JPH0735783B2 - 可変容量形ポンプの流量制御回路 - Google Patents

可変容量形ポンプの流量制御回路

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JPH0735783B2
JPH0735783B2 JP61032560A JP3256086A JPH0735783B2 JP H0735783 B2 JPH0735783 B2 JP H0735783B2 JP 61032560 A JP61032560 A JP 61032560A JP 3256086 A JP3256086 A JP 3256086A JP H0735783 B2 JPH0735783 B2 JP H0735783B2
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JP
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throttle valve
pressure
valve
pump
variable displacement
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JP61032560A
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進 長谷川
節男 畑中
弘克 阪本
和人 藤山
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可変容量形ポンプの吐出流量を制御するポンプ
流量制御回路に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の流量制御回路として例えば特開昭49−57275号
公報記載のものがある。このものの類似回路例を第2図
について説明すると、可変容量形ポンプ1は第1流量方
向制御弁21に接続し、第1流量方向制御弁21が中立位置
をとるとき、第1流量方向制御弁21を経て第2流量方向
制御弁22に接続する。さらに第2流量方向制御弁22も中
立位置をとるとき、ポンプ1は流量方向制御弁21,22を
経て絞り弁7を介しタンク9に接続する。
絞り弁7と第2流量方向制御弁22とをつなぐ通路は、可
変容量形ポンプ1の吐出圧力を規制するリリーフ弁11の
2次側ポートに接続すると共に、通路12を介して可変容
量形ポンプ1のレギュレータ2に接続している。
以上の構成は前記公報記載のものと略同じであるが、第
2図示回路ではさらに、通路12の圧力(流量制御のため
のパイロット圧)の上限を制限するため、設定圧がリリ
ーフ弁11よりも低い小容量のリリーフ弁8を絞り弁7と
並列に設けている。
可変容量形ポンプ1のレギュレータ2は、ポンプ1の吐
出圧力を受けるサーボ弁23、絞り弁7上流に発生したパ
イロット圧を受けるパイロット弁24及び弁23,24の作動
によりポンプ傾転角を増減するサーボシリンダ25を備え
ている。
いま流量方向制御弁21,22が中立位置をとると、ポンプ
1からの作動液は第1流量方向制御弁21、第2流量方向
制御弁22、絞り弁7を通ってタンク9に還流し、絞り弁
7上流にパイロット圧が発生する。このパイロット圧は
レギュレータ2のパイロット弁24のパイロットピストン
26に作用しスプール27をばね28に抗して位置aに切換
え、サーボシリンダ25の大室29をタンク9に連通する。
このため、サーボピストン31は常時ポンプ吐出圧が導か
れている小室30の液圧力によりポンプ傾転角を減じる方
向へ移動する。これによりポンプ吐出量が減少すると共
に、フイードバックレバー32を介してサーボピストン31
と連動するスリーブ33がスプール27に追従し、スプール
移動量だけ移動したところで大室29とタンク9との連通
を断つので、パイロット弁24は中立位置をとる。このと
きポンプ1は最少吐出量となるから、エネルギーロスを
少くすることができる。
ここで第1流量方向制御弁21を中立位置から機能位置A
又はBに切換えて液圧シリンダ4を駆動するか、或いは
第2流量方向制御弁22を中位位置から機能位置A又はB
に切換えて液圧モータ5を駆動すると、液圧アクチュエ
ータ4又は5からの戻り液は直接タンク9に還流し絞り
弁7を通らないため、パイロット圧は発生しない。
この場合には、負荷圧力に応じたポンプ吐出圧力がサー
ボ弁23のパイロットピストン35に作用し、その押付力が
ばね36の押付力に打ち勝つと、スプール34を位置aに切
換え大室29をタンク9に連通する。このため、サーボピ
ストン31は小室30の液圧力によりポンプ傾転角を減じる
方向へ移動する。これによりポンプ吐出量が減少すると
共に、フイードバックレバー37を介してサーボピストン
31と連動するスリーブ38がスプール34に追従し、スプー
ル移動量だけ移動したところで大室29とタンク9との連
通を断つので、サーボ弁23は中立位置をとる。この状態
からポンプ吐出圧力が減少すると、スプール34はばね36
により位置bをとり大室29にポンプ吐出圧力を導くた
め、サーボピストン31は両端の受圧面積差によりポンプ
傾転角を増大する方向へ移動する。これによりポンプ吐
出流量が増大すると共に、スリーブ38がスプール34に追
従しスプール移動量だけ移動したところでポンプ吐出量
は一定となる。
液圧アクチュエータ駆動時何等かの理由によりポンプ吐
出圧力がリリーフ弁11の設定圧を越えると、リリーフ弁
11が吹きリリーフ液は絞り弁7を通つてタンク9へ流
れ、絞り弁7の上流にリリーフ弁8で上限を制御された
パイロット圧が発生する。このパイロット圧はレギュレ
ータ2のパイロット弁24のパイロットピストン26に作用
し、スプール27をばね28に抗して位置aに切換えるた
め、大室29の圧液がタンク9へ流れ、サーボピストン31
はポンプ傾転角を減じる方向へ移動し、ポンプ吐出流量
が減少する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでポンプ吐出圧力が例えば液圧シリンダ4のスト
ロークエンドで昇圧してリリーフ弁11が吹くと、ポンプ
からの吐出液がリリーフ弁11、絞り弁7を経てタンク9
へ流れ、前述のように絞り弁7上流に生じたパイロット
