JPH0735306A - ボイラの支持装置 - Google Patents
ボイラの支持装置Info
- Publication number
- JPH0735306A JPH0735306A JP18010993A JP18010993A JPH0735306A JP H0735306 A JPH0735306 A JP H0735306A JP 18010993 A JP18010993 A JP 18010993A JP 18010993 A JP18010993 A JP 18010993A JP H0735306 A JPH0735306 A JP H0735306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boiler
- supporting
- heat transfer
- load
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊り下げ型ボイラの支持構造を簡単にするこ
と。 【構成】 伝熱壁管(4)の上端の管寄せ(5)を支持
金物(8)を介して水平な支持梁(3)の上に載置す
る。ボイラ(1)の荷重は管寄せ(5)、支持金物
(8)から直接支持梁(3)に伝達されるので、従来の
吊棒等が不要になり、周囲の鉄骨の高さも低くできる。
と。 【構成】 伝熱壁管(4)の上端の管寄せ(5)を支持
金物(8)を介して水平な支持梁(3)の上に載置す
る。ボイラ(1)の荷重は管寄せ(5)、支持金物
(8)から直接支持梁(3)に伝達されるので、従来の
吊棒等が不要になり、周囲の鉄骨の高さも低くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吊り下げ型ボイラの支持
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の吊り下げ型ボイラの支持構
造の一例を示す概略側面図、図5は図4のV部の拡大図
である。これらの図に示されるように、従来の吊り下げ
型ボイラにおいては、ボイラ(1)の周囲に配された鉄
骨支柱(2)により水平な支持梁(3)を支持するとと
もに、ほぼ鉛直な多数のボイラ伝熱壁管(4)の上端部
が接続される水平な管寄せ(5)をその支持梁(3)か
ら吊棒(6)によって吊下げている。(7)は保温材に
よる囲である。
造の一例を示す概略側面図、図5は図4のV部の拡大図
である。これらの図に示されるように、従来の吊り下げ
型ボイラにおいては、ボイラ(1)の周囲に配された鉄
骨支柱(2)により水平な支持梁(3)を支持するとと
もに、ほぼ鉛直な多数のボイラ伝熱壁管(4)の上端部
が接続される水平な管寄せ(5)をその支持梁(3)か
ら吊棒(6)によって吊下げている。(7)は保温材に
よる囲である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の吊下げ型ボ
イラにおいては、ボイラの荷重を伝達する吊棒(6)の
部材点数(本数)がかなり多く、また、その上方に別置
の支持梁(3)があり、更にボイラ天井部には保温材に
より囲(7)が形成されているので、支持構造としては
複雑である。
イラにおいては、ボイラの荷重を伝達する吊棒(6)の
部材点数(本数)がかなり多く、また、その上方に別置
の支持梁(3)があり、更にボイラ天井部には保温材に
より囲(7)が形成されているので、支持構造としては
複雑である。
【0004】本発明は上記の支持構造を簡単にするとと
もに、鉄骨支柱(2)の高さも低減しようとするもので
ある。
もに、鉄骨支柱(2)の高さも低減しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、ほぼ鉛直な複数の伝熱壁管の上端
部がほぼ水平な管寄せに接合されているボイラにおい
て、上記管寄せがほぼ水平な支持梁の上に載置されてい
ることを特徴とするボイラの支持装置を提案するもので
ある。
題を解決するために、ほぼ鉛直な複数の伝熱壁管の上端
部がほぼ水平な管寄せに接合されているボイラにおい
て、上記管寄せがほぼ水平な支持梁の上に載置されてい
ることを特徴とするボイラの支持装置を提案するもので
ある。
【0006】
【作用】本発明においては、伝熱壁管上端の管寄せをほ
ぼ水平な支持梁の上に載置する、すなわち支持梁を直接
管寄せの下に通すことによってボイラの荷重を支持する
ので、従来多数必要であった吊棒が不要となり、ボイラ
支持構造が簡単化するとともに、鉄骨支柱の高さも低く
できる。
ぼ水平な支持梁の上に載置する、すなわち支持梁を直接
管寄せの下に通すことによってボイラの荷重を支持する
ので、従来多数必要であった吊棒が不要となり、ボイラ
支持構造が簡単化するとともに、鉄骨支柱の高さも低く
できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す概略側面図、
図2は図1のII部の拡大図、図3は図2のIII −III 断
面図である。これらの図において、前記図4および図5
により説明した従来のものと同様の部分については、冗
長になるのを避けるため、同一の符号を付け詳しい説明
を省く。
図2は図1のII部の拡大図、図3は図2のIII −III 断
面図である。これらの図において、前記図4および図5
により説明した従来のものと同様の部分については、冗
長になるのを避けるため、同一の符号を付け詳しい説明
を省く。
【0008】本実施例においては、ほぼ鉛直な多数の伝
熱壁管(4)の上端部が接続された水平な管寄せ(5)
に支持金物(8)が取付けられ、この支持金物(8)が
水平な支持梁(3)の上に直接載置されている。なお
