JPH0734712Y2 - プロッタのパワーオンイニシャライズ装置 - Google Patents

プロッタのパワーオンイニシャライズ装置

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JPH0734712Y2
JPH0734712Y2 JP15149389U JP15149389U JPH0734712Y2 JP H0734712 Y2 JPH0734712 Y2 JP H0734712Y2 JP 15149389 U JP15149389 U JP 15149389U JP 15149389 U JP15149389 U JP 15149389U JP H0734712 Y2 JPH0734712 Y2 JP H0734712Y2
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JP
Japan
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pen
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基晴 村上
明彦 種村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、制御回路からの指令に応じてペンにより作図
を行なうプロッタに関するもので、特にそのパワーオン
イニシャライズ装置に関する。
〔従来の技術〕
プロッタのパワーオンイニシャライズ装置の1つの作用
として座標原点の設定動作がある。
図面に示すプロッタ1を参照する。今、プロッタ1のペ
ン(ペンキャリッジ)12が点Pの位置にあり、電源がオ
フになっているとすると、ペン12の座標値(x1、y1)は
制御回路15のメモリーに記憶されておらず、ペン12の現
在位置(絶対座標値)をプロッタ1は把握していない状
態にある。このような状態で、電源を投入し作図指令を
発してもプロッタ1は動作することができないので、電
源投入時においてペン12の位置を把握するいわゆるパワ
ーオンイニシャライズ動作を行なう必要がある。
従来のパワーオンイニシャライズ動作は、図示するよう
にX軸リミットスイッチ13とY軸リミットスイッチ14と
をプロッタ1の所定の位置に設け、電源投入時におい
て、ペン12を−X方向および−Y方向に移動させる指令
を制御回路15から発し、X軸駆動回路16、X軸モータ17
およびY軸駆動回路19、Y軸モータ20を動作させ、ペン
12を−X、−Y方向に移動させてそれぞれのX軸リミッ
トスイッチ13およびY軸リミットスイッチ14をオンさせ
た地点Rで一担停止させる。この停止地点Rの座標値
(x0,y0)はあらかじめ決められており、通常は記録範
囲外に設定されている。この地点Rから所定距離だけ離
れた点Oの位置(記録範囲内にある)を作図原点(0,
0)として、ペン12の位置を把握している。このよう
に、ペン12の位置を把握することにより、制御回路15か
らの指令に基づき作図を行なうことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、従来のパワーオンイニシャライズ装置にお
いては、必らずペン12は座標原点Oに停止して終了す
る。
ところで、プロッタを使用する場合、電源投入を行なう
時点におけるペン位置から作図を行ないたい場合があ
る。このような場合、従来のパワーオンイニシャライズ
装置では不可能であり、イニシャライズ動作の終了後、
何らかの手段によりペン位置を所定の位置(電源投入時
点のペン位置)に位置付けるよう構成していた。
例えば、使用者はあらかじめ所定の位置を認識しプロッ
タに設けられたデジタルスイッチにより座標位置を入力
してペン12を所定の位置に位置付けるものがあったが、
その都度、この入力動作を行なわなければならずわずら
わしい欠点があった。
この考案は、いわゆるパワーオンイニシャライズ動作に
おいて自動的にペンを電源投入時におけるペンの位置に
位置付けるパワーオンイニシャライズ装置を提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この考案においては、 電源投入時におけるペンの−Xおよび−Y方向への移動
における移動量をカウントするカウンタを設けたもので
ある。
〔作用〕
電源投入時からのペンの−X方向および−Y方向の移動
に関してそれぞれのX軸リミットスイッチおよびY軸リ
ミットスイッチをオンするまでの移動量をカウントして
いるので、電源投入時におけるペンの位置はそれぞれの
リミットスイッチからそれぞれのカウント量に対応した
位置にあったことが認識される。
このカウント量に応じてペンを移動させることにより電
源投入時点におけるペンの存在していた位置に自動的に
位置付けすることができる。
〔実施例〕
図面を参照して、本考案に関わる実施例を説明する。
制御回路15には、電源投入時におけるペン12の移動量を
X,Yそれぞれについてカウントするカウンタ(図示せ
ず)が備えられている。
今、ペン12が点P(x1,Y1)の位置にあり、電源がオフ
の状態にあるとする。制御回路15は、ペン12の位置を把
握しておらず、また上述のカウンタもリセットされてい
る。
この状態で電源を投入することにより、パワーオンイニ
シャライズ動作が開始する。制御回路15に格納されてい
るこのイニシャライズ動作の動作プログラムが選択さ
れ、X軸駆動回路16およびY軸駆動回路19にそれぞれ−
X方向および−Y方向への移動指令が発せられる。それ
ぞれの駆動回路16および19は対応するX軸モータ17およ
びY軸モータ20を駆動しペン12を−Xおよび−Y方向に
移動させる。この時、それぞれのX軸モータ17およびY
軸モータ20には対応するエンコーダ18および20が結合さ
れており、それぞれのモータ17、20の回転量を検出して
いる。このモータ17、20の回転量は、ペン12のXおよび
Y方向の移動量に対応しているので、上記2つのエンコ
ーダ18、20の出力値を制御回路15のカウンタに順次保持
させていくことによりペン12の移動量をこのカウンタに
記憶させることが可能である。
ペン12が移動して、X軸リミットスイッチ13およびY軸
リミットスイッチ14をオンにすると、それぞれの時点に
おいてX軸およびY軸方向に関する移動量のカウントを
停止する。
また、ペン12もその移動が停止され、地点R(x0,y0)
に位置付けられている。上述したカウンタのカウント値
から制御回路15は実際のペン12の移動量を算出する。こ
の移動量が−X方向にx2,−Y方向にy2であったとすれ
ば、地点Rに位置付けられているペン12をX方向に、−
x2,Y方向に−y2だけ移動させるよう制御回路15からそれ
ぞれの駆動系に出力することにより、電源投入時点のペ
ン位置にペン12を必らず位置付けることができ、この状
態で作図の開始を行なうことができる。
なお、この実施例では、地点Rから直接地点Pまでペン
12を移動するのではなく、途中座標原点Oに停止させて
いる。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、パワーオンイニ
シャライズ時において、電源投入時点のペン位置にペン
を位置付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の1実施例を示す構成説明図である。 13……X軸リミットスイッチ 14……Y軸リミットスイッチ 15……制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源投入時におけるペンキャリッジの存在
    位置から該ペンキャリッジを−Xおよび−Y方向に移動
    させてX軸リミットスイッチおよびY軸リミットスイッ
    チを作用させて上記ペンキャリッジの位置を把握するプ
    ロッタのパワーオンイニシャライズ装置において、 電源投入時における上記ペンキャリッジ位置から上記X
    軸およびY軸リミットスイッチをそれぞれ作用する位置
    までの上記ペンキャリッジの移動量をカウントするカウ
    ンタを設け、上記ペンキャリッジの位置が把握された
    後、上記カウンタのカウント値に基づき上記ペンキャリ
    ッジを移動させ、電源投入時におけるペンキャリッジ位
    置に上記ペンキャリッジを位置付けるよう構成したプロ
    ッタのパワーオンイニシャライズ装置。
JP15149389U 1989-12-26 1989-12-26 プロッタのパワーオンイニシャライズ装置 Expired - Fee Related JPH0734712Y2 (ja)

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