JPH0735499U - 昇降制御装置 - Google Patents

昇降制御装置

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JPH0735499U
JPH0735499U JP7256693U JP7256693U JPH0735499U JP H0735499 U JPH0735499 U JP H0735499U JP 7256693 U JP7256693 U JP 7256693U JP 7256693 U JP7256693 U JP 7256693U JP H0735499 U JPH0735499 U JP H0735499U
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義人 林
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物が有している位置エネルギーを、下降時
にバッテリに回生する。 【構成】 リフトダウン時においては、リフトシリンダ
5内の油は、比例弁21、ポンプ14、比例弁16を順
次介してタンク15に戻る。このときの油の流れによ
り、ポンプが回転し電流が発生する。この電流は、トラ
ンジスタ12がオフのときは、ダイオードD1を介して
バッテリBに回生され、トランジスタ12がオンのとき
は、ダイオードD2を介して環流する。この場合、トラ
ンジスタ12は、電流制限回路20によってピストン下
降速度が所定の速度になるようにオン/オフ動作を行う
から、持ち上げられている荷物は、所定の速度で下降
し、また、この速度が維持できる範囲でエネルギー回生
が行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リフトアップした荷物の位置エネルギーを回生して、省エネルギ ー化を図ることができる昇降制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、一般的なフォークリフトの外観を示す斜視図であり、図において、1 は車体、2はフォークである。図8は、フォーク2の側面図であり、リフトシリ ンダ5から延びるピストンロッド5aの伸縮に応じてフォーク2が上下動するよ うになっている。
【0003】 図9は、フォーク2を駆動する制御回路の構成を示すブロック図である。図9 において、10は装置各部を制御する中央処理装置であり、リフトアップスイッ チSW1がオンになると、アンプ11を介してトランジスタ12に駆動電流を供 給し、モータ13を回転させる。これにより、油圧ポンプ14が回転し、 タンク15から油を吸い上げる。また、中央処理装置10は、リフトアップスイ ッチSW1がオンになると、リフト指令器18の設定値(以下、リフト指令値と いう)に応じた電流によってソレノイドコイルL1を励磁し、これにより、比例 弁16のソレノイドプランジャーS1がリフト指令値に応じた分だけ移動して比 例弁16を開く。この結果、油圧ポンプ14によって送られた油は、比例弁16 の開度に応じた流速でリフトシリンダ5に供給され、フォーク2は、指令値に応 じた速度で上昇する。
【0004】 一方、リフトダウンスイッチSW2がオンになると、中央処理装置10は、リ フト指令値に応じた電流でソレノイドコイルL2を励磁し、この結果、比例弁1 6の逆流側(ソレノイドプランジャーS2側)が指令値に応じた量だけ開き、リ フトシリンダ5内の油は、比例弁16の開度に比例してタンク15に流れる。こ れにより、フォーク2がリフト指令値に応じた速度で下降する。
【0005】 ここで、図10にリフトアップスイッチSW1とリフトダウンスイッチSW2 がオンになった場合のリフト指令値の変化を示す。この図から明らかなように、 リフト指令値は、ランプ関数発生器を介して出力されるようになっており、リフ ト指令器18で設定した値になるまでは徐々に直線的に上昇するとともに、スイ ッチオフ時には徐々に減少するようになっている。このようにするのは、昇降の 開始時と停止時に荷が衝撃を受けないように、フォーク2の移動速度を緩やかに するためである。 なお、図9において、BはモータMの電源となるバッテリーであり、D1は転 流用のダイオードである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のフォーク駆動回路においては、フォーク2を下降さ せる際に、リフトシリンダ5内の油を単にタンクに15に戻すだけであるため、 フォーク2が持ち上げた荷物の位置エネルギーが全く利用されず、熱として捨ら れるという問題があった。
