JPH0735104Y2 - 戸体の隅部封止装置 - Google Patents
戸体の隅部封止装置Info
- Publication number
- JPH0735104Y2 JPH0735104Y2 JP1989068259U JP6825989U JPH0735104Y2 JP H0735104 Y2 JPH0735104 Y2 JP H0735104Y2 JP 1989068259 U JP1989068259 U JP 1989068259U JP 6825989 U JP6825989 U JP 6825989U JP H0735104 Y2 JPH0735104 Y2 JP H0735104Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- frame
- projecting
- retracting
- door body
- Prior art date
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は，スライディングウォール等可動の戸体に用い
られる戸体の隅部封止装置に関する。
られる戸体の隅部封止装置に関する。
閉鎖時に封止枠を突出させ，開閉時にこれを没入するよ
うに駆動装置によって封止枠を突没自在とし，また封止
枠突出時に封止枠端部間の隅部を封止するように封止枠
の突没動に追従する封止部材を具備した戸体として，例
えば実開昭53-16655号が知られている。
うに駆動装置によって封止枠を突没自在とし，また封止
枠突出時に封止枠端部間の隅部を封止するように封止枠
の突没動に追従する封止部材を具備した戸体として，例
えば実開昭53-16655号が知られている。
これによれば封止部材を，垂下基板と，該垂下基板の前
後端部から垂直に突出し，封止横枠の中空部にスライド
自在に挿入した長寸一対にして所定間隔に連結板によっ
て連結した嵌合部材と，上記垂下基板の端部側端に突出
して垂下し，封止縦枠一対のタッピングホール状嵌合孔
にスライド自在に挿入した一対のガイドピンと，上記垂
下基板前後端部から上記一対の嵌合部材の外側に位置す
るように同じく垂直に突設した封止用前後側壁とを備え
たものとして形成され，また駆動装置を戸体本体に内蔵
したブラケット支持のギヤ装置と，該ギヤ装置によって
回転する回転軸と，該回転軸と自在継手をもって連結し
たネジ棒と，該ネジ棒を装着したリンクと，このリンク
に連結した三角片と，該三角片に連結した封止横枠突没
用の押上げリンクと，上記三角片に連結した封止縦枠突
没用の押出しリンク等を備え，ギヤ装置を操作すること
により上記押出しリンクを作動させて封止縦枠を突没さ
せ，該封止縦枠が柱等に当接した後，更に上記押上げリ
ンクを作動させて封止横枠を突没させるものとされてい
る。
後端部から垂直に突出し，封止横枠の中空部にスライド
自在に挿入した長寸一対にして所定間隔に連結板によっ
て連結した嵌合部材と，上記垂下基板の端部側端に突出
して垂下し，封止縦枠一対のタッピングホール状嵌合孔
にスライド自在に挿入した一対のガイドピンと，上記垂
下基板前後端部から上記一対の嵌合部材の外側に位置す
るように同じく垂直に突設した封止用前後側壁とを備え
たものとして形成され，また駆動装置を戸体本体に内蔵
したブラケット支持のギヤ装置と，該ギヤ装置によって
回転する回転軸と，該回転軸と自在継手をもって連結し
たネジ棒と，該ネジ棒を装着したリンクと，このリンク
に連結した三角片と，該三角片に連結した封止横枠突没
用の押上げリンクと，上記三角片に連結した封止縦枠突
没用の押出しリンク等を備え，ギヤ装置を操作すること
により上記押出しリンクを作動させて封止縦枠を突没さ
せ，該封止縦枠が柱等に当接した後，更に上記押上げリ
ンクを作動させて封止横枠を突没させるものとされてい
る。
しかし乍らこの場合，封止部材及び駆動装置がいずれも
多数の部材部品を組合せた極めて複雑構造のものとされ
ているので，封止部材はその生産が煩雑であるととに高
精度が要求されることになって，例えばガイドピンの僅
かな曲がりや嵌合部材の前後の僅かな位置ズレがあると
封止枠とのスライド自在性が損われることになり，また
駆動装置はその戸体への内蔵設置が著しく煩雑であると
ともに多数部品の連結によるものであるので，同じく高
