JPH0737360A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0737360A
JPH0737360A JP17922793A JP17922793A JPH0737360A JP H0737360 A JPH0737360 A JP H0737360A JP 17922793 A JP17922793 A JP 17922793A JP 17922793 A JP17922793 A JP 17922793A JP H0737360 A JPH0737360 A JP H0737360A
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JP
Japan
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cassette
guide block
block
positioning
tape cassette
Prior art date
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Application number
JP17922793A
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English (en)
Inventor
Ko Ishikawa
耕 石川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック位置決め工程の後工程での支障発生
を防止する。 【構成】 下方カセットハーフ31にブロック高さ方向
位置決め面49aを有する凸部49を設け、この凸部4
9のブロック高さ方向位置決め面49aに対接する位置
決め面60a,61aを有する凹部60,61をガイド
ブロック55の上下両端縁に設け、このうちリブ側凹部
60の深さ寸法は反リブ側凹部61の深さ寸法より大き
い寸法に設定されている。このため、下方カセットハー
フ31に対してガイドブロック55がブロック高さ方向
に上下逆に位置決めされると、ガイドブロック55とカ
セットハーフ31との間に空隙が形成されるから、下方
カセットハーフ31に対するガイドブロック55の誤装
着を目視によって検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂2色成形によって
形成された1次成形品と2次成形品からなるカセットハ
ーフを備えたテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば音声記録・再生用のテー
プカセットには、各々が互いに嵌合されテープ状の記録
媒体を巻回可能なハブを内蔵する上下2つのカセットハ
ーフを備えたものが知られている。
【0003】従来、この種のテープカセットは、例えば
実開昭61−105982号公報あるいは実開平2−5
181号公報等に開示され、図7に示すように構成され
ている。
【0004】これを同図に基づいて概略説明すると、同
図において、符号1および2で示すものは各々が互いに
嵌合されハーフ左右方向(カセット幅方向)に所定の間
隔をもって位置する貫通孔1a,2aおよびこれら各貫
通孔1a,2aの内側開口周縁に延在するリブ1b,2
bを有する上下2つのカセットハーフ、3および4はこ
れら両カセットハーフ1,2内に収納されかつ前記両リ
ブ1b,2bの周囲に回転自在に設けられテープ状の記
録媒体5を巻回可能な左右2つのリールハブ、6および
7はこれら各リールハブ3,4と前記各カセットハーフ
1,2の主面a,bとの間に介装されカセット幅方向に
延在するハブ接触子6a,7aおよび前記各リブ1b,
2bが挿通する位置決め孔6b,7bを有するハブ回転
摩擦力低減用の透明体からなるシート、8はこれら両シ
ート6,7の前方に設けられかつ前記両カセットハーフ
1,2内に収納されヘッド側に開口する凹部8aをその
カセット幅方向中央部に有する記録媒体走行用のガイド
ブロック、9はこのガイドブロック8の凹部8a内に装
着され記録・再生時に記録再生装置側ヘッド(図示せ
ず)の押圧力が記録媒体5を介して作用する接触子10
を有するリーフスプリング、11はこのリーフスプリン
グ9の後方に設けられかつ前記凹部8a内に装着された
磁気シールド板である。
【0005】また、12および13は前記両カセットハ
ーフ1,2内に回転自在に収納されかつ前記ガイドブロ
ック8の両側方に設けられ記録媒体5を案内するガイド
ローラである。
【0006】ところで、この種のテープカセットにおい
