JPH0735673A - 溶液の更新時期告知装置 - Google Patents

溶液の更新時期告知装置

Info

Publication number
JPH0735673A
JPH0735673A JP17965593A JP17965593A JPH0735673A JP H0735673 A JPH0735673 A JP H0735673A JP 17965593 A JP17965593 A JP 17965593A JP 17965593 A JP17965593 A JP 17965593A JP H0735673 A JPH0735673 A JP H0735673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
dropping
cleaning liquid
drops
syringe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17965593A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Ito
栄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP17965593A priority Critical patent/JPH0735673A/ja
Publication of JPH0735673A publication Critical patent/JPH0735673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定開始時において、液面検出の必要の無い
溶液の更新時期告知装置を提供する。 【構成】 供給管7は、滴下する液滴4の滴下数をカウ
ント中、洗浄液1を常にシリンジ2上面まで満たされた
状態に保つように、シリンジ2に洗浄液1を供給する。
受け皿8内に流れ出た測定液1は、ホース9を通ってビ
ーカー6内に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶液の表面張力と更新
時期の相関性を利用して、その更新時期を告知する溶液
の更新時期告知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄液を用いた洗浄装置においては、被
洗浄物を洗浄していくに伴い、洗浄液の有効成分が消費
されてその洗浄力が低下する。従って、使用状況に応じ
て、洗浄液を取り替えたり、または追加したりする等の
洗浄液の更新をする必要がある。この更新時期を判定す
る装置として、洗浄液の表面張力とその洗浄力との相関
性、即ち、洗浄力が低下するに従って洗浄液の表面張力
が増加することを利用して更新時期を判定する洗浄液の
更新時期告知装置が、本件出願人により先に提案されて
いる(特願平5ー42782号)。
【0003】上記洗浄液の更新時期告知装置では、洗浄
液の更新時期を判定するために、直接洗浄液の表面張力
を測定するのではなく、容器内の洗浄液を細管から液滴
の状態で滴下させ、滴下された洗浄液の滴下状態を測定
することにより、洗浄液を更新すべきか否かを判定して
いる。しかし、細管から滴下する液滴の数は、測定開始
時における容器内の洗浄液の液面位置により異なるた
め、測定開始時の液面位置が定まっていないと測定誤差
を生ずる。そこで、容器内の洗浄液の液面を検出する液
面センサを設け、この液面センサにより液面が検出され
ると、洗浄液の滴下状態の測定を開始することにより、
測定開始時の液面位置が一定になるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような洗浄液の更新時期告知装置では、容器内の所定の
液面位置から測定を開始するために、液面検出センサを
設けて洗浄液の液面を検出しなければならなかった。こ
のため、制御および回路が複雑になってしまうという問
題点があった。
【0005】また、この液面検出センサは洗浄液を収納
する容器の近傍に取り付けられており、作業者が容器に
洗浄液を注入する際に、誤って液面検出センサに洗浄液
を浴びせてしまうことがあった。このため、装置が誤動
作を起こしたり、更には測定不能になってしまうという
問題点があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、測定開始時において、液面検出
の必要の無い溶液の更新時期告知装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の溶液の更新時期告知装置は、容器内の溶液を
液滴の状態で滴下させる滴下手段と、滴下手段から滴下
された溶液の滴下状態を測定する滴下状態測定手段と、
滴下状態測定手段が示した測定値に基づいて、溶液を更
新すべきか否かを判定する判定手段と、判定手段の判定
結果を表示する表示手段とを備え、更に、滴下手段から
滴下される溶液の単位時間あたりの滴下量よりも多い割
合で容器に対して溶液を供給する溶液供給手段を備えて
いる。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の溶液の更新時期告
知装置において、滴下手段は、容器内の溶液を液滴の状
態で滴下させる。滴下状態測定手段は、滴下手段から滴
下された溶液の滴下状態を測定する。判定手段は、滴下
状態測定手段が示した測定値に基づいて、溶液を更新す
べきか否かを判定する。表示手段は、判定手段の判定結
果を表示する。溶液供給手段は、滴下手段から滴下され
る溶液の単位時間あたりの滴下量よりも多い割合で容器
に対して溶液を供給する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を洗浄液更新時期告知装置に具
体化した一実施例を図面を参照して説明する。ここで、
更新とは、洗浄液を取り替えたり、また追加すること等