精度が要求される一方で，作動不良による故障を招き易
く，更にこれらは自ずとコストが高くなり易い。
多数の部材部品を組合せた極めて複雑構造のものとされ
ているので，封止部材はその生産が煩雑であるととに高
精度が要求されることになって，例えばガイドピンの僅
かな曲がりや嵌合部材の前後の僅かな位置ズレがあると
封止枠とのスライド自在性が損われることになり，また
駆動装置はその戸体への内蔵設置が著しく煩雑であると
ともに多数部品の連結によるものであるので，同じく高
精度が要求される一方で，作動不良による故障を招き易
く，更にこれらは自ずとコストが高くなり易い。
またこの場合駆動装置は，先ず封止縦枠を突没動させ，
然る後封止横枠を突没動させる構造のものとされ，封止
部材は封止縦枠に伴って先ず水平動を行い，その後封止
横枠に伴って垂直動を行うことになり，従って戸体の封
止部材の隅部封止を含めた封止枠による封止に時間が掛
かるという難点がある。
然る後封止横枠を突没動させる構造のものとされ，封止
部材は封止縦枠に伴って先ず水平動を行い，その後封止
横枠に伴って垂直動を行うことになり，従って戸体の封
止部材の隅部封止を含めた封止枠による封止に時間が掛
かるという難点がある。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みこれを解消するよう
になされたものであって，その解決課題とする処は，構
造を可及的に簡易にして隅部の封止とを確実に行うとと
もに可及的に短時間でその封止を完了する戸体の隅部封
止装置を提供するにある。
になされたものであって，その解決課題とする処は，構
造を可及的に簡易にして隅部の封止とを確実に行うとと
もに可及的に短時間でその封止を完了する戸体の隅部封
止装置を提供するにある。
上記課題に添い本考案は，封止部材を，比較的単純形状
とするように形成することによって，例えばピース状の
部材として簡易に構成し得るようにし，また駆動装置
を，封止横枠突没用の昇降ロッドと，封止縦枠突没用の
拡縮リンクとによって構成するようにするとともに，こ
れらを連動して封止枠を同時突没自在とし，これに追従
する上記封止部材を傾斜動自在となるようにしたもので
あって，即ち本考案は，駆動装置による封止枠の突没動
に追従して該封止枠突出時にその端部間隅部を封止する
封止部材を具備した戸体において，上記封止部材を，封
止縦枠内側の支持部材により区画した前後開放のＵ字溝
にスライド自在に挿入した垂下舌片と，該垂下舌片から
これと平面コ字状をなすように突設した封止用前後側壁
と，上記垂下舌片上端から水平に突設し封止横枠内側の
一対のリブにより区画した下向きＣ字溝にスライド自在
に挿入した水平舌片とを備えて形成し且つ上記駆動装置
を戸体本体に内蔵した上記封止横枠突没用の昇降ロッド
と，該昇降ロッドにこれと連動して拡縮するように上下
２ケ所で螺装した上記封止縦枠突没用の拡縮リンクを備
えて封止枠同時突没自在に形成してなることを特徴とす
る戸体の隅部封止装置に係り且つこれを考案の要旨とし
て上記課題解決の手段としたものである。
とするように形成することによって，例えばピース状の
部材として簡易に構成し得るようにし，また駆動装置
を，封止横枠突没用の昇降ロッドと，封止縦枠突没用の
拡縮リンクとによって構成するようにするとともに，こ
れらを連動して封止枠を同時突没自在とし，これに追従
する上記封止部材を傾斜動自在となるようにしたもので
あって，即ち本考案は，駆動装置による封止枠の突没動
に追従して該封止枠突出時にその端部間隅部を封止する
封止部材を具備した戸体において，上記封止部材を，封
止縦枠内側の支持部材により区画した前後開放のＵ字溝
にスライド自在に挿入した垂下舌片と，該垂下舌片から
これと平面コ字状をなすように突設した封止用前後側壁
と，上記垂下舌片上端から水平に突設し封止横枠内側の
一対のリブにより区画した下向きＣ字溝にスライド自在
に挿入した水平舌片とを備えて形成し且つ上記駆動装置
を戸体本体に内蔵した上記封止横枠突没用の昇降ロッド
と，該昇降ロッドにこれと連動して拡縮するように上下
２ケ所で螺装した上記封止縦枠突没用の拡縮リンクを備
えて封止枠同時突没自在に形成してなることを特徴とす
る戸体の隅部封止装置に係り且つこれを考案の要旨とし
て上記課題解決の手段としたものである。
以下実施例を示す図面に従って本考案を更に具体的に説
明すれば,1はスライディングウォールのブランクパネル
による戸体であり，該戸体１は，戸体本体２とこれに突
没自在に設けた上下の封止横枠７と壁面又は隣接する戸
体１側一側の封止縦枠13を備えたものとしてある。
明すれば,1はスライディングウォールのブランクパネル
による戸体であり，該戸体１は，戸体本体２とこれに突
没自在に設けた上下の封止横枠７と壁面又は隣接する戸
体１側一側の封止縦枠13を備えたものとしてある。
封止横枠７及び封止縦枠13は，いずれもその基壁8,14の
前後に一対同幅の側壁9,15を備えた断面略コ字状にして
アルミ又は合成樹脂の押出材又はロールフォーミングの
成型材による長尺のものとして構成し，封止横枠７は側
壁９上端に一対の天井面又は床面圧接用のシール材10を
備え，また基壁８内側の下面には一対のリブ12によって
区画した下向きＣ字溝11を備えたものとしてあり，一方
封止縦枠13は，その側壁15間隔を上記封止横枠７の見付
幅よりやや大として，これを被嵌するようにし，基壁14
の外側には壁面圧接用のシール材21を備え，また基壁14
の内側には，フック状にして後述の封止部材19載置支持
用の支持部材17を固定し，該支持部材17によって区画し
た前後開放のＵ字溝18を備えたものとしてある。
前後に一対同幅の側壁9,15を備えた断面略コ字状にして
アルミ又は合成樹脂の押出材又はロールフォーミングの
成型材による長尺のものとして構成し，封止横枠７は側
壁９上端に一対の天井面又は床面圧接用のシール材10を
備え，また基壁８内側の下面には一対のリブ12によって
区画した下向きＣ字溝11を備えたものとしてあり，一方
封止縦枠13は，その側壁15間隔を上記封止横枠７の見付
幅よりやや大として，これを被嵌するようにし，基壁14
の外側には壁面圧接用のシール材21を備え，また基壁14
の内側には，フック状にして後述の封止部材19載置支持
用の支持部材17を固定し，該支持部材17によって区画し
た前後開放のＵ字溝18を備えたものとしてある。
封止部材19は，これら封止横枠７及び封止縦枠13による
封止枠の突没動に追従して該封止枠突出時にその端部間
隅部を封止するものとしてあり，上記封止縦枠13のＵ字
溝18にスライド自在に挿入した垂下片24と，該垂下片24
からこれと平面コ字状をなすように突設した封止用前後
側壁20と，上記垂下片24上端から水平に突設し封止横枠
７の下向きＣ字溝11にスライド自在に挿入した水平舌片
25とを備えて形成したものとしてある。
封止枠の突没動に追従して該封止枠突出時にその端部間
隅部を封止するものとしてあり，上記封止縦枠13のＵ字
溝18にスライド自在に挿入した垂下片24と，該垂下片24
からこれと平面コ字状をなすように突設した封止用前後
側壁20と，上記垂下片24上端から水平に突設し封止横枠
７の下向きＣ字溝11にスライド自在に挿入した水平舌片
25とを備えて形成したものとしてある。
本例にあって封止部材19は，垂下片24の両端に張出し片
26を突設してこれを基板とし，該張出し片26にそれぞれ
押出材とした前後側壁20を重合固着する一方，基板の上
端を垂下片24において折曲して水平舌片25としたものと
して，比較的単純形状にして，垂下片24と水平舌片25に
よるＬ字状のスライド挿入部23を有するピース状のもの
としてあり，また本例にあっては上記前後側壁20を押出
材としたことによって形成可能な上端嵌合溝に封止横枠
７のシール材10と一連となるように同高のシール材21を
嵌着固定したものとしてある。
26を突設してこれを基板とし，該張出し片26にそれぞれ
押出材とした前後側壁20を重合固着する一方，基板の上
端を垂下片24において折曲して水平舌片25としたものと
して，比較的単純形状にして，垂下片24と水平舌片25に
よるＬ字状のスライド挿入部23を有するピース状のもの
としてあり，また本例にあっては上記前後側壁20を押出
材としたことによって形成可能な上端嵌合溝に封止横枠
７のシール材10と一連となるように同高のシール材21を
嵌着固定したものとしてある。
封止枠の突没動は駆動装置27によって行うものとし，従
って封止部材19の封止枠への追従は，この駆動装置27に
より行われる。
って封止部材19の封止枠への追従は，この駆動装置27に
より行われる。
駆動装置27は，戸体本体２に内蔵した上記封止横枠７突
