JPH0735358A - 床暖房パネルのサーモスタット接続方法 - Google Patents

床暖房パネルのサーモスタット接続方法

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Publication number
JPH0735358A
JPH0735358A JP18412093A JP18412093A JPH0735358A JP H0735358 A JPH0735358 A JP H0735358A JP 18412093 A JP18412093 A JP 18412093A JP 18412093 A JP18412093 A JP 18412093A JP H0735358 A JPH0735358 A JP H0735358A
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JP
Japan
Prior art keywords
heater wire
thermostat
terminal plates
terminal
floor heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP18412093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Tanimoto
圭 谷本
Minoru Hibino
稔 日比野
Hikoki Tanooka
彦己 田野岡
Kazutoshi Takano
和敏 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP18412093A priority Critical patent/JPH0735358A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 床暖房パネルにおけるヒーター線10とサー
モスタット40との接続方法であって、(a)ヒーター
線10に沿って間隙を介して直列に配置した2枚の端子
板20を、各々の相対向する先端21を回動自在に外側
端部22においてパネル基体1に固定し、(b)各々の
端子板20の相対向する先端21をヒーター線10から
離れる方向に回動させ、これらの端子板20の先端21
裏側にヒーター線10を引き込んでヒーター線10と端
子板20とを溶接し、(c)端子板20間のヒーター線
10を切断したのち、端子板20の先端21を回動させ
て各々を元の状態に戻して相対向させ、(d)次いで、
サーモスタット電極41をそれぞれ端子板20に溶接固
定する。 【効果】 外部衝撃、熱ストレスに対して安全かつ強固
な接続が実現され、床暖房パネルの耐久性、安全性が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床暖房パネルのサー
モスタット接続方法に関するものである。さらに詳しく
は、この考案は、電熱式の床暖房パネルにおいてヒータ
ー線とサーモスタットとを確実かつ簡易に接続する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅設備に対する関心の高まりか
ら、快適な室内暖房手段として床暖房が注目されてお
り、その普及とともに、技術的改良、工夫も様々に進め
られている。このような床暖房のための設備としては、
床パネル基体に、ヒーター線を内蔵させた電熱式のもの
が主流となってもいる。
【0003】通常、この電熱式の床暖房パネルにおいて
は、たとえば図4に示したように、パネル基体(ア)に
電極(イ)を配置し、ニクロムヒーター線(ウ)を配設
したものが採用されている。そして、このパネルにおい
ては、ヒーター線(ウ)の過熱等の不都合を防止するた
めに、ヒーター線にサーモスタット(エ)を接続しても
いる。
【0004】この時のサーモスタット(エ)とヒーター
線(ウ)との接続は、たとえば図5に示したように、サ
ーモスタット(エ)の電極(オ)位置に合わせて端子板
(カ)をヒーター線(ウ)に重さね合わせ、ヒーター線
(ウ)と端子板(カ)とを溶接して、端子板(カ)間の
ヒーター線(ウ)を切断したのち、端子板(カ)をサー
モスタット電極(オ)の裏側に挿入してこれらを溶接す
ることにより電気的接続を行なっている。
【0005】すなわち、このような接続方法の結果、図
6に示したように、ヒーター線(ウ)は、端子板(カ)
を介してサーモスタット電極(オ)と間接的に接続する
ことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
例示したような従来のサーモスタット(エ)とヒーター
線(ウ)との端子板(カ)を介しての接続方法の場合に
は、ヒーター線(ウ)が伸張した状態で端子板(カ)に
接続しているため、ヒーター線(ウ)の熱伸縮を吸収す
ることができず、その伸縮応力により溶接部(キ)が疲
労し、ヒーター線(ウ)が剥離しやすいという欠点があ
った。
【0007】また、図6にも示したように、ヒーター線
(ウ)は微小面積で端子板(カ)に接続しているために
外部からの衝撃や振動によっても剥離しやすいという欠
点があった。このため、従来の接続方法では、床暖房パ
ネルとしての耐久性および安全性は必ずしも充分なもの
ではなかった。
【0008】この発明は以上の通りの事情に鑑みてなさ
れたものであり、従来の接続方法の欠点を解消し、ヒー
ター線とサーモスタットとを外部衝撃や熱ストレスに対
する抵抗性をもたせるように強固に接続するための方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、床暖房パネルにおけるヒーター
線とサーモスタットとの接続方法であって、(a)ヒー
ター線に沿って間隙を介して直列に配置した2枚の端子
板を、各々の相対向する先端を回動自在に外側端部にお
いてパネル基体に固定し、(b)各々の端子板の相対向
する先端をヒーター線から離れる方向に回動させ、その
先端裏側にヒーター線を引き込んでヒーター線と端子板
とを溶接し、(c)端子板間のヒーター線を切断したの
ち、端子板の先端をヒータ線方向に回動させて各々の先
端を相対向させ、(d)次いで、端子板とサーモスタッ
ト電極とを溶接することを特徴とする床暖房パネルのサ
ーモスタット接続方法を提供する。
【0010】またこの発明の接続方法は、上記ヒーター
線を挟んで端子板とサーモスタット電極とを溶接するこ