【0007】 この考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、荷物が有している位置エ ネルギーを、下降時に回生することができる昇降制御装置を提供することを目的 としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載の考案において は、リフトシリンダにポンプで油を送ってリフトアップし、また、前記リフトシ リンダ内の油をタンクに戻すことによってリフトダウンを行う昇降制御装置にお いて、前記ポンプを駆動するモータと、リフトダウン時に前記リフトシリンダ内 の油を前記ポンプを介してタンクに戻し、これにより、前記モータを回転させる 回生用送油経路と、前記モータで発生される電流を環流させて消費する環流経路 と、前記モータで発生される電流をバッテリに回生させる回生経路と、前記環流 経路と回生経路のいずれかを選択するスイッチング手段と、前記リフトシリンダ のピストン下降速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段が検出した速 度が所定の速度になるように、前記スイッチング手段の切り換え動作を制御する 速度制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】 また、請求項2に記載の考案にあっては、上記構成に加え、リフトダウン時に 前記リフトシリンダの油を前記ポンプを介さずにタンクに戻す非回生送油経路と 、荷重の重量が所定値以下である場合には、前記回生用送油経路に代えて前記非 回生送油経路を選択する送油経路切換手段とを具備することを特徴とする。
【0010】 請求項3に記載の考案にあっては、請求項1の構成に加え、リフトダウン時に 前記リフトシリンダの油を前記ポンプを介さずにタンクに戻す非回生送油経路と 、 荷重の重量が所定値以下である場合には、前記回生用送油経路に代えて前記非回 生送油経路を選択する送油経路切換手段と、前記回生送油経路が選択されている ときに、前記モータで発生される電流が所定値以下になったときは、前記非回生 送油経路を併せて使用し、かつ、前記速度制御手段の制御に代えて、前記速度検 出手段が検出した速度が所定の速度になるように、前記非回生送油経路の流量を 制御する流量制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】
リフトダウン時においては、リフトシリンダ内の油は、回生用送油経路を通っ てタンクに戻り、この際にポンプを回転させる。そして、ポンプが回転すること によりモータが回転し、これにより電流が発生する。この電流は、回生経路を介 してバッテリに回生されるか、あるいは、循環経路において消費されるが、その いずれかがスイッチング手段によって切り換えられる。この場合、スイッチング 手段は、速度制御手段によって、ピストン下降速度が所定の速度になるように上 記切り換えを行うから、持ち上げられている荷物は、所定の速度で下降し、また 、この速度が維持できる範囲でエネルギー回生が行われる。 また、請求項2に記載の考案にあっては、荷重の重量が所定値以下である場合 には、回生用送油経路に代えて非回生送油経路が選択されるから、通常のリフト ダウン制御にスムーズに移行される。 請求項3に記載の考案にあっては、回生電流が十分に得られない場合には、非 回生送油経路も併せて用いられ、かつ、この経路の流量を制御してリフトダウン 速度制御がなされる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の実施例について説明する。 図1は、この考案の一実施例の構成を示すブロック図である。なお、この図に おいて前述した図9に示す各部と共通する部分については同一の符号を付けてそ の説明を省略する。
【0013】 図1においては、モータ13を電機子AMと界磁巻線Fに分けて図示してある が、モータ自体の構成は図9に示す従来回路と同様である。また、USWはリフ トアップ用コンタクタ、DSWはリフトダウン用コンタクタであり、各々ソレノ イドコイルUL、DLが励磁されるとオン状態になる(図はオフ状態を示す)。 これらリフトアップ用コンタクタUSWおよびリフトダウン用コンタクタDSW は、いずれか一方がオンすることにより、電機子AMのバッテリBに対する接続 方向を切り換える。
【0014】 23は電流検出器であり、その検出電流値IMは、アンプ25を介して中央処 理装置10に入力されるとともに、電流制限回路20に入力される。この電流制 限回路20は、後述する回生時において回生電流の大きさを制御する回路である 。ここで、図2は、電流検出回路20の構成を示すブロック図であり、図示のよ うに、コンパレータ30、Dタイプフリップフロップ31およびアンドゲート3 2によって構成されている。コンパレータ30は、検出電流値IMと中央処理装 置10から供給される電流指令値Ir(回生電流の指令値)を比較し、その比較 結果である出力信号はフリップフロップ31のクリア端子CLに入力される。フ リップフロップ31のD入力端子はプルアップされ、クロック入力端子CLKに はベースオン信号Bonが入力される。ベースオン信号Bonは、中央処理装置 10が出力する信号であり、トランジスタ12のオン/オフを制御する。アンド ゲート32は、フリップフロップ31のQ出力信号とベースオン信号Bonとの 論理積をとるゲートであり、その出力信号はトランジスタ12のベースに供給さ れる。
