JPH0737068Y2 - 空気調和機における消音機構 - Google Patents
空気調和機における消音機構Info
- Publication number
- JPH0737068Y2 JPH0737068Y2 JP1991098650U JP9865091U JPH0737068Y2 JP H0737068 Y2 JPH0737068 Y2 JP H0737068Y2 JP 1991098650 U JP1991098650 U JP 1991098650U JP 9865091 U JP9865091 U JP 9865091U JP H0737068 Y2 JPH0737068 Y2 JP H0737068Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound deadening
- air conditioner
- air
- pipe
- noise reduction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【0001】この考案は空気調和機において送風時に発
生する騒振音を未然に阻止し、非常に低騒音の空気調和
機における消音機構に関するものである。
生する騒振音を未然に阻止し、非常に低騒音の空気調和
機における消音機構に関するものである。
【0002】従来使用されている空気調和機は機体内部
の空気通風路内にフィルター、送風機、熱交換コイル等
の各種機構装置を設置し、更に該空気吹出口部分に消音
チャンバー等の機構を増設して室内への騒振音の流出が
阻止されている。
の空気通風路内にフィルター、送風機、熱交換コイル等
の各種機構装置を設置し、更に該空気吹出口部分に消音
チャンバー等の機構を増設して室内への騒振音の流出が
阻止されている。
【0003】しかるにかかる構造は機体の上部等に更に
消音チャンバー機構を連設してなるものであるから全体
形状が嵩高となり、故に据付け設置箇所において制約を
受けるは勿論、高価となる欠点を有していたのである。
また上記、の欠点を解決する手段として機内の送風通路
内に消音機構を設置することも考えられとしても上記の
如く多数の機構装置を配設してなる狭小な通路内に更に
構造複雑な消音機構を設置することは殆ど不可能であ
り、且つ仮に設置出来得たとしてもこれが抵抗し円滑な
空気流通状体が求め得られなかった。
消音チャンバー機構を連設してなるものであるから全体
形状が嵩高となり、故に据付け設置箇所において制約を
受けるは勿論、高価となる欠点を有していたのである。
また上記、の欠点を解決する手段として機内の送風通路
内に消音機構を設置することも考えられとしても上記の
如く多数の機構装置を配設してなる狭小な通路内に更に
構造複雑な消音機構を設置することは殆ど不可能であ
り、且つ仮に設置出来得たとしてもこれが抵抗し円滑な
空気流通状体が求め得られなかった。
【0004】この考案は上記の問題点に鑑みて、外周部
に断熱性消音材(2) を巻装してなる配管(1) を空気調和
機の空気通風路(3) 内に適宜に配設して断熱兼消音機構
を形成せしめたことを特徴とするものであって、更に上
記消音材(2) の表面に多数の凹凸部分(4) または切込条
を付設せしめた配管(1) を空気調和機の消音チャンバー
(5) 内に該空気の流通方向に配設せしめ、より良好な消
音効果を挙げようとすることを主な目的としているもの
である。
に断熱性消音材(2) を巻装してなる配管(1) を空気調和
機の空気通風路(3) 内に適宜に配設して断熱兼消音機構
を形成せしめたことを特徴とするものであって、更に上
記消音材(2) の表面に多数の凹凸部分(4) または切込条
を付設せしめた配管(1) を空気調和機の消音チャンバー
(5) 内に該空気の流通方向に配設せしめ、より良好な消
音効果を挙げようとすることを主な目的としているもの
である。
【0005】本考案に係る消音機構を有した空気調和機
を室内の所定箇所に設置し、冷暖気を必要とする場合に
おいて、送風機(6) を運転行わしめることによって外気
が吸込口を介して機内の空気通風路(3) を流れ熱交換コ
イル(7) にて適当温度に熱交換と加湿が行われながら一
方の送気口より室内に送出する。かかる状態において流
気中の騒振音が該空気通風路(3) 内に配設せる配管(1)
の外周に巻装せる消音材(2) の作用によって自然的に吸
収し以て殆ど無騒音の静粛な冷暖気を室内に送供行わし
めることが出来得るのである。
を室内の所定箇所に設置し、冷暖気を必要とする場合に
おいて、送風機(6) を運転行わしめることによって外気
が吸込口を介して機内の空気通風路(3) を流れ熱交換コ
イル(7) にて適当温度に熱交換と加湿が行われながら一
方の送気口より室内に送出する。かかる状態において流
気中の騒振音が該空気通風路(3) 内に配設せる配管(1)