ては、記録・再生時の振動による変調ノイズの発生によ
って音質が低下してしまうことから、両カセットハーフ
1,2の材料として振動を吸収する特性をもつ低弾性率
材が使用される。
【0007】しかし、両カセットハーフ1,2の全体が
低弾性率材によって形成されると、テープレコーダ(図
示せず)に対する両カセットハーフ1,2の当接部分が
変形し易くなり、安定したカセット装着が行われず、記
録・再生精度が低下してしまう。
【0008】このため、従来のテープカセットには、図
8に示すように低弾性率材料からなる1次成形品21,
22と高弾性率材料からなる2次成形品23,24を有
する上下カセットハーフ1,2を備えたものが提案され
ている。
【0009】同図において、符号25および26で示す
ものは型板(図示せず)の樹脂剥離防止用凸部(図示せ
ず)によって形成された凹部である。また、27は型板
(図示せず)のゲート(図示せず)に対応する1次成形
品21,22上の部位(上方カセットは図示せず)を示
す。
【0010】このようなテープカセットのカセットハー
フは、先に本出願人によって例えば特願平4−2613
号または特願平111139号の明細書および図面に開
示されており、次に示すような手法を用いて形成され
る。
【0011】先ず、第1固定金型および共通可動金型に
よって型閉めし、これら両金型内に樹脂を射出すること
により1次成形品21,22を形成する。次いで、第1
固定金型から共通可動金型を離間させて型開きする。こ
のとき、共通可動金型には樹脂剥離防止用凸部によって
1次成形品21,22が付着されている。しかる後、共
通金型および第2固定金型によって型閉めし、これら両
金型内に樹脂を射出することにより2次成形品23,2
4を形成してから、第2固定金型から共通可動金型を離
間させて型開きする。
【0012】このようにして、各々が互いに異なる高低
2つの弾性率をもつ材料からなるカセットハーフを形成
することができる。
【0013】また、この種のテープカセットのガイドブ
ロックには、型開き時の型抜きを考慮してブロック上下
両端縁のうち一方側の端縁背面側にブロック補強用のリ
ブが設けられており、このため上下各カセットハーフ
1,2に対してガイドブロック8の上下各端縁が位置決
めされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のテー
プカセットにおいては、上下各カセットハーフ1,2と
ガイドブロック8の上下各端縁両側部との間に同一の構
造をもつ位置決め部(図示せず)が形成されているた
め、上下各カセットハーフ1,2にガイドブロック8を
上下逆に位置決めされることがあった。この結果、カセ
ットハーフ1,2に対するガイドブロック8の誤装着を
目視によって検知することができず、ブロック位置決め
工程の後工程で支障が生じるという問題があった。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、カセットハーフに対するガイドブロックの誤装
着を目視によって検知することができ、もってブロック
位置決め工程の後工程での支障発生を防止することがで
きるテープカセットを提供するものである。
【0016】本発明の別の第2発明は、カセットハーフ
に対するガイドブロックのカセット挿入方向位置決めを
確実に行うことができ、もってガイドブロック組み立て
の簡素化を図ることができるテープカセットを提供する
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテープカセ
ットは、上下両カセットハーフのうちリブ側カセットハ
ーフにブロック高さ方向位置決め面を有する凸部を設
け、この凸部のブロック高さ方向位置決め面に対接する
位置決め面を有する凹部をガイドブロックの上下両端縁
に設け、これら両凹部のうちリブ側凹部の深さ寸法は反
リブ側凹部の深さ寸法より大きい寸法に設定されている
ものである。
【0018】本発明の別の第2発明に係るテープカセッ
トは、請求項1の凸部にガイドブロックのカセット挿入
方向位置決め面が形成されているものである。
【0019】
【作用】本発明においては、カセットハーフに対してガ
イドブロックがブロック高さ方向に上下逆に位置決めさ
れると、ガイドブロックとカセットハーフとの間に空隙
が形成される。
【0020】本発明の別の第2発明においては、カセッ
トハーフに対してガイドブロックがカセット高さ方向お
よびカセット挿入方向に位置決めされる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0022】図2は本発明におけるテープカセットのガ
