JPH0738045Y2 - 電気式パワーステアリング - Google Patents
電気式パワーステアリングInfo
- Publication number
- JPH0738045Y2 JPH0738045Y2 JP1987150407U JP15040787U JPH0738045Y2 JP H0738045 Y2 JPH0738045 Y2 JP H0738045Y2 JP 1987150407 U JP1987150407 U JP 1987150407U JP 15040787 U JP15040787 U JP 15040787U JP H0738045 Y2 JPH0738045 Y2 JP H0738045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching elements
- permanent magnet
- magnet motor
- control circuit
- electric power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、荷役車輛等のキースイッチ操作と関連して、
キックバックを防止せんとする電気式パワーステアリン
グに関するものである。
キックバックを防止せんとする電気式パワーステアリン
グに関するものである。
（解決すべき問題点） 従来の電気式パワーステアリングには、この種の装置が
設けられておらず、キースイッチのオフ操作直前にステ
アリングハンドルを操舵した場合、このステアリングハ
ンドルの操作指示をトルクセンサが検出し、この検出し
た信号に応じて永久磁石モータの回転力がギャー機構を
介してタイヤに伝達され、ハンドル操舵力に付加され
る。
設けられておらず、キースイッチのオフ操作直前にステ
アリングハンドルを操舵した場合、このステアリングハ
ンドルの操作指示をトルクセンサが検出し、この検出し
た信号に応じて永久磁石モータの回転力がギャー機構を
介してタイヤに伝達され、ハンドル操舵力に付加され
る。
このタイヤの旋回によって生ずるタイヤと地面で生ずる
タイヤのねじれ力がステアリングギャーで増加する反力
が永久磁石モータにエネルギーとして蓄積され、キース
イッチのオフ操作によって蓄積されたエネルギーが放出
され、ステアリングハンドルが回転し、運転者の手、肘
を打つという問題点がある。
タイヤのねじれ力がステアリングギャーで増加する反力
が永久磁石モータにエネルギーとして蓄積され、キース
イッチのオフ操作によって蓄積されたエネルギーが放出
され、ステアリングハンドルが回転し、運転者の手、肘
を打つという問題点がある。
（問題点を解決する手段） 本考案は、永久磁石モータ５を４個のスイッチング素子
T1〜T4でブリッジ接続してなる主制御回路４と、トルク
センサからの入力信号で、該４個のスイッチング素子T1
〜T4を制御するコントロール回路２およびキースイッチ
３がオンとなり作動する遅延手段７に接続されるキック
バック防止回路６からなり、該キックバック防止回路６
からの制御信号を伝送する接続線を４個のスイッチング
素子T1〜T4の内の２個のスイッチング素子T3、T4に接続
して、上記問題点を解決したものである。
T1〜T4でブリッジ接続してなる主制御回路４と、トルク
センサからの入力信号で、該４個のスイッチング素子T1
〜T4を制御するコントロール回路２およびキースイッチ
３がオンとなり作動する遅延手段７に接続されるキック
バック防止回路６からなり、該キックバック防止回路６
からの制御信号を伝送する接続線を４個のスイッチング
素子T1〜T4の内の２個のスイッチング素子T3、T4に接続
して、上記問題点を解決したものである。
（実施例） 本考案の一実施例を第１図、第２図および第３図の図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
第１図は本考案の一実施例の回路図である。１はバッテ
リ、２はコントロール回路、３はキースイッチ、４は主
制御回路、５は永久磁石モータおよび６はキックバック
防止回路である。
リ、２はコントロール回路、３はキースイッチ、４は主
制御回路、５は永久磁石モータおよび６はキックバック
防止回路である。
第２図は第１図の回路の動作波形であり、上記コントロ
ール回路２はトルクセンサ８からの出力信号により、後
述する主制御回路４の４個のスイッチング素子T1〜T4を
制御する。
ール回路２はトルクセンサ８からの出力信号により、後
述する主制御回路４の４個のスイッチング素子T1〜T4を
制御する。
上記主制御回路４は、４個のスイッチング素子T1〜T4を
ブリッジ接続し、このブリッジ接続中に永久磁石モータ
５が接続されている。ダイオードD1〜D4も該スイッチン
グ素子T1〜T4に対し並列に接続されている。スイッチン
グ素子T1、T2はモータの回転方向により導通させ、スイ
ッチング素子T4にてモータ電流（トルク）の制御を行な
っている。また左回転時はスイッチング素子T2を導通さ
せ、スイッチング素子T3にてモータ電流を制御してい
る。ダイオードD1〜D4はスイッチング素子がオフの時は
モータ電流を貫流させる素子である。
ブリッジ接続し、このブリッジ接続中に永久磁石モータ
５が接続されている。ダイオードD1〜D4も該スイッチン
グ素子T1〜T4に対し並列に接続されている。スイッチン
グ素子T1、T2はモータの回転方向により導通させ、スイ
ッチング素子T4にてモータ電流（トルク）の制御を行な
っている。また左回転時はスイッチング素子T2を導通さ
せ、スイッチング素子T3にてモータ電流を制御してい
る。ダイオードD1〜D4はスイッチング素子がオフの時は