【0015】 次に、図1に示すD2はダイオードであり、そのアノードがバッテリBの負側 に、カソードがコンタクタMPを介してバッテリBの正側に接続されている。ま た、リフトシリンダ5と油圧ポンプ14の入力側との間には、比例弁21が設け られ、比例弁21とタンク15との間にはチェック弁22が設けられている。 また、40はリフトシリンダ5内の油圧を検出する圧力検出器、41はピスト ンロッド5aの速度を検出する速度検出器であり、各々の検出信号SPおよびS Vは中央処理装置10に入力されるようになっている。なお、速度検出器41と しては、例えば、ピストンロッド5aの伸縮にともなって回転する速度発電機や ロータリーエンコーダなどが用いられる。
【0016】 次に、上記構成によるこの実施例の動作を説明する。 リフトアップスイッチSW1がオンされると、中央処理装置10は、ベースオ ン信号Bonを立ち上げる。このベースオン信号Bonは、図2に示すフリップ フロップ31のクロック入力端CLKに入力されるから、フリップフロップ31 はD入力端子の信号レベル(Hレベル)を読み込み、Q出力信号を立ち上げる。 これにより、アンドゲート32の出力信号が立ち上がりトランジスタ12がオン する。
【0017】 また、中央処理装置10は、リフトアップスイッチSW1がオンされた時に、 ソレノイドコイルMPL、DLを励磁してコンタクタMPおよびリフトアップ用 コンタクタUSWをオンさせる。これにより、電機子AMが回転し、油圧ポンプ 14が回転する。さらに、中央処理装置10は、リフト指令値に応じた電流によ ってソレノイドコイルL1を励磁する。これにより、比例弁16のソレノイドプ ランジャーS1がリフト指令値に応じた分だけ移動して比例弁16を開く。この 結果、油は、タンク15からチェック弁22、ポンプ14、および比例弁16を 各々介してリフトシリンダ5に供給される。したがって、フォーク2は、比例弁 16の開度に応じた速度で上昇する。
【0018】 次に、リフトダウンスイッチSW2がオンされた場合の動作について説明する 。 リフトダウンスイッチSW2がオンされると、中央処理装置10は図3に示すス テップSa1の処理に進み、信号SPの値が設定値より大きいか否かを判断する 。この判定が「NO」の場合、すなわち、フォーク2に載置されている負荷が軽 い場合は、ステップSa2に移り、ソレノイドL2をリフト指令値に応じた電流 で励磁する。この結果、比例弁16の逆流側が指令値に応じた量だけ開き、リフ トシリンダ5内の油は、比例弁16を介してタンク15に流れ、これにより、フ ォーク2がリフト指令値に応じた速度で下降する。 このように、この実施例においては、負荷が予め設定した値より軽い場合は、 回生制御を行わず従来装置と同様のリフトダウン制御を行う。
【0019】 一方、フォーク2上の負荷が設置値より重い場合には、ステップSa3に進み 、回生モード制御を行う。回生モード制御は、図4に示す処理から構成されてお り、初めにステップSb1において、ソレノイドコイルMPLをオフし、ソレノ イドコイルDLをオンする。この結果、コンタクタMPがオフし、リフトダウン 用コンタクタDSWがオンする。また、中央処理装置10は、トランジスタ12 をオンすべくベースオン信号Bonを立ち上げる。ベースオン信号Bonが立ち 上がると、前述したリフトアップ時と同様にトランジスタ12がオン状態になる 。
【0020】 次に、ステップSb2に進み、ソレノイドコイルL3の励磁制御を行う。この 制御は、図5に示すように、ソレノイドコイルL3の励磁指令を受けると、時間 とともに直線的に増加する出力値を作成し、一定時間後は同じ値を出力する制御 である。この実施例の場合は、出力特性を予め記憶したROM50を用いて出力 値を作成している。そして、このような出力値がソレノイドコイルL3に供給さ れると、比例弁21が徐々に開いて一定時間後は所定の開度になる。この結果、 油はリフトシリンダ5→比例弁21→油圧ポンプ14→比例弁16→タンク15 という経路で徐々に流れ出す。そして、このような経路で油が流れるため、油圧 ポンプ14が油の流れに応じて回転し、電機子14を回転させる。したがって、 電機子AMが発電機として機能し、その発生電流が電機子AM→界磁巻線F→ト ランジスタ12→ダイオードD2→電機子AMなる経路で循環する。そして、こ の電流は電流検出器23によって検出され、検出電流値IMとして中央処理装置 10に入力される。