イドブロックを後方から見た状態を示す分解斜視図、図
2は同じく本発明に係るテープカセットのガイドブロッ
クを前方から見た状態を示す分解斜視図、図3は本発明
におけるテープカセットの全体を示す斜視図、図4
(A)〜(C)は本発明におけるテープカセットの下方
カセットハーフを示す平面図とB−B線断面図とC−C
線断面図、図5は本発明におけるテープカセットの凹部
形成部位を示す斜視図、図6は本発明におけるテープカ
セットのガイドブロック位置決め部分を説明するために
示す概略図で、同図において図7および図8と同一また
は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0023】同図において、符号31で示すものはオー
ディオ・テープカセット用の下方カセットハーフで、所
謂2色成形によって各々が互いに積層された1次成形品
32と2次成形品33からなり、全体が上方に開口する
有底箱体によって形成されている。
【0024】この下方カセットハーフ31の両成形品3
2,33のうち1次成形品32は、例えばナイロン,ポ
リプロピレンあるいはポリウレタン等の低弾性率材料か
らなる合成樹脂によって形成されており、肉厚が0.6
mm程度の寸法に設定されている。
【0025】この1次成形品32の前方端縁両角部(角
部近傍を含む)には主面32aのハーフ上方に突出しか
つ各々が互いにハーフ左右方向に所定の間隔をもって並
列する2つの補強用のリブ34,35が設けられてお
り、ハーフ幅方向中央部にはハーフ左右方向に所定の間
隔をもって位置する2つの平面視丸形状の貫通孔36,
37およびこれら各貫通孔36,37の内側開口周縁に
延在するハブ位置決め用のリブ38,39が設けられて
いる。
【0026】また、この1次成形品32には、前記両貫
通孔36,37間に位置する平面視矩形状の開口部Pが
設けられている。
【0027】そして、この1次成形品32には、各々が
互いに不連続し、かつ型板(図示せず)のゲート40に
対応する部位を含む領域を囲繞するような(型板の両ゲ
ート40に対応する部位を含む領域と1次成形品32の
樹脂最終充填領域を画成するような)多数の凹部41が
設けられている。なお、これら凹部41の不連続部分
は、前記ゲート40に対応する部位と樹脂最終充填領域
を結ぶ線上に配置することが望ましい。
【0028】さらに、この1次成形品32の主面32a
であって、前記凹部41の近傍を除き、かつ前記型板
(図示せず)の凹部(図示せず)によって形成された例
えば前記リブ38,39等の凸部の形成部位近傍を除く
面Mには、粗度10μmRZである梨子地の粗面加工処
理が施されている。
【0029】さらにまた、この1次成形品32の主面3
2aであって、前記リールハブ4の保持領域および前記
シート7のハブ接触子7aに対応する面Nには、非粗面
加工処理が施されている。
【0030】なお、この1次成形品32の凹部41は、
前記主面32aに開口する幅広な断面視矩形状の第1凹
部41aおよびこの第1凹部41aに連通する幅狭な断
面視蟻溝形状の第2凹部41bからなる凹部によって形
成されている。
【0031】また、この1次成形品32の後方端縁中央
部には、ハーフ後方に開口するメタルポジション検出用
凹部の一部を構成する切欠き32bが形成されている。
【0032】一方、カセットハーフ31の2次成形品3
3は、一部が前記開口部P内に臨み例えばナイロンに酸
化亜鉛や硅酸アルミニウム等の無機質が混入された高弾
性率材料からなる合成樹脂によって形成されており、肉
厚が1.2mm程度の寸法に設定されている。
【0033】この2次成形品33の前方端縁両側部に
は、前記ガイドローラ12,13を回転自在に保持する
支軸42,43およびこれら各ガイドローラ12,13
の近傍に並列するガイドピン44,45が一体に設けら
れている。
【0034】また、この2次成形品33の前方端縁中央
部には前記両ガイドピン44,45の第1形成面33a
より低い第2形成面46aを有しハーフ外に露呈する膨
出部46が設けられており、この膨出部46の第2形成
面46aの後方端縁中央部にはハーフ上方に突出するガ
イドブロック位置決め用のボス47が一体に設けられて
いる。
【0035】そして、この2次成形品33の前方端縁両
側部には、前記第1形成面33aと前記第2形成面46
aとの間に位置する段状面48が形成されており、これ
ら各段状面48の後方端部には後述するガイドブロック
を下方およびカセット(ヘッド)挿入方向に位置決めす
る位置決め面49a,49bを有する凸部49が一体に
設けられている。
【0036】また、この2次成形品33の第2形成面4
