JPH0735054U - 書籍用記録媒体収納ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ＣＤ４を容易に出し入れでき、これを使用後
に外れることなく収容孔６ｂに保持できる、書籍用ＣＤ
収納ホルダー９を提供する。 【構成】 書籍の各頁を構成する紙と同外形の台紙７
に、これを厚さ方向に貫通する収納孔の表面側部分より
も大きい収容孔６ｂを裏面側部分に形成し、収容孔６ｂ
に袋１３などの包装部材に入れたＣＤ４を収容し、台紙
７の裏面に出入口形成用の切込み部８ａが形成された裏
板紙８を貼着した収納ホルダー９を組込んで書籍を製本
する。 【作用】 裏板紙８の切込み部８ａ内周側を除去して、
収容孔６ｂの上部裏面側に出入口を開口させ、収容孔６
ｂに対し出入口を経てＣＤ４を出し入れするようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、書籍の内容と関係のある録音、録画などが施されたコンパクトデ ィスク（以下ＣＤと略記する）などの記録媒体を、前記書籍に組込むための書籍 用記録媒体収納ホルダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば動物に関する書籍の文を読んだり写真を見たりしながら、あるい はこれらをした直後に、ＣＤに記録された録音、録画を再生し、動物の鳴き声を 聞いたり、動作を見たりすることで、前記書籍の内容について理解を容易にした り、深めたりすることが行われている。

【０００３】 このために、従来は、書籍の内容と関係のある録音、録画が施されたＣＤをケ ースの凹部にそのまま嵌め、前記ケースにＣＤを覆う紙などを貼着し、これを書 籍の製本後に、手作業で書籍の最終頁などに取付けておき、使用時にはケースに 貼着した紙などを剥がしてＣＤを取出していた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

前述した従来のＣＤ付きの書籍では、ＣＤをケースの凹部に嵌め、前記ケース に紙などを貼着したものを製本後の書籍に取付けているので、作業手順がよくな いなど、ＣＤの取付けが面倒であり、また、ケースに貼着した紙などを剥がして ＣＤを書籍から取外し、これを使用しているので、使用後にケースの凹部にＣＤ を入れても、これが凹部から外れてしまうという問題点があった。

【０００５】 この考案は、前述した問題点を解決して、ＣＤなどの厚さが薄い記録媒体を書 籍に組込んで作業性よく製本でき、また、使用時にＣＤなどを容易に出し入れで き、使用後には外れないように確実に保持できる、書籍用記録媒体収納ホルダー の提供を目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案の書籍用記録媒体収納ホルダーは、書籍の各頁を構成する紙に対し外 形が同様で厚さが厚い台紙に、包装部材に入れたＣＤなどの記録媒体の収納孔を 、前記台紙を厚さ方向に貫通しかつ表面側部分よりも裏面側部分を大きく形成し 、台紙に貼着する裏板紙に前記裏面側部分の上部と対向する出入口形成用の切込 み部を設けたものである。

【０００７】

【作用】

この考案による収納ホルダーは、ＣＤなどの記録媒体に書籍の内容と関係のあ る録音、録画などを記録して適宜の包装部材に入れる。次に、包装部材と共にこ れに入れた記録媒体を台紙に設けた収納孔に収容し、前記台紙の裏面に裏板紙を 貼着して収納ホルダーを組立てる。その後、収納ホルダーを書籍の最終頁と裏表 板との間などの適所に組込んで製本し、記録媒体付きの書籍とするものである。

【０００８】 このため、記録媒体の包装、包装した記録媒体を収納しての収納ホルダーの組 立、収納ホルダーを組込んでの製本の各工程を、それぞれ異なった業者が行って も手順よくでき、作業性よく記録媒体付きの書籍を得ることができる。

【０００９】 また、書籍に組込んだ収納ホルダーからＣＤなどの記録媒体を取出すには、裏 板紙の切込み部より内周側を除去して収納孔の上部裏面側に出入口を開口させる と、前記収納孔は、表面側部分より裏面側部分が大きく、台紙の表面に開口して いるので、包装部材と記録媒体とを、前記出入口から斜め上外方に引出すことで 、収納ホルダーおよび書籍から容易に取出すことができ、その後、包装部材から 記録媒体を出して使用すればよい。