【0021】 次に、中央処理装置10は、ステップSb3に進んで検出電流値IMの大きさ が予め決めた設定値より多きか否かを判定する。この判定が「YES」の場合は 、ステップSb4〜Sb6の回生制御が行われ、「NO」の場合は、ステップS b9に進み、ソレノイドコイルL2の励磁電流を調整してリフトダウンの速度制 御を行う。すなわち、この実施例においては、検出電流値IMが設定値以上でな ければ、回生に十分な電流が発生していないと判断し、回生を行わずに速度制御 だけを行う。
【0022】 一方、ステップSb3の判定が「YES」の場合は、ステップSb4に進んで 速度信号SVが所定の設定値を超えているか否かを判定し、この判定が「NO」 であれば、ステップSb5に進んで速度信号SVが上記設定値未満か否かを判定 する。そして、速度信号SVが設定値より大きい場合は電流指令値Irを大きく してリターンし(ステップSb4、Sb7)、小さい場合は電流指令値Irを小 さくすしてリターンする(ステップSb5、Sb8)。
【0023】 ところで、図2に示す電流制限回路20において、検出電流値IMが電流指令 値Irを超えるとフリップフロップ31がクリアされて、アンドゲート32の出 力信号がLレベルになり、トランジスタ12がオフされる。トランジスタ12が オフされると、電機子AMで発生した電流は電機子AM→界磁巻線F→ダイオー ドD1→バッテリB→ダイオードD2→電機子AMなる経路で流れ、バッテリB への回生が行われる。
【0024】 一方、検出電流値IMが電流指令値Irを超えない場合は、フリップフロップ 31がクリアされないため、アンドゲート32はHレベルの信号を出力し、トラ ンジスタ12はオン状態を維持する。このように、トランジスタ12がオン状態 にあると、電機子AMが発生した電流は電機子AM→界磁巻線F→トランジスタ 12→ダイオードD2→電機子AMなる経路で環流するため、この経路で発生す る熱等によって消費され、油圧ポンプ14には負荷がかかる。このため、油圧ポ ンプの回転数が減少し、ここを流れる油の速度が遅くなってフォーク2の下降速 度が遅くなる。
【0025】 そして、図2に示す電流制限回路20の構成から明らかなように、電流指令値 Irが大きいと検出電流値IMが電流指令値Irを超え難くなり、フリップフロ ップ31はクリアされ難くなる。すなわち、アンドゲート32の出力信号がLレ ベルになることが少なくなり、トランジスタ12がオン状態である期間が長くな る。そして、トランジスタ12がオン状態にあると、油圧ポンプ14には負荷が かかるため、フォーク2の下降速度が遅くなる。
【0026】 したがって、ステップSb7の処理が行われる場合は、フォーク2の下降速度 が遅くなるように制御される。一方、ステップSb8の処理が行われるときは、 トランジスタ12がオフ状態となっている期間が増加するため、フォーク2の下 降速度が早くなるように制御される。 また、ステップSb5の判定が「NO」の場合は、速度信号SVが設定値に一 致している場合であるから、電流指令値Irの値は保持される(ステップSb6 )。 以上のようにステップSb4〜Sb6の処理により、フォーク2の下降速度が 設定値に一致するように制御され、かつ、この速度制御が維持される範囲でバッ テリBへの回生が行われる。
【0027】 一方、ステップSb3で「NO」と判断された場合、すなわち、回生し得る電 流が十分に発生していないと判断された場合は、ステップSb9に進む。このス テップSb9においては、図6に示すような制御が行われる。 図6において、51はランプ関数発生部であり、まず直線的に増加する出力信 号を発生し、その後は、リフト指令器18(図1参照)が設定した指令値を出力 する。52は係数乗算部であり、リフトシリンダの速度である速度信号SVに所 定の係数K2を乗算する。そして、係数が乗算された信号SVとランプ関数発生 部51の出力信号との偏差が、偏差検出部53において検出され、この偏差がコ ントローラ54に入力される。コントローラ54は、PID制御等により偏差検 出部53における偏差が0となるようにソレノイドコイルL2を制御する。すな わち、比例弁16の逆流側の開度が、指令値に対応するように制御され、フォー ク2は指令値に応じた速度で下降する。また、図6に示す制御は、中央処理装置 10によるソフトウエア処理によって実施される。
