JPH0736531Y2 - 調味料類の収納容器 - Google Patents

調味料類の収納容器

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JPH0736531Y2
JPH0736531Y2 JP9364092U JP9364092U JPH0736531Y2 JP H0736531 Y2 JPH0736531 Y2 JP H0736531Y2 JP 9364092 U JP9364092 U JP 9364092U JP 9364092 U JP9364092 U JP 9364092U JP H0736531 Y2 JPH0736531 Y2 JP H0736531Y2
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JP
Japan
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sliding valve
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storage container
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opening
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JP9364092U
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JPH0652652U (ja
Inventor
慶治 野尻
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慶治 野尻
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は調味料類の収納容器に関
し、更に詳しくは静置状態の安定性の向上等を図れるよ
う形成した調味料類の収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の収納容器としては、例えば
側面に把手が設けられた収納容器本体内に、下方が漏斗
状部に形成された収納室と、この収納室と上記漏斗状部
の開口を介して連通する落下室とが形成され、又この収
納容器本体内に上記の開口を開閉する摺動弁が外部操作
自在に設けられたものがある(例えば実願昭51―14
992号等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】而して従来品では、上
記の摺動弁が収納容器本体内の胴部に設けられていた。
従って従来品の場合は、収納室の容積が狭く、又収納容
器本体の重心が高くなり、その分、静置状態における安
定性が悪いという問題点があった。
【0004】本案は、このような従来品の問題点を解消
しようとするものである。従って本案の技術的課題は、
収納室の容積を増大でき、又静置状態の安定性を向上で
きるよう形成した調味料類の収納容器を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本案は、上記の課題を達
成するため、次のような技術的手段を採る。即ち本案の
収納容器は、側面に把手3が設けられた収納容器本体1
内に、下方が漏斗状部6に形成された収納室5と、この
収納室5と上記漏斗状部6の開口8を介して連通する落
下室7とが形成され、又この収納容器本体1内に上記の
開口8を開閉する摺動弁10が外部操作自在に設けられ
た調味料類の収納容器において、上記の摺動弁10が収
納容器本体1内の下部に設けられ、この摺動弁10の外
部操作レバー15が把手3の上部に設けられ、この外部
操作レバー15と上記の摺動弁10とがリンク機構16
で接続され、このリンク機構16が上記の把手3内に設
けられたことを特徴とするものである。
【0006】この場合本案は、摺動弁10が断面略扇形
に形成され、この摺動弁10の長手方向の両側面10a
と、摺動弁10の収納溝11の内壁面との間に、間隙S
が形成されるのが好ましい。
【0007】又本案では、湯気抜き用の通気孔19が、
落下室7と連通する排出部17の先端上部と、この排出
部17の開口端17aの上縁に枢支された蓋18とに形
成されると良い。
【0008】
【実施例】以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従
って説明する。本案の収納容器は、図示される如く、収
納容器本体1の上部にネジ込み式の蓋2が取り付けら
れ、側面に把手3が設けられている。尚2aは、蓋2の
内側に形成された、乾燥剤4の収納室である。
【0009】5は、収納容器本体1内に形成された、粉
末状や顆粒状の調味料などを収納させる収納室である。
この収納室5は、下方が漏斗状部6に形成されている。
