JPH073678U - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents
ゴルフクラブ用シャフトInfo
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- JPH073678U JPH073678U JP034926U JP3492693U JPH073678U JP H073678 U JPH073678 U JP H073678U JP 034926 U JP034926 U JP 034926U JP 3492693 U JP3492693 U JP 3492693U JP H073678 U JPH073678 U JP H073678U
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- shaft
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- parallel
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- Pending
Links
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Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャフト間において曲げ剛性に違いがあって
も、重量、外径寸法に変化の無いシャフトを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 細径側の先端径φ3.5、太径側の先端径φ
13.14、全長1220mmの両端にパラレル部を有
したテーパ付きである芯金の外周にフィラメントワイン
ディング法により、エポキシ樹脂を含浸した炭素繊維を
パラレル部においては単位長さ当たりの重量が同じにな
るように形成し、加熱加圧硬化後、脱芯し成形品の外径
を細径パラレル部分はφ8.50、太径パラレル部分は
φ15.25に、そして長さをそれぞれ250mm設け
る様に研削加工し、切断位置をかえれば、同重量で異な
る剛性のシャフトが得られる。
も、重量、外径寸法に変化の無いシャフトを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 細径側の先端径φ3.5、太径側の先端径φ
13.14、全長1220mmの両端にパラレル部を有
したテーパ付きである芯金の外周にフィラメントワイン
ディング法により、エポキシ樹脂を含浸した炭素繊維を
パラレル部においては単位長さ当たりの重量が同じにな
るように形成し、加熱加圧硬化後、脱芯し成形品の外径
を細径パラレル部分はφ8.50、太径パラレル部分は
φ15.25に、そして長さをそれぞれ250mm設け
る様に研削加工し、切断位置をかえれば、同重量で異な
る剛性のシャフトが得られる。
Description
【0001】
本考案は、繊維強化プラスチック製のゴルフクラブ用シャフトに関するもので ある。
【0002】
通常、ゴルフクラブ用シャフト(以下シャフトと略する)には、鋼あるいは各 種合金鋼、軽合金鋼を使用した金属製シャフトと炭素繊維等の各種繊維を補強材 とする合成樹脂からなる、繊維強化プラスチック(以下FRPと略する)製シャ フトとがあり、軽量かつ高剛性の為、設計自由度が大きくなるという理由から、 近年はFRP製シャフトが大幅に普及している。
【0003】 これは、FRP製シャフトが一般に金属製シャフトに比べて軽量でしなやかで あるという利点を活かして、クラブ総重量の軽量化を図りながら、シャフトに必 要なねじり剛性や曲げ剛性を変えて、クラブ長尺化を可能にしたり、フィーリン グを変えることが可能であることに起因する。そしてこれらは、FRP製シャフ トの補強繊維グレード、樹脂含有率、肉厚及び形状等を変えることにより行われ ている。
【0004】
しかしながら、上記により得られるシャフトには、一般にシャフトフレックス (曲げ剛性)が大きい順に、X(エクストラ)、S(スティック)、R(レギュ ラー)という様な種類があるが、シャフトフレックスが変わると、剛性が大きく なるにつれてシャフトの重量を重くしていかなければならず、また形状も剛性が 大きくなるにつれて太くしていかなければならないという問題点がある。
【0005】 この考案は、上記のような問題点に鑑みなされたもので、シャフトの形状や繊 維配向角度を変化させることにより、シャフトフレックスはそれぞれ異なるが、 重量変化やネック部分、グリップ部分の外径変化のないシャフトを提供すること にある。
【0006】
上記目的を達成するために、この考案によるシャフトは、少なくとも一つのパ ラレル形状とそれをつなぐテーパ形状からなり、かつシャフト両端から250m mまでの範囲の単位長さ当たりの重量が同じであることを特徴とする。
【0007】 そして、シャフトの製造方法としては、シートワインディング法、又はフィラ メントワインディング法とがありそれらのうち、どちらの方法でも良いが繊維含 有率の高いシャフトが得られやすく、繊維配向角度の自由度があり、物性の安定 するフィラメントワインディング法が好適である。 この考案におけるシャフトは、炭素繊維等の強化繊維とエポキシ樹脂等の合成 樹脂を使用して成形させる。 また、強化繊維の繊維構成については、内層、外層の2層構成あるいは内層、 中層、外層の3層構成、1層構成とあるが、2層構成とするのが望ましい。 さらに、シャフト本体の全長は35〜53インチであり、シャフト両端からそ れぞれ250mmまでの範囲の単位長さ当たりの重量が同一であることが必要で ある。
