JPH0737225Y2 - 電磁開閉器の取付ベース - Google Patents

電磁開閉器の取付ベース

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JPH0737225Y2
JPH0737225Y2 JP4350589U JP4350589U JPH0737225Y2 JP H0737225 Y2 JPH0737225 Y2 JP H0737225Y2 JP 4350589 U JP4350589 U JP 4350589U JP 4350589 U JP4350589 U JP 4350589U JP H0737225 Y2 JPH0737225 Y2 JP H0737225Y2
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JP
Japan
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mounting
reactor
mounting base
piece
electromagnetic switch
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JP4350589U
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聡克 大上
勝美 秋池
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁接触器と熱形過負荷継電器とを組合わせ
てなる電磁開閉器の基台となる取付ベースに係り、とく
に取付ベースに装着される可飽和リアクトルの取付け構
造に関する。
〔従来の技術〕
電磁接触器と熱形過負荷継電器の組合わせによる電磁開
閉器は重負荷始動用のものに対しては、磁気回路の飽和
現象を利用して電圧−電流特性を調整できる可飽和リア
クトルを熱形過負荷継電器の主回路に並列に接続され
る。この可飽和リアクトルは電磁開閉器の基台となる取
付ベースに2個または3個取付けられる(可飽和リアク
トルの取付け個数は熱形過負荷継電器の極数と同じであ
る)。
第7図ないし第14図は従来例を示すもので、第7図は取
付ベース1の平面図、第8図は第7図のR矢視側面図で
ある。この取付ベース1は長方形の金属板の長手方向の
一方側の縁を延長して第1のリアクトル取付片2aと第2
のリアクトル取付片2bが形成され、これに対向する長手
方向の他方側の縁を延長して第3のリアクトル取付片2c
が形成されている。この第3のリアクトル取付片2cのS
矢視斜視図を第9図に示す。このリアクトル取付片2cは
突出部の先端近くに切欠き3cを設けて先端に折曲げ部4c
を形成している。第10図は可飽和リアクトル5の側面
図、第11は第10図のT矢視正面図で、鉄心6は下部にお
いて締付ボルト6aにより締付け固定されている。この鉄
心6に巻回される図示せぬコイルはカバー7にて覆わ
れ、このカバー7から突出しているスプール8の先端近
辺には取付け孔9が設けられている。この可飽和リアク
トル5を第9図に示すリアクトル取付片2cに取付けると
きは、可飽和リアクトル5のスプール8の先端の取付け
孔9をリアクトル取付片2cに嵌込み、取付ベース1の長
手方向縁の端面1aをストッパーとし、折曲げ部4cを上方
向または下方向に折曲げてスプール8を固定する。また
第1のリアクトル取付片2aに可飽和リアクトル5を取付
けるときは、第1のリアクトル取付片2aに2個ある折曲
げ部4a1,4a2のうち取付ベース1の長手方向縁に近い折
曲げ部4a1を折曲げてこれをストッパーとし、前述した
第3のリアクトル取付片2cに可飽和リアクトル5を取付
けるのと同じ要領で行う。なお第7図および第8図にお
いて長手方向の両側縁の一部を延長して折曲げた支持片
10は取付ベース1の電磁開閉器の重量を支えるためのも
のであり、取付孔11は取付ベース1を配電盤などに固定
する場合の取付けねじを挿通させる孔、雌ねじ孔12は電
磁接触器を取付ベース1に取付ける際の取付けねじを螺
合させるねじ孔である。なお熱形負荷継電器は電磁接触
器にオーバーハングされ、直接取付ベース1に取付けら
れないので、取付け用孔またはねじ孔は取付ベースには
設けられない。
〔考案が解決しようとする課題〕
第12図は従来の取付ベース1に電磁接触器13と熱形負荷
継電器14とよりなる電磁開閉器15を取付けかつ2個の可
飽和リアクトル5を装着した状態の平面図、第13図は第
12図のU矢視図で、第7図ないし第11図に示す部品と同
一の部品には同一の符号を付し説明は省略する。
第12図にて明らかなように従来の取付ベース1に可飽和
リアクトル5を2個のみ取付けた場合、第3のリアクト
ル取付片2cは不要であり、図に示すA寸法だけ大きくな
るという欠点があった。また第14図に示すようにこの取
付ベース1に外形寸法(とくに幅寸法C,D)の異なる電
磁開閉器15(電磁接触器13+熱形負荷継電器14)に適用
した場合、可飽和リアクトル5の取付け位置は取付ベー
ス1に適用する(取付ける)最大外形寸法(幅寸法C)
の破線で示す電磁開閉器15′に合わせなければならな
い。したがって同一の取付ベース1に小さい外形寸法
(幅寸法D)の実線で示す電磁開閉器15を取付けた場合
B寸法だけ取付ベース1が余分になる。すなわち電磁開
閉器15の幅寸法Dより大きな幅寸法の取付ベース1を使
用したことになり取付けた状態での幅寸法が余計に大き
くなるという欠点があった。
この考案の目的は上述した事情に鑑み、従来の取付ベー
スにおける第3のリアクトル取付片は取付ベースより分
離して別部品とし、これを取付ベースに着脱自在とし、
かつ取付ベースの長手方向縁よりの長さ寸法を自由に設
定できるような構造とすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では上述した目的達成のため取付ベースを次の
ように構成した。すなわち長方形の金属板の長手方向の
一方側の縁に第1および第2のリアクトル取付片を備
え、これに対向する長手方向の他方側の縁に第3のリア
クトル取付片を備えた電磁開閉器の取付ベースにおい
て、第1および第2のリアクトル取付片は取付ベースの
長手方向の一方側の縁の一部を延長してそれぞれ形成
し、第3のリアクトル取付片は取付ベースとは分離して
L字形なる金属片の一辺に切欠きを設けて折曲げ部を形
成すると共に他辺には位置決め用ピンと取付けねじを螺
合し得る雌ねじ孔を設けかつこの第3のリアクトル取付
片を取付ける前記取付ベースの長手方向の縁周辺位置に
前記位置決め用ピンが差込まれる複数個のピン孔と同個
数の取付けねじを貫通させるねじ挿通孔を形成し、第3
のリアクトル取付片を取付ベースに着脱自在に構成し
た。
〔作用〕
第3のリアクトル取付片を取付ベースとは別部品とし、
これを取付ベースに着脱自在としたため可飽和リアクト
ルを3個装着するときは前記第3のリアクトル取付片を
取付ベースに取付けて使用し、可飽和リアクトルを2個
装着するときは前記第3のリアクトル取付片を取付ベー
スより取外し、可飽和リアクトルは第1のリアクトル取
付片および第2のリアクトル取付片にそれぞれ装着す
る。また取付ベースの幅寸法を適用される電磁開閉器の
最小幅寸法に合わせておけばこれにより大きい幅寸法の
電磁開閉器を取付ベースに取付けた解き第3のリアクト
ル取付片の長さは取付ベース側にある複数個あるピン孔
と挿通孔を適当に選択して調整することができる。
〔実施例〕
第1図ないし第6図はこの考案の実施例を示す図で、第
7図ないし第14図に示す従来例の場合と同じ機能を有す
る部品には同じ符号を付し説明を省略する。第1図は取
付ベース1の平面図、第2図は第1図のP矢視側面図で
従来の取付ベースと異なる点は第3のリアクトル取付片
を分離した点で、第3のリアクトル取付片は取付ベース
とは別部品とし、この第3のリアクトル取付片2cを取付
けるための複数個のピン孔16と複数個の挿通孔17が設け
られている。第3図は前記第3のリアクトル取付片2cの
斜視図で、L字形の金属片の一辺に切欠き3cを設けて折
曲げ部4cを形成し、他辺には前記ピン穴16に挿通し得る
位置決め用ピン18と前記挿通孔17を貫通する取付けねじ
20(第4図)が螺合される雌ねじ孔19が設けられてい
る。この第3のリアクトル取付片2cを取付ベース1に取
付けるときは、第4図に示すように第3のリアクトル取
