JPH0736169Y2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH0736169Y2
JPH0736169Y2 JP5863789U JP5863789U JPH0736169Y2 JP H0736169 Y2 JPH0736169 Y2 JP H0736169Y2 JP 5863789 U JP5863789 U JP 5863789U JP 5863789 U JP5863789 U JP 5863789U JP H0736169 Y2 JPH0736169 Y2 JP H0736169Y2
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JP
Japan
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clamps
screws
clamp device
band
clamp
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JP5863789U
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JPH03102U (ja
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周市 手塚
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、クランプが複数個並列して配置されたクラ
ンプ装置に関する。
(従来の技術) 例えば、第2図に示すように、エンジンのキャブレタ1
とインテークパイプ2とを接続するには、バンド部分3
とその内径を縮小するスクリュー4により構成されたク
ランプ5が用いられる。
この場合、エンジンがV型多気筒2サイクルであると、
キャブレタ1は多連になってV型配置のシリンダ6aと6b
との間に配置され、これに接続された複数本のインテー
クパイプ2がクランクケース7に導入される構成を採る
ものがある。
この場合、エンジンが4気筒であるとすると、第3図に
示すように、接続パイプ1a,1b,1c,1dが並列し、インテ
ークパイプ2a,2b,2c,2dを接続するクランプ5a,5b,5c,5d
が並列して配置され、そのスクリュー4a,4b,4c,4dはシ
リンダ6aが近接する狭いスペース内でほぼ一線上に並ぶ
ものとなる。
このような状態では、両側のスクリュー4a,4dに対する
ドライバ8a,8bはいかようにも扱うことができるが、内
側のスクリュー4b,4cに対しては、目視しにくく、ドラ
イバ8b,8cが斜めになるので、締着作業が困難であり、
工具溝を潰すようなトラブルが発生しやすいものとなっ
ていた。
さらに、クランプ5a,5b位置には手が入りにくいので、
これを押さえて置くことが難しく、作業中にドライバ8
b,8cに押されてバンド部分3b,3cが回動し(点線図
示)、こうなるとシリンダ6aが邪魔になって作業不能に
陥ることが多く、またこれを直すのも難かしく、総体的
に作業性がよくない、という問題があるものであった。
(考案が解決しようとする課題) このように、複数個のクランプが並列して配置されるも
のでは、いくつかのクランプの締着作業がしにくくな
る、という問題があるのに鑑み、この考案は、クランプ
の姿勢を一定位置に拘束できるようにして、作業性を改
善させたクランプ装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的をもって、この考案のクランプ装置は、スク
リューによりバンド部分の内径を縮小して締着固定する
クランプが複数個並列して配置されたものにおいて、隣
接するクランプのバンド部分を連結バンドにより結続
し、互いのスクリューが位相角の相違する位置に拘束さ
れるようにした構成をとるものである。
(作用) こうして、1つのクランプを適当な姿勢に締着すること
で、隣接のクランプは連結バンドにより姿勢制御され、
そのスクリューを最も作業しやすい姿勢に位置付けする
ことができ、かつその姿勢はそのまま保持されるので、
ドライバをスクリューに対して無理なく同心に当てるこ
とができ、かつドライバの押し込み力を堅く受け止め、
締着作業が安定する。
スクリューは互いに位相角が異なるので、ドライバの差
し込み方向に他のスクリューが存在することがなく、ま
た、互いの目視に邪魔にならないので、この面でも作業
性がよい。
(実施例) 第1図はこの考案の実施例を示すもので、V型4気筒2
サイクルエンジンのキャブレタとインテークパイプとを
接続するクランプ装置の断面図である。
キャブレタの4つの接続パイプ1a,1b,1c,1dにインテー
クパイプ2a,2b,2c,2dが接続されて、4つのクランプ9a,
9b,9c,9dにより結合される。
左右のそれぞれ隣り合ったクランプ2aと2bおよび2cと2d
のバンド部分10aと10bおよび10cと10d間は、連結バンド
12a,12bにより結続されている。
この連結バンド12a,12bは、その長さやバンド部分上の
接続位置あるいはインテークパイプ2a,2b,2c,2dの並列
ピッチなどを勘案して、相対するスクリュー11a,11bお
よび11c,11dが互いに異なる位相角を持ち、かつその関
係が拘束されるように設定されている。
こうして、組み付けの時には、スクリュー11a,11dの位
置を少し外側に回わすことにより、内側のスクリュー11
b,11cをシリンダ6aの列と平行する形になるように位置
決めして置き、先ず外側のクランプ9a,9bを締着し、次
いで内側のクランプ9b,9cを締着する。
外側のクランプ9a,9dには、手が自由に入り、バンド部
分10a,10dを押えやすく、ドライバ13a,13dを扱いやす
い。
一方、内側のクランプ9b,9cは、この締着により回動不
能になり、ドライバ13b,13cの差し込み方向に邪魔物
(スクリュー11a,11d)がないことと合わせ、ドライバ1
3b,13cを工具溝14b,14cに正確に係合させて、強く押す
ことができるので、スクリュー11b,11cの締着作業が極
めて容易になる。
(考案の効果) 以上の通り、この考案に係わるクランプ装置は、スクリ
ューによりバンド部分の内径を縮小して締着固定するク
ランプが複数個並列して配置されたものにおいて、隣接
するクランプのバンド部分を連結バンドにより結続し、
互いのスクリューが位相角の相違する位置に拘束される
ようにしたもので、V型エンジンの多連キャブレタとイ
ンテークパイプとの接続などのように、手の入りにくい
場所に使用して、締着作業性を改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例になるクランプ装置の縦断面
図、第2図はクランプの一例を示すV型多気筒2サイク
ルエンジンの要部の側面図、第3図は従来のクランプ装
置の縦断面図である。 1a,1b,1c,1d……連結パイプ、2a,2b,2c,2d……インテー
クパイプ、19a,9b,9c,9d……クランプ、10a,10b,10c,10
d……バンド部分、11a,11b,11c,11d……スクリュー、12
a,12b……連結バンド、13a,13b,13c,13d……ドライバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリューによりバンド部分の内径を縮小
    して締着固定するクランプが複数個並列して配置された
    ものにおいて、隣接するクランプのバンド部分を連結バ
    ンドにより結続し、互いのスクリューが位相角の相違す
    る位置に拘束されるようにしたことを特徴とするクラン
    プ装置。
JP5863789U 1989-05-23 1989-05-23 クランプ装置 Expired - Lifetime JPH0736169Y2 (ja)

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JP5863789U JPH0736169Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 クランプ装置

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JP5863789U JPH0736169Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 クランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH03102U JPH03102U (ja) 1991-01-07
JPH0736169Y2 true JPH0736169Y2 (ja) 1995-08-16

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ID=31584430

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