JPH0735725Y2 - サンダー機のサンディング部零基準測定装置 - Google Patents

サンダー機のサンディング部零基準測定装置

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JPH0735725Y2
JPH0735725Y2 JP7369988U JP7369988U JPH0735725Y2 JP H0735725 Y2 JPH0735725 Y2 JP H0735725Y2 JP 7369988 U JP7369988 U JP 7369988U JP 7369988 U JP7369988 U JP 7369988U JP H0735725 Y2 JPH0735725 Y2 JP H0735725Y2
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JP
Japan
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sanding
material feeding
feeding belt
belt
zero reference
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JP7369988U
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JPH0267U (ja
Inventor
清二 内川
Original Assignee
アミテック株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサンダー機のサンデイング部零基準測定装置に
係り、サンデイング装置のサンデイング部零基準を簡易
正確に検出できるようにするものである。
(従来の技術) サンダー機のサンデイング装置に使用するサンデイング
ベルトは、研削、或は研摩の態様により粗い砥粒のもの
から細かい砥粒のものまでを使い分けているもので、ベ
ルトの厚さに0.2mm〜3.0mm位までの変化があり、これを
案内ロール装置により走行させ、若しくは研摩ロールに
捲きつけ、或は厚さの違うサンデイングベルトを捲きつ
けた研摩ロール自体を取替えている。また研摩ロールに
外嵌めして使用するサンデイング筒にも、砥粒の粗さに
より厚さが異なり、砥石ロールを使用するものにおいて
も使用により表面がすり減つて外径が異なつて来る。そ
の他、送材ベルトは使用により摩耗するこれらによつて
サンデイング部が送材ベルト上の加工材に接する基準が
変化するから該基準をサンデイングベルト、サンデイン
グ筒、或は砥石ロールの交換の都度測定しなければ加工
材の研削研摩に誤差を生ずる。
従来は送材ベルトのサンデイング部の下面に対応する位
置に適寸のモデルブロツクを乗せ、サンデイング部とモ
デルブロツク上面とを相対的移動により当接する操作を
施し、圧力を調整してから該モデルブロツクを抜き取
り、サンダー機の投入口側部に設けた第1、6図の乗せ
板21に該モデルブロツクを載せ、摺動ピン23が該ブロッ
クの上面に接して指針がゲージの指針を零目盛にするか
どうかを確かめ、摺動ピンを押上げ過ぎのときにはその
摺動ピンとゲージを少し上方に移動し、接触不足のとき
には少し下方に移動してゲージの零目盛りを指針が指す
調整を施しているものであるが、サンデイング部とモデ
ルブロツク上面との当接による圧力調整に個人差がある
ため一定圧力にできない。
しかしながらサンデイングベルト等の厚さの変化などと
か、送材ベルトの厚さの変化に対応してサンデイング部
の零規準を検出子により簡易正確に測定できる機能を持
つたサンダー機は提供されていない。
(本考案が解決しようとする問題点と目的) 本考案は前記に鑑み、サンダー機にサンデイング部の零
基準を測定できる機能を検出子の備付けにより、極く正
確、簡単に測定できるようにすることを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した目的に合わせた具体性を持つもので、
サンデイグベルト、サンデイングロール等を備えるサン
デイング装置と、送材ベルトとを上下に対設し、その両
者若しくはいずれか一方を昇降自由に設けたサンダー機
において、サンデイング装置のサンデイング部に対応す
る送材ベルトの下面に弾圧体を設けるとともに、その弾
圧体により該送材ベルトを突き上げ、かつサンデイング
部とその衝合により弾圧体の弾力に抗して突き降ろされ
る補助板と、補助板が突き降ろされたときの下降端を検
知してサンデイング部の零基準を検出する検出子とを設
けたことを特徴とするサンダー機のサンデイング部零基
準測定装置に係るものである。
(実施例) 本考案の好適な実施例を説明する。
図面は本考案の実施例を示し、第1図〜第3図は第1実
施例であつて、第1図は本考案を備えるサンダー機の一