とを好ましい態様としてもいる。
【0011】
【作用】この発明の接続方法では、前記の通り、ヒータ
ー線に直列に配置し、外側端部を固定して先端を相対向
させた2枚の端子板の先端をヒーター線から遠ざけるよ
うに回動させ、これらの端子板の先端裏側までヒーター
線を引き込んでヒーター線と端子板とを溶接し、端子板
間のヒーター線を切断した後に、端子板を先端が相対向
する元の状態に戻す。このため、引き込まれたヒーター
線が端子板との接続部近傍でたわみ、このたわみ部がヒ
ーター線の熱伸縮応力を吸収する。
【0012】また、ヒーター線を挟んだ状態で端子板と
サーモスタット電極とを溶接する場合には、外部からの
衝撃や振動によってもヒーター線がサーモスタットから
簡単に剥離することはない。以下、実施例を示してこの
発明の接続方法についてさらに詳しく説明する。
【0013】
【実施例】添付した図面の図1は、この発明の接続方法
の一例を示した工程図である。たとえば、まず、この図
1(a)に示した通り、この発明の接続方法では、パネ
ル基体(1)に配置させたヒーター線(10)の片脇
に、直列に間隙を介して2枚の端子板(20)を配置
し、各々の相対向する先端部(21)が回動自在となる
ように外側端部(22)をパネル基体(1)に固定す
る。このような外側端部(22)の固定は、たとえばハ
トメ等の固定用部材(23)を用いて行なうことができ
る。次に、図1(b)に示したように、各々の端子板
(20)の先端部(21)をヒーター線(10)から離
れる方向へ回動させ、これらの端子板(20)の先端部
(21)裏側にヒーター線(10)を引き込んで、ヒー
ター線(10)を端子板(20)の先端部(21)に溶
接する。ヒーター線(10)と端子板(20)との溶接
は、たとえば端子板(20)の表面にレーザーを照射し
て端子板(20)の裏面に溶接部(30)を形成すれば
よい。
【0014】このようにしてヒーター線(10)と端子
板(20)とを溶接したのち、図1(c)に示したよう
に、端子板(20)間のヒーター線(10)を切断し、
端子板(20)の先端部(21)を回動させて元の状態
に戻す。この時、ヒーター線(10)は溶接時に端子板
(20)方向へ引き込まれた分が元に戻り、端子板(2
0)の近傍にはたわみ部(11)が形成される。
【0015】そして、この端子板(20)の下側にサー
モスタット(40)の電極(41)を挿入し、図2に例
示したように、ヒーター線(10)を挟んで端子板(2
0)とサーモスタット電極(41)を溶接する。この溶
接は、たとえばこの図2に示したように、端子板(2
0)の表面にレーザーを再度照射して、端子板(20)
とヒーター線(10)との溶接部(30)を溶接し、こ
れによって端子板(20)とサーモスタット電極(4
1)を広い範囲にわたって接着するようにすればよい。
【0016】このようにして、図3にその斜視図を例示
したようにヒーター線(10)とサーモスタット(4
0)とが電気的に接続する。ヒーター線(10)はその
たわみ部(11)が熱伸縮応力を吸収し、かつまた端子
板(20)とサーモスタット電極(41)に挟まれた状
態で溶接されているために、外部衝撃や熱ストレスによ
ってもサーモスタット(40)との電気的接続を断つこ
とがない。
【0017】もちろんこの発明は以上の例によって限定
させるものではなく、細部の構成等については様々な態
様が可能であることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
り、熱ストレスや外部衝撃に対して強固なヒーター線と
サーモスタットとの電気的接続が可能となる。これによ
り、床暖房パネルの耐久性および安全性がより向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)および(c)は、この発明方法
の一例を示した工程図である。
【図2】この発明方法の一工程を例示したサーモスタッ
ト接続部の側面図である。
【図3】この発明方法により接続したヒーター線とサー
モスタットの斜視図である。
【図4】床暖房パネルの内部構造を例示した平面図であ
る。
【図5】従来のサーモスタットとヒーター線との接続方
法を例示した平面図である。
【図6】従来のサーモスタットとヒーター線との接続状
態を例示した側面図である。
【符号の説明】
1 パネル基体 10 ヒーター線 11 たわみ部 20 端子板 21 先端部 22 外側端部 23 固定用部材 30 接続部 40 サーモスタット 41 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 和敏 兵庫県竜野市竜野町片山300番地 竜野松 下電工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房パネルにおけるヒーター線とサー
    モスタットとの接続方法であって、 (a)ヒーター線に沿って間隙を介して直列に配置した
    2枚の端子板を、各々の相対向する先端を回動自在に外
    側端部においてパネル基体に固定し、 (b)各々の端子板の相対向する先端をヒーター線から
    離れる方向に回動させ、その先端裏側にヒーター線を引
    き込んでヒーター線と端子板とを溶接し、 (c)端子板間のヒーター線を切断したのち、端子板の
    先端をヒータ線方向に回動させて各々の先端を相対向さ
    せ、 (d)次いで、端子板とサーモスタット電極とを溶接す
    ることを特徴とする床暖房パネルのサーモスタット接続
    方法。
  2. 【請求項2】 ヒータ線を挟んで端子板とサーモスタッ
    ト電極とを溶接する請求項1の床暖房パネルのサーモス
    タット接続方法。
JP18412093A 1993-07-26 1993-07-26 床暖房パネルのサーモスタット接続方法 Pending JPH0735358A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115854408A (zh) * 2023-03-01 2023-03-28 四川蜀旺新能源股份有限公司 一种用于热电联供的电热辅助系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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