JPH037111Y2 - - Google Patents

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JPH037111Y2
JPH037111Y2 JP4314988U JP4314988U JPH037111Y2 JP H037111 Y2 JPH037111 Y2 JP H037111Y2 JP 4314988 U JP4314988 U JP 4314988U JP 4314988 U JP4314988 U JP 4314988U JP H037111 Y2 JPH037111 Y2 JP H037111Y2
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JP
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press
metal workpiece
polster
metal
disposed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、金属加工材に強い力を加えること
により該金属加工材を成形加工するプレス装置に
関し、特に、該プレス装置の手前方向前面にプレ
ス対象物のねじれ、まがりを検出する検査板部を
配置した新規なプレス装置に関する。
(従来の技術及び従来の問題点) 現在、金属加工の現場においては、金属加工材
を成形加工するように構成されたプレス装置を利
用して、X線透視撮影台の天板を長手方向左右に
駆動させるための駆動レール等の金属加工材のま
がり等を矯正することが、行われている。
このようにプレス装置を利用して、金属加工材
のまがり等の矯正を行う場合、従来は、金属加工
材のまがり状態等を検査する検査機をプレス装置
とは別の場所に配置しておき、該プレス装置を利
用して、金属加工材のまがり等を矯正しようとす
る場合には、その都度、金属加工材を前記検査機
の置かれた場所まで移動させることにより、、金
属加工材にまがり等が生じているか否かを前記検
査機により検査し、しかる後に、まがり等が生じ
ている金属加工材があつた場合には、その金属加
工材をプレス装置の置かれた場所まで移動させる
ことにより行つていた。
しかしながら、上記のように、プレス装置と検
査機とが、各々別物として構成されている場合に
は、金属加工材にまがり等が生じているか否かを
検査するためにすべての金属加工材を前記検査機
の置かれれた場所まで移動させる作業と、まがに
等が生じている金属加工材があつた場合には、、
その金属加工材をプレス装置の置かれた場所まで
移動させる作業と、を行わなければならず、作業
効率が悪いものとなるという問題点があつた。
特に、金属加工材の重量が重い場合には、その
移動作業が重労働となり、、非生産的な重労働を
行わざるを得ず、これにより、作業効率が悪いも
のとなるという問題点があつた。
又、従来のプレス機のスライド駆動方向下部に
配置されるプレスヘツド面には、特別な工夫が施
されていなかつたため、重量が重い金属加工材
や、幅が広い金属加工材に生じているまがり等の
矯正をプレス装置により行う場合に、一度プレス
ヘツド面上にこれらの金属加工材を配置してしま
うと、その重量が重いために容易にプレスヘツド
面上において、これらの金属加工材を移動させる
ことが出来ず、このため、、一つの金属加工材の
数個所にプレスをかける場合等においては数人で
作業を行わなければならず、使い勝手が悪く、作
業能率が悪いという問題点があつた。
(考案の目的) この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、金属加工材を成形加工するように
構成されたプレス装置を利用して、金属加工材の
まがり等の矯正作業を行う場合に、金属加工材に
まがり等が生じているか否かを検査する作業と、
まがり等が生じている金属加工材があつた場合に
その金属加工材にプレスをかける作業と、を一台
の装置により行うように構成することにより作業
能率を向上させるようにしたプレス装置の構造を
提供することを目的とする。
又、この考案は、重量が重い金属加工材や、幅
が広い金属加工材に生じているまがり等の矯正を
プレス装置により行う場合において、プレスヘツ
ド面上においてこれらの金属加工材を容易に移動
させることが出来るようにしたプレス装置の構造
を提供することを目的とする。
又、この考案は、金属加工材にねじれが生じて
いるか否かの検査と、その矯正をも一台の装置に
より行うように構成することにより作業能率を向
上させるようにしたプレス装置の構造を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、プレス機のスライド駆動方向下部
に配置されるプレスヘツド面に切欠溝を刻設する
とともに前記プレスヘツド面上に該切欠溝に沿つ
て摺動自在に駆動するように構成されたポルスタ
ーを配置し、さらに前記ポルスターのプレス装置
本体手前方向前面に検査板部を配置することによ
り上記目的を達成するものである。
又、この考案は、プレス機のスライド駆動方向
下部に配置されるプレスヘツド面上に弾性部材が
内設されたポルスターを配置し、さらに前記ポル
スターのプレス装置本体手前方向前面に検査板部
を配置することにより上記目的を達成するもので
ある。
又、この考案は、検査板部の長手方向端部に金