又7は、上記の収納室5と漏斗状部6の開口8を介して
連通する落下室である。この落下室7は、収納室5と同
様、収納容器本体1内に形成されている。
【0010】9は、上記の収納室5と落下室7とを隔て
る隔壁である。又10は、開口8を開閉する外部操作自
在の摺動弁である。この摺動弁10は、この実施例では
断面略扇形に形成され、その長手方向の両側面10a
は、図3、図4Cに示される如く、下方に向かって内傾
斜状に形成されている。
【0011】11は、上記摺動弁10の収納溝である。
この収納溝11は、収納容器本体1内の下部に、且つこ
の実施例では把手3の突出方向に沿って水平状に形成さ
れている。又S(図3、図4C参照)は、摺動弁10の
長手方向の両側面10aと上記の収納溝11の内壁面と
の間に形成された間隙である。
【0012】12は、収納溝11内に配設され、摺動弁
10を常時外方に付勢するコイルスプリングである。摺
動弁10は、このコイルスプリング12によって常時は
開口8を塞いだ状態に配置される(図1、図4A参
照)。13は、収納物14の流通孔である。この流通孔
13は、摺動弁10の中央部に上下方向に延びて開口形
成されている。
【0013】15は、摺動弁10の外部操作レバーであ
る。この外部操作レバー15は、把手3から収納容器本
体1に向かって突き出された状態で、把手3の上部に設
けられている。
【0014】又16は、外部操作レバー15と上記の摺
動弁10とを接続するリンク機構である。16aは、一
端が摺動弁10に連結され、摺動弁10の長手方向に沿
って上記の把手3内に水平状に設けられた第一リンク杆
である。又16bは、下端がこの第一リンク杆16aの
他端にリンク接続され、上端が外部操作レバー15の基
端にリンク接続された状態で、把手3内に設けられた第
二リンク杆である。この第二リンク杆16bは、くの字
状に形成され、中央部16cが把手3に枢着されてい
る。上記の外部操作レバー15に加わる力は、この第二
リンク杆16bによってその方向が反転され、第一リン
ク杆16aに伝達される。
【0015】17は、上記の落下室7と連通する排出部
である。この排出部17は、把手3の突出方向と直交す
るよう収納容器本体1に設けられている。又18は、排
出部17の開口端17a(図5参照)の上縁に枢支され
た蓋である。この蓋18は、常時は開口端17aを閉塞
し、収納容器本体1を傾けたとき、自重により開くよう
重心が調節されている。
【0016】又19は、排出部17の先端上部と、上記
の蓋18とに形成された湯気抜き用の通気孔である。尚
この通気孔19の内、排出部17の先端上部に形成され
た通気孔19aは、常時は蓋18の上部延長片18a
(図5C参照)で閉塞され、収納容器本体1を傾けたと
き開くよう形成されている。尚20(図2、図6等参
照)は、蓋18の止め環である。
【0017】次に、この実施例の作用を説明する。先ず
使用者は、把手3を握って人差し指で外部操作レバー1
5を引く(図1、図6参照)。すると外部操作レバー1
5に加わる力は、第二リンク杆16bによってその方向
が反転されて第一リンク杆16aに伝達され、第一リン
ク杆16aが図1において左方向に移動する。その結果
摺動弁10が、コイルスプリング12の弾発力に抗して
収納容器本体1内に押し込まれる。
【0018】そして摺動弁10が収納溝11内を摺動
し、上記の流通孔13と開口8とが合致すると、収納室
5内の収納物14が、開口8及び流通孔13を介して落
下室7へ落下する。この場合落下量は、開口8と流通孔
13とが連通する面積で決定され、その調節は外部操作
レバー15の引き具合で行なわれる。
【0019】落下量が所望の量になったら、外部操作レ
バー15から指を離す。その結果コイルスプリング12
の弾発力によって摺動弁10は元の位置に復帰し、開口
8はこの摺動弁10の上面で閉塞される。尚本案の場
合、摺動弁10の移動時に、収納物14が開口8から落
下することがあっても、この収納物14は上記の間隙S
を介して落下室7内に回収される。
【0020】次に収納物14を排出する場合は、収納容
器本体1を図6等に示される如く傾ければ良い。収納容
器本体1が傾くと、蓋18が開き、落下室7内の収納物
14が排出される。尚このとき、立ちのぼる湯気は、上
記の湯気抜き用の通気孔19から上方に抜ける。
【0021】以上の処において、本案では、収納物14
の落下量を確認する上で、落下室7内が目視自在に形成
され、且つ落下量の計測目盛りが落下室7等に施されて
いると良い。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本案の収納容器で
は、摺動弁が収納容器本体内の下部に設けられ、この摺
動弁の外部操作レバーが把手の上部に設けられ、この外
部操作レバーと上記の摺動弁とがリンク機構で接続さ
れ、このリンク機構が上記の把手内に設けられているも
のである。従って本案を使用すれば、収納室の容積を増
