JPH0737036U - スポンジたわし - Google Patents

スポンジたわし

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JPH0737036U
JPH0737036U JP7337293U JP7337293U JPH0737036U JP H0737036 U JPH0737036 U JP H0737036U JP 7337293 U JP7337293 U JP 7337293U JP 7337293 U JP7337293 U JP 7337293U JP H0737036 U JPH0737036 U JP H0737036U
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JP
Japan
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hole
sponge scrubber
diameter
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JP7337293U
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JPH0747090Y2 (ja
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尭 石田
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ワコー株式会社
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一回の洗剤の供給で大きな面積の被洗浄物を
洗浄することができるスポンジたわしを提供する。 【構成】 スポンジたわし本体10は少なくとも3層の
積層構造となっており、第1層12と中間層14の双方
に互いに連通する穴12A、14Aをそれぞれ設け、中
間層に設けられた穴14Aの径が第1層に設けられた穴
12Aの径より大きく、第3層16が中間層の穴の一方
の開口部を塞ぐよう配置されている。又、好ましい態様
として、中間層のセル目を他の層のセル目より大きくし
て多量の空気を含有し易くしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポンジたわしに関し、特に台所用、浴用、自動車洗い用、窓ふき 用等で使用することができるスポンジたわしに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスポンジたわしには、いろいろな種類があるが、この中で穴を有してい るものもある。又、多層からなるものもある。例えば意匠登録第664126号公報に 示されているように穴があいているスポンジたわしがある。この穴は、スポンジ たわしを使用した後に、その乾燥を速めるために役立つものである。
【0003】 従来はスポンジたわしを用いて洗浄を行う際に、必要に応じて洗剤やクレンザ ー等を使用するが、この場合、スポンジたわしの一方又は双方の面に洗剤等をこ すりつけたり、しみ込ませたりして使用していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、洗剤を一回にスポンジたわしに供給できる量は限られており、例えば 浴用の場合、せいぜい上半身又は下半身の一方のみを洗うことができるにすぎな かった。又、上述のように従来のスポンジたわしには、穴を有しているものがあ るが、これは単に乾燥を早め清潔に保つためであるところから、たわしの両面に 開口部を有しており、液体洗剤等を使用しようとすると、この穴より流出してし まい不経済で、何度も供給しなくてはならない。 従って本考案は、1回の洗剤の供給で大きな面積の被洗浄物を洗浄することが できるスポンジたわしを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、スポンジたわしを少なくとも3層の積層 構造とし、第1層と中間層に互いに連通する穴を設け、かつ中間層に設けられた 穴の径を第1層に設けられた穴の径より大きくし、中間層の穴の一方の開口部を 塞ぐよう第3層を配置したものである。
【0006】 更に、本考案の好ましい態様では、中間層のセル目の大きさを不均等とし、か つその平均直径を第1層又は第3層のセル目の直径より十分大きくしている。
【0007】
【作用】
本考案は上記構成を有しているので、液体洗剤等を第1層の穴の開口部から注 入した場合、この洗剤が中間層の穴の内部で、ある一定量保持されるため、短時 間で流出することなく、従来のスポンジたわしに比べ何度もスポンジたわしに液 体洗剤等を供給しなくても済むようになった。又、中間層のセル目を他の層のセ ル目より大きくした場合、洗剤が空気と混ざり易く泡立ちが良くなった。 従って本考案のスポンジたわしを使用することにより経済的に、かつ快適に所 望の洗浄動作が行えるようになった。
【0008】
【実施例】
以下図面と共に本考案のスポンジたわしの好ましい実施例について説明する。 本考案のスポンジたわしの各層12、14、16は互いに図示しない接着剤で接 合されている。図2は、本考案の好ましい実施例の平面図である。図1は図2の スポンジたわしを線I−I´で切断した断面図である。図中10はスポンジたわ しの本体全体を示している。このスポンジたわし10は穴12Aが設けられてい る第1層12と穴12Aに連通して、かつ穴12Aの径より大なる径の穴14A を設けている中間層(第2層)14と、中間層14の穴14Aの一方の開口部を 塞ぐよう配置され、第1層12と対峙する第3層16とを有している。本実施例 では3層の積層構造となっているが、これに限らず3層以上で作ることもできる 。