を含む概念である。
【0010】図1に示すように、洗浄液更新時期告知装
置おいては、測定する洗浄液1を貯めるシリンジ2が垂
直に方向に立設している。この洗浄液1は、図示しない
超音波洗浄装置などで使用されたものであり、例えば界
面活性剤などの洗浄剤を含有した水溶液である。シリン
ジ2の全体形状は注射器状であり、その下部には先端の
細まっている細管3が装着されている。更に、この細管
3の末端部は、洗浄液1が液滴4となって落下して行く
ように細く形成されている。
【0011】シリンジ2の末端部の垂直下方の近傍に
は、液滴センサ5が配置されており、液滴4が末端部か
ら落下したことを検出可能に構成されている。この液滴
センサ5の下方には、滴下された液滴4を回収するため
のビーカー6が配置されている。
【0012】一方、シリンジ2の末端部の垂直上方に
は、上部の広がった漏斗状の供給管7が配置されてお
り、この供給管7の流出部7aから測定液1を流出する
ことにより、シリンジ2内へ洗浄液1を供給することが
できる。ここで、供給管7の流出部7aからシリンジ2
内へ供給される洗浄液1の液量は、シリンジ2に装着さ
れた細管3から液滴4となって滴下する洗浄液1の液量
よりも多くなるように設定されている。
【0013】また、シリンジ2の上部には受け皿8が配
置されており、受け皿8の底部に設けられた穴部にシリ
ンジ2が挿入保持されている。さらに、この受け皿8の
底部には、排出部が設けられており、この排出部にはホ
ース9が接続されている。このように、シリンジ2より
溢れた洗浄液1は、受け皿8によって回収可能となって
おり、受け皿8内に回収された洗浄液1はホース9を通
ってビーカー6内に回収されるようになっている。
【0014】上述した液滴センサ5は、洗浄液更新時期
告知装置の全体の制御を司る制御装置10に接続されて
いる。この制御装置10は、コンピュータであり、周知
の演算装置のCPU、記憶装置のROM及びRAM、入
出力回路(I/O)などから構成されている。ROMに
は、図2に示すフローチャートのプログラムを記憶して
いる記憶領域が設けられている。RAMには、処理途中
に演算値を一時的に記憶する記憶領域が設けられてい
る。
【0015】更に、制御装置10は、入力装置の操作パ
ネル11からの入力の信号、表示装置の表示パネル12
への指令信号などの各種信号のやり取りを入出力回路を
介して行うように構成されている。操作パネル11に
は、制御装置10に指示を与えるためのキーが操作可能
に配置されている。表示パネル12は、CRTやLCD
によって構成され、制御装置10の処理結果や処理の途
中の状態を表示するように構成されている。
【0016】次に、上記構成の洗浄液更新時期告知装置
の作動について、図2に示すフローチャートを参照して
説明する。尚図中符号Si(i=1,2,3,・・・)
は各ステップを示す。
【0017】まず、作業者が、図示しない超音波洗浄機
などから洗浄液1を採取し、洗浄液1をシリンジ2上面
まで注入し、続いてその洗浄液1を供給管7に供給す
る。すると、供給管7内の洗浄液1は流出部7aからシ
リンジ2内へ流出し始める。シリンジ2内に注入された
洗浄液1は細管3の末端部より液滴4となって滴下して
いるが、細管3から液滴4となって滴下する洗浄液1の
液量よりも、供給管7からシリンジ2内へ供給される洗
浄液1の液量の方が多くなっている。そのため、液滴4
となって滴下する液量以上に供給された洗浄液1は、シ
リンジ2内から溢れ出し、受け皿8内へ流れ出す。受け
皿8内に流れ出た洗浄液1は、ホース9を通ってビーカ
ー6内に回収される。そのため、シリンジ2内は洗浄液
1によって常にシリンジ2上面まで満たされた状態とな
っている。このとき、洗浄液1は細管3から液滴4とな
って絶えず滴下している。
【0018】この状態で操作パネル11の開始スイッチ
により測定開始の指示を与えると、測定モードになる
(S1)。測定モードになると該測定モードになったこ
とを知らせるために表示パネル12に設けられた表示灯
を点灯させる(S2)。次に、液滴数のカウント値をク
リアし(S3)、洗浄液1の液滴のカウントを開始し
(S4)、測定時間終了待ちの処理(S5,S6)に進
む。
【0019】所定の測定時間が終了していない間(S
6:N)、S5、S6を繰り返す。この時、液滴4が検
出されなければ(S5:N)、エラー1(S10)とし
て処理を停止する。ここで、制御回路10は滴下数を計
数すると共にその滴下数を、表示パネル12に表示して
いる。所定の測定時間が終了すると(S6:Y)、計数
したカウント値と所定の比較値とを比較し(S7)、計
数したカウント値が所定の比較値より多い時は、洗浄液
1の表面張力が小さくまだ十分な洗浄力があると判定さ
れ(S7:Y)、測定モードであることを示す表示灯を
消灯し(S8)、測定動作を終了する。一方、滴下数が
所定値以下であれば、洗浄液1の表面張力が大きく、洗
浄力が低下しているため更新時期であると判定され(S
7:N)、洗浄液1の交換の必要を知らせる液交換表示
灯を点灯させた後(S9)、測定モードであることを示
す表示灯を消灯し(S8)、測定動作を終了する。
【0020】このように、シリンジ2内を洗浄液1によ
って常に上面まで満たした状態とし、液滴4の滴下数を
カウントするため、シリンジ2内の液面高さの違いによ
る水圧変化が液滴4の滴下数に及ぼす影響を無くすこと
ができ、測定開始時の液面検出が不要となる。
【0021】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ことなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることができる。例えば、上記実施例ではシリ
ンジ2より溢れた測定液1は、受け皿8からホース9を
通って、液滴4を回収するビーカー6内に回収されるよ
