JPH0738212Y2 - 工事用小物部品保持箱 - Google Patents
工事用小物部品保持箱Info
- Publication number
- JPH0738212Y2 JPH0738212Y2 JP1993009839U JP983993U JPH0738212Y2 JP H0738212 Y2 JPH0738212 Y2 JP H0738212Y2 JP 1993009839 U JP1993009839 U JP 1993009839U JP 983993 U JP983993 U JP 983993U JP H0738212 Y2 JPH0738212 Y2 JP H0738212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- box
- small parts
- parts
- slits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電気工事や大工工事等
で使う鍔付きの小物部品を整列させて保持するのに用い
る工事用小物部品保持箱の構造に関するものである。
で使う鍔付きの小物部品を整列させて保持するのに用い
る工事用小物部品保持箱の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気工事するとき圧着スリーブの
ような小物部品を用いたりして工事を行うが、このよう
な小物部品は部品箱や部品袋に乱雑に収納された状態か
ら選別して取り出し、取り付け工事を行っている。
ような小物部品を用いたりして工事を行うが、このよう
な小物部品は部品箱や部品袋に乱雑に収納された状態か
ら選別して取り出し、取り付け工事を行っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】小物部品を乱雑に収納
された部品箱や部品袋から選別して取り出すためには一
々部品箱や部品袋内を見ながら選別して取り出さなけれ
ばならなく、取り出すのに手間がかかって電気工事がス
ムーズにできないという問題がある。また小物部品には
サイズの異なる複数種のものがあり、適宜のサイズのも
のを選別する場合、さらに手間がかかるという問題があ
る。
された部品箱や部品袋から選別して取り出すためには一
々部品箱や部品袋内を見ながら選別して取り出さなけれ
ばならなく、取り出すのに手間がかかって電気工事がス
ムーズにできないという問題がある。また小物部品には
サイズの異なる複数種のものがあり、適宜のサイズのも
のを選別する場合、さらに手間がかかるという問題があ
る。
【０００４】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の第１の目的とするところは、小物部
品を整列させて保持できて小物部品を選別して取り出す
のが容易な工事用小物部品保持箱を提供するあり、本考
案の第２の目的とするところは、サイズの異なるものを
別けて保持しておくことができて一層選別して取り出す
のが容易にできる工事用小物部品保持箱を提供するにあ
り、本考案の第３の目的とするところは、作業者の体に
簡単に保持して一層便利に使用できる工事用小物部品保
持箱を提供するにある。
であって、本考案の第１の目的とするところは、小物部
品を整列させて保持できて小物部品を選別して取り出す
のが容易な工事用小物部品保持箱を提供するあり、本考
案の第２の目的とするところは、サイズの異なるものを
別けて保持しておくことができて一層選別して取り出す
のが容易にできる工事用小物部品保持箱を提供するにあ
り、本考案の第３の目的とするところは、作業者の体に
簡単に保持して一層便利に使用できる工事用小物部品保
持箱を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案工事用小物部品保持箱Ａは、上端を開口せる偏平
な箱体１の前面板２に、上端を開放し且つ上下に長い複
数条のスリット３を平行に設け、鍔付きの小物部品４を
各スリット３に上下に複数個並ぶように挿通すると共に
小物部品４の鍔部５をスリット３の両側縁の内面側に係
止して小物部品４を保持して成ることを特徴とする。
本考案工事用小物部品保持箱Ａは、上端を開口せる偏平
な箱体１の前面板２に、上端を開放し且つ上下に長い複
数条のスリット３を平行に設け、鍔付きの小物部品４を
各スリット３に上下に複数個並ぶように挿通すると共に
小物部品４の鍔部５をスリット３の両側縁の内面側に係
止して小物部品４を保持して成ることを特徴とする。
