JPH0737425U - 板材の曲折器具 - Google Patents

板材の曲折器具

Info

Publication number
JPH0737425U
JPH0737425U JP8269592U JP8269592U JPH0737425U JP H0737425 U JPH0737425 U JP H0737425U JP 8269592 U JP8269592 U JP 8269592U JP 8269592 U JP8269592 U JP 8269592U JP H0737425 U JPH0737425 U JP H0737425U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
plate
plate material
edge
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8269592U
Other languages
English (en)
Inventor
一 丸山
Original Assignee
一 丸山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 一 丸山 filed Critical 一 丸山
Priority to JP8269592U priority Critical patent/JPH0737425U/ja
Publication of JPH0737425U publication Critical patent/JPH0737425U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者と共にどこにでも持ち運ぶことが可能
であり、しかも板材の縁部を任意の曲折高さで直線状あ
るいは曲線状に自由に曲折することができる板材の曲折
器具を提供すること。 【構成】 第1ロッド4と、これに対して平行に配置さ
れた第2ロッド6と、第1ロッド4の端部に回転自在に
装着された第1ローラ8と、第2ロッド6の端部に回転
自在に装着され、第1ロッド4に対して並列して配置さ
れた第2ローラ10と、ロッド4,6に対して軸方向移
動自在に装着され、板材30の縁部30aを案内する案
内ローラ26,28が装着してある板材縁部案内基板1
2と、ロッド4,6に対する任意の軸方向位置で板材縁
部案内基板12を固定する固定用ピン18とを有する板
材の曲折器具である。固定用ピン18は、板材縁部案内
基板12に形成してある固定用孔内16に第1ロッド4
に係合自在に差し込まれ、その頭部のナット24を締め
付けることにより、ロッド4,6に対して案内基板12
を任意の軸方向位置で固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は板材の曲折器具に係わり、さらに詳しくは、板材の縁部を任意の曲折 高さで直線状あるいは曲線状に自由に曲折するための板材の曲折器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築、土木あるいはその他の分野では、アルミ板、カラー鉄板、ステンレス板 、銅板などの板材の縁部を任意の曲折高さで曲折したい場合がある。曲折板は、 プレス加工などにより容易に作ることができるが、建築現場、土木現場、あるい はその他の現場などでは、重量が大きいプレス加工装置を準備できない場合が多 く、より簡便な手段により、板材の縁部を曲折する器具が求められている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような実状に鑑みてなされ、作業者と共にどこにでも持ち運ぶ ことが可能であり、しかも板材の縁部を任意の曲折高さで直線状あるいは曲線状 に自由に曲折することができる板材の曲折器具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の板材の曲折器具は、第1ロッドと、この 第1ロッドに対して平行に配置された第2ロッドと、前記第1ロッドの端部に回 転自在に装着された少なくとも一つの第1ローラと、前記第2ロッドの端部に回 転自在に装着され、第1ロッドに対して板材が差し込まれる程度の所定の隙間で 並列して配置された少なくとも一つの第2ローラと、前記第1ロッドおよび第2 ロッドに対して軸方向移動自在に装着され、前記第1ローラおよび第2ローラと の隙間に差し込まれた板材の縁部が接触し、板材に対する器具の相対移動を案内 する案内ローラが装着してある板材縁部案内基板と、前記第1ロッドおよび第2 ロッドに対する任意の軸方向位置で前記板材縁部案内基板をこれらロッドに固定 する固定手段とを有する板材の曲折器具であって、前記固定手段が、前記板材縁 部案内基板に形成してある固定用孔内に前記第1ロッドおよび第2ロッドのいず れか一方に係合自在に差し込まれる固定用ピンであり、固定用ピンの頭部にナッ トを螺合させ、ナットを締め付けることにより、固定用ピンに形成してある凹溝 が前記第1ロッドおよび第2ロッドのいずれか一方に係合し、第1ロッドおよび 第2ロッドに対して板材縁部案内基板を任意の軸方向位置で固定することを特徴 とする。 前記第1ロッドおよび第2ロッドの少なくともいずれか一方には、これらロッ ドに対する前記板材縁部案内基板の軸方向位置を示すmm単位の目盛りが形成して あることが好ましい。
【0005】
【作用】
本考案の曲折器具を用いて板材の縁部を曲折するには、第1ロールと第2ロー ルとの隙間に、曲折すべき板材の縁部を差込み、その板材の縁部を板材縁部案内 基板に装着してある案内ローラに接触させる。次に、その状態で、第1ロッドと 第2ロッドとを、板材から略直角方向に立ち上げれば、板材の縁部は、第1ロー ルと第2ロールとの隙間に位置する板材の部分を支点として、曲折される。その 後、板材の縁部を案内ローラに案内させつつ、曲折器具を板材の縁部形状に沿っ て移動させれば、板材の縁部が直線状であろうと、または曲線状であろうと、そ の縁部形状に沿って、板材の縁部が曲折される。 曲折加工時の曲折高さは、第1ロッドおよび第2ロッドに対する板材縁部案内 基板の軸方向位置を変化させることにより、容易に変化させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に係る板材の曲折器具について、図面を参照しつつ詳 細に説明する。 図1は本考案の一実施例に係る板材の曲折器具の使用状態を示す斜視図、図2 は図1に示す曲折器具の正面図、図3は図2に示すX−X線に沿う側面図、図4 は図2に示すY−Y線に沿う要部断面図である。
【0007】 図1〜4に示すように、本実施例の曲折器具2は、平行に配置された第1ロッ ド4と、第2ロッド6とを有する。第1ロッド4および第2ロッド6の上端は、 端板3に対して固定してある。第1ロッド4の下端には、図2に示すように、単 一の第1ローラ8が回転自在に連結してある。
【0008】 第2ロッド6の下端には、軸方向に三個の第2ローラ10が回転自在に装着し てある。これら第1ロッド4および第2ロッド6には、板材縁部案内基板12が ロッドに対して軸方向移動自在に装着してある。板材縁部案内基板12には、第 1ロッド4および第2ロッド6を挿通させるためのロッド挿通孔14,16が形 成してある。
【0009】 板材縁部案内基板12には、図4に詳示するように、ロッド挿通孔14に対し て一部直角方向から交わるように、固定用孔16が形成してあり、この固定用孔 16内に固定用ピン18が挿入してある。固定用ピン18には、凹溝20が形成 してあり、この凹溝20が第1ロッド4の外周に対して係合可能になっている。