付片2cの長さを調節した位置でピン18をピン孔16に嵌込
み、その状態で取付けねじ20を挿通孔17に貫通させて雌
ねじ孔19にねじ込めば固定される。第5図はこの考案の
一実施例である取付ベース1に電磁接触器13と熱形過負
荷継電器14とよりなる電磁接触器15を取付けかつ可飽和
リアクトル5を装着した状態の平面図、第6図は第5図
のQ矢視図で、可飽和リアクトル5を2個のみを装着す
る場合は一点鎖線で示す第3のリアクトル取付片2cは取
外されている。一点鎖線で示す可飽和リアクトル5が必
要な場合には第3のリアクトル取付片2cを前述したよう
に取付ベース1に取付ければよい。
〔考案の効果〕
この考案では取付ベースにおける第3のリアクトル取付
片は取付ベースより分離して別部品とし、これを取付ベ
ースに着脱自在とし、かつ取付ベースの長手方向縁より
の長さ寸法を自由に設定できるような構造としたので、
可飽和リアクトルの装着が2個あるいは3個であっても
適用できしかも取付ベースにおける不必要なリアクトル
取付片を残すこともない。また取付ベースの幅寸法を適
用される電磁開閉器き最小幅寸法に合わせておけばこれ
より大きい幅寸法の電磁開閉器を取付けることができ、
第3のリアクトル取付片の長さ寸法を調整すれば可飽和
リアクトルの装着も確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の実施例を示すもので、
第1図は取付けベースの平面図、第2図は第1図のP矢
視側面図、第3図は第3のリアクトル取付片の斜視図、
第4図は第3のリアクトル取付片を取付ベースに取付け
た状態の斜視図、第5図は第1図,第2図で示した取付
けベースに電磁接触器と熱形過負荷継電器とよりなる電
磁開閉器を取付けかつ可飽和リアクトルを装着した状態
の平面図、第6図は第5図のQ矢視側面図、第7図ない
し第14図は従来例を示すもので、第7図は取付ベースの
平面図、第8図は第7図のR矢視側面図、第9図は第7
図のS矢印方向から見た第3のリアクトル取付片の斜視
図、第10図は可飽和リアクトルの側面図、第11図は第10
図のT矢視正面図、第12図は第7図、第8図で示した取
付けベースに電磁接触器と熱形過負荷継電器とよりなる
電磁開閉器を取付けかつ可飽和リアクトルを装着した状
態の平面図、第13図は第12図のU矢視側面図、第14図は
幅寸法の大きい電磁開閉器と幅寸法の小さい電磁開閉器
との関係位置を略示した平面図である。 1:取付ベース、2a:第1のリアクトル取付片、2b:第2の
リアクトル取付片、2c:第3のリアクトル取付片、5:可
飽和リアクトル、15:電磁開閉器、16:ピン孔、17:挿通
孔、18:ピン、19:雌ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の金属板の長手方向の一方側の縁に
    第1および第2のリアクトル取付片を備え、これに対向
    する長手方向の他方側の縁に第3のリアクトル取付片を
    備えた電磁開閉器の取付ベースにおいて、第1および第
    2のリアクトル取付片は取付ベースの長手方向の一方側
    の縁の一部を延長してそれぞれ形成し、第3のリアクト
    ル取付片は取付ベースから分離してL字形なる金属片の
    一辺に切欠きを設けて折曲げ部を形成すると共に他辺に
    は位置決め用ピンと取付けねじを螺合し得る雌ねじ孔を
    設けかつこの第3のリアクトル取付片を取付ける前記取
    付ベースの長手方向の他方側の縁周辺位置に前記位置決
    め用ピンが差込まれる複数個のピン孔と前記取付けねじ
    を螺合し得る雌ねじ孔に対応して前記複数個のピン孔と
    同個数の取付けねじを貫通させるねじ挿通孔を形成し、
    第3のリアクトル取付片を取付ベースに着脱自在とした
    ことを特徴とする電磁開閉器の取付ベース。
JP4350589U 1989-04-13 1989-04-13 電磁開閉器の取付ベース Expired - Lifetime JPH0737225Y2 (ja)

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