6aには、ハーフ左右方向に所定の間隔をもって並列し
後述するガイドブロックをカセット引き抜き方向に位置
決めするピン50が一体に設けられている。
【0037】なお、この2次成形品33の前方端縁に
は、前記膨出部46の内外に開口するテープレコーダ
(図示せず)のキャプスタン(図示せず)およびガイド
ピン(図示せず)が進退可能な貫通孔51,52が設け
られている。
【0038】また、この2次成形品33のハーフ中央部
(開口部40内に臨む部位)には、透明体53によって
閉塞されハーフ左右方向に延在するカセット内部視認用
の貫通窓54が設けられている。
【0039】55は記録媒体走行用のガイドブロック
で、前記下方カセットハーフ31の前方端縁上に一部を
前記膨出部46内に臨ませて設けられており、背面側
(リールハブ保持領域側)両側部にはブロック幅方向中
央部を後方に向かって漸次突出させることにより案内曲
面55a,55bおよびこれら各案内曲面55a,55
bの下方端縁に沿って延在する補強用のリブ56,57
が形成されている。
【0040】このガイドブロック55の中央突出部55
cには、前記ボス47が臨む貫通孔58が設けられてい
る。
【0041】そして、このガイドブロック55のブロッ
ク長手方向(ブロック左右方向)両端部には前記各段状
面48に対接する載置面59aを保持片59が設けられ
ており、これら各保持片59のブロック側端縁下方部を
切欠き形成することにより前記位置決め面49a,49
bに対接する位置決め面60a,60bを有する凹部6
0が設けられている。
【0042】また、このガイドブロック55の各保持片
59には、ブロック側端縁上方部を切欠き形成すること
により上方カセットハーフ(図示せず)のガイドブロッ
ク上方位置決め面(図示せず)およびカセット挿入方向
位置決め面(図示せず)に対接する位置決め面61a,
61bを有し前記凹部60の切欠き深さh1より小さい
切欠き深さh2をもつ凹部61が設けられている。
【0043】さらに、このガイドブロック55の上下方
両端縁前面両側部には、前記上下両ピン50(上方カセ
ット1のピンは図示せず)が臨む切欠き62a,62b
が形成されている。
【0044】このように構成されたテープカセットにお
いては、ガイドブロック55の凹部60の切欠き深さh
1が凹部61の切欠き深さh2より大きい寸法に設定され
ているから、下方カセットハーフ31に対してガイドブ
ロック55がブロック高さ方向に上下逆に位置決めされ
ると、ガイドブロック55と下方カセットハーフ31と
の間に空隙が形成され、下方カセットハーフ31に対す
るガイドブロック55の誤装着を目視によって検知する
ことができる。
【0045】また、本実施例において、下方カセットハ
ーフ31の凸部49にガイドブロック55のカセット挿
入方向位置決め面49bを形成したことは、下方カセッ
トハーフ31に対してガイドブロック55のカセット挿
入方向位置決めを確実に行うことができる。
【0046】この場合、下方カセットハーフ31のみな
らず上方カセットハーフ1にもガイドブロック55のカ
セット挿入方向位置決め面(図示せず)を有する凸部
(図示せず)を設けると、ガイドブロック55の水平方
向位置決めを一層効果的に行うことができる。
【0047】この他、本実施例においては、各々が互い
に隣り合う2つの凹部41間に位置する1次成形品32
の厚さが凹部形成位置に対応する部分に比較して大きい
寸法に設定されるから、型板(図示せず)の樹脂通路が
両凹部41間の部位に対応する位置で通路深さ方向に小
さくならず、1次成形品32の射出成形時に凹部41の
内側領域から外側領域への樹脂流れが円滑に行われる。
【0048】この場合、型板(図示せず)の樹脂通路を
従来のように1次成形品32の凹部形成位置で大きくす
る必要がないから、2次成形品33の射出成形時に1次
成形品32の凸部(図示せず)が2次成形品33に溶け
込むことがなくなる。
【0049】また、本実施例においては、1次成形品3
2の型開き時に1次成形品32と型板(図示せず)との
間で粗面加工処理によって接触抵抗を得ることができ
る。
【0050】この場合、型板(図示せず)の凹部(図示
せず)によって形成された補強用のリブ34,35およ
びハブ位置決め用のリブ38,39等の凸部形成位置近
傍には粗面加工処理が施されてないが、これら凸部と型
板(図示せず)の凹部(図示せず)との間に樹脂冷却時
の収縮によって接触抵抗を得ることができる。
【0051】さらに、本実施例においては、主面32a
の一部非粗面加工処理によって1次成形品32の主面3
2aのうちリールハブ3,4の保持領域とシート6,7
のハーフ接触面との間に発生する接触抵抗が小さくな
る。
【0052】さらにまた、本実施例においては、主面3
2aの一部非粗面加工処理によってシート6,7のハブ
接触子6a,7aと1次成形品32の主面一部との間に
発生する接触抵抗が小さくなる。
【0053】なお、本実施例においては、面Mが粗度1
0μmRZの面である場合を示したが、本発明はこれに
限定されず、粗度5〜30μmRZの面であればよい。
【0054】また、本実施例においては、ガイドブロッ
ク55のリブ56,57をブロック下方端縁に設ける場
合を示したが、本発明はブロック上方端縁に設けても勿
論よく、この場合ガイドブロック55の上下位置決め用
凹部のうち上方の位置決め用凹部の切欠き深さが下方の
位置決め用凹部の切欠き深さより大きい寸法に設定され
る。
【0055】さらに、本実施例においては、オーディオ
・テープカセットに適用する例を示したが、本発明はこ
れに限定適用されるものではなく、他のテープカセット
にも実施例と同様に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
下両カセットハーフのうちリブ側カセットハーフにブロ
ック高さ方向位置決め面を有する凸部を設け、この凸部
のブロック高さ方向位置決め面に対接する位置決め面を
有する凹部をガイドブロックの上下両端縁に設け、これ
ら両凹部のうちリブ側凹部の深さ寸法は反リブ側凹部の
深さ寸法より大きい寸法に設定されているので、カセッ
トハーフに対してガイドブロックがブロック高さ方向に
上下逆に位置決めされると、ガイドブロックとカセット
ハーフとの間に空隙が形成される。
【0057】したがって、カセットハーフに対するガイ
ドブロックの誤装着を目視によって検知することができ
るから、ブロック位置決め工程の後工程での支障発生を
防止することができる。
【0058】請求項2において、請求項1の凸部にガイ
ドブロックのカセット挿入方向位置決め面が形成されて
いるので、カセットハーフに対してガイドブロックのカ
セット挿入方向位置決めを確実に行うことができ、ガイ
ドブロック組み立ての簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットのガイドブロック
を後方から見た状態を示す分解斜視図。
【図2】同じく本発明におけるテープカセットのガイド
ブロックを前方から見た状態を示す分解斜視図。
【図3】本発明におけるテープカセットの全体を示す斜
視図。
【図4】(A)〜(C)は本発明におけるテープカセッ
トの下方カセットハーフを示す平面図とB−B線断面図
とC−C線断面図。
【図5】本発明におけるテープカセットの下方カセット
ハーフの凹部形成部位を示す斜視図。
【図6】本発明におけるテープカセットのガイドブロッ
ク位置決め部分を説明するために示す概略図。
【図7】従来におけるテープカセットの全体を示す分解
斜視図。
【図8】従来におけるテープカセットの上下カセットハ
ーフを示す分解斜視図。
【符号の説明】
31…下方カセットハーフ 49…凸部 32a…主面 49a,49b…位置決め面 55…ガイドブロック 60,61…凹部 60a,60b,61a,61b…位置決め面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が互いに嵌合されテープ状の記録媒
    体を収納可能な上下2つのカセットハーフと、これら両
    カセットハーフ内に設けられ補強用のリブをブロック上
    下両端縁のうちいずれか一方側の端縁に有する記録媒体
    走行用のガイドブロックとを備えたテープカセットにお
    いて、前記両カセットハーフのうちリブ側カセットハー
    フにブロック高さ方向位置決め面を有する凸部を設け、
    この凸部のブロック高さ方向位置決め面に対接する位置
    決め面を有する凹部を前記ガイドブロックの上下両端縁
    に設け、これら両凹部のうちリブ側凹部の深さ寸法は反
    リブ側凹部の深さ寸法より大きい寸法に設定されている
    ことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記凸部には前記ガ
    イドブロックのカセット挿入方向位置決め面が形成され
    ていることを特徴とするテープカセット。
JP17922793A 1993-07-20 1993-07-20 テープカセット Pending JPH0737360A (ja)

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