【００１０】 記録媒体の使用後には、これを包装部材に入れて開口した出入口から収納孔に 収容するが、この収容状態では、記録媒体の下部裏面側が台紙に貼着した裏板紙 の出入口下方部分によって支持されるので、記録媒体は収納ホルダーから外れる ことがない。

【００１１】

【実施例】

以下、この考案の請求項２に対応する第１実施例につき図を参照して説明する 。 図１，図２において、１は包装部材として用いるケースであり、ケース１は、 透明な硬質プラスチックシートの曲げ加工品からなるケース本体２およびケース 蓋３を備えている。前記ケース本体２は、中心部に十字状の保持突起２ａを突出 させ、保持突起２ａの外周側に環状の支持突出部２ｂを突出させ、支持突出部２ ｂの外周側に環状の内側収納部壁２ｃを形成し、この収納部壁２ｃより保持突起 ２ａ側にＣＤ４が収納される内側収納部２ｄを設けてある。なお、支持突出部２ ｂと内側収納部壁２ｃとは同心円状に形成し、これらは保持突起２ａより低い同 じ高さで、これと同じ方向に突出している。

【００１２】 また、内側収納部壁２ｃには相対向する２つの切欠部２ｅを設け、さらに、内 側収納部２ｄには支持突出部２ｂと内側収納部壁２ｃとの間に直線状の凹溝２ｆ およびこれらの間に設けた小凹部２ｇとを放射状に交互に形成することで、内側 収納部２ｄを補強しており、小凹部２ｇは、多数を内側収納部２ｄの半径方向に 並設してある。前記内側収納部壁２ｃの基端外周側にフランジ部２ｈを、外形が 隅部に丸味のあるほぼ正方形状に形成してある。なお、ケース本体２の厚さを薄 くするために、凹溝２ｆおよび小凹部２ｇは省略してもよい。

【００１３】 前記ケース蓋３は、ケース本体２の内側収納部壁２ｃの外周面に着脱可能に嵌 合する外側収納部３ａを有している。外側収納部３ａは、前記保持突起２ａの高 さより若干高い周壁３ｂに覆い板３ｃを一体に形成し、周壁３ｂの開口端外周側 にケース本体２のフランジ部２ｈと同外形のフランジ部３ｄをほぼ正方形状に形 成してあり、フランジ部３ｄの各隅部には弧状切欠き３ｅが形成してある。

【００１４】 そして、所要の録音、録画を施したＣＤ４の中心孔４ａをケース本体２の保持 突起２ａに押込んで保持させ、ＣＤ４をケース本体２の内側収納部２ｄに収容し 、内側収納部壁２ｃの外周にケース蓋３の外側収納部３ａの周壁３ｂを嵌合させ て、ケース１内にＣＤ４を収納する。

【００１５】 これとは別に、図３，図４に示すように、同形状の２枚の厚紙５，６のうち、 一方の厚紙５には、ケース蓋３に設けた外側収納部３ａが嵌合する径の円孔から なる嵌合孔５ａ，５ｂを左，右側部の中央近くにそれぞれ形成する。他方の厚紙 ６には、前記嵌合孔５ａ，５ｂと同形状の嵌合孔６ａを左，右一側部の中央近く に形成し、ケース１のフランジ部２ｈ，３ｄより若干大きい正方形に収容孔６ｂ を左，右他側部の中央近くに形成する。

【００１６】 次に、２枚の厚紙５，６を重ねて貼合せた後、これらの厚紙５，６を収容孔６ ｂに外向きにして、左，右方向中央から２つ折りにし、内側に位置する厚紙５の 対向面を貼合せて厚紙を４重にする。その後、４重にした厚紙５，６の折曲げ部 ５ｃ，６ｃを切除し、Ｂ５版，Ａ４版など書籍の各頁を構成する紙に対し、外形 が同じで厚さが厚い台紙７とし、台紙７の切除縁に近い位置にこれと平行に全長 にわたって表，裏面から切込み７ａ，７ｂを形成し、台紙７の厚さ方向中央部に 薄い切残し部７ｃを設ける。

【００１７】 前記のように構成した台紙７は、厚紙５，６の嵌合孔５ａ，５ｂ，６ａが厚さ 方向に一致し、収納孔の表面側部分を構成すると共に、前記収容孔６ｂが前記収 納孔の裏面側部分を構成している。

