JPH073667B2 - ワンチップマイクロコンピュータ - Google Patents

ワンチップマイクロコンピュータ

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JPH073667B2
JPH073667B2 JP2339918A JP33991890A JPH073667B2 JP H073667 B2 JPH073667 B2 JP H073667B2 JP 2339918 A JP2339918 A JP 2339918A JP 33991890 A JP33991890 A JP 33991890A JP H073667 B2 JPH073667 B2 JP H073667B2
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JP2339918A
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和明 新川
英雄 大前
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ワンチップマイクロコンピュータに関し、
詳しくは、その内部に設けられた算術演算回路(以下AL
U)とデータレジスタ、アキュムレータ、I/Oバッファ等
のと間でバスを介してデータ転送を行う場合において、
転送データのゼロ検出回路をバスに接続しなくてもゼロ
検出ができるようなワンチップマイクロコンピュータに
関する。
[従来の技術] ワンチップマイクロコンピュータは、カメラや家庭用電
気器具、その他の電子機器に制御回路として多く使用さ
れ、4ビットや8ビット制御のものが多数作られてい
る。
この種のワンチップマイクロコンピュータは、汎用のマ
イクロプロセッサと異なり、1チップの内部に多数のレ
ジスタやアキュムレータとALUとが相互にバス接続され
た形であらかじめ内蔵され、外部に対しての信号の授受
は、同様にバス接続されたI/Oバッファで行い、これら
回路をコントローラ(CPUを含む意味で)が制御して、I
/Oバッファを介して外部回路とデータの授受を行うよう
に設計されている。
また、4ビットのように少ないビット情報で制御を行う
ワンチップマイクロコンピュータでは、制御を効率的に
行うために、各種の命令が組み込まれていて、その中に
一つにレジスタ間やレジスタとALU、アキュムレータ
等、そしてI/Oバッファとの間でバスを経由してデータ
を転送するデータ転送命令がある。
[解決しようとする課題] 従来の4ビット等のワンチップマイクロコンピュータに
おいて、データ転送命令が実行されてレジスタ間やI/O
バッファとの間でデータ転送が行われた場合には、その
データがゼロか否かを判定してそれに応じてコントロー
ラの処理を変えるようなことが行われている。そこで、
この種のワンチップマイクロコンピュータにあっては、
バスラインに結合してゼロ検出回路が設けられていて、
これにより転送データについてゼロ検出を行い、状態レ
ジスタ等にゼロフラグをセットするように構成されてい
る。
ところで、ビット数と少ないワンチップマイクロコンピ
ュータでも種々の機能付加が要求され、各種の回路を限
られたエリアの中に集積しなければ、求められる仕様を
実現できない状況にある。多くの機能要求に応え、集積
度を向上させるためには、不要な回路を極力排除するこ
とが必要になる。
この発明は、このような要請に応え、従来技術の問題点
を解決するものであって、前記のゼロ検出回路を用いな
くても済むワンチップマイクロコンピュータを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明のワンチップ
マイクロコンピュータの構成は、ALUとデータレジスタ
とI/Oバッファとがバスを介して接続され、コントロー
ラによりALUとデータレジスタ及びI/Oバッファのいずれ
かとが選択され、選択されたものとALUとの間でデータ
が転送されるものであって、ALUからデータレジスタ及
びI/Oバッファのうち選択されたいずれかにデータを送
出する第1のバスと、データレジスタ及びI/Oバッファ
のうち選択されたいずれかからALUにデータを送出する
第2のバスとの2系統のデータバスがバスに設けられ、
データレジスタとI/Oバッファとのいずれか一方からい
ずれか他方へデータを転送するときにその転送データが
ALUを介して転送され、転送されたデータがゼロか否か
をコントローラが参照するときにALUと結合されている
状態レジスタを参照するものである。
[作用] このように、データレジスタとI/Oバッファとの間にお
けるデータの転送をALUを介して行うようにすれば、コ
ントローラの処理プログラムの流れを単にALUを媒介す
るように変えるだけで済み、ROM等により制御されるも
のでは、単にROM等のマトリックス状のデータ変更で対
応できる。また、その他のものでもALUとの間の転送処
