して入力された基準クロック信号から互いに90
°位相が異なる2つの信号を生成し、それら2つの信号
を排他的論理和回路3に出力する。
【0011】排他的論理和回路3はハイブリッド2から
の互いに90°位相が異なる2つの信号の排他的論理和
演算を行い、基準クロック信号の2倍の周波数をもつ信
号を生成して出力端子4に出力する。
【0012】図2は本発明の一実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。これら図1及び図2を用いて本発明
の一実施例の動作について説明する。
【0013】入力端子1から入力された基準クロック信
号はハイブリッド2によって基準クロック信号と周波数
及び位相が等しい信号と、基準クロック信号と周波数が
等しくかつ位相が90°異なる信号とに分割される。
【0014】排他的論理和回路3は周波数が等しくかつ
互いに位相が異なる2つの信号の排他的論理和演算を行
って出力するので、その出力信号は基準クロック信号の
2倍の周波数をもちかつデューティ比50%の信号とな
る。
【0015】図3は図1のハイブリッド2の詳細な回路
及びその回路出力の波形を示す図である。図において、
ハイブリッド2はDCカット用コンデンサ21と、Qu
adrature HYBRIDE(以下ハイブリッド
回路とする)22と、終端抵抗23と、DCカット用コ
ンデンサ24,25と、DCレベルシフト用抵抗26,
27とから構成されている。
【0016】ここで、ハイブリッド回路22としてはV
HF帯及びUHF帯に使用されるトロイダルコア等を用
いることで、基準クロック信号と周波数が等しくかつ位
相が90°異なる2つの信号を生成することが可能とな
る。
【0017】DCカット用コンデンサ21は入力端子1
から入力された基準クロック信号を直流カットしてシフ
トダウンし、ハイブリッド回路22に出力する。ハイブ
リッド回路22の0°の端子からは基準クロック信号が
そのまま出力され、−90°の端子からは基準クロック
信号の位相を90°遅らせた信号が出力される。
【0018】上記のハイブリッド回路22で生成された
互いに90°位相の異なる2つの信号は夫々DCカット
用コンデンサ24,25及びDCレベルシフト用抵抗2
6,27によって直流再生されてシフトアップされ、排
他的論理和回路3に出力される。
【0019】排他的論理和回路3では上述したように、
基準クロック信号の2倍の周波数をもちかつデューティ
比50%の信号を生成して出力端子4に出力する。よっ
て、基準クロック信号の2倍の周波数をもちかつデュー
ティ比50%の信号を簡単に生成することができる。
【0020】すなわち、本発明の一実施例では、従来の
ように基準クロック信号の2倍の周波数をもち、デュー
ティ比50%の信号を得るために遅延回路による遅延量
を入力信号の周期の1/4の位相遅れとなるように制御
する必要はない。したがって、論理回路の閾値を含めた
回路定数の詳細設計や調整も不要になる。
【0021】このように、ハイブリッド2で基準クロッ
ク信号を基に互いに90°位相が異なる2つの信号を生
成し、これら2つの信号の排他的論理和演算を排他的論
理和回路3で行って基準クロック信号の2倍の周波数を
持つ信号を発生することによって、基準クロック信号の
2倍の周波数をもちかつデューティ比50%の信号を簡
単に生成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
イブリッド回路で基準クロック信号を基に互いに90°
位相が異なる2つの信号を生成し、これら2つの信号の
論理演算を行って基準クロック信号の2倍の周波数を持
つ信号を発生することによって、基準クロック信号の2
倍の周波数をもちかつデューティ比50%の信号を簡単
に生成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【図3】図1のハイブリッドの詳細な回路及びその回路
出力の波形を示す図である。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2 ハイブリッド 3 排他的論理和回路 21,24,25 DCカット用コンデンサ 22 ハイブリッド回路 26,27 DCレベルシフト用抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号を基に互いに90°位
    相が異なる2つの信号を生成するハイブリッド回路と、
    前記ハイブリッド回路で生成された前記2つの信号の論
    理演算を行って前記基準クロック信号の2倍の周波数を
    持つ信号を発生する論理演算手段とを有することを特徴
    とするディジタル周波数逓倍回路。
JP20100293A 1993-07-21 1993-07-21 ディジタル周波数逓倍回路 Pending JPH0738391A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20100293A JPH0738391A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ディジタル周波数逓倍回路

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JP20100293A JPH0738391A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ディジタル周波数逓倍回路

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Publication Number Publication Date
JPH0738391A true JPH0738391A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16433874

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JP20100293A Pending JPH0738391A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ディジタル周波数逓倍回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10052144C1 (de) * 2000-10-20 2002-06-13 Infineon Technologies Ag Testbare integrierte Schaltung

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946613A (ja) * 1972-09-07 1974-05-04
JPS62139408A (ja) * 1985-12-13 1987-06-23 Fujitsu Ltd クロツク発生回路

Patent Citations (2)

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