【０００６】またサイズの異なる小物部品４を保持する
ため複数条のスリット３の幅を異ならせて成ることを特
徴とする。さらに腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ
掛けて取り付けるための取り付け具６を箱体１の背面側
に設けて成ることを特徴とする。
ため複数条のスリット３の幅を異ならせて成ることを特
徴とする。さらに腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ
掛けて取り付けるための取り付け具６を箱体１の背面側
に設けて成ることを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、箱体１の前面板２の複数条
のスリット３に小物部品４を整列させて保持でき、整列
して保持された小物部品４をスリット３に沿って上にス
ライドさせるだけで選別して取り出すことができて小物
部品４を選別して取り出すのが容易にできる。また幅の
異なる複数条のスリット３にサイズの異なる小物部品４
を別けて収納しておくことができて、サイズの異なる小
物部品４の取り出しも容易にできる。さらに取り付け具
６を腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ掛けて作業者
の体に保持できて一層便利に使用できる。
のスリット３に小物部品４を整列させて保持でき、整列
して保持された小物部品４をスリット３に沿って上にス
ライドさせるだけで選別して取り出すことができて小物
部品４を選別して取り出すのが容易にできる。また幅の
異なる複数条のスリット３にサイズの異なる小物部品４
を別けて収納しておくことができて、サイズの異なる小
物部品４の取り出しも容易にできる。さらに取り付け具
６を腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ掛けて作業者
の体に保持できて一層便利に使用できる。
【０００８】
【実施例】本考案工事用小物部品保持箱Ａ（以下保持箱
という）は、図１、図２に示すように偏平な矩形状の箱
体１にて主体が形成されている。この箱体１は合成樹
脂、金属板等で形成されており、上端が開口している。
箱体１の前面板２には上下に長い複数条のスリット３を
左右方向に並べて設けてあり、スリット３の上端は上方
に開放されている。複数条のスリット３にはサイズの異
なる小物部品４を保持するため複数種の幅のものを設け
てある。本実施例の場合、幅の狭いスリット３ａと、幅
が中程度のスリット３ｂと幅の広いスリット３ｃを設け
てある。箱体１内の前面板２と背面板７との間には板ス
プリング８を内装してあり、小物部品４を保持したとき
板スプリング８で小物部品４ががたつかないように保持
するようになっている。箱体１の背面板７の外面には固
定片１０を設けてあり、この固定片１０には腰ベルト、
安全帯、ポケット等に引っ掛けるための取り付け具６を
着脱自在に連結してある。取り付け具６は略逆Ｕ字状に
形成され、固定片１０に連結した側と反対の片の先端に
Ｖ字状に屈曲した押圧部１１を設けてある。かかる取り
付け具６の幅は２０ｍｍ程度が使いよい。箱体１の上端
に開口は着脱自在なキャップ１２にて閉塞できるように
なっている。
という）は、図１、図２に示すように偏平な矩形状の箱
体１にて主体が形成されている。この箱体１は合成樹
脂、金属板等で形成されており、上端が開口している。
箱体１の前面板２には上下に長い複数条のスリット３を
左右方向に並べて設けてあり、スリット３の上端は上方
に開放されている。複数条のスリット３にはサイズの異
なる小物部品４を保持するため複数種の幅のものを設け
てある。本実施例の場合、幅の狭いスリット３ａと、幅
が中程度のスリット３ｂと幅の広いスリット３ｃを設け
てある。箱体１内の前面板２と背面板７との間には板ス
プリング８を内装してあり、小物部品４を保持したとき
板スプリング８で小物部品４ががたつかないように保持
するようになっている。箱体１の背面板７の外面には固
定片１０を設けてあり、この固定片１０には腰ベルト、
安全帯、ポケット等に引っ掛けるための取り付け具６を
着脱自在に連結してある。取り付け具６は略逆Ｕ字状に
形成され、固定片１０に連結した側と反対の片の先端に
Ｖ字状に屈曲した押圧部１１を設けてある。かかる取り
付け具６の幅は２０ｍｍ程度が使いよい。箱体１の上端
に開口は着脱自在なキャップ１２にて閉塞できるように
なっている。
【０００９】上記のように構成せる保持箱Ａには鍔付き
の小物部品４を整列して保持されるようになっている
