JPH0736444Y2 - 保護継電器用テストプラグの誤結線防止装置 - Google Patents
保護継電器用テストプラグの誤結線防止装置Info
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- JPH0736444Y2 JPH0736444Y2 JP13931086U JP13931086U JPH0736444Y2 JP H0736444 Y2 JPH0736444 Y2 JP H0736444Y2 JP 13931086 U JP13931086 U JP 13931086U JP 13931086 U JP13931086 U JP 13931086U JP H0736444 Y2 JPH0736444 Y2 JP H0736444Y2
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- Japan
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- relay
- test
- test plug
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- plug
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、保護継電器用のテストプラグの誤結線防止装
置に関するものである。
置に関するものである。
(従来の技術) 第6図、第7図及び第8図により、従来技術を説明す
る。第6図において、1は保護継電器、1Aは接触バネ、
1B及び1Cは継電器本体側接触片及び端子、1D及び1Eは継
電器外部配線側(PT,CT側)接触片及び端子、1Fは短絡
片(CT2次回路のみ取付)をそれぞれ表わし、2はテス
トプラグ、2A及び2Bは継電器本体側接触板及びツマミナ
ット、2C及び2Dは継電器外部配線側接触片及びツマミナ
ットをそれぞれ示す。
る。第6図において、1は保護継電器、1Aは接触バネ、
1B及び1Cは継電器本体側接触片及び端子、1D及び1Eは継
電器外部配線側(PT,CT側)接触片及び端子、1Fは短絡
片(CT2次回路のみ取付)をそれぞれ表わし、2はテス
トプラグ、2A及び2Bは継電器本体側接触板及びツマミナ
ット、2C及び2Dは継電器外部配線側接触片及びツマミナ
ットをそれぞれ示す。
第7図は、電流検出用保護継電器にテストプラグ2を挿
入した状態、第8図は、電圧検出用保護継電器にテスト
プラグ2を挿入した状態をそれぞれ電気回路で示したも
のであり、それぞれテストプラグ2の継電器本体がわツ
マミナット2Bには試験用電源5が接続されており、テス
トプラグ2の継電器外部配線側ツマミナット2Dは、変流
器CTの2次回路の場合には短絡され、計器用変圧器PTの
2次回路の場合には開放され、それぞれ変流器CT、計器
用変圧器PTを保護している。
入した状態、第8図は、電圧検出用保護継電器にテスト
プラグ2を挿入した状態をそれぞれ電気回路で示したも
のであり、それぞれテストプラグ2の継電器本体がわツ
マミナット2Bには試験用電源5が接続されており、テス
トプラグ2の継電器外部配線側ツマミナット2Dは、変流
器CTの2次回路の場合には短絡され、計器用変圧器PTの
2次回路の場合には開放され、それぞれ変流器CT、計器
用変圧器PTを保護している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の保護継電器のテストプラ
グ機構は、変流器2次用試験端子、計器用変圧器2次用
試験端子のテストプラグ機構のように変流器2次用と計
器用変圧器2次用とで形状を変えていない事や設計の標
準化等の理由から、電流検出用保護継電器の変流器CT2
次の接続端子番号と電圧検出用保護継電器の計器用変圧
器PT2次の接続端子番号が同じである場合が多く、テス
トプラグ2の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線を
変流器CT2次の短絡結線としたまま誤って電圧検出用保
護継電器に挿入し、計器用変圧器PTを焼損したり、また
はその逆で変流器CTを焼損する可能性が有った。
グ機構は、変流器2次用試験端子、計器用変圧器2次用
試験端子のテストプラグ機構のように変流器2次用と計
器用変圧器2次用とで形状を変えていない事や設計の標
準化等の理由から、電流検出用保護継電器の変流器CT2