【0008】
以上の構成から明らかなように、シャフトの両端にパラレル形状部分を設け、 そしてその部分の単位長さ当たりの重量が同じであるので、シャフトの切断位置 を変えることにより異なる剛性を有するシャフトを同重量かつ同寸法にして得る ことができる。
【0009】
以下、この考案によるシャフトの実施例について、添付図面、図1・図2を参 照しながら詳細に説明する。 図1は、この考案によるシャフトの縦断面図であり、図2は曲げ剛性分布を示 すグラフである。
【0010】 図1において、図に示さない細径側の先端径φ3.5、太径側φ13.14、 全長1220mmの両端にパラレル部を有し、他部分はテーパ付きである芯金の 外周にフィラメントワインディング法によりエポキシ樹脂を含浸させた、トレカ T700(炭素繊維、引張弾性率23.5ton/mm2、東レ株式会社製商品 名)を、パラレル部分においては単位長さ当たりの重量が同じになるように所定 の外径が得られるまで巻き付け、さらにポリプロピレン製フィルム等で、全体を 締め付け加熱加圧炉に投入して硬化させる。 そして芯金を引き抜き、成形品の細径パラレル部分の外径は、φ8.50、太 径パラレル部分の外径はφ15.25に、中間部分は所望の形状に、成形品の表 面を研削加工することによりこの考案のシャフト1が得られる。
【0011】 なお、実施例ではシャフトの両端にパラレル形状部分を設けるようにしたが、 シャフトの細径側又は太径側のいずれか一端側にのみパラレル形状部分を設ける ようにすることもできる。
【0012】
以上の説明から明らかなように、この考案のシャフトはパラレル形状部分を有 しその部分の単位長さ当たりの重量が同じであるという構成であり、成形品から シャフトを得るときにパラレル形状部分の切断位置を変えれば同じ長さにおいて 剛性の異なるシャフトが得られると同時に、クラブセットに使用する際、シャフ ト番手間で、シャフトの長さとその重量差をリニアに変化させることができると いう効果を有する。
【図1】本考案によるシャフトの構成を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案により得られるシャフトの曲げ剛性分布
図である。
図である。
1…シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松浦 佳嗣 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 繊維強化プラスチックからなる先細り管
状のシャフトであって、その形状が、パラレル形状とテ
ーパ形状から成り、シャフトの両端からそれぞれ中心に
向かった250mmまでの範囲での単位長さ当たりの重
量が同じであることを特徴とするゴルフクラブ用シャフ
ト。 - 【請求項2】 シャフトの長さは35〜53インチであ
ることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用シャ
フト。 - 【請求項3】 シャフトはフィラメントワインディング
法により製造されたことを特徴とする請求項1又は2記
載のゴルフクラブ用シャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034926U JPH073678U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ゴルフクラブ用シャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP034926U JPH073678U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ゴルフクラブ用シャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073678U true JPH073678U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12427811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP034926U Pending JPH073678U (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | ゴルフクラブ用シャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073678U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09299524A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-25 | Nitto Denko Corp | ゴルフクラブ用シャフト |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP034926U patent/JPH073678U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09299524A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-25 | Nitto Denko Corp | ゴルフクラブ用シャフト |
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