モータ電流を貫流させる素子である。
上記キックバック防止回路６はキースイッチ３のオフ信
号が印加されると、上記４個のスイッチング素子T1〜T4
の内の二つのスイッチング素子T3、T4を導通するパルス
を発生する。
号が印加されると、上記４個のスイッチング素子T1〜T4
の内の二つのスイッチング素子T3、T4を導通するパルス
を発生する。
該パルスは、キースイッチ３がオフにされた後、キース
イッチ３のオフにより駆動される遅延手段（例えば遅延
リレー）７にて、キックバック防止回路６に電源が接続
されている。この遅延手段７の遅延時間は、タイヤの旋
回によって生ずる反力が永久磁石モータの回転駆動力に
反する力として作用して該永久磁石モータにエネルギー
として蓄積され、操舵力が加わらなくなると、永久磁石
モータの回転駆動力も消滅し、蓄積されたエネルギーに
よって永久磁石モータの回転軸が反転してこのエネルギ
ーの放散によって消耗される迄の期間である。
イッチ３のオフにより駆動される遅延手段（例えば遅延
リレー）７にて、キックバック防止回路６に電源が接続
されている。この遅延手段７の遅延時間は、タイヤの旋
回によって生ずる反力が永久磁石モータの回転駆動力に
反する力として作用して該永久磁石モータにエネルギー
として蓄積され、操舵力が加わらなくなると、永久磁石
モータの回転駆動力も消滅し、蓄積されたエネルギーに
よって永久磁石モータの回転軸が反転してこのエネルギ
ーの放散によって消耗される迄の期間である。
なお、ダイオードD5〜D9はいずれも逆導通を防止するた
めに接続されたものである。
めに接続されたものである。
第３図には本考案の電気式パワーステアリングの機械系
を図示したもので、ステアリングハンドル７は車体上面
（図示せず）に回動可能に支承され、ステアリングハン
ドル７には、回転力を伝達させるべくスプロケット46が
固定されている。
を図示したもので、ステアリングハンドル７は車体上面
（図示せず）に回動可能に支承され、ステアリングハン
ドル７には、回転力を伝達させるべくスプロケット46が
固定されている。
トルクセンサ８は、その入力軸47にスプロケット44が固
定され、出力軸48にはユニバーサルジョイント９の一端
が連結されている。
定され、出力軸48にはユニバーサルジョイント９の一端
が連結されている。
上述のスプロケット46とスプロケット44とはチェーン５
にて係合連結されている。
にて係合連結されている。
ユニバーサルジョント９の他端にはギャーケース13の入
力軸42が連結され、駆動軸39には駆動ギャー38が固定さ
れている。
力軸42が連結され、駆動軸39には駆動ギャー38が固定さ
れている。
ギャーケース13には永久磁石モータ５が装着され、図示
はしていないが、永久磁石モータ５の回転軸（図示せ
ず）に固定した歯車（図示せず）と駆動軸39に固定した
歯車（図示せず）とを噛み合わせ、永久磁石モータ５の
回転力が駆動ギャー38に伝達される。
はしていないが、永久磁石モータ５の回転軸（図示せ
ず）に固定した歯車（図示せず）と駆動軸39に固定した
歯車（図示せず）とを噛み合わせ、永久磁石モータ５の
回転力が駆動ギャー38に伝達される。
駆動ギャー38には旋回ギャーケース11の上部に固定した
旋回ギャー37とを噛み合わせ、ステアリングハンドル７
の操舵力の他に永久磁石モータ５の回転力が付加され、
軽く旋回ギャーケース11を旋回させることができる。
旋回ギャー37とを噛み合わせ、ステアリングハンドル７
の操舵力の他に永久磁石モータ５の回転力が付加され、
軽く旋回ギャーケース11を旋回させることができる。
旋回ギャーケース11には走行用電動機49も取りつけら
れ、上記旋回ギャーケース11内のギャー機構を介してタ
イヤ12に走行用電動機49の回転力が伝達され、走行す
る。
れ、上記旋回ギャーケース11内のギャー機構を介してタ
イヤ12に走行用電動機49の回転力が伝達され、走行す
る。
このタイヤ旋回時に生ずる反力が永久磁石モータにエネ
ルギーとして蓄積される。こん度はキースイッチをオフ
し、ステアリングハンドルの操舵をやめると、永久磁石
モータに加わっていた回転駆動力が消滅し、反対に上述
のエネルギーが発散され、永久磁石モータが発電機とし
て作用することになる。
ルギーとして蓄積される。こん度はキースイッチをオフ
し、ステアリングハンドルの操舵をやめると、永久磁石
モータに加わっていた回転駆動力が消滅し、反対に上述
のエネルギーが発散され、永久磁石モータが発電機とし
て作用することになる。
（効果） 本考案は、上述のようにキースイッチ３のオフ時に永久
磁石モータ５に出力がされれば上述の構成・作用によ
り、タイヤの旋回によって生ずる反力がギャー機構や永
久磁石モータに蓄積されたエネルギーが放出されている
ので、ハンドルのキックバックを防止できると共にキッ
クバックがつよく働くときは自動的に発電エネルギーが
大きくなって制動も強化されるという効果を奏する。
磁石モータ５に出力がされれば上述の構成・作用によ
り、タイヤの旋回によって生ずる反力がギャー機構や永
久磁石モータに蓄積されたエネルギーが放出されている
ので、ハンドルのキックバックを防止できると共にキッ
クバックがつよく働くときは自動的に発電エネルギーが
大きくなって制動も強化されるという効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例の回路図、第２図は本考案の
動作説明図、第３図は本考案の機械系の略背面図を示
す。 １……バッテリ ２……コントロール回路 ３……キースイッチ ４……主制御回路 ５……永久磁石モータ ６……キックバック防止回路
