JPH0737300B2 - 延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置 - Google Patents

延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置

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JPH0737300B2
JPH0737300B2 JP24142489A JP24142489A JPH0737300B2 JP H0737300 B2 JPH0737300 B2 JP H0737300B2 JP 24142489 A JP24142489 A JP 24142489A JP 24142489 A JP24142489 A JP 24142489A JP H0737300 B2 JPH0737300 B2 JP H0737300B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は延伸仮撚機で生産される加工糸のパッケージを
搬送するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置として
は、一次ヒータが通路を挟んで本体に対向配置され、該
通路に自動玉揚装置を走行自在に配置し、該自動玉揚装
置からのパッケージを一次ヒータに沿って固定的に設置
されたペグに保持させるものが知られていた。このよう
な、パッケージ搬送装置を、第4図及び第5図に基づい
て説明する。
まず、延伸仮撚機の全体構成を説明する。第4図におい
て、クリールスタンド50内の給糸パッケージ51から繰り
出される糸52は、第1フィードローラ53と第2フィード
ローラ54によって延伸可能な糸張力に保持される。これ
ら二組のフィードローラ53,54の間の下流側に、ニップ
ツイスターの如き仮撚装置55が設けられており、この仮
撚装置55より上流の糸52は加撚状態となっている。ま
た、これら二組のフィードローラ53,54の間の上流側
に、熱固定用の一次ヒータ56が設けられ、加撚状態の糸
52を延伸温度まで加熱する。さらに、第2フィードロー
ラ54の下流に第3フィードローラ57が設けられ、これら
二組のフィードローラ54,57の間に、二次ヒータ58が設
けられ、再熱処理を行う。再熱処理後の糸52はテイクア
ップワインダー59によりパッケージ60に仕上げられる。
以上の延伸仮撚機において、特に一次ヒータ56は背が高
いため、一次ヒータ56を仮撚装置55以降の本体61と区分
して対向配置し、その間に通路62を設け、糸掛け操作や
保全作業をし易くしている。
つぎに、以上の延伸仮撚機における従来のパッケージ搬
送装置を説明する。第5図において、パッケージ搬送装
置として、通路62に自動玉揚装置63が機台(本体61)に
沿って走行自在に配置され、一次ヒータ56の通路62側に
ペグスタンド64が地面に固定されている。ペグスタンド
64には三本のペグ65が通路62側に突出している。そし
て、自動玉揚装置63は、本体61内のパッケージ60をペグ
65まで移載するものであり、パッケージ60をボビン部で
保持してテイクアップワインダーから取り上げ、パッケ
ージを90°方向転換すると共にペグ65の対向位置まで移
動させ、ペグ65に向かってパッケージ60を押し出す機能
を有している。したがって、従来、この自動玉揚装置63
によって、本体61のパッケージ60を固定のペグスタンド
64のペグ65に保持させるところまでの搬送が自動化され
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べた延伸仮撚機におけるパッケージ搬送
装置においては、ペグスタンド64が固定されているた
め、作業者がパッケージを収集するのに、通路62を運搬
台車を押して巡回しながらペグスタンド64のパッケージ
を回収していたので、時間がかかり不能率であるという
問題点があった。特に、近年のラージパッケージ化の傾
向によって(糸層保護のためにボビン部を把持するが、
重量アップに伴ってその把持作業により大きな力を要す
る)、その作業が一層不能率になっている。さらに、パ
ッケージを回収した後に糸掛け操作を行うが、ペグスタ
ンド64の後ろに第1フィードローラ53やヤーンカッター
66等が位置しており、ペグスタンド64が糸掛け操作の邪
魔になり、操作効率の向上の阻害要因となっていた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、糸掛
け操作の邪魔にならずに、通路からパッケージを自動搬
出できる延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明におけるパッケージ
搬送装置は、一次ヒータが通路を挟んで本体に対向配置
され、該通路に自動玉揚装置を走行自在に配置して成る
延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置において、前記
一次ヒータの回りを周回する無端伝導装置の略半周以下
に、前記自動玉揚装置からのパッケージを保持する多数
のペグを連結したものである。
〔作用〕
一次ヒータの回りを周回する無端伝導装置に連結された
ペグは、一旦自動玉揚装置からパッケージを受け取って
保持し、無端伝導装置の周回駆動によってこれらのパッ
ケージを延伸仮撚機外に搬出する。さらに、このペグは
無端伝導装置の略半周以下に連結されており、パッケー
ジを搬出後はペグが反通路側に位置し、糸掛け操作時に
はペグが通路側に存在しなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置の側面
図、第2図はペグ周回装置の斜視図、第3図は延伸仮撚
機におけるパッケージ搬送装置の上面図である。なお、
第1図乃至第3図において、第4図及び第5図で説明し
たものと同じ作動をする部分については同じ符号を付し
てその説明を省略する。従来の第4図及び第5と異なる
点はペグスタンドに代わりペグ周回装置が設けられた点
である。
すなわち、第1図において、第5図のペグスタンドに代
わり、一次ヒータ56の回りを周回するペグ周回装置1が
設けられている。このペグ周回装置1を第2図により詳
しく説明する。
第2図において、一次ヒータ56の回りに、無端伝導装置