属加工材のねじれ矯正を行う矯正器を配置するこ
とにより上記目的を達成するものである。
(作用) この考案においては、金属加工材にまがり等が
生じているか否かを検査する作業と、まがり等が
生じている金属加工材があつた場合にその金属加
工材にプレスをかけることによりまがり等の矯正
を行う作業と、を一台のプレス装置により行うよ
うに構成しているため、作業能率を向上させるこ
とができる。
又、プレス機のスライド駆動方向下部に配置さ
れるプレスヘツド面上に配置されるポルスターに
弾性部材を内設しているため、該弾性部材によ
り、重量が重い金属加工材や、幅が広い金属加工
材を、プレスヘツド面上において容易に移動させ
ることができる。
又、検査板部の長手方向端部に金属加工材のね
じれ矯正を行う矯正器を配置しているため、金属
加工材にねじれが生じているか否かの検査と、そ
の矯正をも一台の装置により行うことができ、作
業能率を向上させることができる。
(実施例) 以下本考案の請求項1の実施例を図面を参照し
て説明する。
この実施例は第1図〜第3図に示される様にプ
レス機1のスライド3駆動方向下部に配置される
プレスヘツド面5に切欠溝7を刻設するとともに
前記プレスヘツド面5上に該切欠溝7に沿つて摺
動自在に駆動するように構成されたポルスター9
を配置し、さらに前記ポルスター9のプレス装置
本体11手前方向前面に検査板部13を配置した
ものである。
前記プレス機1は、油圧等により駆動すること
により金属加工材15に強い力を加えることがで
きるものを使用する。
前記スライド3は、前記プレス機1の鉛直方向
下部に固設されており、プレス機1の駆動により
鉛直方向上下に自在に駆動するように構成されて
いる。
前記プレスヘツド面5のスライド3駆動方向上
面5Aには、プレスヘツド面5長手方向両端部5
B,5Cを垂直に連結する切欠溝7が刻設されて
いる。
前記ポルスター9は、前記切欠溝7に摺動自在
に嵌合される嵌合突起9Aと、前記プレスヘツド
面5のスライド3駆動方向上面5Aに摺動自在に
当接される当接底面9Bと、金属加工材15が当
接される当接平面9Cと、を有する略直方体形後
を成している。
前記ポルスター9は、前記プレスヘツド面5の
スライド3駆動方向上面5Aに四つ配置されてお
り、プレスを行う金属加工材15をプレス位置に
より自在にその位置を変更することがきるように
構成されている。
尚、前記ポルスター9の駆動は、電動により行
つても、手動により行つてもよく、、また、その
配置個数は上記のものに限定されるものではな
い。
図の符号10はポルスター9が切欠溝7から離
脱することを防止するストツパー、図の符号12
はプレス装置本体11を駆動させるための操作ス
イツチである。
前記検査板部13は、金属加工材15を載置す
ることが出来るように構成されるとともに、常時
絶対値となるように構成された略直方体形状の載
置板により構成されている。
前記検査板部13の平面部13Aのプレス装置
本体11底面からの高さと、前記前記ポルスター
9の金属加工材15が当接される当接平面9Cの
プレス装置本体11底面からの高さは、略同一も
しくはポルスター9の当接平面9Cの方が低くな
るように構成されている。
前記検査板部13において金属加工材15のま
がり等を検知するには、第3図に示すように、検
知板部13平面部13Aに金属加工材15を載置
し、さらに検知板部13平面部13Aと金属加工
材15の間にすきまゲージ17を入れ、このすき
まゲージ17の値を作業員19が読み取ることに
より行う。
又、このようにして金属加工材15にまがり等
が生じていることを検知した場合には、第3図に
示すように、金属加工材15をポルスター9の当
接平面9C上に載置させ、プレス機1のスライド
3を駆動させてまがり等が生じている箇所にプレ
スをかけることにより金属加工材15のまがり等
の矯正を行う。
さらに、上記作業の後、再度金属加工材15を
検知板部13平面部13Aに載置し、検知板部1
3平面部13Aと金属加工材15の間にすきまゲ
ージ17を入れ、このすきまゲージ17の値によ
り矯正されているか否かを作業員19が読み取る
ことにより行う。
上記作業を繰り返し精度を出すことにより、金
属加工材5の矯正作業が終了する。
次に、本考案の請求項2の実施例を図面を参照
して説明する。
尚、上記請求項1の実施例と同一または相当部
分は上記実施例と同一の符号を付することにより
説明を省略する。
この実施例は第4図〜第5図に示される様にプ
レス機1のスライド3駆動方向下部に配置される
プレスヘツド5面上に弾性部材26が内設された
ポルスター22を配置し、さらに前記ポルスター
22のプレス装置本体11手前方向前面に検査板
部24を配置したものである。
前記ポルスター22内部の適所には、先端部2
6Aがポルスター22表面部22Aから一部突出
するとともに、ばね部材28により該先端部26
Aを常時鉛直方向上方に付勢するように構成され
た弾性部材26が配置されている。
前記弾性部材26先端部26Aは、アール形状
とされており、金属加工材30が載置された場合
に該金属加工材30を容易に移動することができ
るように構成されている。
前記ばね部材28は、金属加工材30が載置さ
れた場合には、弾性部材26先端部26Aがポル
スター22表面部22Aから一部突出した状態が
保持されることにより、金属加工材30をポルス
ター22上で容易かつ自在に移動させることがで