【0010】 固定用ピン18の頭部には、雌ネジ部22が形成してあり、ここにナット24 が螺合可能になっている。ナット24を固定用ピン18の雌ネジ部22に対して 締付けることで、固定用ピン18の凹溝20が第1ロッド4の外周に強く係合し 、結果的に、板材縁部案内基板12は、第1ロッド4の所定の軸方向位置で固定 される。ナット24を締付けない状態では、固定用ピン18の凹溝20と第1ロ ッド4との係合が解除され、板材縁部案内基板12は、第1ロッド4および第2 ロッド6に対して軸方向移動自在となる。
【0011】 板材縁部案内基板12には、案内ローラ26,28が、一対のロッド4,6に 対して前後方向に一対装着してある。この案内ローラ26,28には、図1,2 に示すように、第1ローラ8および第2ローラ10との隙間に差し込まれた板材 30の縁部30aが接触し、板材30に対する器具2の相対移動を案内するよう に回転する。
【0012】 また、板材縁部案内基板12の底部には、図2,3に示すように、補助案内ロ ーラ32,34が一対形成してあり、板材30の縁部30aに対して第2ローラ 10と反対側の側面上方に接触し、板材30に対する器具2の相対移動を案内す るように回転する。
【0013】 第2ローラ6には、その軸方向に沿って、目盛り38が形成してある。目盛り 38は、尺単位以外に、mm単位で表示してある。この目盛り38により、板材縁 部案内基板12のロッド4,6に対する軸方向位置をmm単位で調節することがで き、結果的に、板材30の縁部30aの折り曲げ高さを調節することができる。
【0014】 本実施例の曲折器具2を用いて板材30の縁部30aを曲折するには、第1ロ ール8と第2ロール10との隙間に、曲折すべき板材30の縁部30aを差込み 、その板材30の縁部30aを板材縁部案内基板12に装着してある案内ローラ 26,28に接触させる。次に、その状態で、第1ロッド4と第2ロッド6とを 、板材30から略直角方向に立ち上げれば、板材30の縁部30aは、第1ロー ル8と第2ロール10との隙間に位置する板材30の部分を支点として、曲折さ れる。その後、板材30の縁部30aを案内ローラに案内させつつ、曲折器具2 を板材30の縁部形状に沿って移動させれば、板材30の縁部30aが直線状で あろうと、または曲線状であろうと、その縁部形状に沿って、板材30の縁部3 0aが、所定の立ち上げ高さで、曲折される。
【0015】 曲折加工時の曲折高さは、第1ロッド4および第2ロッド6に対する板材縁部 案内基板12の軸方向位置を変化させることにより、容易に調節することができ る。本実施例の曲折器具2により曲折できる板材30の種類は特に限定されない が、たとえばアルミ板、カラー鉄板、ステンレス板、銅板などを例示することが できる。本実施例の曲折器具2の用途は、特に限定されず、建築、土木あるいは その他の分野で用いることができる。
【0016】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の範囲内 で種々に改変することができる。 例えば、上述した実施例では、板材縁部案内基板12は、固定用ピン18を用 いて第1ロッド4に対して固定するように構成したが、第2ロッド6に対して固 定するように構成することもできる。 また、第1ローラ8および第2ローラ10の配置個数は、上述した実施例に限 定されない。
【0017】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、器具の構成が単純であり、重量も 軽く可般性があり、作業者と共に、どこにでも容易に持ち運ぶことができる。し かも、本考案の曲折器具を用いれば、板材の縁部を、その板材の縁部形状に沿っ て、任意の曲折高さで直線状あるいは曲線状に自由に曲折することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る板材の曲折器具の使用
状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す曲折器具の正面図である。
【図3】図2に示すX−X線に沿う側面図である。
【図4】図2に示すY−Y線に沿う要部断面図である。
【符号の説明】
2… 曲折器具 4… 第1ロッド 6… 第2ロッド 8… 第1ローラ 10… 第2ローラ 12… 板材縁部案内基板 16… 固定用孔 18… 固定用ピン 20… 凹溝 22… 雌ネジ部 24… ナット 26,28… 案内ローラ 30… 板材 30a… 縁部 32,34… 補助案内ローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ロッドと、 この第1ロッドに対して平行に配置された第2ロッド
    と、 前記第1ロッドの端部に回転自在に装着された少なくと
    も一つの第1ローラと、 前記第2ロッドの端部に回転自在に装着され、第1ロッ
    ドに対して板材が差し込まれる程度の所定の隙間で並列
    して配置された少なくとも一つの第2ローラと、 前記第1ロッドおよび第2ロッドに対して軸方向移動自
    在に装着され、前記第1ローラおよび第2ローラとの隙
    間に差し込まれた板材の縁部が接触し、板材に対する器
    具の相対移動を案内する案内ローラが装着してある板材
    縁部案内基板と、 前記第1ロッドおよび第2ロッドに対する任意の軸方向
    位置で前記板材縁部案内基板をこれらロッドに固定する
    固定手段とを有する板材の曲折器具であって、 前記固定手段が、前記板材縁部案内基板に形成してある
    固定用孔内に前記第1ロッドおよび第2ロッドのいずれ
    か一方に係合自在に差し込まれる固定用ピンであり、固
    定用ピンの頭部にナットを螺合させ、ナットを締め付け
    ることにより、固定用ピンに形成してある凹溝が前記第
    1ロッドおよび第2ロッドのいずれか一方に係合し、第
    1ロッドおよび第2ロッドに対して板材縁部案内基板を
    任意の軸方向位置で固定することを特徴とする板材の曲
    折器具。
  2. 【請求項2】 前記第1ロッドおよび第2ロッドの少な
    くともいずれか一方には、これらロッドに対する前記板
    材縁部案内基板の軸方向位置を示すmm単位の目盛りが形
    成してあることを特徴とする請求項1に記載の板材の曲
    折器具。
JP8269592U 1992-11-05 1992-11-05 板材の曲折器具 Pending JPH0737425U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269592U JPH0737425U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 板材の曲折器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269592U JPH0737425U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 板材の曲折器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737425U true JPH0737425U (ja) 1995-07-11

Family

ID=13781552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8269592U Pending JPH0737425U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 板材の曲折器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737425U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248185A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Yasuo Kuramochi ローラ加工装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227934B1 (ja) * 1970-11-05 1977-07-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227934B1 (ja) * 1970-11-05 1977-07-23

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248185A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Yasuo Kuramochi ローラ加工装置
JP4701261B2 (ja) * 2008-04-11 2011-06-15 康男 倉持 ローラ加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CH630174A5 (de) Innenmessgeraet.
ES2035221T3 (es) Dispositivo para doblar un perfil hueco preferentemente para la fabricacion de un marco distanciador hueco para lunas de vidrio aislante.
WO2002040191A3 (fr) Dispositif et procede de calibrage d'une planeuse multi-rouleaux
EP0266713A1 (de) Vorrichtung zum Messen von Distanzen an einem Werkstück, und für das digitale Messen solcher Distanzen eingerichtete Schiebelehre
JPH0737425U (ja) 板材の曲折器具
AT511462A4 (de) Messvorrichtung für biegewerkstücke
JPS61229421A (ja) 板状物の曲げ加工方法
US4632382A (en) Roller engaging and disengaging device
JPH0235367Y2 (ja)
GB1535099A (en) Tools exerting a compressive or tensile force
DE10014235A1 (de) Vorrichtung zum Entfernen von Beulen
DE68900067D1 (de) Vorrichtung zum woelben eines biegepresswerkzeuges.
US4177666A (en) Method and apparatus for safely feeding a machine manually
JPH0723054Y2 (ja) パイプベンダ装置
JPH0747129Y2 (ja) 板金曲加工用ベンダー
DE112018000982T5 (de) Detektor für ein oberflächenformmessgerät
JPH0546871Y2 (ja)
JPS6037126Y2 (ja) 鉄筋材折曲加工装置
JPH037111Y2 (ja)
JPS5822407Y2 (ja) 軸の固定構造
KR200163531Y1 (ko) 온라인 오프라인 겸용 프로파일 미터
JPH084972Y2 (ja) コーナシャーにおけるワークテーブル
JPS632171Y2 (ja)
JPS607851Y2 (ja) 位置決め機能を有するプレス機
JP2517943Y2 (ja) ラジアスゲージ