JPH0736172U - シール用ファイル - Google Patents

シール用ファイル

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JPH0736172U
JPH0736172U JP6826693U JP6826693U JPH0736172U JP H0736172 U JPH0736172 U JP H0736172U JP 6826693 U JP6826693 U JP 6826693U JP 6826693 U JP6826693 U JP 6826693U JP H0736172 U JPH0736172 U JP H0736172U
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JP
Japan
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mount
adhesive
seal
seals
surface layer
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Pending
Application number
JP6826693U
Other languages
English (en)
Inventor
宣弘 西村
Original Assignee
シーレックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所謂ファンシーシールや事務用シールの整理が
簡単で且使用に際して特定の粘着シール(3) を選別し易
く、取り外し易くできるようにすること。 【構成】粘着シール(3) の裏面の粘着層(31)に対して剥
離性を具備する剥離性表面層(11)を両面に具備させ且多
数の粘着シール(3)(3)を貼着できる大きさの台紙(1)(1)
を綴じ合わせたことこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シール用ファイル、特に、デザイン化された封緘用シールや、その 他の事務用シール等を剥離可能に保管・整理するためのファイルに関するもので ある。
【0002】
【従来技術及び課題】
最近では、動物や漫画の人物、或は、その他のかわいいデザインの封緘用シー ルや飾りシールがいわゆるファンシーシールとして数多くの種類が販売されてい る。これらのシールは、何れも、裏面に感圧性の粘着層を具備する粘着シール(3 ) となっており、図1のように、剥離台紙(32)に複数(数枚程度〜10枚程度) が貼着されてこれが透明の袋(33)に収容されて販売され、学童や学生、或は若い 女性が封書の封緘用シールとして、また、書面に付する飾り等として使用してい る。
【0003】 一方、タイトルラベル等の粘着シール(3) も書類の見出しとして数多く使用さ れているが、やはりその種類やサイズが数多い。 これらの粘着シール(3) は、何れも、上記のような態様の袋入りで、各人は、 この包装状態の儘のものを数多く保有している。 ファンシーシールの場合、その粘着シール(3) の図柄或は形態自体の可愛さや 奇麗さを眺めることも楽しみであるが、多種類のこのような粘着シール(3)(3)を 保有していても、前記包装状態のままではこの楽しさが半減する。
【0004】 又、使用するに際しても、その取扱が面倒である。例えば、使用する図柄の粘 着シール(3) を選ぶとき、前記包装状態のままのでは一覧性がなく、数多くの包 装状態の儘のものから特定の粘着シール(3) を選びにくく、しかも、特定の粘着 シール(3) を剥離台紙(32)から剥離して使用する際に、透明の包装袋から前記台 紙を一旦取り出す必要があって、特定の粘着シール(3) を取り出すのも面倒であ る。
【0005】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、上記した所謂ファンシーシ ールや事務用シールの整理が簡単で且使用に際して特定の粘着シール(3) を選別 し易く、取り外し易くできるようにすることをその課題とする。 [請求項1の考案]
【0006】
【技術的手段】
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、シール用のファイルであっ て、『粘着シール(3) の裏面の粘着層(31)に対して剥離性を具備する剥離性表面 層(11)を両面に具備させ且多数の粘着シール(3)(3)を貼着できる大きさの台紙(1 )(1)を綴じ合わせたこと』ことである。
【0007】
【作用】
上記技術的手段は次のように作用する。 各台紙(1) の大きさは所定の大きさに設定されているから、各台紙(1) の表面 には多数の又多種類の粘着シール(3)(3)が台紙(1) の表裏両面に貼着して整理で きる。
【0008】 この台紙(1) の表面は剥離性表面層(11)となっているから、これに貼着された 粘着シール(3) は必要に応じて剥離可能である。 従って、このファイルを使用すると数多くの粘着シール(3)(3)が見開き状態の 台紙(1)(1)に一覧可能に配置され、これから選んだ必要な粘着シール(3) のみを 剥離して取り出せる。
【0009】
【効果】
一覧性があるから、取り出すべき粘着シール(3) の選別が容易であり、剥離性 表面層(11)から各粘着シール(3) を剥離するだけで必要な粘着シール(3) が取り 出せるから、これの取り出しも極めて簡単である。 又、ファンシーシール等のように、それ自体の可愛さや奇麗さを鑑賞する場合 にも、一層使い易いものとなる。 [その他の請求項の考案] 請求項2の考案は、上記請求項1のそれに加えて『台紙(1) の表裏両面全体を 剥離性表面層(11)とした』ものであるから、何れの箇所にも粘着シール(3)(3)を 貼着できる。
【0010】 請求項粘着シール(3) の考案は、上記請求項1及び2のシール用ファイルの『 剥離性表面層(11)を微粘着性を具備する層』としたものであり、このものでは、 上記請求項1及び2のシール用ファイルの効果に加えて、貼着状態の粘着シール (3)(3)が台紙(1)(1)の頁を繰る際等に不用意にはがれることがない。通常のシリ コン層のみからなる剥離表面の場合、一旦剥離して再貼着すると、粘着シール(3 ) の周縁部、特に、コーナ部が浮き上がるようになると共に、この状態が長期間 維持されると粘着シール(3) が不用意にはがれることがあるが、微粘着性を具備 させたことから、かかる不都合が生じないのである。