が、本実施例の場合鍔付きの小物部品４の一例として圧
着スリーブ４ａを保持している。小物部品４は鍔部５を
有するものであれば何でもよく、圧着スリーブ４ａ以外
に通線スリーブ、リベット、ビス等の部品でもよい。小
物部品４としての圧着スリーブ４ａは各スリット３に上
端から挿通され、鍔部５をスリット３の両側縁の内面に
係止することにより保持され、各スリット３に整列させ
て保持される。このとき圧着スリーブ４ａは板スプリン
グ８にて押圧されて圧着スリーブ４ａががたつかないよ
うに保持される。本実施例の場合、幅の異なる各スリッ
ト３ａ，３ｂ，３ｃにその幅に応じた圧着スリーブ４ａ
が保持される。圧着スリーブ４ａを保持した状態で箱体
１の上端開口にキャップ１２を装着すると、圧着スリー
ブ４ａの脱落を確実に防止できる。このような保持箱Ａ
を携帯して工事を行う場合、取り付け具６を作業者の腰
ベルト、安全帯、ポケットに引っ掛ける。そしてキャッ
プ１２を外し、作業中に必要な圧着スリーブ４ａを選
び、圧着スリーブ４ａをスライドさせて上方に抜き取っ
て使用する。このとき圧着スリーブ４ａが整列に保持さ
れているため、適宜の圧着スリーブ４ａを簡単に選択し
て取り出すことができる。また上記保持箱Ａは取り付け
具６を外すことにより、ポケット等に簡単に入れること
ができる。
の小物部品４を整列して保持されるようになっている
が、本実施例の場合鍔付きの小物部品４の一例として圧
着スリーブ４ａを保持している。小物部品４は鍔部５を
有するものであれば何でもよく、圧着スリーブ４ａ以外
に通線スリーブ、リベット、ビス等の部品でもよい。小
物部品４としての圧着スリーブ４ａは各スリット３に上
端から挿通され、鍔部５をスリット３の両側縁の内面に
係止することにより保持され、各スリット３に整列させ
て保持される。このとき圧着スリーブ４ａは板スプリン
グ８にて押圧されて圧着スリーブ４ａががたつかないよ
うに保持される。本実施例の場合、幅の異なる各スリッ
ト３ａ，３ｂ，３ｃにその幅に応じた圧着スリーブ４ａ
が保持される。圧着スリーブ４ａを保持した状態で箱体
１の上端開口にキャップ１２を装着すると、圧着スリー
ブ４ａの脱落を確実に防止できる。このような保持箱Ａ
を携帯して工事を行う場合、取り付け具６を作業者の腰
ベルト、安全帯、ポケットに引っ掛ける。そしてキャッ
プ１２を外し、作業中に必要な圧着スリーブ４ａを選
び、圧着スリーブ４ａをスライドさせて上方に抜き取っ
て使用する。このとき圧着スリーブ４ａが整列に保持さ
れているため、適宜の圧着スリーブ４ａを簡単に選択し
て取り出すことができる。また上記保持箱Ａは取り付け
具６を外すことにより、ポケット等に簡単に入れること
ができる。
【００１０】図３は他の実施例を示すものである。本実
施例の場合、箱体１の前面板２のスリット３に上下に等
間隔に円形の嵌合部１３を設けてあり、圧着スリーブ４
ａのような小物部品４を各嵌合部１３に嵌合してある。
このとき箱体１が合成樹脂のような弾性材料にて形成さ
れ、嵌合部１３に小物部品４が弾性的に嵌合保持され
る。またこの場合、各小物部品４は嵌合部１３にて所定
位置に位置決め保持される。
施例の場合、箱体１の前面板２のスリット３に上下に等
間隔に円形の嵌合部１３を設けてあり、圧着スリーブ４
ａのような小物部品４を各嵌合部１３に嵌合してある。
このとき箱体１が合成樹脂のような弾性材料にて形成さ
れ、嵌合部１３に小物部品４が弾性的に嵌合保持され
る。またこの場合、各小物部品４は嵌合部１３にて所定
位置に位置決め保持される。
【００１１】
【００１２】
【考案の効果】本考案は叙述のように上端を開口せる偏
平な箱体の前面板に、上端を開放し且つ上下に長い複数
条のスリットを平行に設け、鍔付きの小物部品を各スリ
ットに上下に複数個並ぶように挿通すると共に小物部品
の鍔部をスリットの両側縁の内面側に係止して小物部品
を保持しているので、箱体の前面板の複数条のスリット
に小物部品を整列させて保持できると共に整列して保持
された小物部品をスリットに沿って上にスライドさせる
だけで選別して取り出すことができるものであって、小
物部品を選別して取り出すのが容易にできて電気工事や
大工工事の作業性を向上できるものである。
平な箱体の前面板に、上端を開放し且つ上下に長い複数
条のスリットを平行に設け、鍔付きの小物部品を各スリ
ットに上下に複数個並ぶように挿通すると共に小物部品
の鍔部をスリットの両側縁の内面側に係止して小物部品
を保持しているので、箱体の前面板の複数条のスリット
に小物部品を整列させて保持できると共に整列して保持