大でき、収納量を増やすことができるだけではなく、重
心が下方になるため静置状態の安定性を向上できるとい
う実用上優れた効果を奏する。
【0023】又請求項2記載の場合は、摺動弁がスライ
ド移動する際、摺動弁の長手方向の両側面と収納溝の内
壁面との間に収納物が侵入しても、この収納物を両者間
に形成された間隙を介して落下させることができる。従
ってこれによれば、摺動弁の両側面と収納溝の内壁面と
の間に、収納物が付着するのを防止できるから、摺動弁
の円滑な移動を確保できるという利点がある。
【0024】又請求項3記載の如く形成される場合は、
収納物の排出時に、立ちのぼる湯気を通気孔から逃すこ
とができるから、これを使用すれば湯気で砂糖などが溶
け、排出部の開口端などがべと付く事態を防止できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器の好適な一例を示す要部縦断面図であ
る。
【図2】本案容器の正面図である。
【図3】本案容器の一部を切欠した要部斜視図である。
【図4】Aは要部の縦断面図、BはAのB―B線断面
図、CはAのC―C線断面図である。
【図5】Aは蓋の正面図、Bは排出部の一部を切欠した
側面図、Cは蓋が開いた状態の断面図である。
【図6】本案容器の使用状態を示す一部を切欠した斜視
図である。
【符号の説明】
1 収納容器本体 3 把手 5 収納室 6 漏斗状部 7 落下室 8 開口 10 摺動弁 10a 両側面 11 収納溝 15 外部操作レバー 16 リンク機構 17 排出部 17a 開口端 18 蓋 19 湯気抜き用の通気孔 S 間隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に把手が設けられた収納容器本体内
    に、下方が漏斗状部に形成された収納室と、この収納室
    と上記漏斗状部の開口を介して連通する落下室とが形成
    され、又この収納容器本体内に上記の開口を開閉する摺
    動弁が外部操作自在に設けられた調味料類の収納容器に
    おいて、上記の摺動弁が収納容器本体内の下部に設けら
    れ、この摺動弁の外部操作レバーが把手の上部に設けら
    れ、この外部操作レバーと上記の摺動弁とがリンク機構
    で接続され、このリンク機構が上記の把手内に設けられ
    たことを特徴とする調味料類の収納容器。
  2. 【請求項2】 摺動弁が断面略扇形に形成され、この摺
    動弁の長手方向の両側面と、摺動弁の収納溝の内壁面と
    の間に、間隙が形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の調味料類の収納容器。
  3. 【請求項3】 湯気抜き用の通気孔が、落下室と連通す
    る排出部の先端上部と、この排出部の開口端の上縁に枢
    支された蓋とに形成されたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の調味料類の収納容器。
JP9364092U 1992-12-30 1992-12-30 調味料類の収納容器 Expired - Lifetime JPH0736531Y2 (ja)

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JP9364092U JPH0736531Y2 (ja) 1992-12-30 1992-12-30 調味料類の収納容器

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JP9364092U JPH0736531Y2 (ja) 1992-12-30 1992-12-30 調味料類の収納容器

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JPH0652652U JPH0652652U (ja) 1994-07-19
JPH0736531Y2 true JPH0736531Y2 (ja) 1995-08-23

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JP9364092U Expired - Lifetime JPH0736531Y2 (ja) 1992-12-30 1992-12-30 調味料類の収納容器

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CN201393951Y (zh) * 2009-02-24 2010-02-03 黄棣苍 调味料容器

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JPH0652652U (ja) 1994-07-19

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