【0011】 請求項4の考案は、『台紙(1) の両面に貼着域表示部(2) を設けた』ものであ るから、台紙(1) に貼着整理された粘着シール(3)(3)が奇麗に整理できる。例え ば、矩形状の貼着域を行列状に配列する罫線等を施した場合、この罫線内に各粘 着シール(3) を貼着すると、台紙(1) の表裏に貼着された粘着シール(3)(3)が行 列状に配置された状態に整理でき、一層見易くなる。
【0012】
【実施例】
次に、上記した本考案の実施例を図面に従って詳述する。 [実施例1] この実施例は、請求項1〜請求項4の考案に対応するものであり、図2〜図4 のように、B−5サイズの台紙(1)(1)を、表紙(4) の背表紙部(41)にホットメル ト接着剤(42)により綴じ合わせたものである。
【0013】 この台紙(1) は、図2、図4のように、前記サイズの台紙構成基体(10)の両面 の全体に貼着域表示部(2) としての横方向の罫線(21)(21)を上下に一定の間隔で 印刷し、この上層に剥離性表面層(11)を形成したものである。 この剥離性表面層(11)は、糊成分と剥離性のあるシリコン成分とを所定の割合 で混合した微粘着性を具備する層としてある。この実施例では、前記構成の剥離 性表面層(11)の初期貼着時(一旦剥離した粘着シールを再貼着した時点)の剥離 性を25g(100MM幅の粘着シールを基準の速度で剥離するに要する荷重) 程度にしている。また、その厚さは1ミクロン程度に設定してある。従って、台 紙構成基体(10)の表面に印刷された罫線(21)(21)が剥離性表面層(11)の表面側か ら透視できる。
【0014】 なお、前記罫線(21)(21)の上下の間隔は、切手サイズの大きさの粘着シール(3 )(3)が余裕をもって貼着できるような間隔に設定されている。 このシール用ファイルでは、ファンシーシールを購入した場合、その台紙から 各粘着シール(3)(3)を剥離して、前記台紙(1) の剥離性表面層(11)に貼着配置す る。この場合、その貼着位置は、前記罫線(21)を基準にして貼着すると貼着位置 がそろう。又、一旦剥離された粘着シール(3) が剥離性表面層(11)に再貼着され るが、この剥離性表面層(11)は微粘着性を具備するから、粘着シール(3) の周縁 部がめくり上がった状態となる不都合もない。特に、ファンシーシールでは、図 のように、シール自体に小片部(34)があることも多く、この小片部がめくれ易 いが、かかる事態も防止できる。
【0015】 なお、上記実施例では、台紙(1) の表裏の全面に上記構成の剥離性表面層(11) を形成したから、連続生産される帯状の前記断面構成(図4)の台紙用の帯状素 材を裁断して台紙(1) とすることができる。 [実施例2] これに変えて各台紙(1) を図5に示すように、矩形状の貼着域のみに剥離性表 面層(11)(11)が塗布される構成としても良い。この場合、この塗布域と非塗布域 との境界が台紙(1) の表面で判別できるから、これが貼着域表示部(2) として機 能する。なお、台紙(1) の表面全域が通常の剥離層で構成された剥離性表面層(1 1)の場合、この表面には印字できないが、前記塗布域と塗布域との間は非塗布域 (12)となるから、これが記事記入欄として利用できる利点がある。 [その他] .上記実施例では、両面に剥離性表面層(11)が形成された用紙を用いて台紙(1 ) を構成したが、片面に剥離性表面層(11)を具備する素材用紙を用いて台紙(1) を構成することもできる。この場合には、図6に示すように、所定のサイズに裁 断された当該用紙を剥離性表面層(11)が表面となるように二つ折りしてこの折り 目(13)の反対側を背表紙部に綴じ込んで台紙(1) とすることもできる。 .上記実施例では、微粘着性の層によって剥離性表面層(11)を構成したが、こ れを粘着性の全くない通常の剥離性表面層(11)としても良い。 .事務用のタイトルラベル用として使用する場合、各台紙(1) のサイズを小さ くすると共に、各台紙(1) の一面に一種類のタイトルラベルを貼着できるように したファイルとすれば、このファイルが包装用具としても利用できる。 .上記実施例では、背表紙部(41)に接着してファイルとしたが、これを綴じ金 具を用いる形式のファイルとしても良い。この場合、各台紙(1) に綴じ込み孔を その一辺に形成しておくこととなる。 .実施例1のものでは、剥離性表面(11)を微粘着性を具備する層としたから、 これを用いたファイルの場合、図3の破線で示すように、各台紙(1) (1) 間に及 び台紙(1) と表紙(4) との間に、透明の易剥離性シート(14)を介在させる構成と するとよい。台紙(1) (1) 相互の接着が防止できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファンシーシールの包装状態の説明図
【図2】本考案実施例の全体斜視図
【図3】その断面図
【図4】台紙(1) の断面図
【図5】実施例2に用いる台紙(1) の説明図
【図6】他の実施例の説明図
【符号の説明】
(3) ・・・粘着シール (31)・・・粘着層 (11)・・・剥離性表面層 (1) ・・・台紙 (2) ・・・貼着域表示部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着シール(3) の裏面の粘着層(31)に対
    して剥離性を具備する剥離性表面層(11)を両面に具備さ
    せ且多数の粘着シール(3)(3)を貼着できる大きさの台紙
    (1)(1)を綴じ合わせたことを特徴とするシール用ファイ
    ル。
  2. 【請求項2】 台紙(1) の表裏両面全体を剥離性表面層
    (11)とした請求項1に記載のシール用ファイル。
  3. 【請求項3】 剥離性表面層(11)を微粘着性を具備する
    層とした請求項1又は請求項2に記載のシール用ファイ
    ル。
  4. 【請求項4】 台紙(1) の両面に貼着域表示部(2) を設
    けた請求項1から請求項3の何れかに記載のシール用フ
    ァイル
JP6826693U 1993-12-21 1993-12-21 シール用ファイル Pending JPH0736172U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014097575A1 (ja) * 2012-12-17 2014-06-26 パナソニック株式会社 熱伝導シート

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