JPH0132438Y2 - - Google Patents

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JPH0132438Y2
JPH0132438Y2 JP1982008361U JP836182U JPH0132438Y2 JP H0132438 Y2 JPH0132438 Y2 JP H0132438Y2 JP 1982008361 U JP1982008361 U JP 1982008361U JP 836182 U JP836182 U JP 836182U JP H0132438 Y2 JPH0132438 Y2 JP H0132438Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
handset
unit
receiver
receiving unit
transmitting unit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982008361U
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English (en)
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JPS58111556U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエラストマーで送受器ケースを形成し
た電話機用送受器構造に関する。
従来電話機用送受器は硬質プラスチツクを使用
していたため、使用時に受話口が耳に当つたとき
の感触および手に持つたときの掌に対する握り部
の感触が悪く、また誤つて送受器を落下した場合
に破損するといつた欠点があつた。
本考案の目的は送受器ケースをエラストマーで
形成することにより上記欠点を解決し、使用時に
おける送受器の握りの感触が良くかつ容易に破損
することのない電話機用送受器構造を提供するこ
とにある。
本考案の電話機用送受器構造は、 エラストマーで形成され、収納される送話ユニ
ツトおよび受話ユニツトの外形にそれぞれ対応し
た送話ユニツト収納部および受話ユニツト収納部
と、これら収納部の各々の内底面に一体的に形成
されたリング状凸部と、送受器カバー固定用溝と
を有する送受器ケースと、 前記送受器カバー固定用溝に嵌合される突起部
と、前記送話ユニツト収納部および受話ユニツト
収納部にそれぞれ収納された前記送話ユニツトお
よび受話ユニツトの背面に対応する位置に設けら
れ前記突起部と前記固定溝との嵌合により前記送
受器ケースに装着固定されたときに前記送話ユニ
ツトおよび受話ユニツトを背面から直接押圧して
前記送受器ケースの前記リング状凸部に直接に圧
接固定させる固定リブとを有する送受器カバー
と、 を備えたことを特徴とする。
次に本考案の一実施例について、図面を参照し
て説明する。第1図は本考案の一実施例を示す送
受器の断面図、第2図は第1図に示す送受器1の
送受器ケース2と送受器カバー3の嵌合部を示す
断面図である。
第1図および第2図において、送受器1は下方
の送受器ケース2と上方の送受器カバー3の2つ
の部分に分割されて形成され、送受器ケース2は
エラストマーで、送受器カバー3は硬質プラスチ
ツクで作られる。なお、エラストマーとは常温で
弾性を持つ高分子物質を示す(例えば、「日本工
業規格 プラスチツク用語JISK6900−1977」第
5頁(昭和52年7月11日 財団法人 日本規格協
会発行)、あるいは、「岩波理化学辞典 第3版増
補版」第154頁(1981年(昭和56年)2月24日
(株)岩波書店発行)参照)。この送受器ケース2に
挿入される送話ユニツト4と受話ユニツト5は
各々円柱構造で、前面の厚い方が振動板のある円
柱部6,7であつて、送受器ケース2への設置面
側となる。この送受器ケース2には、送話ユニツ
ト4および受話ユニツト5のそれぞれの円柱部
6,7の外形寸法に対して若干大きめのガイド穴
8,9をそれぞれ送話口10および受話口11側
に設けて送話ユニツト収納部および受話ユニツト
収納部を形成してある。これらガイド穴8,9は
必ずしも円柱状の穴である必要はなく、3ケ所位
の位置に設けられるリブであつても良い。送話ユ
ニツト4および受話ユニツト5はそれぞれガイド
穴8,9により送受器ケース2への挿入位置が決
められ、それぞれの円柱部6,7の直径方向のガ
タはなくなる。
次に送話ユニツト4および受話ユニツト5の抜
けを防止する方法、すなわちこれらを固定する方
法について説明すると、これらガイド穴8,9に
それぞれ送話ユニツト4および受話ユニツト5を
挿入し、送受器カバー3を上方から送受器ケース
2に装着することにより、送受器カバー3の内面
に設けられる固定リブ12,13がそれぞれ送話
ユニツト4および受話ユニツト5の裏面に係止
し、送受器ケース2とで固定される。この際送受
器ケース2と送話ユニツト4および受話ユニツト
5の設置面に間隙が生じないようにするために、
送受器ケース2の設置面にリング状の凸部14,
15を設け、さらに送受器ケース2を形成してい
るエラストマーの弾性を利用してこれら凸部1
4,15を若干圧縮させる。
次に送受器ケース2と送受器カバー3の固定に
ついては、送受器ケース2には送受器カバー3と
嵌合する位置に固定溝16を設け、送受器カバー
3にはこの送受器ケース2の固定溝16と対応す
る位置に嵌合する突起部17を設け、送話ユニツ
ト4および受話ユニツト5をそれぞれ固定リブ1
2,13で押さえ固定するとともに固定溝16と
突起部17が嵌合し、送受器ケース2と送受器カ
バー3と送話ユニツト4と受話ユニツト5とが固
定される。
本考案は以上説明したように、送受器ケースの
弾性等を利用するものであつて、部品点数が少な
く経済的で、かつ組立も非常に簡略化された合理
的な構造の電話機用送受器を提供するとともに、
送受器ケースにエラストマーを使用することによ
つて、送受器の使用時における使用者への感触を
よくし、かつ送受器の破損を少なくするなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す送受器の断面
図、第2図は第1図に示す送受器の送受器ケース
と送受器カバーの嵌合部を示す断面図である。 1……送受器、2……送受器ケース、3……送
受器カバー、4……送話ユニツト、5……受話ユ
ニツト、6,7……円柱部、8,9……ガイド
穴、10……送話口、11……受話口、12,1
3……固定リブ、14,15……凸部、16……
固定溝、17……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エラストマーで形成され、収納される送話ユニ
    ツトおよび受話ユニツトの外形にそれぞれ対応し
    た送話ユニツト収納部および受話ユニツト収納部
    と、これら収納部の各々の内底面に一体的に形成
    されたリング状凸部と、送受器カバー固定用溝と
    を有する送受器ケースと、 前記送受器カバー固定用溝に嵌合される突起部
    と、前記送話ユニツト収納部および受話ユニツト
    収納部にそれぞれ収納された前記送話ユニツトお
    よび受話ユニツトの背面に対応する位置に設けら
    れ前記突起部と前記固定用溝との嵌合により前記
    送受器ケースに装着固定されたときに前記送話ユ
    ニツトおよび受話ユニツトを背面から直接押圧し
    て前記送受器ケースの前記リング状凸部に直接に
    圧接固定させる固定リブとを有する送受器カバー
    と、 を備えたことを特徴とする電話器用送受器構造。
JP836182U 1982-01-25 1982-01-25 電話機用送受器構造 Granted JPS58111556U (ja)

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JP836182U JPS58111556U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 電話機用送受器構造

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JP836182U JPS58111556U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 電話機用送受器構造

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Publication Number Publication Date
JPS58111556U JPS58111556U (ja) 1983-07-29
JPH0132438Y2 true JPH0132438Y2 (ja) 1989-10-04

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ID=30021058

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039407Y2 (ja) * 1985-11-08 1991-03-08
JPH0422590Y2 (ja) * 1985-11-20 1992-05-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216050Y2 (ja) * 1980-11-14 1987-04-23

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JPS58111556U (ja) 1983-07-29

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