例を示した側面図、第2、3図は要部を拡大した側面
図、第4、5図は第2実施例の要部の拡大側面図であ
る。
第1実施例は第1図に示すように据付フレーム1から直
立させたサンデイングフレーム2の上方部に設けた舵取
り兼テンシヨンロール3と、その下方に配置した駆動ロ
ール4と案内ロール5とに無端のサンデイングベルト6
を掛け渡し、駆動ロール4と案内ロール5の間にサンデ
イングベルト6の内面を押す押圧パツド7を設けてサン
デイング部8を構成したサンデイング装置aと、据付フ
レーム1上にモータ又はハンドル9の回転により昇降を
自由にした送材ベルトフレーム10を設け、該フレームの
前側(図の右側)のガイドロール11と後側の駆動ロール
12に無端の送材ベルト13を掛け渡して、該ベルト13の上
方走行部をテーブル14上で移動させる構成を示す。前記
サンデイング装置aは一例を示しているもので、図示し
た押圧パツド7を使用しないで上下にロールを設け、そ
のロールにサンデイングベルトを掛け渡して下方のロー
ルによりサンデイングベルトを押圧し、その押圧下面に
よりサンデイング部8を構成するサンデイング装置a、
或るいは1個のロールにサンデイングベルトを巻きつけ
てサンデイング部8を構成した形式のサイデイング装置
a、前記の1個のロールにサンデイング筒を外嵌してそ
のサンデイング筒によりサンデイング部8を構成した形
式のサンデイング装置a、砥石を回転駆動しその砥石に
よりサンデイング部8を構成した形式のサンデイング装
置aなどを使用するサンダー機であつてもよく、送材ベ
ルト13と各サンデイング部8の間に送材間隔を生じさせ
るため、サンデイング装置aを昇降できるようにするこ
ともできる。
本実施例においては、サンデイング装置aのサンデイン
グ部8に対応する送材ベルト13の下面で、テーブル14を
切欠して摺動溝15と顎形の対称状突部16、16を生じさ
せ、弾圧体の一例をなすシリンダ17を送材ベルトフレー
ム10に差渡した梁材等に取付け、突部16、16の間から突
出したシリンダロツドを摺動溝15内に設けた補助板18に
連結し、又は補助板18の下面に接触する。突部16の一方
に補助板18が接し、若しくは接近すると同時にそれを検
知して検出信号を発生する検出子19を取付ける。
送材ベルト13の加工材投入口の側部に該送材ベルトの上
面に合わせた加工材又はモデルゲージブロツクの乗せ板
21の脚部21aを送材ベルトフレーム10に取付け、サンデ
イングフレーム2には指針を回転する形式のゲージ22
と、乗せ板21に乗せた加工材又はモデルゲージブロツク
の上面に接すると同時に前記の指針を連動状に回転させ
る摺動ピン23とを設ける。かかる乗せ板21とゲージ22及
び摺動ピン23を設けることは公知である。
本実施例は、普段は補助板18を固定装置(図示せず)に
より固定して上面をテーブル14の一部にする。また検出
子19の検出信号を送り出す回路を開いておく。
検出のときには固定装置による補助板18の固定を解き、
かつ検出子19の検出回路を閉じ、弾圧体の一例をなすシ
リンダ17に圧力流体を送つて補助板18を第2図のとおり
に少し浮上して送材ベルト13の一部を持ち上げ、同時的
に送材ベルトフレーム10を上昇してサンデイング部8に
送材ベルト13を接触する。しかるとき押圧パツド7の硬
さによりサンデイング部8が送材ベルト13を押下げ、第
3図の状態に示すように補助板18が下降端まで押し下げ
られ、突部16、16に接触又は接近して、検出子19により
検出信号を発生する。この状態はサンデイングベルト
6、送材ベルト13等の厚さにより異なるが、何れの場合
も該送材ベルト13の上面を基準とするサンデイング部8
の零基準を知ることができる。
検出子19により検出信号を生じたとき、送材ベルトフレ
ーム10をモータ駆動により上昇する構成であればその信
号により該モータを自動的に停止し、ハンドル9を回転
して行うモータであれば検出信号により駆動される電磁
ブザー等の警報発生とともに回転を停止し、補助板18を
固定してからシリンダ17に対する圧力流体の送給を停止
し、検出子19の検出回路を開く。
他方摺動ピン23は、サンデイング部8の零基準を割り出
す前に乗せ板21に衝き当つて指針をゲージ22の零目盛よ
り+方向に回転し、又は衝当らないことがある。衝当つ
たときは前記の零基準を測定し終つたあとで摺動ピン23
とゲージ22とを上方に移動して指針が前記の零目盛を指
すように修正する。衝当らなければゲージ22と摺動ピン
23と下方に移動し、前記と同じに指針を零目盛りに合わ
せる。
弾圧体にはシリンダ17のほかに、補助板18及び送材ベル
ト13を押し上げるコイルばねとか弾力ゴムを使用するこ
ともできる。
第4、5図に示した第2実施例は、第4図のようにサン
デイング部8により送材ベルト13が圧締され、サンデイ
ング部8による圧力を第5図のとおりに除去して圧縮を