動作説明図、第３図は本考案の機械系の略背面図を示
す。 １……バッテリ ２……コントロール回路 ３……キースイッチ ４……主制御回路 ５……永久磁石モータ ６……キックバック防止回路
Claims (1)
- 【請求項１】永久磁石モータ５を４個のスイッチング素
子T1〜T4でブリッジ接続してなる主制御回路４と、トル
クセンサからの入力信号で、該４個のスイッチング素子
T1〜T4を制御するコントロール回路２およびキースイッ
チ３がオンとなり作動する遅延手段７に接続されるキッ
クバック防止回路６からなり、該キックバック防止回路
６からの制御信号を伝送する接続線を４個のスイッチン
グ素子T1〜T4の内の２個のスイッチング素子T3、T4に接
続してなる電気式パワーステアリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987150407U JPH0738045Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 電気式パワーステアリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987150407U JPH0738045Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 電気式パワーステアリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6452870U JPS6452870U (ja) | 1989-03-31 |
| JPH0738045Y2 true JPH0738045Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31423523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987150407U Expired - Lifetime JPH0738045Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | 電気式パワーステアリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738045Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090071745A1 (en) * | 2005-05-20 | 2009-03-19 | Nsk Ltd. | Control unit for electric power steering apparatus |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318381B2 (ja) * | 1976-08-04 | 1988-04-18 | Fujitsu Ltd |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318381U (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-06 |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP1987150407U patent/JPH0738045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318381B2 (ja) * | 1976-08-04 | 1988-04-18 | Fujitsu Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6452870U (ja) | 1989-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0275375U (ja) | ||
| JPH0738045Y2 (ja) | 電気式パワーステアリング | |
| JPH031877U (ja) | ||
| JP3285486B2 (ja) | 有人車の自動操舵切替方法 | |
| JPS63301173A (ja) | 電気式パワ−ステアリング装置 | |
| JPH0350585U (ja) | ||
| JPS6223168U (ja) | ||
| JPS62152880U (ja) | ||
| JPH04349067A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
| JPH0834383A (ja) | 電動モーター付き自転車の正回転時に於ける走行車速調整装置 | |
| JPH09188286A (ja) | 電動自転車 | |
| JPH0735157B2 (ja) | 電動機補助式自転車 | |
| JPH0234382U (ja) | ||
| JPH0434143Y2 (ja) | ||
| JPH01147173U (ja) | ||
| JPH0471380U (ja) | ||
| JPH10291482A (ja) | 電動式パワーステアリングシステム | |
| JPH0234381U (ja) | ||
| JPH0342186U (ja) | ||
| JPH01173076U (ja) | ||
| JPH0347725U (ja) | ||
| JPH01144171U (ja) | ||
| JPS61204836U (ja) | ||
| JPS62203784U (ja) | ||
| JPS60151775U (ja) | パワ−ステアリング装置 |