【0028】 なお、上述した実施例においては、比例弁16と比例弁21が、リフトシリン ダ5とタンク15との間に並列に設けられているので、これらの弁を切り換える ことにより、回生状態から通常のリフトダウン制御への切り換えをスムーズに行 うことができる。 また、上述した実施例は、この考案をフォークリフトに適用した実施例であっ たが、この考案は油圧ポンプを用いた他の昇降装置にも適用することができる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、リフトアップした荷物が有している 位置エネルギーを、リフトダウン時に回生することができる。しかも、この際に おいて、リフトダウン速度を所望の速度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】同実施例の電流制限回路20の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】図4に示すステップSb2の処理を示すブロッ
ク図である。
【図6】図4に示すステップSb9の処理を示すブロッ
ク図である。
【図7】一般的なフォークリフトの外観を示す斜視図で
ある。
【図8】リフトシリンダとフォークとの関係を示す側面
図である。
【図9】従来のフォーク駆動回路の構成を示すブロック
図である。
【図10】リフトアップスイッチ、リフトダウンスイッ
チのオン/オフとリフト指令値の関係を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
5 リフトシリンダ 5a ピストンロッド 10 中央処理装置(速度制御手段:送油経路切換手
段) 12 トランジスタ(スイッチング手段) 13 モータ 14 油圧ポンプ(ポンプ) 16 比例弁(非回生用送油経路:回生用送油経路:流
量制御手段) 20 電流制御回路(速度制御手段) 21 比例弁(回生用送油経路) L2 ソレノイドコイル(流量制御手段) D2 ダイオード(環流経路) D1 ダイオード(回生経路) DSW リフトダウン用コンタクト(環流経路:回生経
路) F 界磁巻線(環流経路:回生経路)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトシリンダにポンプで油を送ってリ
    フトアップし、また、前記リフトシリンダ内の油をタン
    クに戻すことによってリフトダウンを行う昇降制御装置
    において、 前記ポンプを駆動するモータと、 リフトダウン時に前記リフトシリンダ内の油を前記ポン
    プを介してタンクに戻し、これにより、前記モータを回
    転させる回生用送油経路と、 前記モータで発生される電流を環流させて消費する環流
    経路と、 前記モータで発生される電流をバッテリに回生させる回
    生経路と、 前記環流経路と回生経路のいずれかを選択するスイッチ
    ング手段と、 前記リフトシリンダのピストン下降速度を検出する速度
    検出手段と、 前記速度検出手段が検出した速度が所定の速度になるよ
    うに、前記スイッチング手段の切り換え動作を制御する
    速度制御手段とを具備することを特徴とする昇降制御装
    置。
  2. 【請求項2】 リフトダウン時に前記リフトシリンダの
    油を前記ポンプを介さずにタンクに戻す非回生送油経路
    と、 荷重の重量が所定値以下である場合には、前記回生用送
    油経路に代えて前記非回生送油経路を選択する送油経路
    切換手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の
    昇降制御装置。
  3. 【請求項3】 リフトダウン時に前記リフトシリンダの
    油を前記ポンプを介さずにタンクに戻す非回生送油経路
    と、 荷重の重量が所定値以下である場合には、前記回生用送
    油経路に代えて前記非回生送油経路を選択する送油経路
    切換手段と、 前記回生送油経路が選択されているときに、前記モータ
    で発生される電流が所定値以下になったときは、前記非
    回生送油経路を併せて使用し、かつ、前記速度制御手段
    の制御に代えて、前記速度検出手段が検出した速度が所
    定の速度になるように、前記非回生送油経路の流量を制
    御する流量制御手段とを具備することを特徴とする請求
    項1記載の昇降制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190821A1 (ja) * 2012-06-19 2013-12-27 住友重機械工業株式会社 フォークリフト用のモータ駆動装置およびそれを用いたフォークリフト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190821A1 (ja) * 2012-06-19 2013-12-27 住友重機械工業株式会社 フォークリフト用のモータ駆動装置およびそれを用いたフォークリフト
JPWO2013190821A1 (ja) * 2012-06-19 2016-02-08 住友重機械工業株式会社 フォークリフト用のモータ駆動装置およびそれを用いたフォークリフト

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