次の接続端子番号と電圧検出用保護継電器の計器用変圧
器PT2次の接続端子番号が同じである場合が多く、テス
トプラグ2の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線を
変流器CT2次の短絡結線としたまま誤って電圧検出用保
護継電器に挿入し、計器用変圧器PTを焼損したり、また
はその逆で変流器CTを焼損する可能性が有った。
本考案の目的は、テストプラグ機構を有する保護継電器
において、テストプラグの誤結線による変流器及び計器
用変圧器の焼損を防止した保護継電器用テストプラグの
誤結線防止装置を提供することにある。
において、テストプラグの誤結線による変流器及び計器
用変圧器の焼損を防止した保護継電器用テストプラグの
誤結線防止装置を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、テストプラグ機構を有する保護継電器におい
て、所定の挿入位置より手前に試験位置を設け、テスト
プラグの継電器外部配線側接触板と接続する試験用接触
片及び試験位置検出スイッチを備え、試験位置で試験位
置検出スイッチの常開接点、テストプラグの継電器外部
配線側の結線及び補助継電器を、試験用接触片を介して
電源間に直列に接続し、電流検出用保護継電器の場合に
は補助継電器の常開接点を、また、電圧検出用保護継電
器の場合には補助継電器の常閉接点を表示器と直列に接
続し、テストプラグの継電器外部配線側の結線及び補助
継電器の直列回路に並列に接続した構成とし、電流検出
用保護継電器の場合にはテストプラグの継電器外部配線
側の結線が短絡結線であれば表示器が動作し、テストプ
ラグを保護継電器に完全に挿入した時、変流器2次接続
が短絡接続となって変流器が保護でき、また、電圧検出
用保護継電器の場合にはテストプラグの継電器外部配線
側の結線が開放結線であれば表示器が動作し、テストプ
ラグを保護継電器に完全に挿入したとき、計器用変圧器
2次接続が開放接続となって計器変圧器が保護できる。
また、表示器が動作しない状態のままの場合には、変流
器開放又は計器用変圧器短絡の誤結線が事前にわかるよ
うにしたものである。
て、所定の挿入位置より手前に試験位置を設け、テスト
プラグの継電器外部配線側接触板と接続する試験用接触
片及び試験位置検出スイッチを備え、試験位置で試験位
置検出スイッチの常開接点、テストプラグの継電器外部
配線側の結線及び補助継電器を、試験用接触片を介して
電源間に直列に接続し、電流検出用保護継電器の場合に
は補助継電器の常開接点を、また、電圧検出用保護継電
器の場合には補助継電器の常閉接点を表示器と直列に接
続し、テストプラグの継電器外部配線側の結線及び補助
継電器の直列回路に並列に接続した構成とし、電流検出
用保護継電器の場合にはテストプラグの継電器外部配線
側の結線が短絡結線であれば表示器が動作し、テストプ
ラグを保護継電器に完全に挿入した時、変流器2次接続
が短絡接続となって変流器が保護でき、また、電圧検出
用保護継電器の場合にはテストプラグの継電器外部配線
側の結線が開放結線であれば表示器が動作し、テストプ
ラグを保護継電器に完全に挿入したとき、計器用変圧器
2次接続が開放接続となって計器変圧器が保護できる。
また、表示器が動作しない状態のままの場合には、変流
器開放又は計器用変圧器短絡の誤結線が事前にわかるよ
うにしたものである。
(実施例) 以下に図面を参照し、本考案の一実施例を説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図は本考案の
一実施例を示し、従来技術を示す第6図及び第7図と同
一部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略す
る。
一実施例を示し、従来技術を示す第6図及び第7図と同
一部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略す
る。
第1図において、11は保護継電器、11Gは試験用接触片
で継電器本体側接続用端子11Hに接続され、11Jは試験位
置検出スイッチを示し、12はテストプラグ、12Eは試験
位置検出スイッチ11Jを動作させる突出部を示す。この
突出部12Eは、一体に形成する以外に、別体に製作した
ものを接着またはねじで取付けるようにしてもよい。第
2図は電流検出用保護継電器の試験位置にテストプラグ
12を挿入した状態、第3図は電流検出用保護継電器にテ
