JPS599812Y2 - 砥石摩耗量検出装置 - Google Patents

砥石摩耗量検出装置

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Publication number
JPS599812Y2
JPS599812Y2 JP1978060288U JP6028878U JPS599812Y2 JP S599812 Y2 JPS599812 Y2 JP S599812Y2 JP 1978060288 U JP1978060288 U JP 1978060288U JP 6028878 U JP6028878 U JP 6028878U JP S599812 Y2 JPS599812 Y2 JP S599812Y2
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JP
Japan
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grinding wheel
ground
grinding
movable table
touch roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978060288U
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English (en)
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JPS54162996U (ja
Inventor
末信 椎葉
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は砥石の摩耗量を検出する砥石摩耗量検出装置に
関する。
従来、砥石の摩耗量を測定する装置として実公昭47−
2469号にあるように、磁気感応被膜又は静電気感応
被膜を砥石の側面に塗布し、この砥石の中心軸方向に沿
って移動自在の追跡装置を装備した近接スイッチを設け
て測定する装置や、特公昭48−44438号にあるよ
うに砥石車の両側に互いに対向して設けた光源或は超音
波源を含む検知器を設けた装置等があった。
しかしこれらの装置はいずれも砥石の外周近傍に検知源
を含む装置を備え砥石の摩耗量を直接測定するものであ
り、砥石の外周近傍では、研削切りくず、砥石の消耗と
発熱を防ぐための研削剤、研削時減耗した砥粒等が検知
器に付着したり砥石の回転、研削にともなう振動によっ
て検知動作を誤ったり、摺動部、可動部が作動不良を起
したりしやすいという問題があった。
本考案の目的はこれらの欠点を除去すべく砥石から離れ
たところで、間接的に測定する砥石摩耗量検出装置を提
供するにある。
本考案は研削砥石が設けられた移動台上に被研削物当接
部材を設け、この被研削物当接部材を移動台に進退自在
に設けるとともに、付勢手段により該当接部材の一端を
被研削面に当接するように付勢し、さらに研削砥石の摩
耗にともなう移動台の被研削物側への変位量を前記当接
部材と移動台との相対的変位量としてとらえ、この変位
量を検出手段により検出して前記目的を達或しようとす
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
ステンレス鋼帯などの被研削物1の一側には、該被研削
物1に対し進退可能に設けられた移動台2が配置されて
いる。
この移動台2は図示しないガイド部材および雌ねじ部材
等を備え、この雌ねじ部材に螺合されたスクリュウ軸を
モータなどにより回転させることによってガイド部材に
沿って進退できるようにされている。
前記移動台2上には軸受3を介して被研削物1に対向さ
れた研削砥石4のスピンドル5が回転自在に支持されて
いる。
このスピンドル5の研削砥石4の固着された端部とは反
対側の端部にはプーリ6が固着されている。
このプーり6には前記移動台2上に設けられた回転駆動
源としてのモータ7の出力軸に取付けられたプーり8が
ベルト9を介して連結され、これによりモータ7の駆動
にともなって研削砥石4が第1図中矢印方向に回転でき
るようにされている。
また、前記移動台2上には所定間隔を離して一対の軸受
支持板10が立設され、これらの軸受支持板10の上部
には軸受11がそれぞれ固着されている。
これらの軸受11には摺動ロツド12が前記被研削物1
の被研削面1Aに対して進退自在に支持されている。
この摺動ロツド12の被研削物1側の端部には側面コ字
形のタッチロールホルダ13が取付けられ、このタッチ
ロールホルダ13には前記被研削物1の被研削面1Aに
当接されるタッチロール14が回転自在に取付けられて
いる。
この際、タッチロール14は被研削物1の移動により回
転自在となるようにされている。
また、これらの摺動ロツド12、タッチロールホルダ1