没用の昇降ロッド29と，該昇降ロッド29にこれと連動し
て拡縮するように上下２ケ所で螺装した上記封止縦枠13
突没用の拡縮リンク37を備えて封止枠同時突没自在に形
成したものとしてあり，これによって封止部材19は同時
突没する封止横枠７と封止縦枠13にスライド挿入部23を
介して追従し傾斜方向に突没する傾斜動自在のものとし
て構成されることになる。
没用の昇降ロッド29と，該昇降ロッド29にこれと連動し
て拡縮するように上下２ケ所で螺装した上記封止縦枠13
突没用の拡縮リンク37を備えて封止枠同時突没自在に形
成したものとしてあり，これによって封止部材19は同時
突没する封止横枠７と封止縦枠13にスライド挿入部23を
介して追従し傾斜方向に突没する傾斜動自在のものとし
て構成されることになる。
本例にあって駆動装置27は，戸体本体２にあって，その
側端側に位置する縦枠3bに設置したものとしてあり，昇
降ロッド29は，オペレータ挿入孔５に挿入装着する図示
省略のオペレータの回転運動をギヤボックス28を介して
昇降させるものとしてあり，この昇降によって封止横枠
７を上下方向に突没させるものとしてある。
側端側に位置する縦枠3bに設置したものとしてあり，昇
降ロッド29は，オペレータ挿入孔５に挿入装着する図示
省略のオペレータの回転運動をギヤボックス28を介して
昇降させるものとしてあり，この昇降によって封止横枠
７を上下方向に突没させるものとしてある。
このときは本例にあっては，封止横枠７の突出時に天井
面又は床面にシール材を圧接させ気密性を得られるよう
に昇降ロッド29と封止横枠７間に封止横枠７付勢用のス
プリング34を設けてあり，従って昇降ロッド29は直接に
封止横枠７に連結することなく，昇降ロッド29に螺装し
たナット32を有する連結フレーム31,上記スプリング34
巻設用のガイドロッド33及び封止横枠７連結用の連結杆
30を介してこれらを直列とすることによって間接的な連
結をしたものとしてあり，更に封止横枠７の安定した突
没を行うために該封止横枠７の他端側においても図示省
略の連動装置によってこれを連動して突没するものとし
てある。
面又は床面にシール材を圧接させ気密性を得られるよう
に昇降ロッド29と封止横枠７間に封止横枠７付勢用のス
プリング34を設けてあり，従って昇降ロッド29は直接に
封止横枠７に連結することなく，昇降ロッド29に螺装し
たナット32を有する連結フレーム31,上記スプリング34
巻設用のガイドロッド33及び封止横枠７連結用の連結杆
30を介してこれらを直列とすることによって間接的な連
結をしたものとしてあり，更に封止横枠７の安定した突
没を行うために該封止横枠７の他端側においても図示省
略の連動装置によってこれを連動して突没するものとし
てある。
また拡縮リンク37は，上記昇降ロッド29の昇降に伴い，
これに連動した拡縮を昇降ロッド29に刻設した雄ネジ，
特に長手方向で向きを変えた雄ネジに雌ネジを螺装する
ことによって行うように昇降ロッド29に上下各一対のナ
ットボックス35を設け，そのナット部を螺装する一方，
各ナットボックス35に各一対のリンクを回動自在に軸支
固定する一方，これら一対のリンクの先端を各軸支部材
36を介してそれぞれ封止縦枠13に軸支固定したものとし
てある。
これに連動した拡縮を昇降ロッド29に刻設した雄ネジ，
特に長手方向で向きを変えた雄ネジに雌ネジを螺装する
ことによって行うように昇降ロッド29に上下各一対のナ
ットボックス35を設け，そのナット部を螺装する一方，
各ナットボックス35に各一対のリンクを回動自在に軸支
固定する一方，これら一対のリンクの先端を各軸支部材
36を介してそれぞれ封止縦枠13に軸支固定したものとし
てある。
以上の構成による本例の戸体１にあっては，比較的簡易
な構造にして封止枠7,13と封止部材19とによる確実な封
止を行うとともに封止横枠７と封止縦枠13が同時突没自
在であり，また封止部材19がスライド挿入部23を介して
これに追従して同時傾斜動を行うので，可及的に短時間
の封止を可能とする。
な構造にして封止枠7,13と封止部材19とによる確実な封
止を行うとともに封止横枠７と封止縦枠13が同時突没自
在であり，また封止部材19がスライド挿入部23を介して
これに追従して同時傾斜動を行うので，可及的に短時間
の封止を可能とする。
