JPH0735512Y2 - イアパツド取付構造 - Google Patents

イアパツド取付構造

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JPH0735512Y2
JPH0735512Y2 JP1986153195U JP15319586U JPH0735512Y2 JP H0735512 Y2 JPH0735512 Y2 JP H0735512Y2 JP 1986153195 U JP1986153195 U JP 1986153195U JP 15319586 U JP15319586 U JP 15319586U JP H0735512 Y2 JPH0735512 Y2 JP H0735512Y2
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JP
Japan
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cap
shaped cover
ear pad
cover
mounting structure
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JP1986153195U
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JPS6359485U (ja
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靖伸 田口
和康 松田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、イアパッド(ear pad:耳当て)取付構造に係
り、特に、移動無線電話機などの受話部のイアパッド取
付構造に関する。
(従来の技術) 従来、電話機のハンドセットの受話口にはイアパッド
(耳当て)が設けられるようになっている。
以下、その構成を図を用いて説明する。
第6図は係る従来の電話機の受話口を示す断面図、第7
図はその従来の電話機の受話口にイアパッドを取り付け
た状態を示す断面図である。
これらの図において、ハンドセット本体1の一端部5の
受話口2は低い筒状をなし、上部の周縁部にはリング状
の隆起部4が形成され、その凹部3の底に複数の通音孔
が形成されている。その受話口2は硬い合成樹脂のモー
ルド品で作られ、ハンドセット本体1に対して互いに回
動して、ねじ結合により取外し自在とされている。
ところが、この受話口2は比較的硬く通話者の耳介によ
く適合しないため、耳と受話口2との間に間隙が生じ、
受話音の漏洩並びに外部音が漏洩したりするなどの問題
があり、これらの問題を解消するために、受話口2には
通話者の耳介に適合する形状とされた弾性材又は粘弾性
材にて構成されるイアパッド6が設けられるようになっ
ている。
なお、この種の受話口にイアパッドを設けるようなもの
としては、例えば、実開昭54-20611号、実開昭55-17366
1号、実開昭59-76156号などに記載されるものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のイアパッドは固定部への取付けが
充分でなく、耳介に当てるとカバーが固定部上で動き易
く、擦れて不快音が発したり、固定部上で移動して不快
感があり、しかも、イアパッド自体の形状は単純ではな
く、その製造にも難があった。
本考案は、上記問題点を除去し、カバーに張力を付与し
た状態でカバー固定部材に装着でき、カバーがむやみに
動くことがなく、擦れて不快音が発したり、不快感を招
くことがない、しかも耳に触れる感触が良好なイアパッ
ド取付構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、通音性の軟質
材料からなるキャップ状のカバー材と、該カバー材の下
部内側周縁に設けられる弾性を有する係止具とを有する
キャップ状カバーと、本体から隆起する隆起部と、該隆
起部と一体化され、該隆起部より径が大きく庇が形成さ
れてなるカバー固定部材と、該カバー固定部材の庇に突
設される突起とを備え、前記カバー固定部材の上面に前
記キャップ状カバーをあてがい、該キャップ状カバーに
張力を付与するように該キャップ状カバーの下部内側周
縁に設けられる弾性を有する係止具を前記隆起部の上部
周縁に当接させ、該係止具に隣接するキャップ状のカバ
ー材の内面部分を前記突起で突き刺し固定してなるイア
パッド取付構造を得るようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、上記したように構成したので、キャッ
プ状カバーに張力を付与することができ、カバー固定部
材上をキャップ状カバーがむやみに動くことがなく、不