3、タッチロール14により被研削物当接部材が構或さ
れている。
前記、摺動ロツド12の被研削物1とは反対側の端部に
は移動板15が固着され、この移動板15の上部と前記
一対の軸受11のうち被研削物1側の軸受11との間に
は付勢手段としての引張コイルばね16が張設されてい
る。
これにより摺動ロツド12は常時被研削物1側に付勢さ
れ、タッチロール14が被研削物1の被研削面1Aに常
時当接するようにされている。
また、前記移動板15の下部には検出手段としての差動
トランス17の鉄心18が摺動ロツド12と平行に設け
られている。
この鉄心18は前記移動台2上に架台19を介して取付
けられた差動トランス17の中心孔内に進退自在に挿入
されている。
この差動トランス17には、図示しない変位量表示手段
が連設されている。
前記摺動ロツド12の側方には流体圧シリンダ20が配
置され、この流体圧シリンダ20はシリンタヘース21
に取付けられ、このシリンダベース21は前記移動台2
に取付けられた支持台22に移動可能に支持されている
またシリンダベース21の下面にはナット部材23が固
着され、このナット部材23には前記支持台22に回転
自在、かつ軸方向移動不可能に取付けられたねじ軸24
が螺合されている。
このねじ軸24の一端外方には調整ハンドル25が取付
けられ、この調整ハンドル25を回転させることにより
、ねじ軸24に螺合されたナット部材23を介してシリ
ンダベース21を進退できるようにされている。
前記流体圧シリンダ20のピストンロツド26の先端は
前記摺動ロツド12に固定された移動板15に対向され
ている。
次に本実施例の作用につき説明する。
モータ7を駆動してプーり8、ベルト9、プーノ6およ
びスピンドル5を介して研削砥石4を回転するとともに
、移動台2を被研削物1の方向に移動して研削砥石4の
周面を被研削物1の被研削面1Aに当接させる。
この際、タッチロール14は引張コイルばね16により
付勢されて被研削面1Aに当接されている。
一方、摺動ロツド12の一端に固定された移動板15に
取付けられた鉄心18の位置は、差動トランス17によ
り読取られる。
このような状態において研削砥石4による研削が継続さ
れ、研削砥石4が摩耗すると砥石駆動用モータ7の負荷
電流が設定範囲から外れる。
これにより図示しない駆動装置によって、モータ7の負
荷電流が設定範囲内に入るように、移動台2が被研削物
1側に前進させられる。
この移動台2の移動にともない、移動台2上に設けられ
た差動トランス17も被研削物1側に移動することとな
る。
一方、タッチロール14を有する摺動ロツド12は、タ
ッチロール14が被研削物1の被研削面1Aに当接され
ていることから被研削物1側への移動が規制され、引張
コイルばね16に抗してその位置を保持することとなる
従って、摺動ロツド12に移動板15を介して取付けら
れた鉄心18もその位置を保持し、差動トランス17と
の間に相対的な位置の変化がなされる。
この鉄心18と差動トランス17との変位は差動トラン
ス17で確実に検出され、図示しない表示装置などによ
り表示されることとなる。
この表示装置の表示を見ることにより研削砥石4の摩耗
量が直ちに判読できる。
この際、表示装置は用いず差動トランス17からの変位
量を超えた場合、移動台2を自動的に移動させているモ
ータなどを停止するように設定することもできる。
また、研削砥石4の摩耗量を検出しない場合には、流体
圧シリンダ20を作動させてピストンロツド26を進出
させ、このピストンロツド26により移動板15を介し
て摺動ロツド12を後退させてタッチロール14と被研
削物1との接触を解除するようにする。
これによりタッチロール14は被研削面IAからピスト
ンロツド26のストローク分だけ遠ざかることとなり、
研削砥石4の摩耗にかかわらず差動トランス17からの
変位信号は発せられないこととなる。
さらに、研削砥石4の使用初期において砥石径が大きく
最初の部分の径減少を測定する必要がない場合、調整ハ
ンドル25を回してシリンダベース21を前後進させて
調整することにより、径検出不要部分の測定範囲を決め
ることができる。
すなわち、調整ハンドル25を回転させてシリンダベー
ス21を移動板15側に移動させ、ピストンロツド26
を移動板15に当接させて摺動ロツド12を後退させ、
タッチロール14と被研削面1Aとの接触を解除する。
この調整ハンドル25の操作により、タッチロール14
と被研削面1Aとの間に形或された間隔分だけ研削砥石
4が摩耗しても、差動トランス17は変位信号を出さな
いこととなる。
また、この間隔を超えて研削砥石4が摩耗すれば、タッ
チロール14は被研削面1Aに接触することとなり、差
動トランス17による研削砥石4の摩耗量の検出が開始
されることとなる。
このようにしてシリンダベース21の調整ハンドル25
による移動量を適宜に決定することにより径検出不要部