図中３は，上記縦枠3bと上枠3aとによる戸体本体２の構
造フレーム,3Cは縦枠3bに設けた補助縦枠,4は戸体本体
２の表面材,6は戸体１の開閉走行用の上吊りランナー,2
2は封止部材19における封止横枠７受入用の受入溝を示
す。
造フレーム,3Cは縦枠3bに設けた補助縦枠,4は戸体本体
２の表面材,6は戸体１の開閉走行用の上吊りランナー,2
2は封止部材19における封止横枠７受入用の受入溝を示
す。
図示した例は以上のとおりとしたが，戸体を単体使用の
ドア等他の用途のものとすること，上記戸体の一側のも
のに代えて戸体の両側に本考案を適用することを含め
て，本考案の実施に当って，戸体，戸体本体，封止部
材，封止横枠，封止縦枠，駆動装置，昇降ロッド，拡縮
リンク等の各具体的形状，構造，材質，寸法，数，これ
らの関係等は，上記考案の要旨に反しない限り様々に変
更することができる。
ドア等他の用途のものとすること，上記戸体の一側のも
のに代えて戸体の両側に本考案を適用することを含め
て，本考案の実施に当って，戸体，戸体本体，封止部
材，封止横枠，封止縦枠，駆動装置，昇降ロッド，拡縮
リンク等の各具体的形状，構造，材質，寸法，数，これ
らの関係等は，上記考案の要旨に反しない限り様々に変
更することができる。
本考案は以上のとおり，駆動装置による封止枠の突没動
に追従して該封止枠突出時にその端部間隅部を封止する
封止部材を具備した戸体において，上記封止部材を，封
止縦枠内側の支持部材により区画した前後開放のＵ字溝
にスライド自在に挿入した垂下舌片と，該垂下舌片から
これと平面コ字状をなすように突設した封止用前後側壁
と，上記垂下舌片上端から水平に突設し封止横枠内側の
一対のリブにより区画した下向きＣ字溝にスライド自在
に挿入した水平舌片とを備えて形成し且つ上記駆動装置
を戸体本体に内蔵した上記封止横枠突没用の昇降ロッド
と，該昇降ロッドにこれと連動して拡縮するように上下
２ケ所で螺装した上記封止縦枠突没用の拡縮リンクを備
えて封止枠同時突没自在に形成してなることを特徴とす
るから，封止部材と駆動装置の構造を可及的に簡易にし
て隅部の封止を確実に行うとともに封止横枠と封止縦枠
が同時突没自在で，封止部材が同時傾斜動を行って，可
及的に短時間の封止を可能とする一方，故障を生じず，
長期に亘って安定した作動を行い且つコストを比較的安
価とした戸体の隅部封止装置を提供することができる。
に追従して該封止枠突出時にその端部間隅部を封止する
封止部材を具備した戸体において，上記封止部材を，封
止縦枠内側の支持部材により区画した前後開放のＵ字溝
にスライド自在に挿入した垂下舌片と，該垂下舌片から
これと平面コ字状をなすように突設した封止用前後側壁
と，上記垂下舌片上端から水平に突設し封止横枠内側の
一対のリブにより区画した下向きＣ字溝にスライド自在
に挿入した水平舌片とを備えて形成し且つ上記駆動装置
を戸体本体に内蔵した上記封止横枠突没用の昇降ロッド
と，該昇降ロッドにこれと連動して拡縮するように上下
２ケ所で螺装した上記封止縦枠突没用の拡縮リンクを備
えて封止枠同時突没自在に形成してなることを特徴とす
るから，封止部材と駆動装置の構造を可及的に簡易にし
て隅部の封止を確実に行うとともに封止横枠と封止縦枠
が同時突没自在で，封止部材が同時傾斜動を行って，可
及的に短時間の封止を可能とする一方，故障を生じず，
長期に亘って安定した作動を行い且つコストを比較的安
価とした戸体の隅部封止装置を提供することができる。
図面は実施例を示すもので，第１図はスライディングウ
ォールの戸体正面図，第２図は要部を示す分解斜視図，
第３図は戸体の隅部の拡大縦断面図，第４図は昇降ロッ
ドと拡縮リンクとの関係を示す拡大縦断面図，第５図は
戸体隅部の拡大平面図である。 １……戸体、19……封止部材 ２……戸体本体、24……垂下舌片 ７……封止横枠、25……水平舌片 12……Ｃ字溝、27……駆動装置 13……封止縦枠、28……昇降ロッド 18……Ｕ字溝、37……拡縮リンク
ォールの戸体正面図，第２図は要部を示す分解斜視図，
第３図は戸体の隅部の拡大縦断面図，第４図は昇降ロッ
ドと拡縮リンクとの関係を示す拡大縦断面図，第５図は
戸体隅部の拡大平面図である。 １……戸体、19……封止部材 ２……戸体本体、24……垂下舌片 ７……封止横枠、25……水平舌片 12……Ｃ字溝、27……駆動装置 13……封止縦枠、28……昇降ロッド 18……Ｕ字溝、37……拡縮リンク