の外周に巻装せる消音材(2) の作用によって自然的に吸
収し以て殆ど無騒音の静粛な冷暖気を室内に送供行わし
めることが出来得るのである。
【0006】更にこの考案においては上記、消音材(2)
の表面に多数の凹凸部分(4) または切込条を付設するこ
とによってより良好な消音機能が求め得られるは勿論、
空気通風路(3) 内に消音チャンバー(5) を形成設け、該
消音チャンバー(5) 内に請求項第3項記載の如く配管
(1) を空気の流通方向に配設行わしめることによって該
流通する空気を整流すると同時に自然的な消音が得ら
れ、また請求項第4項による千鳥型の配設によって完全
な消音効果が期待得られることは謂うまでもない。
の表面に多数の凹凸部分(4) または切込条を付設するこ
とによってより良好な消音機能が求め得られるは勿論、
空気通風路(3) 内に消音チャンバー(5) を形成設け、該
消音チャンバー(5) 内に請求項第3項記載の如く配管
(1) を空気の流通方向に配設行わしめることによって該
流通する空気を整流すると同時に自然的な消音が得ら
れ、また請求項第4項による千鳥型の配設によって完全
な消音効果が期待得られることは謂うまでもない。
【0007】以下、この考案の実施例を図面について説
明すると、機体内の空気通風路(3)内に設置せる熱交換
コイル(7) の配管(1) の外周部に図1に示す如く断熱性
を有した消音材(2) または消音材を一体的に巻装してな
るもので、該配管(1) を上記空気通風路(3) の送風口内
の近傍部に延設して配管する。
明すると、機体内の空気通風路(3)内に設置せる熱交換
コイル(7) の配管(1) の外周部に図1に示す如く断熱性
を有した消音材(2) または消音材を一体的に巻装してな
るもので、該配管(1) を上記空気通風路(3) の送風口内
の近傍部に延設して配管する。
【0008】更に上記、消音材(2) の表面に図2の如く
多数の凹凸部分(4) または切込条を付設行わしめる場合
もある。
多数の凹凸部分(4) または切込条を付設行わしめる場合
もある。
【0009】また上記、空気通風路(3) 内の一部、例え
ば送風口内の近傍部に消音チャンバー(5) を形成設け、
該消音チャンバー(5) の内部に図4の如く空気の流通方
向に対して消音材(2) を巻装せる配管(1) を配設する。
ば送風口内の近傍部に消音チャンバー(5) を形成設け、
該消音チャンバー(5) の内部に図4の如く空気の流通方
向に対して消音材(2) を巻装せる配管(1) を配設する。
【0010】また他の実施例として該消音チャンバー
(5) 内に図5の如く上記配管(1) 形状を恰も千鳥型に配
設することも一考である。なお該配管(1) の配設状体と
しては上記する実施例以外に種々の配管も可能であるこ
とは謂うまでもない。なおより良好な消音を期待する場
合には上記、配管(1) と併設して他の消音機構を設置す
ることも可能である。
(5) 内に図5の如く上記配管(1) 形状を恰も千鳥型に配
設することも一考である。なお該配管(1) の配設状体と
しては上記する実施例以外に種々の配管も可能であるこ
とは謂うまでもない。なおより良好な消音を期待する場
合には上記、配管(1) と併設して他の消音機構を設置す
ることも可能である。
【0011 】この考案は上記の如く、外周部に断熱性消
音材(2) を配管(1) の外周部に巻装してなるものである
から空気通風路(3) 内に構造複雑な消音機構を毛頭設置
することなく該空気通風路(3) を流れる騒振音を該消音
材(2) にて自然的に消去し、以て常時静粛な送風がきわ
めて簡単な構造装置によって確実容易に求めることが出
来得るのである。
音材(2) を配管(1) の外周部に巻装してなるものである
から空気通風路(3) 内に構造複雑な消音機構を毛頭設置
することなく該空気通風路(3) を流れる騒振音を該消音
材(2) にて自然的に消去し、以て常時静粛な送風がきわ
めて簡単な構造装置によって確実容易に求めることが出
来得るのである。
【0012】また請求項第2項記載の如く消音材(2) の
表面に多数の凹凸部分(4) 、切込条等を付設行わしめる
ことによってより有効な消音機能を呈することが出来得
る。
表面に多数の凹凸部分(4) 、切込条等を付設行わしめる
ことによってより有効な消音機能を呈することが出来得
る。
【0013】更に、請求項第3項、第4項記載の如く空
気調和機の空気通風路(3) の一部に配管(1) を風の流通
方向に或いは千鳥型に配設してなる消音チャンバー(5)
を形成設けることによって該消音チャンバー(5) 内を流
通する空気と消音部分との接触時間が長くなりこれがた
めにより良好なる消音効果を挙げ得ることが出来得るの
である。上記の如くこの考案は従来用いられていた配管
時の断熱材に代えて消音材をも兼用するという極めて簡
単な構造であり、しかも非常に安価にて経済的であり、