ストプラグ12を完全に挿入した状態をそれぞれ電気回路
図で表わし、また第4図は電圧検出用保護継電器の試験
位置にテストプラグ12を挿入した状態、第5図は電圧検
出用保護継電器にテストプラグ12を完全に挿入した状態
をそれぞれ電気回路図で表わしたものである。第2図及
び第3図において、電流検出用保護継電器の継電器外部
配線側端子1Eは、変流器CTに接続され、継電器本体側端
子1Cは、電流検出用巻線3に接続され、試験用端子11H
と直列に試験位置検出スイッチ11Jの常開接点11Ja及び
補助継電器13が電源P,N間に直列に接続され、補助継電
器13の常開接点13aと表示器14の直列回路が試験用端子1
1Hと補助継電器13の直列回路と並列に接続され、テスト
プラグ12の継電器本体側ツマミナット2Bには試験用電源
5が接続され、また、テストプラグ12の継電器外部配線
側ツマミナット2Dは短絡結線される。同様に、第4図及
び第5図において、電圧検出用保護継電器の継電器外部
配線側端子1Eは、計器用変圧器PTに接続され、継電器本
体側端子1Cは、電圧検出用巻線4に接続され、試験用端
子11H、試験位置検出スイッチ11Jの常開接点11Ja及び補
助継電器13が電源P,N間に直列に接続され、補助継電器1
3の常閉接点13bと表示器14の直列回路が試験用端子11H
と補助継電器13の直列回路と並列に接続され、テストプ
ラグ12の継電器本体側ツマミナット2Bには試験用電源5
が接続され、また、テストプラグ12の継電器外部配線側
ツマミナット2Dは開放(結線されない)される。
で継電器本体側接続用端子11Hに接続され、11Jは試験位
置検出スイッチを示し、12はテストプラグ、12Eは試験
位置検出スイッチ11Jを動作させる突出部を示す。この
突出部12Eは、一体に形成する以外に、別体に製作した
ものを接着またはねじで取付けるようにしてもよい。第
2図は電流検出用保護継電器の試験位置にテストプラグ
12を挿入した状態、第3図は電流検出用保護継電器にテ
ストプラグ12を完全に挿入した状態をそれぞれ電気回路
図で表わし、また第4図は電圧検出用保護継電器の試験
位置にテストプラグ12を挿入した状態、第5図は電圧検
出用保護継電器にテストプラグ12を完全に挿入した状態
をそれぞれ電気回路図で表わしたものである。第2図及
び第3図において、電流検出用保護継電器の継電器外部
配線側端子1Eは、変流器CTに接続され、継電器本体側端
子1Cは、電流検出用巻線3に接続され、試験用端子11H
と直列に試験位置検出スイッチ11Jの常開接点11Ja及び
補助継電器13が電源P,N間に直列に接続され、補助継電
器13の常開接点13aと表示器14の直列回路が試験用端子1
1Hと補助継電器13の直列回路と並列に接続され、テスト
プラグ12の継電器本体側ツマミナット2Bには試験用電源
5が接続され、また、テストプラグ12の継電器外部配線
側ツマミナット2Dは短絡結線される。同様に、第4図及
び第5図において、電圧検出用保護継電器の継電器外部
配線側端子1Eは、計器用変圧器PTに接続され、継電器本
体側端子1Cは、電圧検出用巻線4に接続され、試験用端
子11H、試験位置検出スイッチ11Jの常開接点11Ja及び補
助継電器13が電源P,N間に直列に接続され、補助継電器1
3の常閉接点13bと表示器14の直列回路が試験用端子11H
と補助継電器13の直列回路と並列に接続され、テストプ
ラグ12の継電器本体側ツマミナット2Bには試験用電源5
が接続され、また、テストプラグ12の継電器外部配線側
ツマミナット2Dは開放(結線されない)される。
次に、以上のように構成された保護継電器用テストプラ
グの誤結線防止装置の動作を説明する。
グの誤結線防止装置の動作を説明する。
第1図に示すテストプラグ12が試験位置まで挿入された
状態の電気回路図は第2図又は第4図となるが、まず、
第2図において電流検出用保護継電器の試験位置検出用
スイッチ11Jの常開接開接点11Jaが閉路し、試験用端子1
1H、試験用接触片11G、テストプラグ12の継電器外部配
線側接触板2C、継電器外部配線側ツマミナット2D及び短
絡結線を通じて補助継電器13が付勢され、補助継電器13
の常開接点13aが閉路して表示器14動作することにより
テストプラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの配
線が正しい事を確認できる。そこで、テストプラグ12を
完全に電流検出用保護継電器に挿入すると、第3図に示
すようにテストプラグ12の継電器外部配線側ツマミナッ
ト2Dの短絡結線がテストプラグ12の継電器外部配線側ツ
マミナット2D、継電器外部配線側接触板2C、継電器11の
継電器外部配線側接触片1D及び継電器外部配線側端子1E
を通じて変流器CTを短絡し保護される。したがって、第
2図において、テストプラグ12の継電器外部配線側ツマ
ミナット2Dの結線が開放されている場合は、表示器14が
動作せず結線の誤りを事前に知ることができ、表示器14
が不動差のまま、つまり、テストプラグ12の継電器外部
配線側ツマミナット2Dの結線が開放のまま、継電器11に
完全にテストプラグ12を挿入すると、変流器CTが開放と
なり焼損する事がわかる。同様に第4図において、電圧
検出用保護継電器のテストプラグ12が電圧検出用保護継
電器の試験位置に挿入されると、継電器11の試験位置検
出用スイッチ11Jの常開接点11Jaが閉路するが、テスト
プラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が開
放のため、補助継電器13が付勢されず、その常閉接点13
bが閉路したままで表示器14が動作し、テストプラグ12
の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が正しい事を
確認できる。そこで、テストプラグ12を完全に電圧検出
用保護継電器に挿入すると、第5図に示すようにテスト
プラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が開
放のため、計器用変圧器PTが開放され保護される。した
がって、第4図において、テストプラグ12の継電器外部
配線側ツマミナット2Dが短絡結線されていた場合には、
継電器11の試験位置検出用スイッチ11Jの常開接点が閉
路し、試験用端子11H、試験用接触片11G、テストプラグ
12の継電器外部配線側接触板2C、継電器外部配線側ツマ
ミナット2D及び短絡結線を通じて補助継電器13が付勢さ
れ、その常閉接点13bが開路するため、表示器14が動作
せず結線の誤りを事前に知ることができ、この状態のま
ま継電器11に完全にテストプラグ12を挿入すると、第5
図において、テストプラグ12の継電器外部配線側ツマミ
ナット2Dの短絡結線がテストプラグ12の継電器外部配線
側接触板2Cと継電器11の継電器外部配線側接触片1Dと継
電器外部配線側端子1Eを通して計器用変圧器PTが短絡さ
れ焼損することがわかる。
状態の電気回路図は第2図又は第4図となるが、まず、
第2図において電流検出用保護継電器の試験位置検出用
スイッチ11Jの常開接開接点11Jaが閉路し、試験用端子1
1H、試験用接触片11G、テストプラグ12の継電器外部配
線側接触板2C、継電器外部配線側ツマミナット2D及び短
絡結線を通じて補助継電器13が付勢され、補助継電器13
の常開接点13aが閉路して表示器14動作することにより
テストプラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの配
線が正しい事を確認できる。そこで、テストプラグ12を
完全に電流検出用保護継電器に挿入すると、第3図に示
すようにテストプラグ12の継電器外部配線側ツマミナッ
ト2Dの短絡結線がテストプラグ12の継電器外部配線側ツ
マミナット2D、継電器外部配線側接触板2C、継電器11の
継電器外部配線側接触片1D及び継電器外部配線側端子1E
を通じて変流器CTを短絡し保護される。したがって、第
2図において、テストプラグ12の継電器外部配線側ツマ
ミナット2Dの結線が開放されている場合は、表示器14が
動作せず結線の誤りを事前に知ることができ、表示器14
が不動差のまま、つまり、テストプラグ12の継電器外部
配線側ツマミナット2Dの結線が開放のまま、継電器11に
完全にテストプラグ12を挿入すると、変流器CTが開放と
なり焼損する事がわかる。同様に第4図において、電圧
検出用保護継電器のテストプラグ12が電圧検出用保護継
電器の試験位置に挿入されると、継電器11の試験位置検
出用スイッチ11Jの常開接点11Jaが閉路するが、テスト
プラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が開
放のため、補助継電器13が付勢されず、その常閉接点13
bが閉路したままで表示器14が動作し、テストプラグ12