理は内蔵されている。このようなことからALUを介して
データ転送を行っても実質的なハードウェアの増加はな
く、かつ、バスに設けられるゼロ検出回路やそれについ
ての配線、ゼロフラグ設定処理等が不要になり、その分
だけ他の回路をより多く集積することができる。また、
これにより回路設計のレイアウトの自由度も増加する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この発明を適用したワンチップマイクロコン
ピュータのブロック図であり、第2図は、そのデータ転
送命令処理におけるデータ転送のタイミングチャートで
ある。
第1図において、10は、4ビットのワンチップマイクロ
コンピュータであって、チップの内部には、コントロー
ラ1とALU2とを有し、ALU2が内部バス6を介してアキュ
ムレータ3、データを記憶するレジスタ4a,4b,4c及びI/
Oバッファ5と相互に接続されている。また、7は、ALU
2に接続されたゼロフラグ検出回路であり、8がALU2と
一体で動作する状態レジスタであって、ALU2の演算結果
データ値がゼロのときにそれがゼロフラグ検出回路7に
より検出され、その検出信号を受けてそのある桁位置に
ゼロフラグがセットされ、記憶される。
コントローラ1は、マイクロプログラム等が格納されて
いるROM1a(このROM1aはコントローラ1の外部回路とし
て配置されていてもよい)と、このROM1aからデータを
受けて制御動作をする、デコーダやプログラムカウンタ
等で構成され、ALU2、アキュムレータ3、レジスタ4a,4
b,4c及びI/Oバッファ5に各種の制御信号をコントロー
ルバス63を介して送出し、かつ、これらを個別に選択す
る制御をする。
ここで、内部バス6は、Uバス61とLバス62とからなる
データバスと、そしてコントロールバス63等とから構成
されている。Uバス61は、4ビットの制御を行うもので
あるのでここでは4本であるが、8ビットの制御を行う
ものであれば、8本の線からなっていて、ALU2に対し、
そこからデータを外部に送出する、いわゆるアンロード
バスである。これは、ALU2からのデータがこのバスに送
出される専用バスであり、レジスタ4a,4b,4cやI/Oバッ
ファ5に対してはデータを受入れる専用バスとなってい
る。
Lバス62も同様に4ビットの制御を行うものであるので
4本であるが、8ビットの制御を行うものであれば8本
の線であって、ALU2に対し、データをこれに外部からロ
ードする、いわゆるロードバスである。これは、レジス
タ4a,4b,4cやI/Oバッファ5のデータがこのバスに送出
される専用バスであり、ALU2に対してはデータを受入れ
る専用バスとなっている。
ここでは、Uバス61とLバス62とで構成されるデータバ
スは、通常のバスの2倍の数となっていて、この2系統
のバスを利用することにより、ALU2は、2マシンサイク
ル(例えば、1マシンサイクルが6クロック)でレジス
タ4a,4b,4cやI/Oバッファ5との間でデータ転送を行
う。
このデータ転送は、コントローラ1の制御により行わ
れ、その制御は、ROM1aに記憶されたデータに応じて決
定される。そのうちデータ転送の転送相手としてALU2以
外(ここでは、ALU2は常にデータ転送の対象になる)を
対象とする場合について、コントローラ1によるそのデ
ータ転送の処理動作について第2図に従って説明する。
例えば、レジスタ4aからI/Oバッファ5へのデータ転送
命令がコントローラ1でデコードされたとすると、第2
図において、ある1マシンサイクルの第2番目のクロッ
クに応じてコントロールバス63の信号線上に転送元のレ
ジスタ4aの選択信号10aと転送先としてALU2の選択信号1
0bとが送出される。このとき同時にLバス62上には転送
データ9aが送出され、ALU2の選択信号10bの立下がりでA
LU2がLバス62上の転送データ9aを受入れる。
次に、このマシンサイクルに続く次の1マシンサイクル
で、今度は、その第2番目のクロックに応じてコントロ
ールバス63のそれに対応する信号線上に転送元のALU2の
選択信号10bと転送先としてI/Oバッファ5の選択信号10
cが送出されるとともに転送データ9aと同じ転送データ9
bがALU2からUバス61上に送出される。そこで、I/Oバッ
ファ5の選択信号10cの立下がりでI/Oバッファ5は、U
バス61上の転送データ9bを受入れる。このようにしてレ
ジスタ4aからI/Oバッファ5へのデータ転送が行われる
が、これと同様に他のレジスタ4b,4cやアキュムレータ
3相互及びこれらとI/Oバッファ5との間においても同
じ処理でデータ転送が行われる。その相違は、単に選択
する対象が異なるだけである。なお、第2図において、
11は、内部バス6に対するプリチャージ期間である。
さて、このようなデータ転送処理を行ったときには、転
送データが一旦ALU2を通ることから、その転送データが
ゼロとなっているときには、ALU2に接続されたゼロフラ