【００１８】 台紙７と同外形で厚紙５，６より厚さが薄い裏板紙８には、左，右側辺および 上辺が台紙７の前記収容孔６ｂの上半部および上縁と一致しまたは、これらの外 側に位置し、下辺が収容孔６ｂの中央部を横切る長方形状に破線状の切込みによ るＣＤの出入口形成用の切込み部８ａを形成すると共に、切込み部８ａの上辺中 央部から下方にほぼ半月状に指掛け孔８ｂ（図６参照）を形成してある。

【００１９】 前述のようにＣＤ４を収納したケース１、および前記台紙７および裏板紙８を それぞれ多数ずつ容易しておく。ＣＤ４を収納したケース１の外側収納部３ａを 台紙７の嵌合孔５ａ，５ｂ，６ａからなる収納孔の表面側部分に着脱可能に嵌合 させると共に、ケース１のフランジ部２ｈ，３ｄを、台紙７の収容孔６ｂすなわ ち収納孔の裏面側部分に着脱可能に収容して、フランジ部２ｈ，３ｄを収容孔６ ｂの底を構成する台紙７の嵌合孔５ｂ外周側の部分に支持させる。

【００２０】 この状態で、台紙７の裏面に、裏板紙８の前記切込み部８ａ内部分または、こ れより若干外側部分を除く外周側部分を貼着して収納ホルダー９を構成する。そ の後、収納ホルダー９を、図５，図６に示すように書籍１０の最終頁と裏表紙１ １との間に組込んで製本し、ＣＤ４付きの書籍１０を得る。

【００２１】 次にＣＤ４の使用について説明する。書籍１０に取付けたＣＤ４を取出すには 、書籍１０の裏表紙１１と台紙７の裏面に貼着した裏板紙８との間を開き、指掛 け孔８ｂに指の爪先を掛けて引張ることで、裏板紙８の切込み部８ａで囲まれた 部分を除去し、嵌合孔５ａ，５ｂ，６ａに連らなる収容孔６ｂの上半部裏面側と 対向する出入口１２を形成する。

【００２２】 この状態で、フランジ部２ｈ，３ｄを持ち、ＣＤ４をケース１と共に出入口１ ２から斜め上外方に引出して、書籍１０外に取出す。そして、ケース１のケース 蓋３をケース本体２から外し、ケース本体２の保持突起２ａからＣＤ４を取外し た後、適宜の再生装置に装着して、書籍１０の内容と関係のある録画、録音を再 生して視聴する。その後、前述した手順とは逆の手順で再生装置からＣＤ４を外 して、ケース本体２内に保持させ、ケース本体２にケース蓋３を嵌めてケース１ を組立てる。

【００２３】 このケース１を裏板紙８に設けた出入口１２から斜め下方に向けて収納孔に挿 入し、嵌合孔５ａ，５ｂ，６ａにケース１の外側収納部３ａを嵌めると共に、収 容孔６ｂにケース１のフランジ部２ｈ，３ｄを収容する。以後、嵌合孔５ａ，５ ｂ，６ａと収容孔６ｂとで形成した収納孔に対し、出入口１２を経て包装部材で あるケース１とこれに収納したＣＤ４とを任意に出し入れする。

【００２４】 前述した第１実施例の収納ホルダー９では、包装部材として硬質プラスチック シートの曲げ加工品のケース本体２とケース蓋３とからなるケース１を用いたの で、ケース１に収容したＣＤ４が損傷しにくいなど、その保護が確実にできる。

【００２５】 なお、第１実施例の収納ホルダーにおいて、ケース本体およびケース蓋の少な くとも一方に指掛け用の小孔を形成し、また、どちらか一方のフランジ部を省略 したり、ケース本体、ケース蓋のフランジ部の形状を適宜変更してもよい。さら に、ＣＤ４は中心孔４ａをケース本体２の保持突起２ａに押込んで保持させてい るので、内側収納部２ｄに収容できれば、小径のＣＤでも使用できる。

【００２６】 図７，図８および図９は、この考案の請求項３に対応する第２実施例の収納ホ ルダーを示す。 図７に示すように、包装部材は、ポリプロピレンなどの透明なプラスチックフ ィルム１３ａの上辺以外の３辺を不織布からなる裏面シート１３ｂの上辺以外の ３辺を迂回して折返し、折返し部を接着したほぼ正方形の袋１３であり、この袋 １３内に開口した上辺からＣＤ４を入れる。

【００２７】 また、図８，図９に示すように、台紙７は第１実施例のものとほぼ同様である が厚紙５，６に形成した嵌合孔５ａ，５ｂ，６ａはＣＤ４より小さい径とし、厚 紙６に形成した収容孔６ｂは、正方形を基本とし各辺に接着剤の流入防止用の凸 部６ｄおよび凸部６ｄと凹部６ｅとを形成してある。

【００２８】 そして、台紙７の収容孔６ｂ、すなわち収納孔の裏面側部に、ＣＤ４が入って いる袋１３を収容し、収容孔６ｂの底を構成する台紙７の嵌合孔５ｂ外周側部分 を支持させ、袋１３の裏面に正方形の補助板紙１４を支持させて収容孔６ｂに着 脱可能に嵌める。なお、補助板紙１４は、これと、ＣＤ４と、袋１３との厚さの 和が厚紙６の厚さと等しくなるようにし、補助板紙１４の裏面と台紙７の裏面と が同一平面状に位置するようにする。そして、第１実施例のものと同様に裏板紙 ８の切込み部８ａより外周側を台紙７の裏面に貼着して収納ホルダー９を構成す る。

【００２９】 なお、第２実施例の前述した以外の構成は第１実施例と同様であり、図８，図 ９中、図３，図４および図６の各図と同符号は対応する部分を示す。そして、第 ２実施例の収納ホルダー９を書籍に組込んで製本し、この書籍のＣＤ４を使用す る際の操作、および使用後のＣＤ４の収納ホルダー９に対する出し入れも、第１ 実施例とほぼ同様であるが、第２実施例では、包装部材である袋１３と共に補助 板紙１４を裏板紙８に設けた出入口から取出した後、袋１３からＣＤ４を出して 使用し、使用後は、ＣＤ４を再び袋１３に入れて補助板紙１４と共に出入口から 収容孔６ｂに収容し、あるいは補助板紙１４を棄ててＣＤ４を入れた袋１３のみ を収容孔６ｂに収容してもよい。

【００３０】 前述した第２実施例の収納ホルダー９は、包装部材として袋１３を用いたので 、補助板紙１４を用いても、第１実施例のケース１に比べて安価である。 なお、第２実施例において、厚紙６の厚さを薄くするなどにより、補助板紙を 省略でき、また、第２実施例の収容孔を第１実施例の収容孔と同形状にしたり、 第１実施例の収容孔を第２実施例の収容孔と同形状にしたりしてもよい。

【００３１】 この考案において、包装部材であるケースや袋を透明にすることで、収納孔の 表面側からＣＤなどの記録媒体の存在を確認できるので、記録媒体を収納せずに 収納ホルダーを組立てた不良品を書籍に組込むような不具合を解決できる。 この考案において、取次店から返本された後のリサイクル活用時には、ケース 袋と共にＣＤを収納ホルダーから取除くことによって、完全にリサイクル活用が できる。

【００３２】 また、この考案において、裏板紙に形成する出入口の形状は必ずしも実施例の 形状に限られるものではなく、適宜変更できる。 そして、この考案において、収納ホルダーを構成する厚紙の数、厚さ、裏板紙 の厚さ、包装部材の構成、材質などは請求項１，２，３に記載した範囲内で適宜 変更でき、場合によっては１つの収納ホルダーに複数の収納孔を設けてこれらに それぞれＣＤなどの記録媒体を収納してもよい。

【００３３】 さらに、この考案は、ＣＤ以外の厚さが薄い記録媒体、例えばフロッピーディ スクなどの収納にも適用できる。

【００３４】

【考案の効果】

以上説明したように、この考案の書籍用記録媒体収納ホルダーは、書籍の各頁 を構成する紙に対し外形が同様で厚さが厚い台紙に、包装部材に入れたＣＤなど の記録媒体の収納孔を、前記台紙を厚さ方向に貫通しかつ表面側部分よりも裏面 側部分を大きく形成し、台紙に貼着する裏板紙に前記裏面側部分の上部と対向す る出入口形成用の切込み部を設けたので、次の効果が得られる。

【００３５】 すなわち、この考案による収納ホルダーは、記録媒体の包装、包装した記録媒 体を収納しての収納ホルダーの組立、収納ホルダーを組込んでの製本の各工程を 、それぞれ異なった業者が行っても手順よくでき、作業性よく記録媒体付きの書 籍を得ることができる。

【００３６】 また、書籍に組込んだ収納ホルダーからＣＤなどの記録媒体を取出すには、裏 板紙の切込み部より内周側を除去して収納孔の上部裏面側に出入口を開口させる と、前記収納孔は、表面側部分より裏面側部分が大きく、台紙の表面に開口して いるので、包装部材と記録媒体とを、前記出入口から斜め上外方に引出すことで 、収納ホルダーおよび書籍から容易に取出すことができ、その後、包装部材から 記録媒体を出して使用すればよい。

【００３７】 記録媒体の使用後には、これを包装部材に入れて開口した出入口から収納孔に 収容するが、この収容状態では、記録媒体の下部裏面側が台紙に貼着した裏板紙 の出入口下方部分によって支持されるので、記録媒体は収納ホルダーから外れる ことがない。したがって、収納ホルダーの収納孔に対し、ＣＤなどの記録媒体を 容易に出し入れでき、使用後には記録媒体を外れないように確実に保持できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第１実施例のケースをＣＤと共に示
した分解平面図

【図２】図１のケースにＣＤを収容した断面図

【図３】この考案の第１実施例による収納ホルダーの断
面図

【図４】図３の収納ホルダーの台紙の説明図

【図５】この考案の第１実施例による収納ホルダーを書
籍に組込んだ斜視図

【図６】図５の収納ホルダー裏面の説明図

【図７】この考案の第２実施例の袋を示した斜視図

【図８】この考案の第２実施例による収納ホルダーを示
した断面図

【図９】図８の収納ホルダーの台紙の説明図

【符号の説明】

１ ケース（包装部材） ２ ケース本体 ２ａ 保持突起 ２ｃ 内側収納部壁 ２ｄ 内側収納部 ２ｈ フランジ部 ３ ケース蓋 ３ａ 外側収納部 ３ｄ フランジ部 ４ ＣＤ（記録媒体） ５ 厚紙 ５ａ，５ｂ 嵌合孔（収納孔の表面側部分） ６ 厚紙 ６ａ 嵌合孔（収納孔の表面側部分） ６ｂ 収容孔（収納孔の裏面側部分） ７ 台紙 ８ 裏板紙 ８ａ 切込み部 ９ 収納ホルダー １０ 書籍 １２ 出入口 １３ 袋（包装部材） １４ 補助板紙

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 書籍の各頁を構成する紙に対し外形が同
   様で厚さが厚い台紙に、包装部材内に入れたコンパクト
   ディスクなどの記録媒体の収納孔を、前記台紙を厚さ方
   向に貫通しかつ表面側部分よりも裏面側部分を大きく形
   成し、台紙に貼着する裏板紙に前記裏面側部分の上部と
   対向する出入口形成用の切込み部を設けたことを特徴と
   する書籍用記録媒体収納ホルダー。
2. 【請求項２】 記録媒体の包装部材は、硬質プラスチッ
   クの曲げ成形品からなるケース本体およびケース蓋を有
   し、前記ケース本体に記録媒体が収納される内側収納部
   を設け、前記ケース蓋に前記内側収納部に着脱可能に嵌
   合する外側収納部を設け、内側，外側収納部の少なくと
   も一方に外周側に突出するフランジ部を形成してなり、
   台紙を厚さ方向に貫通する収納孔は、表面側部分を前記
   包装部材の外側収納部が嵌合する嵌合孔とし、裏面側部
   分を包装部材のフランジ部が収容される収容孔としたこ
   とを特徴とする請求項１に記載の書籍用記録媒体収納ホ
   ルダー。
3. 【請求項３】 記録媒体の包装部材は、前記記録媒体を
   着脱可能に収納する袋からなり、台紙を厚さ方向に貫通
   する収納孔は、表面側部分を記録媒体よりも小さい支持
   孔とし、裏面側部分を記録媒体が前記袋と共に嵌まる大
   きさの収容孔としたことを特徴とする請求項１に記載の
   書籍用記録媒体収納ホルダー。