うにしているが、ビーカー6とは別に回収する容器等を
設けてもよい。
【0022】また、上記実施例では、洗浄液の滴下状態
の測定する滴下状態測定手段として、時間あたりの滴下
数を測定する手段を適用したが、一定数の液滴が滴下す
る時間、あるいは一定滴下数あたりの滴下重量または体
積を計測する手段でも同等の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の溶液の更新時期告知装置によれば、測定開始時に
おいて、液面検出の必要の無い溶液の更新時期告知装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の洗浄液の更新時期告知装置の概略を
示す構成図である。
【図2】本実施例の洗浄液の更新時期告知装置の作動を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 シリンジ 3 細管 5 液滴センサ 6 ビーカー 7 供給管 8 受け皿 9 ホース 10 制御装置 12 表示パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の溶液を液滴の状態で滴下させる
    滴下手段と、 該滴下手段から滴下された溶液の滴下状態を測定する滴
    下状態測定手段と、 該滴下状態測定手段が示した測定値に基づいて、溶液を
    更新すべきか否かを判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果を表示する表示手段と、を備えた
    溶液の更新時期告知装置において、 前記滴下手段から滴下される溶液の単位時間あたりの滴
    下量よりも多い割合で前記容器に対して溶液を供給する
    溶液供給手段を備えたことを特徴とする溶液の更新時期
    告知装置。
JP17965593A 1993-07-21 1993-07-21 溶液の更新時期告知装置 Pending JPH0735673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965593A JPH0735673A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 溶液の更新時期告知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965593A JPH0735673A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 溶液の更新時期告知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735673A true JPH0735673A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16069573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17965593A Pending JPH0735673A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 溶液の更新時期告知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0735673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980502B1 (ko) * 2008-08-20 2010-09-07 삼성전기주식회사 표면에너지 측정장치 및 측정방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980502B1 (ko) * 2008-08-20 2010-09-07 삼성전기주식회사 표면에너지 측정장치 및 측정방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5597950A (en) Surfactant monitoring by foam generation
US7628293B2 (en) Grease supply apparatus
JP5255265B2 (ja) 洗浄装置および自動分析装置
EP0118195B1 (en) Measurement and control of viscosity
JPH0735673A (ja) 溶液の更新時期告知装置
JP6576768B2 (ja) 自動分析装置
JPH0735674A (ja) 洗浄液の更新時期告知装置
JPH06258212A (ja) 洗浄剤水溶液の洗浄力判定方法、その更新時期告知装置及びその自動更新装置
JP3060136B2 (ja) 半導体製造装置
JPH0822527A (ja) 溶液滴下装置
JP3745900B2 (ja) 処理液供給装置
JPH05248894A (ja) 燃料消費表示装置
JP4050900B2 (ja) 質量流量計の付着物検出装置および洗浄装置
JPH081480Y2 (ja) 泥水の密度及び粘性自動測定装置
JPH0735675A (ja) 溶液の更新時期告知装置
JPH0727692A (ja) 溶液の更新時期告知装置
JPH0737051A (ja) 溶液の更新時期告知装置
JPH0335886B2 (ja)
JP2002306352A (ja) 洗浄液吐出装置およびその制御方法
JP2001241991A (ja) 流量計の表示装置
CA1301476C (en) Flow metering device
JPS5931414A (ja) 車両用燃料残量計測装置
JP2001340743A (ja) 混合装置
JP2001257190A (ja) 基板処理装置
KR100221628B1 (ko) 반도체 제조 장치의 측정 탱크