グ検出回路7がそれを検出する。そして、状態レジスタ
8の所定の位置のゼロフラグをゼロを示す状態にセット
する。その結果、転送データがゼロのときにコントロー
ラ1の処理を変えるような場合には、コントローラ1
は、この状態レジスタ8のゼロフラグを参照すればよ
い。したがって、従来のように特別にUバス61やLバス
62にゼロ検出回路を設ける必要がない。その結果、ハー
ドウエアが軽減され、それだけ多くの回路を集積化でき
る。
以上、この実施例では、説明の都合上、2マシンサイク
ルでデータ転送を行っているが、転送元レジスタ等の選
択信号とALUの選択信号により転送元レジスタ等からL
バス経由でALUに転送してこの状態で転送先レジスタ等
を選択してALUからUバス経由で転送先レジスタ等に転
送するようにしてもよい。このようにすれば1マシンサ
イクルでデータを転送することが可能になる。
なお、実施例では、1マシンサイクルを6クロックとし
ているが、これは、一例であって、データの保持する期
間を2クロック分採る必要がなければ、1マシンサイク
ルが4クロックで構成されていてもよい。また、多くの
クロックで1マシンサイクルを構成して、1マシンサイ
クル内でデータの転送が終わるようにしてもよい。
実施例のコントローラは、いわゆるCPUであってもよ
く、CPUの内部レジスタがバスに接続されていてもよ
い。さらに、バスに接続されたさらに多くのレジスタ群
やI/Oバッファが設けられてもよい。
実施例では、ALUとアキュムレータとが独立になってい
るが、アキュムレータはALUの一部としてALUに内蔵され
ていていてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明にあって
は、データレジスタとI/Oバッファとの間におけるデー
タの転送をALUを介して行うようにすれば、コントロー
ラの処理プログラムの流れを単にALUを媒介するように
変えるだけで済み、ALUを介してデータ転送を行っても
実質的なハードウエアの増加はなく、かつ、バスに設け
られるゼロ検出回路やそれについての配線、ゼロフラグ
設定処理等が不要になり、その分だけ他の回路をより多
く集積することができる。また、これにより回路設計の
レイアウトの自由度も増加する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用したワンチップマイクロコン
ピュータのブロック図、第2図は、そのデータ転送命令
処理におけるデータ転送のタイミングチャートである。 1……コントローラ、1a……ROM、2……算術演算回路
(ALU)、3……アキュムレータ、4a,4b,4c……レジス
タ、5……I/Oバッファ、6……内部バス、7……ゼロ
検出回路、8……状態レジスタ、10……ワンチップマイ
クロコンピュータ、61……Uバス、62……Lバス、63…
…コントロールバス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】算術演算回路と、この算術演算回路の演算
    結果データがゼロであることを検出してゼロフラグとし
    てそれを記憶する状態レジスタと、データを記憶するデ
    ータレジスタと、I/Oバッファと、コントローラとを備
    え、前記算術演算回路と前記データレジスタと前記I/O
    バッファとがバスを介して接続され、前記コントローラ
    により前記算術演算回路と前記データレジスタ及び前記
    I/Oバッファのいずれかとが選択され、選択されたもの
    と前記算術演算回路との間でデータが転送されるもので
    あって、前記算術演算回路から前記データレジスタ及び
    I/Oバッファのうち選択されたいずれかにデータを送出
    する第1のバスと、前記データレジスタ及びI/Oバッフ
    ァのうち選択されたいずれかから前記算術演算回路にデ
    ータを送出する第2のバスとの2系統のデータバスが前
    記バスに設けられ、前記データレジスタと前記I/Oバッ
    ファとのいずれか一方からいずれか他方へデータを転送
    するときにその転送データが前記算術演算回路を介して
    転送され、転送されたデータがゼロか否かを前記コント
    ローラが参照するときに前記状態レジスタを参照するこ
    とを特徴とするワンチップマイクロコンピュータ。
JP2339918A 1990-11-30 1990-11-30 ワンチップマイクロコンピュータ Expired - Lifetime JPH073667B2 (ja)

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JPH04205576A JPH04205576A (ja) 1992-07-27
JPH073667B2 true JPH073667B2 (ja) 1995-01-18

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