の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が正しい事を
確認できる。そこで、テストプラグ12を完全に電圧検出
用保護継電器に挿入すると、第5図に示すようにテスト
プラグ12の継電器外部配線側ツマミナット2Dの結線が開
放のため、計器用変圧器PTが開放され保護される。した
がって、第4図において、テストプラグ12の継電器外部
配線側ツマミナット2Dが短絡結線されていた場合には、
継電器11の試験位置検出用スイッチ11Jの常開接点が閉
路し、試験用端子11H、試験用接触片11G、テストプラグ
12の継電器外部配線側接触板2C、継電器外部配線側ツマ
ミナット2D及び短絡結線を通じて補助継電器13が付勢さ
れ、その常閉接点13bが開路するため、表示器14が動作
せず結線の誤りを事前に知ることができ、この状態のま
ま継電器11に完全にテストプラグ12を挿入すると、第5
図において、テストプラグ12の継電器外部配線側ツマミ
ナット2Dの短絡結線がテストプラグ12の継電器外部配線
側接触板2Cと継電器11の継電器外部配線側接触片1Dと継
電器外部配線側端子1Eを通して計器用変圧器PTが短絡さ
れ焼損することがわかる。
以上述べた様に、保守点検時のテストプラグの誤結線
を、各種の保護継電器毎に事前にチェックする事がで
き、変流器や計器様変圧器の焼損を未然に防止する事が
できる。
を、各種の保護継電器毎に事前にチェックする事がで
き、変流器や計器様変圧器の焼損を未然に防止する事が
できる。
なお、本考案は、上記した実施例に限定されるものでは
なく、結線の確認用にインタロックマグネットを用いた
機構を設け、テストプラグの挿入ロックをする事ができ
るのはもちろんであり、また、電圧、電流複数の入力の
ある保護継電器においても適用できるのはもちろんの事
である。
なく、結線の確認用にインタロックマグネットを用いた
機構を設け、テストプラグの挿入ロックをする事ができ
るのはもちろんであり、また、電圧、電流複数の入力の
ある保護継電器においても適用できるのはもちろんの事
である。
[考案の効果] 本考案によれば、電圧検出用保護継電器、電流検出用保
護継電器の区別なく、すべての保護継電器に対して共用
でき、簡単にテストプラグの継電器外部配線側ツマミナ
ットの結線を、それぞれの保護継電器毎にチェックする
事ができ、容易に変流器、計器用変圧器の保守点検時の
保護をする事ができる。
護継電器の区別なく、すべての保護継電器に対して共用
でき、簡単にテストプラグの継電器外部配線側ツマミナ
ットの結線を、それぞれの保護継電器毎にチェックする
事ができ、容易に変流器、計器用変圧器の保守点検時の
保護をする事ができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例の電流検出用保護継電器のテストプラグを
試験位置まで挿入した状態を示す電気回路図、第3図は
本考案の一実施例の電流検出用保護継電器にテストプラ
グを完全に挿入した状態を示す電気回路図、第4図は本
考案の一実施例の電圧検出用保護継電器にテストプラグ
を試験位置まで挿入した状態を示す電気回路図、第5図
は本考案の一実施例の電圧検出用保護継電器にテストプ
ラグを完全挿入した状態を示す電気回路図、第6図は従
来の保護継電器およびテストプラグの構成を示す断面
図、第7図は従来の電流検出用保護継電器にテストプラ
グを完全に挿入した状態を示す電気回路図、第8図は従
来の電圧検出用保護継電器にテストプラグを完全に挿入
した状態を示す電気回路図である。 1B……継電器本体側接触片 1D……継電器外部配線側接触片 2A……継電器本体側接触板 2C……継電器外部配線側接触板 11……保護継電器 11G……試験用接触片 11J……試験位置検出スイッチ 11Ja……試験位置検出スイッチの常開接点 12……テストプラグ 13……補助継電器 13a……補助継電器の常開接点 13b……補助継電器の常閉接点 14……表示器
案の一実施例の電流検出用保護継電器のテストプラグを
試験位置まで挿入した状態を示す電気回路図、第3図は
本考案の一実施例の電流検出用保護継電器にテストプラ
グを完全に挿入した状態を示す電気回路図、第4図は本
考案の一実施例の電圧検出用保護継電器にテストプラグ
を試験位置まで挿入した状態を示す電気回路図、第5図
は本考案の一実施例の電圧検出用保護継電器にテストプ
ラグを完全挿入した状態を示す電気回路図、第6図は従