分の測定範囲が決定できる。
上述のような本実施例によれば、次のような効果がある
(1)砥石径の減少量(摩耗量)を定量的に把握するこ
とができ、砥石4の寿命の予知が簡単にできる。
(2)砥石径が連続して検出できるので、砥石周速度制
御が容易に自動化可能となり、研削比の向上および研削
能率の向上が図られる。
(3)危険度の高い研削作業において、砥石回転部より
離れた位置で砥石径の確認が可能となり、著しく安全性
の向上に寄与できる。
(4)各部材はすべて研削砥石4のスピンドル5を受け
る軸受3を取付けた移動台2上に共通して設置されてい
るため、研削時の切込量変更、未研削時の移動台2の移
動等によっても作動トランス17の調整変更は必要とさ
れず、操作が非常に簡単である。
(5)付勢手段としての引張りコイルばね16は摺動ロ
ツド12上に並列に取付けられているため、スペースを
取らず装置を小型化できる。
なお、前記実施例においては検出手段として差動トラン
ス17を用いたが、検出手段はこれに限らず通常の検出
手段、例えば光学的検出手段、ラックとピニオンなどを
用いた機械的検出手段などを用いても良い。
また、付勢手段としての引張コイルばね16はその配置
方向によっては圧縮ばねとしても良く、さらに他の形式
のばねなど異なる付勢手段を用いても良い。
さらに、タッチロール14は必ずしもロールでなくとも
良く、低摩擦係数がらなる部材を被研削面1Aに当接す
るようにしても良い。
上述のように本考案によれば砥石の摩耗量を確実に検出
できる砥石摩耗量検出装置を提供できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る砥石摩耗量検出装置の一実施例を
示す概略側面図、第2図は第1図の平面図である。 1・・・被研削物、IA・・・被研削面、2・・・移動
台、4・・・研削砥石、12, 13, 14・・・被
研削物当接部材を構或する摺動ロッド、タッチロールホ
ルダおよびタッチロール、16・・・付勢手段としての
引張コイルばね、17・・・検出手段としての差動トラ
ンス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被研削物に対し進退可能に設けられた移動台と、この移
    動台上に回転自在に支持され前記被研削物の研削を行な
    う研削砥石と、前記被研削物の被研削面に対し進退自在
    に移動台上に取付けられ一端を被研削面に当接可能にさ
    れた被研削物当接部材と、この被研削物当接部材を常時
    被研削物側に付勢する付勢手段と、前記被研削物当接部
    材と移動台との相対的な変位量を検出する検出手段とを
    具備したことを特徴とする砥石摩耗量検出装置。
JP1978060288U 1978-05-04 1978-05-04 砥石摩耗量検出装置 Expired JPS599812Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978060288U JPS599812Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 砥石摩耗量検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978060288U JPS599812Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 砥石摩耗量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54162996U JPS54162996U (ja) 1979-11-14
JPS599812Y2 true JPS599812Y2 (ja) 1984-03-28

Family

ID=28960691

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978060288U Expired JPS599812Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 砥石摩耗量検出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819197U (ja) * 1971-07-13 1973-03-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819197U (ja) * 1971-07-13 1973-03-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54162996U (ja) 1979-11-14

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