復元し、しかも該サンデイング部を接触した状態を以て
零基準とするのが妥当であるから、他方の突部16に第2
の検出子20を取付け、第4図の過剰圧力をその第2の検
出子20により検出してサンデイング部8による圧接を戻
し、検出子19のみの検出信号により前記の処置を行うよ
うにする微量戻しを生じさせるものであつて、この他に
も第2の検出子20の検出信号を使用することができる。
その他のサンデイング装置a使用する場合でも送材ベル
ト13側は同じでよい。
(作用) 本考案の弾圧体、補助板及び検出子による検出作用は前
記した実施例の記載中に明らかにしたとおりである。検
出後の加工材の厚みの検査は乗せ板21とゲージ22及び摺
動ピン23により行う。指針がゲージの零目盛を指してい
れば、零目盛を越えた目盛が研削或るいは研摩しろにな
る。
(効果) 本考案はサンデイング装置aのサンデイング部8の送材
ベルト13に接触する零基準を、サンデイング部8に対応
させて設けた弾圧体とその弾圧体により上昇して送材ベ
ルト13の一部を突き上げる補助板18と、補助板18が送材
ベルト13を介しサンデイング部8により押されるときの
下降端を検出して検出信号を発生する検出子19とからな
るものである。これらがなくてもサンデイング部8の零
基準を測定することは理論的に可能であるが、サンデイ
ング部8による送りベルト13の押え過ぎ、若しくは押え
不足等により零基準が微妙に変化して誰もが同じ測定を
行うことができないから、正確な検出を必要とする測定
をしていなかつた。しかるに本考案は前記のように弾圧
体と補助板18により、サンデイング部8に対応する送材
ベルト13の一部を突き上げて、該ベルト13と他物の関係
がないようにした上で、サンデイング部8と接触し、該
接触と共に補助板18によつて検出子19が検出信号を生ず
るまで押して、信号が生じた位置を零基準とするもので
あるから、手加減或るいは経験が入り込む余地は全くな
く、誰が行つても同一の零基準を極く正確に割り出すこ
とができると共に、その検出の操作を極く簡単にできる
サンダー機を提供できる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は第1実施例を示し、第1図は本考案を施し
たサンダー機の側面図、第2、3図は本考案の要部の拡
大側面図である。第4、5図は第2実施例を示し、第
2、3図に準じて要部を拡大して示す。第6図は公知の
乗せ板21とゲージ22及び摺動ピン23の正面図である。 a……サンデイング装置、8……サンデイング部 10……送材ベルトフレーム、13……送材ベルト、16……
突部 17……シリンダ、18……補助板、19……検出子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンデイグベルト、サンデイングロール等
    を備えるサンデイング装置と、送材ベルトとを上下に対
    設し、その両者若しくはいずれか一方を昇降自由に設け
    たサンダー機において、 サンデイング装置のサンデイング部に対応する送材ベル
    トの下面に弾圧体を設けるとともに、その弾圧体により
    該送材ベルトを突き上げ、かつサンデイング部との衝合
    により弾圧体の弾力に抗して突き降ろされる補助板と、
    補助板が突き降ろされたときの下降端を検知してサンデ
    ィング部の零基準を検出する検出子とを設けたことを特
    徴とするサンダー機のサンデイング部零基準測定装置。
JP7369988U 1988-06-02 1988-06-02 サンダー機のサンディング部零基準測定装置 Expired - Lifetime JPH0735725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7369988U JPH0735725Y2 (ja) 1988-06-02 1988-06-02 サンダー機のサンディング部零基準測定装置

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JP7369988U JPH0735725Y2 (ja) 1988-06-02 1988-06-02 サンダー機のサンディング部零基準測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH0267U JPH0267U (ja) 1990-01-05
JPH0735725Y2 true JPH0735725Y2 (ja) 1995-08-16

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JPH0267U (ja) 1990-01-05

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