【0009】 図3は図1、図2に示した本考案のスポンジたわしの実施例の側面図であり、 各層の組織構造が中央部のみにおいて示され、他の部分では図示省略されている 、図4は図3中の線IV−IV´で切断した断面図である。本実施例では第1層 12は不織布で作られており、中間層14と第3層16は発泡合成樹脂で作られ ている。しかし、この態様に限らず第1層12、中間層14、第3層16のすべ てを発泡合成樹脂で作ることもできる。さらに、第1層12を不織布で、中間層 14を発泡合成樹脂で又、第3層16を不織布で作ることもできる。なお、上記 不織布としては、ナイロン、塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリプロピレンの 内の1つを用いることができる。このように、本考案のスポンジたわしはいろい ろな素材の組み合わせで作ることができる。
【0010】 図2の平面図において、第1層12には星形の穴12Aが設けられている。こ の穴12Aの形状は星形に限らずハート形、ダイヤ形、丸形など他の形とするこ ともできる。穴12Aは、あまり口径が小さいと洗剤の注入に不便であり、又、 逆に大きすぎると、中間層14の穴14Aに注入された洗剤が外部に直ちに流れ 出してしまう。従って、例えば穴12Aの径(星形等の円形以外の場合は内径) は5mm〜15mm程度が適当である。これに対し、穴14Aは洗剤を多く含むこと ができるように、18mm〜30mm程度の径が適当である。なお、これらの数値は 、本考案を限定するものではなく、使用する洗剤の種類や用途によって、他の寸 法がよい場合もある。
【0011】 図3に示されているように、本実施例では中間層14は気泡によって生じるセ ル目の大きさが不均等で、その平均直径が数mm乃至十数mmである。一方、第1層 12と第3層16のセル目の直径は1mm前後である。このように、中間層14の セル目を他の層のセル目より大きくすることにより中間層14に空気を含有し得 るので、この空気が中間層14に設けられた穴14Aに含ませた液体洗剤と混ざ りやすくなり、泡立ちが良くなるようになっている。
【0012】 本考案のスポンジたわしの全体の寸法としては、食器用には小さめ、自動車用 には大きめというように用途によって大きさや形を自由に変えることができる。 又、各層を好みの色で着色することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のスポンジたわしは中間層に第1層の穴の径より 大なる径の穴を設けることにより、液体洗剤等が中間層の穴に一定量保持される ため、短時間で流出することなく大きな面積の被洗浄物を効果的に洗浄すること ができる。又、中間層のセル目を大きくすることにより空気を多く含有し液体洗 剤等と混ざりやすくなり、泡立ちが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスポンジたわしの実施例を示す断面図
である。
【図2】液体洗剤等を注入する開口部が示されている同
実施例の平面図である。
【図3】同実施例の各層のセル目の大きさが示されてい
る側面図である。
【図4】同実施例の中間層に設けられた穴が第1層に設
けられた穴の径より大きいことが示されている断面図で
ある。
【符号の説明】
10 スポンジたわしの本体 12 第1層 14 中間層 16 第3層 12A 第1層に設けられた穴 14A 中間層に設けられた穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3層の積層構造のスポンジた
    わしであって、穴が設けられている第1層と、前記穴に
    連通して、かつ前記穴の径より大なる径を有する穴が設
    けられている中間層と、前記中間層を挟んで前記中間層
    の前記穴の一方の開口部を塞ぐよう配置され、前記第1
    層と対峙する第3層とを有するスポンジたわし。
  2. 【請求項2】 前記第1層はナイロン、塩化ビニリデ
    ン、ポリエステル、ポリプロピレンの内の1つからなる
    不織布である請求項1記載のスポンジたわし。
  3. 【請求項3】 前記第1層、前記中間層又は前記第3層
    は、発泡合成樹脂製である請求項1記載のスポンジたわ
    し。
  4. 【請求項4】 前記第1層及び前記第3層の一方又は双
    方が発泡合成樹脂製であり、前記中間層が発泡合成樹脂
    製であるとき、前記中間層のセル目の大きさが不均等で
    あり、かつその平均直径が前記第1層又は前記第3層の
    セル目の平均直径より十分大きい請求項1記載のスポン
    ジたわし。
JP7337293U 1993-12-22 1993-12-22 スポンジたわし Expired - Fee Related JPH0747090Y2 (ja)

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JPH0747090Y2 (ja) 1995-11-01

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