快音を発したり、不快感を招くことがない。
また、キャップ状カバー自体の型ずれ、変形の恐れがな
く、耳に触る感触が良好である。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すイアパッドの取付状態
を示す一部破断平面図、第2図はそのイアパッドの取付
状態を示す一部破断側面図、第3図は本考案の電話機と
イアパッドの斜視図、第4図は本考案の一実施例を示す
イアパッドの底面斜視図、第5図は本考案のイアパッド
の取付け方法を説明する図である。
第3図において、11は上部本体、12は下部本体であり、
これらによって筐体が構成され、この筐体はプラスチッ
ク製で、この中に送受信装置が内蔵され、単体で送受信
機能を有するポータブル型の移動無線電話機が構成され
る。13は複数のプッシュボタンが配設されるダイアル、
14は下部本体12の一端部に設けられる送話部、15は下部
本体12の他端部に設けられる受話部であり、長方形の低
い筒状の隆起部12a(第2図参照)を有し、その上部の
中央には通音孔19を有する凹部が形成される受話口16が
設けられる。その受話部15は受話口16に対応する箇所に
は穴が形成されると共に、その下端周縁には略等ピッチ
に尖った突起18が設けられたカバー固定部材17が超音波
溶着により被着され一体化される。
このように構成された受話部15にイアパッドを構成する
キャップ状カバー20が装着される。
このキャップ状カバー20は、通話音を通し、かつ、耳に
触れる感触が良い、例えば、ポリウレタン系の軟質材料
からなり、中空の長方体をなし、略カバー固定部材を包
みこむ大きさを有する。
更に、第4図に示されるように、その下部内側周縁には
開ループ状の金属製プレート21が設けられる。この金属
製プレート21は、後述するカバー固定部材への装着時
に、下部本体の隆起部の周面をバインドできるように弾
性を有する。この金属製プレート21は、例えば、その外
周面に両面接着テープを張りつけ、その接着テープの他
のもう一方をキャップ状カバー20の下部内側周縁に張り
つけて両者を固定する。この接着テープによる取付手段
に代えて、接着ボンドなどを用いるようにしてもよい。
次に、イアパッドの取付方法について第5図を参照しな
がら説明する。
まず、第5図(a)に示されるように、キャップ状カバ
ー20をカバー固定部材17上に位置決めする。
次に、第5図(b)に示されるように、キャップ状カバ
ー20の上部をカバー固定部材17にあてがい、キャップ状
カバー20の下端部を引き延ばして、金属製プレート21
(第4図参照)を庇状の部分に位置するカバー固定部材
17の突起18を潜らせる。
次に、第5図(c)に示されるように、更に、キャップ
状カバー20の下端部を引き延ばして、キャップ状カバー
20をカバー固定部材17の突起18に突き刺すと共に、金属
製プレート21を下部本体12の隆起部12aの周面に当接さ
せ、金属製プレート21により隆起部12aをバインドす
る。
このようにして取り付けることにより、キャップ状カバ
ー20の内側面は、その外側面に比べてより引き延ばさ
れ、キャップ状カバー20には張力がかかった状態で、カ
バー固定部材17に密着して取り付くことになり、反面、
その外側面は弾力性を保持して良好な耳介に対する感触
を得ることができる。
このようにして、第1図乃至第2図に示されるように、
イアパッドが受話部15に装着される。
次に、本考案の第2実施例を示すイアパッドについて第
8図を用いて説明する。
この実施例のキャップ状カバー30は、前記したキャップ
状カバー20と同様のものであり、そのキャップ状カバー
30の下部内側周縁には、プラスチック製プレート31が設
けられる。
前記した金属製プレート21の場合は、ポリウレタン系の
キャップ状カバー20と、かなりの違和感があるが、この
プラスチック製プレート31の場合は、その違和感を低減
することができる。
次に、本考案の第3実施例を示すイアパッドについて第
9図を用いて説明する。
この実施例のキャップ状カバー40は、前記したキャップ
状カバー20と同様のものであり、そのキャップ状カバー
40の下部内側周縁には、ゴム製リング41が設けられる。
前記した金属製プレート21及びプラスチック製プレート
31の場合は、弾性を得るために開ループ状に形成される
が、この場合はゴム製であり、閉ループ状に形成する。
なお、キャップ状カバーの形状は上記したように中空の
長方体に限定されるものではなく、送話部の形状に合わ
せて種々の形状に構成することができる。
また、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、通音性
の軟質材料からなるキャップ状のカバー材と、該カバー
材の下部内側周縁に設けられる弾性を有する係止具とを
有するキャップ状カバーと、下部本体から隆起する隆起
部と、該隆起部と一体化され、該隆起部より径が大きく
庇が形成されてなるカバー固定部材と、該カバー固定部
材の庇に突設される突起とを備え、前記カバー固定部材
の上面に前記キャップ状カバーをあてがい、該キャップ
状カバーに張力を付与するように該キャップ状カバーの
下部内側周縁に設けられる弾性を有する係止具を前記隆
起部の上部周縁に当接させ、該係止具に隣接するキャッ
プ状のカバー材の内面部分を前記突起で突き刺し固定す
るようにしたので、 (1)キャップ状カバーに張力を付与した状態でカバー
固定部材に装着でき、キャップ状カバーがむやみに動く
ことがなく、擦れて不快音を発したり、不快感を招くこ
とがない。
(2)キャップ状カバーの内側面はその外側面に比べて
より引き延ばされ、カバー固定部材に密着して取り付く
ことになり、一方、その外側面は弾力性を保持して良好
な耳介に対する感触を得ることができる。
(3)キャップ状カバー自体の構造は単純であると共
に、装着後の型ずれ、変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すイアパッドの取付状態
を示す一部破断平面図、第2図はそのイアパッドの取付
状態を示す一部破断側面図、第3図は本考案の電話機と
イアパッドの斜視図、第4図は本考案の一実施例を示す
イアパッドの底面斜視図、第5図は本考案のイアパッド
の取付け方法を説明する図、第6図は従来の電話機の受
話口を示す断面図、第7図はその従来の電話機の受話口
にイアパッドを取り付けた状態を示す断面図、第8図は
本考案の第2実施例を示すイアパッドの底面斜視図、第
9図は本考案の第3実施例を示すイアパッドの底面斜視
図である。 11…上部本体、12…下部本体、12a…隆起部、13…ダイ
アル、14…送話部、15…受話部、16…受話口、17…カバ
ー固定部材、18…突起、19…通音孔、20,30,40…キャッ
プ状カバー、21…金属製プレート、31…プラスチック製
プレート、41…ゴム製リング。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)通音性の軟質材料からなるキャップ
    状のカバー材と、該カバー材の下部内側周縁に設けられ
    る弾性を有する係止具とを有するキャップ状カバーと、 (b)本体から隆起する隆起部と、該隆起部と一体化さ
    れ、該隆起部より径が大きく庇が形成されてなるカバー
    固定部材と、 (c)該カバー固定部材の庇に突設される突起とを備
    え、 (d)前記カバー固定部材の上面に前記キャップ状カバ
    ーをあてがい、該キャップ状カバーに張力を付与するよ
    うに該キャップ状カバーの下部内側周縁に設けられる弾
    性を有する係止具を前記隆起部の上部周縁に当接させ、
    該係止具に隣接するキャップ状のカバー材の内面部分を
    前記突起で突き刺し固定してなるイアパッド取付構造。
  2. 【請求項2】前記係止具は金属製プレートであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のイアパ
    ッド取付構造。
  3. 【請求項3】前記係止具はプラスチック製プレートであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のイアパッド取付構造。
  4. 【請求項4】前記係止具はゴム製リングであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のイアパッ
    ド取付構造。
JP1986153195U 1986-10-07 1986-10-07 イアパツド取付構造 Expired - Lifetime JPH0735512Y2 (ja)

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JPS6359485U JPS6359485U (ja) 1988-04-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100114A (ja) * 1972-03-31 1973-12-18
JPS50153940U (ja) * 1974-06-07 1975-12-20
JPS5133421U (ja) * 1974-09-04 1976-03-11
JPS5394621U (ja) * 1976-12-29 1978-08-02

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JPS6359485U (ja) 1988-04-20

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