来の保護継電器およびテストプラグの構成を示す断面
図、第7図は従来の電流検出用保護継電器にテストプラ
グを完全に挿入した状態を示す電気回路図、第8図は従
来の電圧検出用保護継電器にテストプラグを完全に挿入
した状態を示す電気回路図である。 1B……継電器本体側接触片 1D……継電器外部配線側接触片 2A……継電器本体側接触板 2C……継電器外部配線側接触板 11……保護継電器 11G……試験用接触片 11J……試験位置検出スイッチ 11Ja……試験位置検出スイッチの常開接点 12……テストプラグ 13……補助継電器 13a……補助継電器の常開接点 13b……補助継電器の常閉接点 14……表示器
Claims (1)
- 【請求項1】テストプラグ機構を有する保護継電器にお
いて、所定の挿入位置より手前に試験位置を設け、テス
トプラグの継電器外部配線側接触板と接続する試験用接
触片及び試験位置検出スイッチを備え、前記試験位置で
前記試験位置検出スイッチの常開接点、前記テストプラ
グの継電器外部配線側の結線及び補助継電器を、前記試
験用接触片を介して電源間に直列に接続し、電流検出用
継電器の場合には前記補助継電器の常開接点を、また、
電圧検出用保護継電器の場合には前期補助継電器の常閉
接点を表示器と直列に接続し、前記テストプラグの継電
器外部配線側の結線及び前期補助継電器の直列回路に並
列に接続し、前記表示器の動作により、前記テストプラ
グの継電器外部配線側の結線を確認することを特徴とす
る保護継電器用テストプラグ誤結線防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13931086U JPH0736444Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 保護継電器用テストプラグの誤結線防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13931086U JPH0736444Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 保護継電器用テストプラグの誤結線防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6348331U JPS6348331U (ja) | 1988-04-01 |
JPH0736444Y2 true JPH0736444Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31045097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13931086U Expired - Lifetime JPH0736444Y2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 保護継電器用テストプラグの誤結線防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736444Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009195039A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 自動復旧装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115389920A (zh) * | 2022-08-18 | 2022-11-25 | 中核核电运行管理有限公司 | 一种中压接触器自保持验证装置 |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP13931086U patent/JPH0736444Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009195039A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 自動復旧装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6348331U (ja) | 1988-04-01 |
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