きるような付勢力とされている。
前記ばね部材28を上記のような付勢力とする
ことにより、重くかつ幅広の金属加工材30であ
つてもポルスター22上を自在に移動させること
ができ、これにより幅広の金属加工材30のどの
箇所でも容易かつ自在にプレスをかけることがで
きる。
又、前記ばね部材28は、プレス機1のスライ
ド3が金属加工材30に当接されることによりプ
レス力が金属加工材30に加えられた場合には、
弾性部材26先端部26Aが下方に引込まれポル
スター22表面部22Aと同一の状態が保持され
ることにより、金属加工材30がポルスター22
上で移動されないような付勢力とされている。
前記検査板24は、大きな板状の金属加工材3
0を載置することが出来るように構成されるとと
もに、常時絶対値となるよように構成された大き
な板状で略直方体形状の載置板により構成されて
いる。
次に、本考案に請求項3の実施例を図面を参照
して説明する。
尚、上記請求項1の実施例と同一または相当部
分は上記実施例と同一の符号を付することにより
説明を省略する。
この実施例は第2図に示される様に検査板部1
3の長手方向一端部に金属加工材15のねじれ矯
正を行う矯正器32を配置したものである。
前記矯正器32は、金属加工材15に生じてい
るねじれを、金属加工材15を機械的にまわすこ
とにより矯正するように構成されている。
前記検査板部13は、金属加工材15のねじれ
を検知することもでき、この場合においても第3
図に示すように、検知板部13平面部13Aに金
属加工材15を載置し、さらに検知板部13平面
部13Aを金属加工材15の間にすきまゲージ1
7を入れ、このすきまゲージ17の値を作業員1
9が読み取ることにより行う。
(考案の効果) 本考案は上記のように構成したので、以下に記
載する効果を有する。
請求健項1に記載したプレス装置においては、
金属加工材にまがり等が生じてるか否かを検査す
る作業と、まがり等が生じている金属加工材があ
つた場合にその金属加工材にプレスをかけること
により矯正を行う作業と、を一台のプレス装置に
より行うように構成しているため、これらの作業
を一台の装置を利用して行うことができ、作業工
程が削減され作業能率を向上させることができ、
また、これにより人件費を削減することができる
という優れた効果を有する。
又、請求項2に記載されたプレス装置において
は、重量が重い金属加工材や、幅が広い金属加工
材に生じているまがり等の矯正をプレス装置によ
り行う場合において、プレスヘツド面上において
これらの金属加工材を容易に移動させることがで
き、作業能率を向上させることができるという優
れた効果を有する。
又、請求項3に記載されたプレス装置において
は、一台のプレス装置で、金属加工材に生じたね
じれも、矯正することが出来るという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案請求項1に係るプレス装置の実
施例を示す斜視図、第2図は本考案請求項1及び
3に係るプレス装置の実施例を示す正面図、第3
図は本考案請求項1に係るプレス装置の実施例を
説明する要部斜視図、第4図は本考案請求項3に
係るプレス装置の実施例を示す側面図、第5図は
本考案請求項3に係るプレス装置の実施例を示す
要部拡大図である。 1……プレス機、3……スライド、5……プレ
スヘツド面、7……切欠溝、9……ポルスター、
11……プレス装置本体、13……検査板部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プレス機のスライド駆動方向下部に配置され
    るプレスヘツド面に切欠溝を刻設するとともに
    前記プレスヘツド面上に該切欠溝に沿つて摺動
    自在に駆動するように構成されたポルスターを
    配置し、さらに前記ポルスターのプレス装置本
    体手前方向前面に検査板部を配置したことを特
    徴とするプレス装置。 2 プレス機のスライド駆動方向下部に配置され
    るプレスヘツド面上に弾性部材が内設されたポ
    ルスターを配置し、さらに前記ポルスターのプ
    レス装置本体手前方向前面に検査板部を配置し
    たことを特徴とするプレス装置。 3 検査板部の長手方向端部に金属加工材のねじ
    れ矯正を行う矯正器を配置したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプレス装置。
JP4314988U 1988-03-31 1988-03-31 Expired JPH037111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314988U JPH037111Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314988U JPH037111Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01152000U JPH01152000U (ja) 1989-10-19
JPH037111Y2 true JPH037111Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=31269555

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