Claims (1)
- 【請求項１】駆動装置による封止枠の突没動に追従して
該封止枠突出時にその端部間隅部を封止する封止部材を
具備した戸体において，上記封止部材を，封止縦枠内側
の支持部材により区画した前後開放のＵ字溝にスライド
自在に挿入した垂下舌片と，該垂下舌片からこれと平面
コ字状をなすように突設した封止用前後側壁と，上記垂
下舌片上端から水平に突設し封止横枠内側の一対のリブ
により区画した下向きＣ字溝にスライド自在に挿入した
水平舌片とを備えて形成し且つ上記駆動装置を戸体本体
に内蔵した上記封止横枠突没用の昇降ロッドと，該昇降
ロッドにこれと連動して拡縮するように上下２ケ所で螺
装した上記封止縦枠突没用の拡縮リンクを備えて封止枠
同時突没自在に形成してなることを特徴とする戸体の隅
部封止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989068259U JPH0735104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 戸体の隅部封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989068259U JPH0735104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 戸体の隅部封止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH038287U JPH038287U (ja) | 1991-01-25 |
| JPH0735104Y2 true JPH0735104Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31602537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989068259U Expired - Fee Related JPH0735104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 戸体の隅部封止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735104Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019143339A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | 株式会社オカムラ | 移動間仕切装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01108243U (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-21 | ||
| JP4510207B2 (ja) * | 2000-02-25 | 2010-07-21 | 株式会社岡村製作所 | 可動間仕切装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5531195Y2 (ja) * | 1976-07-24 | 1980-07-24 | ||
| JPS57180093U (ja) * | 1981-05-13 | 1982-11-15 |
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1989
- 1989-06-12 JP JP1989068259U patent/JPH0735104Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019143339A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | 株式会社オカムラ | 移動間仕切装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH038287U (ja) | 1991-01-25 |
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