を構成する無端チェーン2と、上ガイドレール3と、下
ガイドレール4が設けられている。そして、三本のペグ
5を突出させた縦板6が結合部6Aでチェーン2に取付け
られている。すなわち、ペグ5は縦板6を介して無端伝
導装置を構成する無端チェーン2に連結されている。と
ころで、この縦板6は無端チェーン2にの略半分以下に
取付けられており、残り部分の無端チェーン2には取付
けられていない(第3図の上半分参照)。この無端チェ
ーン2は、スプロケット7,8で周回軌道を形成し、駆動
モータ9で周回駆動される。そして、縦板6には、上ガ
イドレール3上を走行するローラフォロアー10,11と、
下ガイドレール4を挟んで走行するローラフォロアー12
が固着されている。以上の構造のペグ周回装置1におい
ては、駆動モータ9の回転によって、ペグ5はピッチP
を維持しながら、一次ヒータ56の回りを周回駆動され
る。
つぎに、上述した構造のパッケージ搬送装置は以下のよ
うに作動する。
第3図において、20は12錘でワンブロックとなった一次
ヒータブロック、21は12錘でワンブロックとなった本体
ブロック、22はコントロールエンド、23はドライブエン
ドである。
まず、第3図上半分で図示する状態のように、自動玉揚
装置63が通路62を走行(動作)し、ブロック毎に玉揚
を行い、パッケージ60は順次ペグ5に移載されていく。
そして、ペグ5に全部のパッケージ60が移載され、ペグ
5がパッケージ60を保持する状態になると第1段階の作
動が完了する。つぎに、第3図下半分で図示する状態の
ように、ペグ周回装置1が間けつ駆動されて時計方向に
周回し始める(動作)。そして、ペグ周回装置1のド
ライブエンド側終端1Aで、作業員24がペグ5に保持され
たパッケージ60を取り外して走行台車25側のペグ25Aに
移載する(動作)。つぎに、これらの移載作業が完了
すると、ペグ周回装置1のペグ5は全て一次ヒータブロ
ック20とクリールスタンド50の間に位置することにな
る。この状態で、糸掛け作業が行われる。糸掛け作業時
には、通路62側には第2図示のガイドイドレール3,4と
チェーン2しか残っておらず、その間が空間となってい
るので、第5図示の第1フィードローラ53等への糸掛け
作業が効率よく行える。すなわち、ペグ周回装置1のペ
グ5は、周回駆動によって作業通路側に存在しない程度
にチェーン2に連結されておればよく、その程度はチェ
ーン2の略半分以下である。そして、糸掛け作業終了後
に、第3図上半分で図示する状態に復帰する。なお、第
3図上半分で図示する移載作業は、作業員24に代わりロ
ボット27を使用し、コンベア26にパッケージ60を移載す
る場合を示している。このように、ロボット27を使う
と、延伸仮撚機からパッケージ検査保管室への搬送を全
自動にすることができる。
なお、以上の説明において、ペグ周回装置1はチェーン
を使用した無端伝導装置で説明したが、ロープ等の他の
無端伝導装置を使用することもできる。また、ペグと無
端伝導装置の連結手段や周回駆動のためのガイドレール
構造は種々の公知の連結駆動手段が採用できる。
〔発明の効果〕
本発明におけるパッケージ搬送装置は、一次ヒータが通
路を挟んで本体に対向配置され、該通路に自動玉揚装置
を走行自在に配置して成る延伸仮撚機におけるパッケー
ジ搬送装置において、前記一次ヒータの回りを周回する
無端伝導装置の略半周以下に、前記自動玉揚装置からの
パッケージを保持する多数のペグを連結したものであ
り、一旦自動玉揚装置からパッケージを受け取ってペグ
に保持し、ペグの周回駆動によってこれらのパッケージ
を延伸仮撚機外に搬出すると共に、このペグはパッケー
ジを搬出後に反通路側に位置して糸掛け操作時にはペグ
が通路側に存在しなくなるので、パッケージの自動搬出
と共に糸掛け操作の効率の向上させることができる。特
に、近年のラージパッケージを本発明の搬出装置で自動
搬出にすると、搬出の作業時間を大幅に短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置の側面
図、第2図は搬送装置の斜視図、第3図は延伸仮撚機に
おけるペグ周回装置の上面図、第4図は従来の延伸仮撚
機の機器配置を示す概略側面図、第5図は従来の延伸仮
撚機におけるパッケージ搬送装置の側面図である。 2……チェーン(無端伝導装置)、5……ペグ、56……
一次ヒータ、60……パッケージ、62……通路、63……自
動玉揚装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 67/06 D 9331−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次ヒータが通路を挟んで本体に対向配置
    され、該通路に自動玉揚装置を走行自在に配置して成る
    延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置において、 前記一次ヒータの回りを周回する無端伝導装置の略半周
    以下に、前記自動玉揚装置からのパッケージを保持する
    多数のペグを連結したことを特徴とする延伸仮撚機にお
    けるパッケージ搬送装置。
JP24142489A 1988-10-02 1989-09-18 延伸仮撚機におけるパッケージ搬送装置 Expired - Fee Related JPH0737300B2 (ja)

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DE4029464A DE4029464C2 (de) 1989-09-18 1990-09-17 Verfahren und Vorrichtung zum Austragen von Auflaufspulen aus einer Streck-Falschdrahtzwirnmaschine
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GB9020381A GB2236768B (en) 1989-09-18 1990-09-18 Method and apparatus for conveying packages from a false twisting machine
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