圧によりレギュレータ2が作動しポンプ吐出量が減少し
これに伴いパイロット圧も低下する。ところがリリーフ
弁11が吹くと多量のリリーフ液が絞り弁7を通ろうとす
るため、リリーフ弁8で上限圧力が規制されるとはいえ
パイロットライン12の圧力が急変動し、液圧ポンプの流
量制御が非常に不安定となる。殊にポンプの流量制御ス
ピードがパイロット圧の急激な圧力変動に追従するとハ
ンチング等の問題が発生し、到底安定した流量制御を行
うことができない。
本発明は前記の点に鑑みてなされたもので、簡潔な構成
により安定した流量制御を行うことができる可変容量形
ポンプの流量制御回路の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本発明の構成を実施例に対
応する第1図を用いて説明すると、可変容量形ポンプ1
の吐出圧力を規制するリリーフ弁11の2次側ポートを絞
り弁7を介してタンク9に接続すると共に、絞り弁7上
流の圧力をポンプ流量制御のためのパイロット圧として
可変容量形ポンプ1のレギュレータ2に導くようにした
ものにおいて、前記パイロット圧をレギュレータ2に導
く通路12に絞り弁13を設け、この絞り弁13の下流とタン
ク9とを絞り弁14を介装した分岐通路15で接続したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
ポンプ吐出圧力がリリーフ弁11の設定圧を越えるとリリ
ーフ弁11が吹き、リリーフ液が絞り弁7を経てタンク9
へ流れる際、絞り弁7上流に急激な圧力変動を伴うパイ
ロット圧が発生する。しかしこのパイロット圧は絞り弁
13を経てレギュレータ2へ導かれるため、パイロット圧
の脈動は絞り弁13の絞り抵抗により小さくなると共に、
圧力変化が緩やかになる。さらに、絞り弁13を通過した
圧液の一部は分岐通路15の絞り弁14を経てタンク9へ還
流するため、レギュレータ2へ流入するパイロット圧の
脈動は、一層小さくなり、圧力変化も一層緩やかにな
る。
従つて、円滑な流量制御が行える。また、速い応答制御
が要求される可変容量形ポンプではハンチング現象など
の問題がなくなり、安定した流量制御を行うことができ
る。
〔実施例〕 本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。1は可変
容量形ポンプ、2は第2図に示す如き構成のレギュレー
タ、3は多連弁で、第2図に示す如き流量方向制御弁を
2個直列に配設している。4は多連弁3の一方の流量方
向制御弁に接続された液圧シリンダ、5は他方の流量方
向制御弁に接続された液圧モータである。下流側の液量
方向制御弁の中立ポートに接続する戻り流路6には絞り
弁7とリリーフ弁8を並設し、その下流をタンク9に接
続すると共に、絞り弁7とリリーフ弁8の上流とポンプ
吐出流路10とをポンプ吐出圧力を規制するリリーフ弁11
を介して接続し、さらに絞り弁7とリリーフ弁8の上流
とレギュレータ2とを通路12で接続している。
本実施例においては、前記するような従来回路に加えて
通路12に絞り弁13を介装し、さらに、絞り弁13とレギュ
レータ2とをつなぐ通路12部分を絞り弁14を介装した分
岐通路15でタンク9に接続している。
本実施例はかく構成しているので、例えばリリーフ弁11
が吹き絞り弁7の上流に急激な圧力変動を伴うパイロッ
ト圧が発生した場合、このパイロット圧は絞り弁13を経
てレギュレータ2へ導かれるため、パイロット圧の脈動
は絞り弁13の絞り抵抗により小さくなり、また圧力変化
が緩やかになり、さらに、絞り弁13を通過した圧液の一
部が絞り弁14を経てタンク9へ還流するので、パイロッ
ト圧の脈動は一層小さくなり、圧力変化も一層緩やかと
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ポンプ吐出圧力を
規制するリリーフ弁の開により絞り弁上流に発生したパ
イロット圧は、レギュレータに通じる通路に介装した絞
り弁を通り、さらに圧液の一部が絞り弁を介装した分岐
通路を経てタンクに還流するようにしているので、可変
容量形ポンプの流量制御を円滑に行うことができ、ま
た、速い応答制御が要求される可変容量形ポンプではハ
ンチング現象などの問題が生ぜず安定した流量制御がで
きる。しかして、このような流量制御が管路に三つの絞
り弁を配設する程度の簡潔な構成により達成できるから
実施して効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の油圧回路図、第2図は従来装
置の油圧回路図である。 1……可変容量形ポンプ、2……レギュレータ、7,13,1
4……絞り弁、11……リリーフ弁、12……通路、15……
分岐通路。
フロントページの続き (72)発明者 藤山 和人 兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川 崎重工業株式会社西神戸工場内 (56)参考文献 特開 昭49−57275(JP,A) 特開 昭49−89201(JP,A) 実開 昭57−79204(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量形ポンプの吐出圧力を規制するリ
    リーフ弁の2次側ポートを絞り弁を介してタンクに接続
    すると共に、絞り弁上流の圧力をポンプ流量制御のため
    のパイロット圧として可変容量形ポンプのレギュレータ
    に導くようにしたものにおいて、前記パイロット圧をレ
    ギュレータに導く通路に絞り弁を設け、この絞り弁の下
    流とタンクとを絞り弁を介装した分岐通路で接続したこ
    とを特徴とする可変容量形ポンプの流量制御回路。
JP61032560A 1986-02-17 1986-02-17 可変容量形ポンプの流量制御回路 Expired - Lifetime JPH0735783B2 (ja)

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JP4755311B1 (ja) * 2010-08-16 2011-08-24 能生 小野 ティッシュペーパー収納箱

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