された小物部品をスリットに沿って上にスライドさせる
だけで選別して取り出すことができるものであって、小
物部品を選別して取り出すのが容易にできて電気工事や
大工工事の作業性を向上できるものである。
【００１３】また本考案の請求項２記載の考案にあって
は、サイズの異なる小物部品を保持するため複数条のス
リットの幅を異ならせているので、異なる複数条のスリ
ットにサイズの異なる小物部品を別けて収納しておくこ
とができて、サイズの異なる小物部品の取り出しも容易
にできるものである。さらに本考案の請求項３記載の考
案にあっては、腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ掛
けて取り付けるための取り付け具を箱体の背面側に設け
てあるので、取り付け具を腰ベルト、安全帯、ポケット
等に引っ掛けて作業者の体に簡単に携帯できて作業性を
一層向上できるものである。
は、サイズの異なる小物部品を保持するため複数条のス
リットの幅を異ならせているので、異なる複数条のスリ
ットにサイズの異なる小物部品を別けて収納しておくこ
とができて、サイズの異なる小物部品の取り出しも容易
にできるものである。さらに本考案の請求項３記載の考
案にあっては、腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ掛
けて取り付けるための取り付け具を箱体の背面側に設け
てあるので、取り付け具を腰ベルト、安全帯、ポケット
等に引っ掛けて作業者の体に簡単に携帯できて作業性を
一層向上できるものである。
【図１】本考案の一実施例の一部省略斜視図である。
【図２】同上の一部分解断面図である。
【図３】同上の他の実施例の一部を示す正面図である。
Ａ 保持箱 １ 箱体 ２ 前面板 ３ スリット ４ 小物部品 ５ 鍔部 ６ 取り付け具
Claims (3)
- 【請求項１】 上端を開口せる偏平な箱体の前面板に、
上端を開放し且つ上下に長い複数条のスリットを平行に
設け、鍔付きの小物部品を各スリットに上下に複数個並
ぶように挿通すると共に小物部品の鍔部をスリットの両
側縁の内面側に係止して小物部品を保持して成ることを
特徴とする工事用小物部品保持箱。 - 【請求項２】 サイズの異なる小物部品を保持するため
複数条のスリットの幅を異ならせて成ることを特徴とす
る請求項１記載の工事用小物部品保持箱。 - 【請求項３】 腰ベルト、安全帯、ポケット等に引っ掛
けて取り付けるための取り付け具を箱体の背面側に設け
て成ることを特徴とする請求項１記載の工事用小物部品
保持箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009839U JPH0738212Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 工事用小物部品保持箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993009839U JPH0738212Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 工事用小物部品保持箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669183U JPH0669183U (ja) | 1994-09-27 |
| JPH0738212Y2 true JPH0738212Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=18529252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993009839U Expired - Lifetime JPH0738212Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 工事用小物部品保持箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738212Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP1993009839U patent/JPH0738212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669183U (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960220 |