(9)は保温材である。
熱壁管(4)の上端部が接続された水平な管寄せ(5)
に支持金物(8)が取付けられ、この支持金物(8)が
水平な支持梁(3)の上に直接載置されている。なお
(9)は保温材である。
【0009】ボイラ(1)の荷重は、伝熱壁管(4)を
介して管寄せ(5)に伝達される。管寄せ(5)に伝達
された荷重は、管寄せ(5)に取付けられた支持金物
(8)の下を通っている支持梁(3)によって直接支持
される。支持梁(3)はボイラ周囲に配された鉄骨支柱
(2)に接合されており、これを介してボイラ(1)の
荷重は最終的に地上へ伝達される。
介して管寄せ(5)に伝達される。管寄せ(5)に伝達
された荷重は、管寄せ(5)に取付けられた支持金物
(8)の下を通っている支持梁(3)によって直接支持
される。支持梁(3)はボイラ周囲に配された鉄骨支柱
(2)に接合されており、これを介してボイラ(1)の
荷重は最終的に地上へ伝達される。
【0010】上記の手段を実施するにあたり、ボイラの
熱膨張を考慮する必要がある。そこで本実施例では、支
持梁(3)上面の必要箇所(支持金物(8)の下近傍)
および必要方向にスライド面(荷重の大きさによっては
スライドプレートを設けることもある)を設け、ボイラ
の熱膨張による不当な反力が支持梁(3)に作用するの
を防止する。
熱膨張を考慮する必要がある。そこで本実施例では、支
持梁(3)上面の必要箇所(支持金物(8)の下近傍)
および必要方向にスライド面(荷重の大きさによっては
スライドプレートを設けることもある)を設け、ボイラ
の熱膨張による不当な反力が支持梁(3)に作用するの
を防止する。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、従来構造では多数必
要であった吊棒を廃止することができ、これによって部
材点数が削減される。また、ボイラ支持構造がシンプル
化するとともに鉄骨支柱の高さを低くできるため、コス
トが低減され、全体としてコンパクトな構造となる。構
造物(建築物)の高さ制限がある場合等は、特に有利で
ある。
要であった吊棒を廃止することができ、これによって部
材点数が削減される。また、ボイラ支持構造がシンプル
化するとともに鉄骨支柱の高さを低くできるため、コス
トが低減され、全体としてコンパクトな構造となる。構
造物(建築物)の高さ制限がある場合等は、特に有利で
ある。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す概略側面図であ
る。
る。
【図2】図2は図1のII部の拡大図である。
【図3】図3は図2のIII −III 断面図である。
【図4】図4は従来の吊り下げ型ボイラの支持構造の一
例を示す概略側面図である。
例を示す概略側面図である。
【図5】図5は図4のV部の拡大図である。
(1) ボイラ (2) 鉄骨支柱 (3) 支持梁 (4) 伝熱壁管 (5) 管寄せ (6) 吊り棒 (7) 保温囲 (8) 支持金物 (9) 保温材
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ鉛直な複数の伝熱壁管の上端部がほ
ぼ水平な管寄せに接合されているボイラにおいて、上記
管寄せがほぼ水平な支持梁の上に載置されていることを
特徴とするボイラの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18010993A JPH0735306A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ボイラの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18010993A JPH0735306A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ボイラの支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735306A true JPH0735306A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16077585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18010993A Withdrawn JPH0735306A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ボイラの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8124204B2 (en) | 2005-07-08 | 2012-02-28 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Multi-layered bottle |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP18010993A patent/JPH0735306A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8124204B2 (en) | 2005-07-08 | 2012-02-28 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Multi-layered bottle |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |