JPH0734677Y2 - ワイヤドットヘッド - Google Patents
ワイヤドットヘッドInfo
- Publication number
- JPH0734677Y2 JPH0734677Y2 JP1989008950U JP895089U JPH0734677Y2 JP H0734677 Y2 JPH0734677 Y2 JP H0734677Y2 JP 1989008950 U JP1989008950 U JP 1989008950U JP 895089 U JP895089 U JP 895089U JP H0734677 Y2 JPH0734677 Y2 JP H0734677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- guide member
- wire guide
- lubricating oil
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワイヤドットヘッドの構造に関するものであ
る。
る。
[従来の技術] 従来第2図に示すようなワイヤガイド部材があった。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来のワイヤガイド部材では、ワイヤとガイド
孔との隙間に油を潤滑させることが困難なため、ワイヤ
を駆動させた場合、ガイド孔が摩耗してしまうという問
題点を有していた。そこで本考案はこのような問題点を
解決するために、油注入を容易にできる構造にすること
によってガイド孔の摩耗を防止することを目的とする。
孔との隙間に油を潤滑させることが困難なため、ワイヤ
を駆動させた場合、ガイド孔が摩耗してしまうという問
題点を有していた。そこで本考案はこのような問題点を
解決するために、油注入を容易にできる構造にすること
によってガイド孔の摩耗を防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案によるワイヤドットヘッドは、電磁力により選択
的に駆動される複数のワイヤと、このワイヤの先端を摺
動可能にガイドするガイド孔が開けられたワイヤガイド
部材と、このワイヤガイド部材の内側に配され、ワイヤ
を摺動可能にガイドするガイド孔が開けられた中間ガイ
ドと、ワイヤガイド部材と中間ガイドとを保持するワイ
ヤノーズとを備え、中間ガイドとワイヤガイド部材との
間に設けられた空間に高粘度の潤滑油が充填されるとと
もに、ワイヤガイド部材には潤滑油を注入する油注入口
が開けられていることを特徴とするものである。
的に駆動される複数のワイヤと、このワイヤの先端を摺
動可能にガイドするガイド孔が開けられたワイヤガイド
部材と、このワイヤガイド部材の内側に配され、ワイヤ
を摺動可能にガイドするガイド孔が開けられた中間ガイ
ドと、ワイヤガイド部材と中間ガイドとを保持するワイ
ヤノーズとを備え、中間ガイドとワイヤガイド部材との
間に設けられた空間に高粘度の潤滑油が充填されるとと
もに、ワイヤガイド部材には潤滑油を注入する油注入口
が開けられていることを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本考案について実施例に基づいて説明する。
第1図はワイヤノーズにワイヤガイド部材を装着した断
面図である。ワイヤノーズ1の先端にワイヤガイド部材
2及び複数個の中間ガイド3−1〜3−3が装着されて
おり、各々のガイド孔にワイヤ4が通っている。このワ
イヤ4は図の左右方向に駆動し、ワイヤ4の先端が図示
していないインクリボンを介して紙面に印字を行なうわ
けである。ワイヤ4が駆動することによって、ワイヤガ
イド部材2と中間ガイド3−1との間に充填された粘度
の高い潤滑油5がワイヤガイド部材2のガイド孔とワイ
ヤ4との隙間に入りこみ、ワイヤガイド部材2の摩耗を
長期に渡って防止することができるのである。潤滑油5
は油注入孔6より注入される。
面図である。ワイヤノーズ1の先端にワイヤガイド部材
2及び複数個の中間ガイド3−1〜3−3が装着されて
おり、各々のガイド孔にワイヤ4が通っている。このワ
イヤ4は図の左右方向に駆動し、ワイヤ4の先端が図示
していないインクリボンを介して紙面に印字を行なうわ
けである。ワイヤ4が駆動することによって、ワイヤガ
イド部材2と中間ガイド3−1との間に充填された粘度
の高い潤滑油5がワイヤガイド部材2のガイド孔とワイ
ヤ4との隙間に入りこみ、ワイヤガイド部材2の摩耗を
長期に渡って防止することができるのである。潤滑油5
は油注入孔6より注入される。
この油注入孔6が本考案の最大の特徴をなすものであ
る。油注入孔6はワイヤガイド部材2のどこに開いてい
てもよく(但し、ガイド孔は除く)1個あるいは複数個
開いてもよい。
る。油注入孔6はワイヤガイド部材2のどこに開いてい
てもよく(但し、ガイド孔は除く)1個あるいは複数個
開いてもよい。
また、油注入孔の形状は本実施例では丸穴であったが、
多角形あるいは油を注入しやすいようにすり鉢状でもよ
い。
多角形あるいは油を注入しやすいようにすり鉢状でもよ
い。
尚、ワイヤガイド部材2をワイヤノーズ1に組みこむ前
に潤滑油5を注油する方法も考えられるが、現状製造工
程ではワイヤガイド部材2を組み後に洗浄工程があるた
め、潤滑油5が流出してしまうことによりワイヤガイド
部材2の摩耗は免れない。
に潤滑油5を注油する方法も考えられるが、現状製造工
程ではワイヤガイド部材2を組み後に洗浄工程があるた
め、潤滑油5が流出してしまうことによりワイヤガイド
部材2の摩耗は免れない。
中間ガイド3−1と3−2がない場合においては、注油
は可能であるが、実際は複数のワイヤ4が微小間隔にて
組みこまれているため、ワイヤガイド部材2のガイド孔
近くまでに注油することは困難である。
は可能であるが、実際は複数のワイヤ4が微小間隔にて
組みこまれているため、ワイヤガイド部材2のガイド孔
近くまでに注油することは困難である。
[考案の効果] 本考案によるワイヤドットヘッドでは、中間ガイドとワ
イヤガイド部材との間に設けられた空間に潤滑油が充填
されるとともに、ワイヤガイド部材には潤滑油を注入す
る油注入口が開けられているので、潤滑油がワイヤとワ
イヤガイド孔相互間の摺動抵抗の増加及び摩耗を防止
し、ワイヤドットヘッドの性能及び信頼性を向上させ、
しかも、注油口を設けることにより作業性を向上させる
ことができた。
イヤガイド部材との間に設けられた空間に潤滑油が充填
されるとともに、ワイヤガイド部材には潤滑油を注入す
る油注入口が開けられているので、潤滑油がワイヤとワ
イヤガイド孔相互間の摺動抵抗の増加及び摩耗を防止
し、ワイヤドットヘッドの性能及び信頼性を向上させ、
しかも、注油口を設けることにより作業性を向上させる
ことができた。
更に、潤滑油は高粘度なもので注入された空間から流れ
出すことはなく形が崩れやすいフェルト等の含油部材が
不要となるので、組立作業が格段に容易となり自動組立
が可能となった。
出すことはなく形が崩れやすいフェルト等の含油部材が
不要となるので、組立作業が格段に容易となり自動組立
が可能となった。
第1図は本考案によるワイヤガイド部材をワイヤノーズ
に組みこんだ断面図。 第2図は従来のワイヤガイド部材をワイヤノーズに組み
こんだ断面図。 1……ワイヤノーズ 2……ワイヤガイド部材 3−1〜3−3……中間ガイド 4……ワイヤ 5……潤滑油 6……油注入孔
に組みこんだ断面図。 第2図は従来のワイヤガイド部材をワイヤノーズに組み
こんだ断面図。 1……ワイヤノーズ 2……ワイヤガイド部材 3−1〜3−3……中間ガイド 4……ワイヤ 5……潤滑油 6……油注入孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/28 B41J 3/10 105 Z 103 Z
Claims (1)
- 【請求項1】電磁力により選択的に駆動される複数のワ
イヤと、 該ワイヤの先端を摺動可能にガイドするガイド孔が設け
られたワイヤガイド部材と、 該ワイヤガイド部材の内側に配され、前記ワイヤを摺動
可能にガイドするガイド孔が開けられた中間ガイドと、 前記ワイヤガイド部材と前記中間ガイドとを保持するワ
イヤノーズとを備え、 前記中間ガイドとワイヤガイド部材との間に設けられた
空間に高粘度の潤滑油が充填されるとともに、前記ワイ
ヤガイド部材には前記潤滑油を注入する油注入口が開け
られていることを特徴とするワイヤドットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989008950U JPH0734677Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ワイヤドットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989008950U JPH0734677Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ワイヤドットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299645U JPH0299645U (ja) | 1990-08-08 |
JPH0734677Y2 true JPH0734677Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31215268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989008950U Expired - Lifetime JPH0734677Y2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ワイヤドットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734677Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59133071A (ja) * | 1983-01-21 | 1984-07-31 | Tokyo Electric Co Ltd | ドツトプリンタヘツドのワイヤガイド |
JPS6337226U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-10 | ||
JPH059173Y2 (ja) * | 1987-09-16 | 1993-03-08 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1989008950U patent/JPH0734677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0299645U (ja) | 1990-08-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |