JPH0734876Y2 - 充填装置における洗浄装置 - Google Patents
充填装置における洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0734876Y2 JPH0734876Y2 JP1988072841U JP7284188U JPH0734876Y2 JP H0734876 Y2 JPH0734876 Y2 JP H0734876Y2 JP 1988072841 U JP1988072841 U JP 1988072841U JP 7284188 U JP7284188 U JP 7284188U JP H0734876 Y2 JPH0734876 Y2 JP H0734876Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- cleaning liquid
- discharge pipe
- discharge
- cleaning
- Prior art date
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- Cleaning In General (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば乳製品のような流動性食品を容器に
充填するのに用いられる充填装置において、装置の各部
を洗浄する装置に関する。
充填するのに用いられる充填装置において、装置の各部
を洗浄する装置に関する。
従来の技術 この種の装置としては、例えば特公昭52-28433号公報に
開示されているように、垂直回転軸に充填液タンクおよ
び容器搬送用ターンテーブルが上下に間隔をおいて取付
けられ、充填液タンク底壁における垂直回転軸の軸芯を
中心とする円周上複数位置に充填ノズルが取付けられる
とともに、充填ノズルと向合うように容器持上げ用昇降
台がターンテーブルに取付けられている充填装置におい
て、充填液タンク内に洗浄液を供給する供給手段と、充
填液タンク内に供給された洗浄液を充填ノズルを通じて
排出する排出手段とよりなり、排出手段が、一端にノズ
ル接続口を有する水平状洗浄液排出管と、ノズル接続口
が充填ノズルの直下に進退するように洗浄液排出管を旋
回させる旋回機構と、ノズル接続口が充填ノズルの直下
に進入した状態で洗浄液排出管を昇降させる昇降機構と
を備えており、洗浄液排出管を旋回させかつ昇降させる
ことにより、洗浄動作と充填動作の切換え行えるように
したものが知られている。
開示されているように、垂直回転軸に充填液タンクおよ
び容器搬送用ターンテーブルが上下に間隔をおいて取付
けられ、充填液タンク底壁における垂直回転軸の軸芯を
中心とする円周上複数位置に充填ノズルが取付けられる
とともに、充填ノズルと向合うように容器持上げ用昇降
台がターンテーブルに取付けられている充填装置におい
て、充填液タンク内に洗浄液を供給する供給手段と、充
填液タンク内に供給された洗浄液を充填ノズルを通じて
排出する排出手段とよりなり、排出手段が、一端にノズ
ル接続口を有する水平状洗浄液排出管と、ノズル接続口
が充填ノズルの直下に進退するように洗浄液排出管を旋
回させる旋回機構と、ノズル接続口が充填ノズルの直下
に進入した状態で洗浄液排出管を昇降させる昇降機構と
を備えており、洗浄液排出管を旋回させかつ昇降させる
ことにより、洗浄動作と充填動作の切換え行えるように
したものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記装置では、洗浄動作と充填動作の切換えをするに
は、洗浄液排出管に旋回動作および昇降動作の2次元動
作をさせる必要がある。そのため、洗浄動作と充填動作
の切換えの操作が面倒である。また、洗浄液排出管に2
次元動作を行わせるための機構が複雑であるという問題
点がある。
は、洗浄液排出管に旋回動作および昇降動作の2次元動
作をさせる必要がある。そのため、洗浄動作と充填動作
の切換えの操作が面倒である。また、洗浄液排出管に2
次元動作を行わせるための機構が複雑であるという問題
点がある。
この考案の目的は、簡単な機構および操作によって洗浄
動作と充填動作を切換えることができる充填装置におけ
る洗浄装置を提供することにある。
動作と充填動作を切換えることができる充填装置におけ
る洗浄装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による洗浄装置は、垂直回転軸に充填液タンク
および容器搬送用ターンテーブルが上下に間隔をおいて
取付けられ、充填液タンク底壁における垂直回転軸の軸
芯を中心とする円周上複数位置に充填ノズルが取付けら
れるとともに、充填ノズルと向合うように容器持上げ用
昇降台がターンテーブルに取付けられている充填装置に
おいて、充填液タンク内に洗浄液を供給する供給手段
と、充填液タンク内に供給された洗浄液を充填ノズルを
通じて排出する排出手段とよりなり、昇降台に中空部が
上下貫通状に設けられ、排出手段が、中空部に昇降自在
にはめ入れられている垂直洗浄液排出管と、排出管の上
端が充填ノズルの吐出口に接続される位置を上限とし、
排出管の上端が昇降台の容器受面以下のレベルまで下が
る位置を下限として、排出管を昇降させる昇降機構とを
備えているものである。
および容器搬送用ターンテーブルが上下に間隔をおいて
取付けられ、充填液タンク底壁における垂直回転軸の軸
芯を中心とする円周上複数位置に充填ノズルが取付けら
れるとともに、充填ノズルと向合うように容器持上げ用
昇降台がターンテーブルに取付けられている充填装置に
おいて、充填液タンク内に洗浄液を供給する供給手段
と、充填液タンク内に供給された洗浄液を充填ノズルを
通じて排出する排出手段とよりなり、昇降台に中空部が
上下貫通状に設けられ、排出手段が、中空部に昇降自在
にはめ入れられている垂直洗浄液排出管と、排出管の上
端が充填ノズルの吐出口に接続される位置を上限とし、
排出管の上端が昇降台の容器受面以下のレベルまで下が
る位置を下限として、排出管を昇降させる昇降機構とを
備えているものである。
作用 この考案による洗浄装置では、昇降台に中空部が上下貫
通状に設けられ、排出手段が、中空部に昇降自在にはめ
入れられている垂直洗浄液排出管と、排出管の上端が充
填ノズルの吐出口に接続される位置を上限とし、排出管
の上端が昇降台の容器受面以下のレベルまで下がる位置
を下限として、排出管を昇降させる昇降機構とを備えて
いるから、洗浄時には排出管を上限に位置させて充填ノ
ズルの吐出口に排出管の上端を接続させると、充填液タ
ンクに供給された洗浄液が排出管によって排出され、充
填時には排出管を下限に位置させて昇降台の容器受面以
下のレベルに排出管の上端を下げると、排出管と干渉す
ることなく昇降台で容器が持ち上げられる。
通状に設けられ、排出手段が、中空部に昇降自在にはめ
入れられている垂直洗浄液排出管と、排出管の上端が充
填ノズルの吐出口に接続される位置を上限とし、排出管
の上端が昇降台の容器受面以下のレベルまで下がる位置
を下限として、排出管を昇降させる昇降機構とを備えて
いるから、洗浄時には排出管を上限に位置させて充填ノ
ズルの吐出口に排出管の上端を接続させると、充填液タ
ンクに供給された洗浄液が排出管によって排出され、充
填時には排出管を下限に位置させて昇降台の容器受面以
下のレベルに排出管の上端を下げると、排出管と干渉す
ることなく昇降台で容器が持ち上げられる。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
充填装置は、第1図に示すように、ベッド11を有してい
る。ベッド11の水平頂壁には垂直筒状軸受12がベッド11
を貫通して設けられており、軸受12に垂直回転軸13がそ
の両端を突出させるように支持されている。垂直回転軸
13の下方突出部には平歯車14が固定されており、平歯車
14がこれと噛合う図示しない平歯車で回転駆動されるこ
とによって垂直回転軸13が回転するようになっている。
垂直回転軸13の上方突出部の上端には充填液タンク15
が、その下方に位置して傘状ターンテーブル16がそれぞ
れ取付けられている。充填液タンク15底壁における垂直
回転軸13の軸心を中心とする円周上には、これを等分す
る複数位置に位置して充填ノズル17が取付けられるとと
も、充填ノズル17と向合うように容器持上げ用昇降台18
がターンテーブル16に取付けられている。
る。ベッド11の水平頂壁には垂直筒状軸受12がベッド11
を貫通して設けられており、軸受12に垂直回転軸13がそ
の両端を突出させるように支持されている。垂直回転軸
13の下方突出部には平歯車14が固定されており、平歯車
14がこれと噛合う図示しない平歯車で回転駆動されるこ
とによって垂直回転軸13が回転するようになっている。
垂直回転軸13の上方突出部の上端には充填液タンク15
が、その下方に位置して傘状ターンテーブル16がそれぞ
れ取付けられている。充填液タンク15底壁における垂直
回転軸13の軸心を中心とする円周上には、これを等分す
る複数位置に位置して充填ノズル17が取付けられるとと
も、充填ノズル17と向合うように容器持上げ用昇降台18
がターンテーブル16に取付けられている。
充填液タンク15内に洗浄液スプレイ19が配置されるとと
もに、充填液タンク15を貫通してその外からのびてきた
洗浄液供給管20が洗浄液スプレイ19に接続されている。
また、充填液タンク15には、その頂壁を貫通して殺菌用
スチーム供給管21が接続されている。昇降台18には垂直
洗浄液排出兼供給管22が貫通状に保持されている。ベッ
ド11には洗浄液排出兼供給管22の移動経路下方に位置す
るように環状昇降樋23が配されている。また、充填ノズ
ル17および昇降台18の移動経路を挟んでその内側に外向
き洗浄液ノズル24が、その外側に内向き洗浄液ノズル25
がそれぞれ配置されている。両洗浄液ノズル24,25のう
ち、外向き洗浄液ノズル24はターンテーブル16とともに
回転するようになされ、内向き洗浄液ノズル25は固定さ
れている。
もに、充填液タンク15を貫通してその外からのびてきた
洗浄液供給管20が洗浄液スプレイ19に接続されている。
また、充填液タンク15には、その頂壁を貫通して殺菌用
スチーム供給管21が接続されている。昇降台18には垂直
洗浄液排出兼供給管22が貫通状に保持されている。ベッ
ド11には洗浄液排出兼供給管22の移動経路下方に位置す
るように環状昇降樋23が配されている。また、充填ノズ
ル17および昇降台18の移動経路を挟んでその内側に外向
き洗浄液ノズル24が、その外側に内向き洗浄液ノズル25
がそれぞれ配置されている。両洗浄液ノズル24,25のう
ち、外向き洗浄液ノズル24はターンテーブル16とともに
回転するようになされ、内向き洗浄液ノズル25は固定さ
れている。
充填ノズル17は、第2図に詳しく示すように、タンク15
の底壁にあけられた貫通孔31に上端を接続した垂直筒状
ノズルボディ32を有している。ノズルボディ32外面の長
さの中程には段部33が設けられて、その段部33より下方
が小径部34となされている。ノズルボディ32内の上端部
には保持部材35が配置固定されており、これに垂直容器
内空気排出管36がその長さの中程において上下動自在に
保持されている。排出管36の長さの中程にはストッパ37
が固定されており、ストッパ37が保持部材35の上面に当
接することにより、排出管36の下降動が規制されるよう
になっている。排出管36の上端はタンク15内の液面の上
方に突出している。排出管36の下端部はノズルボディ32
の下端開口より下方に突出しており、その突出端部に
は、上向きテーパ状シート面38を有するシートリング39
が一体的に設けられている。シートリング39の上方に位
置して排出管36のノズルボディ32内にある部分の一部を
取り囲むように垂直昇降スリーブ41の上部がノズルボデ
ィ32に摺動自在はめ入れられて、排出管36とスリーブ41
の間が充填液通路42となされるとともに、充填液通路42
の下端開口が吐出口43となされている。スリーブ41外面
の下端寄りのところにはフランジ44が設けられ、このフ
ランジ44とノズルボディ32の段部33間には、ノズルボデ
ィ32の小径部34を取り囲んで圧縮コイルばね45が介在さ
れ、このばね45スリーブ41を下向きに付勢してその吐出
口43縁部がシート面38に押圧され、これにより、吐出口
43が閉鎖されている。また、スリーブ41外面のフランジ
44より下方にはシール部材46が取付けられている。
の底壁にあけられた貫通孔31に上端を接続した垂直筒状
ノズルボディ32を有している。ノズルボディ32外面の長
さの中程には段部33が設けられて、その段部33より下方
が小径部34となされている。ノズルボディ32内の上端部
には保持部材35が配置固定されており、これに垂直容器
内空気排出管36がその長さの中程において上下動自在に
保持されている。排出管36の長さの中程にはストッパ37
が固定されており、ストッパ37が保持部材35の上面に当
接することにより、排出管36の下降動が規制されるよう
になっている。排出管36の上端はタンク15内の液面の上
方に突出している。排出管36の下端部はノズルボディ32
の下端開口より下方に突出しており、その突出端部に
は、上向きテーパ状シート面38を有するシートリング39
が一体的に設けられている。シートリング39の上方に位
置して排出管36のノズルボディ32内にある部分の一部を
取り囲むように垂直昇降スリーブ41の上部がノズルボデ
ィ32に摺動自在はめ入れられて、排出管36とスリーブ41
の間が充填液通路42となされるとともに、充填液通路42
の下端開口が吐出口43となされている。スリーブ41外面
の下端寄りのところにはフランジ44が設けられ、このフ
ランジ44とノズルボディ32の段部33間には、ノズルボデ
ィ32の小径部34を取り囲んで圧縮コイルばね45が介在さ
れ、このばね45スリーブ41を下向きに付勢してその吐出
口43縁部がシート面38に押圧され、これにより、吐出口
43が閉鎖されている。また、スリーブ41外面のフランジ
44より下方にはシール部材46が取付けられている。
昇降台18は、上端面を容器受面18aとしかつ中空内部18b
を有する垂直筒状のものであって、ターンテーブル16の
周縁部に上方突出状に設けられた垂直案内筒51に摺動自
在にはめ被せられている。昇降台18の内面上端近くにフ
ランジ52が設けられるとともに、案内筒51の内面の高さ
の中程にフランジ53が設けられ、両フランジ52,53の間
に圧縮コイルばね54が介在されており、このばね54によ
って昇降台18が上向きに付勢されている。昇降台18には
カムフォロワ55が水平突出状に取付けられ、このカムフ
ォロワ55がカム56によって押下げられることによって昇
降台18が下降し、その押下げ力が作用しないときにばね
54によって上昇するようになっている。
を有する垂直筒状のものであって、ターンテーブル16の
周縁部に上方突出状に設けられた垂直案内筒51に摺動自
在にはめ被せられている。昇降台18の内面上端近くにフ
ランジ52が設けられるとともに、案内筒51の内面の高さ
の中程にフランジ53が設けられ、両フランジ52,53の間
に圧縮コイルばね54が介在されており、このばね54によ
って昇降台18が上向きに付勢されている。昇降台18には
カムフォロワ55が水平突出状に取付けられ、このカムフ
ォロワ55がカム56によって押下げられることによって昇
降台18が下降し、その押下げ力が作用しないときにばね
54によって上昇するようになっている。
洗浄液スプレイ19は、環状に形成されかつ充填液タンク
15の頂壁から吊り下げられている。洗浄液供給管20は、
充填液タンク15の頂壁を貫通している。
15の頂壁から吊り下げられている。洗浄液供給管20は、
充填液タンク15の頂壁を貫通している。
洗浄液排出兼供給管22は、案内筒51を介して昇降台18を
貫通している。洗浄液排出兼供給管22の上端には、環状
の口金57が取付けられている。口金57は、昇降台18内の
フランジ52より上の部分に丁度ぴったし収まる形状に形
成され、その先端縁部は容器Cの口縁部とほぼ合致する
形状に形成されている。洗浄液排出兼供給管22の下端に
は、フランジ58が設けられ、このフランジ58と案内筒51
のフランジ53の間に圧縮コイルばね59が介在されてい
る。このばね59により、洗浄液排出兼供給管22が下向き
に付勢されている。また、洗浄液排出兼供給管22の下端
よりやや上方の位置にはいま1つのフランジ60が設けら
れるとともに、その上面にOリング61が取付けられてお
り、このOリング61によって案内筒51と洗浄液排出兼供
給管22の間の気密が図られるようになっている。
貫通している。洗浄液排出兼供給管22の上端には、環状
の口金57が取付けられている。口金57は、昇降台18内の
フランジ52より上の部分に丁度ぴったし収まる形状に形
成され、その先端縁部は容器Cの口縁部とほぼ合致する
形状に形成されている。洗浄液排出兼供給管22の下端に
は、フランジ58が設けられ、このフランジ58と案内筒51
のフランジ53の間に圧縮コイルばね59が介在されてい
る。このばね59により、洗浄液排出兼供給管22が下向き
に付勢されている。また、洗浄液排出兼供給管22の下端
よりやや上方の位置にはいま1つのフランジ60が設けら
れるとともに、その上面にOリング61が取付けられてお
り、このOリング61によって案内筒51と洗浄液排出兼供
給管22の間の気密が図られるようになっている。
環状昇降樋23は、ベッド11の頂壁で受けられている底壁
71およびその両縁より立上っている内外の側壁72,73を
有している。底壁71上面には、その幅方向中央部を全周
にわたってのびた溝74が形成されるとともに、その溝74
に通じるように垂直昇降筒75の上端部が環状昇降樋23の
底壁71に接続されている。昇降筒75は、環状昇降樋23を
周方向に等分する複数位置においてベッド11の頂壁を貫
通している。昇降筒75の下端は洗浄液回収兼供給管76に
接続されている(第3図参照)。両側壁72,73の上端に
はOリング77,78がそれぞれ取付けられており、これら
のOリング77,78が環状昇降樋23を上昇させた際にター
ンテーブル16下面に押し付けられて環状昇降樋23内の気
密が図られるようになっている。一方、昇降筒75と平行
となるように垂直ねじ棒81がベッド11に回転自在に支持
されている。ねじ棒81にはナット82がねじはめられ、ナ
ット82にはアーム83が設けられて、その先端が昇降筒75
の下端に連結されている。全てのねじ棒81の下端にはス
プロケット84がそれぞれ取付けられ、これらのスプロケ
ット84には一本のチェーン85が掛けまわされている。さ
らに、全てのねじ棒81のうちの1つの下端には従動かさ
歯車86が固定されており、これに噛み合わされた駆動か
さ歯車87が図示しない手段で駆動されることによって全
てのねじ棒81が同時に回転し、そうすると、ナット82が
昇降して、これにともなって環状昇降樋23が昇降筒75と
ともに昇降するようになっている。
71およびその両縁より立上っている内外の側壁72,73を
有している。底壁71上面には、その幅方向中央部を全周
にわたってのびた溝74が形成されるとともに、その溝74
に通じるように垂直昇降筒75の上端部が環状昇降樋23の
底壁71に接続されている。昇降筒75は、環状昇降樋23を
周方向に等分する複数位置においてベッド11の頂壁を貫
通している。昇降筒75の下端は洗浄液回収兼供給管76に
接続されている(第3図参照)。両側壁72,73の上端に
はOリング77,78がそれぞれ取付けられており、これら
のOリング77,78が環状昇降樋23を上昇させた際にター
ンテーブル16下面に押し付けられて環状昇降樋23内の気
密が図られるようになっている。一方、昇降筒75と平行
となるように垂直ねじ棒81がベッド11に回転自在に支持
されている。ねじ棒81にはナット82がねじはめられ、ナ
ット82にはアーム83が設けられて、その先端が昇降筒75
の下端に連結されている。全てのねじ棒81の下端にはス
プロケット84がそれぞれ取付けられ、これらのスプロケ
ット84には一本のチェーン85が掛けまわされている。さ
らに、全てのねじ棒81のうちの1つの下端には従動かさ
歯車86が固定されており、これに噛み合わされた駆動か
さ歯車87が図示しない手段で駆動されることによって全
てのねじ棒81が同時に回転し、そうすると、ナット82が
昇降して、これにともなって環状昇降樋23が昇降筒75と
ともに昇降するようになっている。
第3図に示すように、洗浄液供給ポンプ91の吐出側に接
続されている洗浄液供給用配管92は、タンク15までの途
中で分岐され、分岐された一方が洗浄液供給管20とさ
れ、他方が洗浄液回収兼供給管76とされている。また、
洗浄液回収兼供給管76は洗浄液回収用ポンプ93の吸込側
に接続されるとともに、その途中にはスチームドレンパ
イプ94が接続されている。
続されている洗浄液供給用配管92は、タンク15までの途
中で分岐され、分岐された一方が洗浄液供給管20とさ
れ、他方が洗浄液回収兼供給管76とされている。また、
洗浄液回収兼供給管76は洗浄液回収用ポンプ93の吸込側
に接続されるとともに、その途中にはスチームドレンパ
イプ94が接続されている。
第4図および第5図を参照して、充填ノズル17から容器
Cへの充填に際しては、ターンテーブル16が一周する間
に容器Cを昇降台18で受けて上昇させると、容器Cの口
縁部で充填ノズル17のスリーブ41が押し上げられて吐出
口43が開放され、充填ノズル17内の充填液が吐出口43か
ら流出して容器C満たされる。このときに、容器Cの内
にあった空気は排出管36を通じてタンク15内に排出され
る。
Cへの充填に際しては、ターンテーブル16が一周する間
に容器Cを昇降台18で受けて上昇させると、容器Cの口
縁部で充填ノズル17のスリーブ41が押し上げられて吐出
口43が開放され、充填ノズル17内の充填液が吐出口43か
ら流出して容器C満たされる。このときに、容器Cの内
にあった空気は排出管36を通じてタンク15内に排出され
る。
さて、洗浄に際しては、昇降台18はその昇降ストローク
の下限に位置させたままにしておいて、環状昇降樋23を
上昇させて排出兼供給管22を持上げ、充填時の容器Cに
代わって、今度は排出兼供給管22の口金57で充填ノズル
17のスリーブ41を押し上げて吐出口43を開放する。
の下限に位置させたままにしておいて、環状昇降樋23を
上昇させて排出兼供給管22を持上げ、充填時の容器Cに
代わって、今度は排出兼供給管22の口金57で充填ノズル
17のスリーブ41を押し上げて吐出口43を開放する。
こうしておいて、まず、第1図および第2図に示すよう
に、スプレイ19に洗浄液を供給してスプレイする。そう
すると、スプレイされた洗浄液でタンク15内が洗浄さ
れ、ついでスプレイされた洗浄液がタンク15の底に集め
られて充填ノズル17内に流入し、ノズル17の充填液通路
42を流下する間に同通路42が洗浄される。ノズル17を通
過した洗浄液は排出兼供給管22で環状昇降樋23まで導か
れ、ついで昇降筒75および洗浄液回収兼供給管76を介し
て洗浄液回収ポンプ93へ戻される。
に、スプレイ19に洗浄液を供給してスプレイする。そう
すると、スプレイされた洗浄液でタンク15内が洗浄さ
れ、ついでスプレイされた洗浄液がタンク15の底に集め
られて充填ノズル17内に流入し、ノズル17の充填液通路
42を流下する間に同通路42が洗浄される。ノズル17を通
過した洗浄液は排出兼供給管22で環状昇降樋23まで導か
れ、ついで昇降筒75および洗浄液回収兼供給管76を介し
て洗浄液回収ポンプ93へ戻される。
つぎに、第6図を参照して、スプレイ19への洗浄液の供
給を停止し、今度は洗浄液回収兼供給管76に洗浄液を供
給する。同管76に供給された洗浄液は、昇降筒75内を上
昇して環状昇降樋23内に流入し、環状昇降樋23内が満杯
になると、ついで排出兼供給管22内を上昇してノズル17
内に流入する。このときに、吐出口43は初めは開放され
ているが、洗浄液の液圧によって排出管36が押し上げら
れて吐出口43が閉鎖されることになり、洗浄液は充填液
通路42には流入しないで排出管36内に流入してその内部
が洗浄される。
給を停止し、今度は洗浄液回収兼供給管76に洗浄液を供
給する。同管76に供給された洗浄液は、昇降筒75内を上
昇して環状昇降樋23内に流入し、環状昇降樋23内が満杯
になると、ついで排出兼供給管22内を上昇してノズル17
内に流入する。このときに、吐出口43は初めは開放され
ているが、洗浄液の液圧によって排出管36が押し上げら
れて吐出口43が閉鎖されることになり、洗浄液は充填液
通路42には流入しないで排出管36内に流入してその内部
が洗浄される。
上記は、装置内部の洗浄作業であるが、これは、ターン
テーブル16の回転を停止した状態で行う。これとは別
に、ターンテーブル16を回転させた状態で洗浄液ノズル
24,25より洗浄液を噴霧することにより、装置外部の洗
浄作業を行う。以上の装置内部と外部の洗浄作業は、交
互に数回繰り返して行うことが好ましい。
テーブル16の回転を停止した状態で行う。これとは別
に、ターンテーブル16を回転させた状態で洗浄液ノズル
24,25より洗浄液を噴霧することにより、装置外部の洗
浄作業を行う。以上の装置内部と外部の洗浄作業は、交
互に数回繰り返して行うことが好ましい。
考案の効果 この考案によれば、洗浄時には排出管を上限に位置させ
て充填ノズルの吐出口に排出管の上端を接続させると、
充填液タンクに供給された洗浄液が排出管によって排出
され、充填時には排出管を下限に位置させて昇降台の容
器受面以下のレベルに排出管の上端を下げると、排出管
と干渉することなく昇降台で容器が持ち上げられるか
ら、排出管を昇降させるだけの簡単な操作によって洗浄
動作と充填動作を切換えることができ、しかも、切換え
をおこなうための機構も簡単となる。
て充填ノズルの吐出口に排出管の上端を接続させると、
充填液タンクに供給された洗浄液が排出管によって排出
され、充填時には排出管を下限に位置させて昇降台の容
器受面以下のレベルに排出管の上端を下げると、排出管
と干渉することなく昇降台で容器が持ち上げられるか
ら、排出管を昇降させるだけの簡単な操作によって洗浄
動作と充填動作を切換えることができ、しかも、切換え
をおこなうための機構も簡単となる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は垂直断面図、
第2図は第1図の一部を拡大して示す断面図、第3図は
配管系統図、第4図および第5図はそれぞれ充填時の状
態を示す説明図、第6図は洗浄時の状態を示す説明図で
ある。 13……回転軸、15……タンク、16……ターンテーブル、
17……充填ノズル、18……昇降台、19……洗浄液スプレ
イ、20……洗浄液供給管、22……洗浄液排出管、23……
環状昇降樋、43……吐出口。
第2図は第1図の一部を拡大して示す断面図、第3図は
配管系統図、第4図および第5図はそれぞれ充填時の状
態を示す説明図、第6図は洗浄時の状態を示す説明図で
ある。 13……回転軸、15……タンク、16……ターンテーブル、
17……充填ノズル、18……昇降台、19……洗浄液スプレ
イ、20……洗浄液供給管、22……洗浄液排出管、23……
環状昇降樋、43……吐出口。
Claims (1)
- 【請求項1】垂直回転軸13に充填液タンク15および容器
搬送用ターンテーブル16が上下に間隔をおいて取付けら
れ、充填液タンク15底壁における垂直回転軸13の軸心を
中心とする円周上複数位置に充填ノズル17が取付けられ
るとともに、充填ノズル17と向合うように容器持上げ用
昇降台18がターンテーブル16に取付けられている充填装
置において、 充填液タンク15内に洗浄液を供給する供給手段と、充填
液タンク15内に供給された洗浄液を充填ノズル17を通じ
て排出する排出手段とよりなり、 昇降台18に中空部18bが上下貫通状に設けられ、 排出手段が、 中空部18bに昇降自在にはめ入れられている垂直洗浄液
排出管22と、排出管22の上端が充填ノズル17の吐出口43
に接続される位置を上限とし、排出管22の上端が昇降台
18の容器受面18a以下のレベルまで下がる位置を下限と
して、排出管22を昇降させる昇降機構とを備えている、 洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072841U JPH0734876Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 充填装置における洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072841U JPH0734876Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 充填装置における洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177199U JPH01177199U (ja) | 1989-12-18 |
JPH0734876Y2 true JPH0734876Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31297994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988072841U Expired - Lifetime JPH0734876Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 充填装置における洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734876Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228433A (en) * | 1975-07-19 | 1977-03-03 | Toho Beslon Co | Production method of carbon fiberrmetal composite material |
JPS6291283A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-25 | 三菱重工業株式会社 | タンク洗浄装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988072841U patent/JPH0734876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01177199U (ja) | 1989-12-18 |
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