設置場所としても何らの制約もなく送風通路内に容易に
設置することが出来得る、従って空気調和機全体の形状
を著しく小型化に形成可能である等顕著な効果を有する
ものである。なおこの配管構造を空気調和機以外の例え
ば消音を必要とする各機構設備等に汎く利用出来得るこ
とは謂うまでもない。
気調和機の空気通風路(3) の一部に配管(1) を風の流通
方向に或いは千鳥型に配設してなる消音チャンバー(5)
を形成設けることによって該消音チャンバー(5) 内を流
通する空気と消音部分との接触時間が長くなりこれがた
めにより良好なる消音効果を挙げ得ることが出来得るの
である。上記の如くこの考案は従来用いられていた配管
時の断熱材に代えて消音材をも兼用するという極めて簡
単な構造であり、しかも非常に安価にて経済的であり、
設置場所としても何らの制約もなく送風通路内に容易に
設置することが出来得る、従って空気調和機全体の形状
を著しく小型化に形成可能である等顕著な効果を有する
ものである。なおこの配管構造を空気調和機以外の例え
ば消音を必要とする各機構設備等に汎く利用出来得るこ
とは謂うまでもない。
【図1】 この考案に係る消音機構の断面部分の説明
図、
図、
【図2】 同上、他の実施例による断面拡大図、
【図3】 同上、配管の設置状体を示す正面図、
【図4】 同上、平面図、
【図5】 同上、上記、他の配管配設状体図である。
1 配管 2 消音材 3 空気通風路 4 凹凸部分 5 消音チャンバー 6 送風機 7 熱交換コイル
Claims (4)
- 【請求項1】 外周部に断熱性消音材(2) を巻装してな
る配管(1)を空気調和機の空気通風路(3) 内に適宜に配
設して消音機構を形成せしめたことを特徴とする空気調
和機における消音機構。 - 【請求項2】 上記、請求項第1項記載の配管(1) の外
周部に消音材(2)を一体的に巻装すると共に該消音材(2)
の表面に多数の凹凸部分(4) または切込条を付設せし
めたことを特徴とする空気調和機における消音機構。 - 【請求項3】 上記、請求項第1項、第2項記載の配管
(1) を空気調和機の消音チャンバー(5) 内に該空気の流
通方向に配設せしめたことを特徴とする空気調和機にお
ける消音機構。 - 【請求項4】 上記、請求項第1項、第2項記載の配管
(1) を空気調和機の消音チャンバー(5) 内に恰も千鳥型
に配設せしめたことを特徴とする空気調和機における消
音機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098650U JPH0737068Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 空気調和機における消音機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098650U JPH0737068Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 空気調和機における消音機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547719U JPH0547719U (ja) | 1993-06-25 |
JPH0737068Y2 true JPH0737068Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=14225383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991098650U Expired - Lifetime JPH0737068Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 空気調和機における消音機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737068Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7578168B2 (en) * | 2007-06-27 | 2009-08-25 | Asml Holding N.V. | Increasing gas gauge pressure sensitivity using nozzle-face surface roughness |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991098650U patent/JPH0737068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547719U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |